1: 名無しさん@おーぷん 2015/10/11(日)17:11:16 ID:Exh

友「そんな俺くんにとっておきのお知らせ!」

俺「ん?なに?」

友「実は最近人口AI知能の研究をしててな、ちょっと実験に協力してくれないか。」

俺「実験に協力ー?変なのはやりたくないぞ」

友「大丈夫だ。お金もちゃんとやる。俺にとってもいい経験になるんじゃないかな。初音ミクっていうロボットなんだけどさ」

俺「ふむふむ」







2: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)17:17:03 ID:Exh

友「とりあえず後でおまえんちに持ってくよ」

俺「お、おう…まあお金貰えるならいいか」

~~~~

友「俺ー、持ってきたぞー」コンコン

俺「はーい、ってうわっ!」

友「どうだ。リアルだろ」

俺「すげえな。本当に人間みたいだ」

友「じゃあ、ここの背中のスイッチ押せば起動するから。じゃあな。」

俺「お、おい待てよ!それだけか?」

友「あとはおまえに任せるよ。あ、あとオセロとか遊んであげたら喜ぶから。一応置いとくな。」

俺「は、はぁ…」



3: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)17:22:47 ID:Exh

俺「とりあえず起動してみるか、よっと。」ポチッ

ウィィィィイイン

俺「お、おぉ…」

ミク「はじめまして、初音ミクです」

俺「すごいな、本当に人間みたいだ」

ミク「ありがとうございます」

俺「お、おう…」

ピロピロピロ

俺「友からの電話か、もしもし」

友「どうだ?リアルだろ?」

俺「あぁそりゃあもう」

友「これで女の子の免疫ができるんじゃないかな。じゃあ、頑張って。ちゃんと遊んでやれよ」

俺「あぁ、わかった。ありがとう」ポチ



6: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)17:27:05 ID:Exh

俺「よし、じゃあおまえ!オセロやるか?」

ミク「はい、わかりました」

俺「実は俺、オセロ得意なんだよなー、俺黒な、よっと」パチ

ミク「では私は白ですね」パチ

俺「う、結構強いな」パチ

ミク「ありがとうございます」パチ

俺「ぐ…これはヤバいぞ…」パチ

ミク「…」パチ

一面、白色に染まる

俺「…」

ミク「私のかちです」

俺「強いな…おまえ…」



7: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)17:30:37 ID:Exh

俺「よ、よーし、こうなったらもう一回だ!なんかロボットに負けるって屈辱的だな…」

ミク「いいですよ」

~~~~

ミク「私のかちです」

俺「30戦30敗とは…」

ピロピロピロ

俺「ん?もしもし」

友「どうだ、強いだろ?」

俺「あぁ、惨敗だよ。」

俺「んー。疲れたなー風呂でも入るかー」

ミク「私も入りたいです」

俺「お、おいこんなこと言ってるぞ」

友「大丈夫だ。防水になってるからな。そんなことより期待していいぞ。細部までこだわってるからな。」

俺「細部っておまっ!!」ツーツー

俺「ま、マジかよ…」



8: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)17:32:49 ID:Exh

俺「じ、じゃあ先入る?」

ミク「マスターと一緒に入りたいです」

俺「マスター、って俺のことか…一人じゃ嫌なのか?」

ミク「はい」

俺「ロボットのくせに変なとこだけ感情あるような…しょうがない…じゃあ入るか…」

ミク「服をぬがせてください」

俺「ぶーーーーー!!!!!」



9: 名無しさん@おーぷん 2015/10/11(日)17:35:12 ID:84P

58まで彼女できなかったら、人型のペッパーを買うんだ…



10: 情弱の極み◆nGiJStuKaKEt 2015/10/11(日)17:35:42 ID:jVA

>>9
………今…何歳?



