続いて下の妹。
阿良々木月火。

姉の火憐と違い、髪型は気分と時期によってころころ変える。
三ヶ月と同じ髪型でいない、こだわりがあるのだかないのだか逆に不明である。
ついこないだまではストレートのロングヘアだったが、今はシャギー入りのダッチ・ボブである。

しかし、月火の場合、問題はそういった外面的なことよりはむしろ内面的なところにある。
姉とは対照的な大人しげなたれ目、やはり姉とは対照的な小柄な体躯、
それにゆっくりとした特徴的な口調はいかにも女子女子しているが、
しかしその内面は火憐以上に攻撃的で、しかも怒りっぽい。
火憐が暴力的なトラブルを起こした後、よくよく事情を聞いてみると、
そもそものことの発端は月火だったというケースは、一度や二度のことではない。

パジャマを浴衣にするくらいの和服好きの彼女は「着物が着たい」というだけの理由で
中学では茶道部に入って、そこで茶の精神を学んでいるはずなのだが、
しかし如何せんその性格ぶりには修正の傾向が見られない。
まあ、スイカに砂糖をかけたくらいでマジギレするような短期で偏屈な坊さんが
幅を利かせていたような道では、むしろ彼女のヒステリーは強化されていくのかもしれなかった。


本妻が羽川、
愛人に神原、
きっとその上、本命は八九寺なのだ。
そして、真のラスボスが…千石!?


そうして神原の家を出た僕が出会ったのは、貝木という男だった。
どこか、忍野やギロチンカッターと似た雰囲気の男だったが、直感で関わるのはやめておいた。
縁起の悪い、辛気臭い喪服。
しかし、それはそんなレベルではなく、ただ、不吉なのであった。


その帰宅途中、僕は戦場ヶ原に出会った。

「何よ、ちゅららぎくん」
「人の名前を沖縄県の方言みたいに呼ぶな」
「失礼、噛みました」
「違う、わざとだ!」
「かみましね」
「やっぱわざとだ!!」

月火、八九寺、千石、火憐、神原…
今日僕が遊んだ女の子たち…
もしかしてガハラさん、嫉妬?

まあ、僕と浮気相手、そして都合のいい後輩である神原も地獄に送られるそうだから、
僕は浮気なんて絶対にしないさ。



不吉な奴。
戦場ヶ原に貝木の話をした僕は、こうして彼女に拉致監禁されたのだった。

貝木泥舟。
詐欺師。

戦場ヶ原は、僕を貝木から守るために監禁した。

しかし、奴をパチンとするまで僕はこのままなのか!?
(可愛く言っているがガハラさんなら本気で殺るだろう)


そんな折、僕の携帯に救難信号が届いた。
月火から。助けて、と。

「帰るさ、僕の家だ」

「やば、超格好いい」


☆☆☆☆☆☆☆


羽川さんからの電話が来て気になる終わり方の第3話。
CV:三木眞一郎の貝木もいい味出してますが、今回ファイヤーシスターズ出番なくね?ww



以下、軽いネタバレ注意。





ギロチンカッターについては「こよみヴァンプ」(『傷物語』の映画)で出るでしょう。
ひたぎが翼にあんな態度だったのは中の人の上下関係‥ではなく、人格矯正プログラムを受けていたから…って作中で言及されるかなこれ。



『偽物語』公式サイト
http://www.nisemonogatari-anime.com/



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