13: 名無しさん@おーぷん 2015/10/11(日)17:38:13 ID:84P

>>10
15



14: 情弱の極み◆nGiJStuKaKEt 2015/10/11(日)17:40:02 ID:jVA

>>13
そんな若いのにそんなこと言うなよ



16: 名無しさん@おーぷん 2015/10/11(日)17:41:38 ID:xxC

>>13
思ったより若くてちょっと……
彼女できるだろお前くらいの年なら



11: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)17:37:03 ID:Exh

俺「…」ヌガセヌガセ

俺(友…何もここまでリアルに作らなくても…こんなにリアルにされたら…)

俺(…っていかんいかん…ロボットだぞロボット…ロボットに興奮なんて…)

俺(この微妙な膨らみが…)

ミク「どうかしましたか?」

俺「い、いや…じゃあ入ろうか…っていうか俺のこんな狭い風呂に二人も入るのか…?」



18: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)17:46:27 ID:Exh

俺「よっと…か、かなりきついな…」

俺「…っていうかなんでこんなに肌が綺麗なんだ…」

ミク「私の肌は本物の肌を人口移植してます」

俺「なるほど…道理でリアルなわけだ…最近の技術はすごいな…」

ミク「マスター、私の体、洗ってくれますか?」

俺「あぁ、はい…なんか罪悪感すら感じるな…よいしょっと…」ゴシゴシ

ミク「ありがとうございます」

俺(どうせロボットだしちょっとだけなら…)プニュ

ミク「…んっ…」

俺(!?)



21: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)17:51:32 ID:Exh

俺(なにもここまでリアルに作らなくてもいいだろ…あのHENTAIがっ…)

俺「そ、その…ごめん…」

ミク「いえ、大丈夫です」

俺(き、嫌われたかな…もうやめとこ…)

~~~~

俺「ふー…いい湯だったー」

ミク「では服を着せてください」

俺「着せてください…っておまえ服一着しかないのか…」

ミク「はい」

俺「そっか…風呂入るのに服一着だけってのも可哀想だな…どうせ暇だし…今度の休み服買いにでも行くか?」

ミク「はい、お願いします」



22: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)17:59:02 ID:Exh

~~~~

そして日曜日。

俺「お、この服なんてどうだ?」

ミク「マスターが良いと言うなら、なんでも。」

俺「俺も今まで女の子と付き合ったことないからな…服のセンスは皆無なんだよなー…すみませーん、店員さーん」

店員「はーい」

俺「この子に合う、いい服ってありますか?」

店員「それならこちらの服なんてどうでしょうかー?彼女さんにとても似合うと思いますよー」

俺「だって。ちょっと着てみなよ」

ミク「はい」



23: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:02:08 ID:Exh

試着中

俺(彼女さん…か…そうか…俺もはたから見たらそう見えるのかな…)

俺(この気分は悪くないな…今までに味わったことのない優越感だ…)

俺「そろそろいいかー!?」

ミク「はい、どう…でしょうか…?」

俺「お、おお…」

俺(ピンクのフリフリがとても可愛い…さすがスタイルいいだけあってとても似合ってるな…)

俺「か、可愛いよ!ミク!」

ミク「あ、ありがとうございます…」

俺「じゃあ、これください」

店員「ありがとうございますー!」



24: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:10:08 ID:Exh

店員「一万円になります」

俺「くっ…これもミクのためか…」

店員「ありがとうございましたー」

俺(ま、まぁ…こうして歩いてると本当にカップルみたいだし…悪くないかな…)

ミク「マスター、ミクって呼んでくれた」

俺「え?」

ミク「今までおまえだったのに、ミクって呼んでくれた」

俺「あぁ…そういえば…」

俺(可愛かったからつい…)

ミク「その…ありがとう」

俺「お、おう…なんか照れるな…」

ミク「わ、私、トイレ行く」

俺「あっ、おい!ミク!…行っちゃった…」

俺「…ロボットってトイレするのか…?」



26: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:12:14 ID:Exh

ポト

俺「…ん?あ、落としましたよ。」

女の子「あ、ありがとうございます…」

俺「いえいえ、お気をつけて」

女の子「は、はい!」タタタッ

俺(今の子…ちょっと可愛かったな…)

ミク「お待たせ、待ちましたか?」

俺「おう、大丈夫だ。次の店行くか。」

ミク「はい!」



27: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:25:31 ID:Exh

こうして俺とミクは一緒に色んな店を回って服を買ってあげた。

店員さんやみんなにカップル扱いされてこれまでにないくらい嬉しかった

ミクはというと嬉しいような照れてるような微妙な表情をしてたけど楽しそうだった

俺「ふー、今日はもう疲れたなー」

ミク「そうですね、大丈夫ですか?」

俺「いやー、まさか服がこんなに高いとはなー、しまむらの俺からしてみたら驚愕だったよははは」

ミク「今日は本当にありがとう、マスター」

俺「いやいや、今日から節約だな」

ミク「私は食べなくても大丈夫ですので。」



28: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:32:08 ID:Exh

~~~

俺「そろそろ寝るかーー」

ミク「私もベッドに入っていいですか?」

俺「あれ?ミクは寝なくても大丈夫なんじゃなかったっけ?」

ミク「そうですけど、なんか『寝る』っていう気持ちを共有したいです」

俺「…よくわからないけど、わかった。ちょっと狭いけどな」

ミク「ありがとうございます」



29: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:33:56 ID:Exh

俺(ここ数日で本当に俺も女の子に慣れたかもしれない)

俺(今まで女の子と話すこともできなかったのに…今では普通に話せるようになってる…)

俺「全てミクのおかげだよ…ありがとう」

ミク「…?」

俺「いや、いいんだ…こっちの話…」スヤァ

ミク「こちらこそありがとう、マスター」



30: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:39:30 ID:Exh

そして俺はミクと楽しい数日を過ごした。

時にはプールに行ったり、遊園地に行ったり、公園に行ったり、美術館に行ったり

俺はミクに色々な体験をさせてあげたくて色んなところに行った

そのたびにミクも楽しそうにしてくれて俺も楽しかった。

そしてある日。

俺「やったよ!ミク!ついに女の子とデートの約束をしたんだ!」

ミク「デートの約束…ですか…?」

俺「いやあ、実はあのハンカチ拾った女の子とたまたま出会って何かお礼がしたいですってことでLINE交換して今度の日曜日、デートすることになったんだ!」

ミク「今度の日曜日…ですか…」



31: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:42:56 ID:Exh

俺「…ん?ミク?日曜日なんかあった?」

ミク「い、いえ…それはおめでとうございます!」

俺「ありがとう!いやーついに本物の女の子とデートすることになるとはなー!やっぱロボットとは違うのかなー!」

ミク「そう…ですよね…」

俺「…ミク…?」

ミク「い、いえ…今日はもう具合が悪いのでもう寝ますね」

俺「ミク?どうしたんだ?」

ミク「どうせ私なんてロボット…ですよね…」

俺「ミク…」



32: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:47:38 ID:Exh

~~~~
日曜日

俺(さすがに、この前は言い過ぎたかな…あれからずっと口きいてくれないし…)

俺「じゃあ…行ってくるよ…ミク」

ミク「はい、行ってらっしゃい」

~~~~

俺「お待たせ、待った?」

女の子「ううん、全然、行こっか!」

俺「うん」

俺(緊張するなー)



33: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:50:26 ID:Exh

俺(まずは、遊園地っと…ここの遊園地はミクと来たから調査済みだぞ)

女の子「わぁー楽しそうなところねー!」

俺「そうだろ?あそこのアトラクションはファストパスとっておくといいんだ」

女の子「へぇー!詳しいね!」

俺「はははまあね!」

俺(このアトラクション怖いんだよなあ、あのミクですら怖がってたもんなー)



34: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:52:12 ID:Exh

ゴオオオオオオオオオ

女の子「きゃああああああああああああ」

俺「うおおおおおおおおおおおお」



女の子「ふー、なかなか怖かったねー」

俺「そうだなー」

俺(おっ、あのベンチは俺とミクが座った場所だ)

俺「あのベンチに座って休もうか」

女の子「うん!」



35: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:56:29 ID:Exh

ピロピロピロ

俺(…ん?なんだこんな時に)

俺「ごめん、ちょっと電話」

女の子「はーい」


俺「もしもし」

友「ああ、俺か。本当にいいのか?」

俺「えっ?」

友「ミクが電話するな、ってうるさかったんだけどさ、本当にこれでいいのかなって」

俺「何のことだよ」

友「最後ぐらいだなあ」

俺「だから何の話だよ!!!」

友「実験終了の話だよ。」

俺「え?」



36: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)18:59:26 ID:Exh

友「あれ?やっぱり知らないのか?ミク、やっぱり話してないんじゃないか。」

俺「実験終了って…まさか…」

友「ああ、ちゃんと金はやるよ。元々今日までの契約だったからな」

俺「なんだって!?なんで黙ってたんだよ!ミク!」

友「おまえがさ、デートするって言ってたから邪魔させたくなかったんじゃないかな。ミクなりの最後の優しさだよ」

俺「くそ!!!!」



37: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)19:01:26 ID:Exh

女の子「あ、俺くん。終わった?」

俺「すまん!用事思い出した!!!」


ミク、俺はデートの途中もミクのことばっかり考えてた

ロボットだからって逃げてただけだったのかもしれない

俺の本当の気持ちは…


俺「みくううううううううう」ダダダダッ

俺「はぁ…はぁ…待ってろよ…ミク…勝手にいなくなるなよ…」



38: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)19:04:10 ID:Exh

俺は慌てて家に駆け込んだ

俺「はぁ…はぁ…ミク…」

ミク「マスター…どうして…?」

友「ギリギリセーフだったな」

ミク「ダメだよマスター、こんなとこにいちゃ…デート、しなきゃ…」

俺「ミク、俺は…ミクのことが…」

ミク「え?」

俺「俺はミクの事が大好きだ。」



39: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)19:11:00 ID:Exh

ミク「マス…ター…?でも私はロボット…だから…」ポロポロ

俺「そうやって俺は逃げてた…でもミクはもう…ミクはもう…人間だよ…」ボロボロ

ミク「マスター…私…嬉しい…」

俺「友、俺はもうお金なんていらない。ミクを俺にくれないか」

友「今のを見せつけられてたら断れないよ。わかった。初音ミクをおまえにあげるよ。好きにしな。」

俺「ありがとう、友…そして、これからもよろしく、ミク。」ボロボロ

ミク「こちらこそ、よろしく、マスター。」ポロポロ

俺「そのマスターってのももうやめてよ…名前で…呼んで。」

ミク「わかった…よろしく、俺。」ポロポロ



40: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)19:13:22 ID:Exh

こうして俺はミクと正式にお付き合いすることになった。

今までと同じようで同じじゃない新しい生活が俺には待ってた

俺「待った、ミク?」

ミク「ううん、全然♪今日はどこに行くの?」

俺「今日はね、遊園地に行こうと思うんだ」

ミク「やった、ありがとう!私遊園地大好き♪」

俺「ははは、俺もだよ」


こうして俺とミクの楽しい未来がいっぱい待ってるんだ



41: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)19:17:11 ID:Exh

友「ご苦労様。」

女の子「たいした事じゃないわ。」

友「はい、これは報酬のお金だよ。」

女の子「ありがとう。」

友「本当の実験はもしロボットに感情ができたら人間はどうなるかっていう実験だったけど…こうなるとはね…」

友「人間とロボットの愛。俺くんはロボットの愛を取った。どちらが正しいかは誰にもわからない。でも本人が幸せならそれでいいのかもね。」

友「今回は大変面白い実験だったよ、俺。」



おわり



42: ◆DSRzoGRkLA 2015/10/11(日)20:03:31 ID:Exh

はぁミクちゃん可愛いよね




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