March 2006

March 23, 2006

中だるみ?

3月4日から12日までのSpring Breakのためか、Break後なかなか授業の予習に身が入りませんでした。これって中だるみ??

しかし、テストもあと1ヶ月後に迫ってきたしそろそろ頑張らなくては。いや、実はテストというものはどうでもよくって、やっぱり普段の授業への参加によって如何に自分が学びたいものを吸収するかということが大事なはず。そのためには予習は欠かせないし、その予習も単にケースブックを読むのではなくって、より深く読み込んで授業に臨み疑問点はどんどん教授に質問して理解を深めていかなくては・・・(僕の場合は授業後にメールでの質問になっちゃうけど)。

これって大変なことだけど、ただ単にケースブックを読みました、というだけでは多分あっという間に習ったことを忘れてしまうでしょう。やはり自分の頭で「何で?」と考える過程はとても重要で、こういう過程を経ることによってやはり理解は深まり定着していくものだと思います。ということで頑張らなくては!

目的意識をもって留学に来ている以上、その目的を忘れずに日々の勉強は怠らないようにしたい。今一度自分に言い聞かせて、中だるみなんて言ってないで残り少ない学生生活を充実させようと思うのでした。どんなに遊び面が充実しててもやはり勉学面が充実してないと何か物足りない気がしちゃいますからね。

Silverman Hall Class Room 
ちなみにロースクールは4つの建物(Hall)から構成されているのですが、上の写真が1900年建築のSilverman Hallの教室で、下は今年改装が終わったばかりのGittis Hallの教室です。あとちょっとで卒業なんて早すぎる〜。



Gittis Hall Class Room

hibiya_attorney at 16:07|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!ロースクール 

March 09, 2006

Controlling ShareholderのFiduciary Duty

NY LawyerさんのTwo Step-What?というエントリー(何故かうまくリンク貼れず・・・。3/8付エントリーです)で、ソフトバンクによるVodafoneのLBOについて色々議論されてますので、これに強引に絡めて秋から気になっていた疑問をぶつけたいと思います。

Yahoo Japanにて引用されている読売新聞の記事「ボーダフォン日本法人の買収、2段階方式で資金調達」によれば、.愁侫肇丱鵐は100%出資の受皿会社を設立(これには英Vodafoneが優先株主として出資)、当該受皿会社がボーダフォン日本法人の株式97.7%を取得、E該受皿会社とボーダフォン日本法人が合併、ということのようです。

アメリカのロースクールで勉強している者からすれば、「2段階」とくれば「Two-Step Merger」、すなわち、自ら又は受皿子会社がTOBで公開会社の株式の過半数を取得し(1st Step)、その後当該Target Companyと受皿子会社を合併させるという手法を連想すると思われます。この手法は敵対的買収でよく使われる手法なので、今回のソフトバンクの件で「2段階」と言われると???だったのですが、確かに手法としては2段階となっているので用語の使い方としては間違ってないかと。でも単なるLBOなんでから「LBOにより買収」と見出しつければいいのに。

さてさて、合併の際の対価の支払を親会社の株式や金銭にすれば、ボーダフォン日本法人に残っていた少数株主がソフトバンクグループに残ることを阻止できるわけですが、会社法のこの合併の対価の柔軟化の部分の施行は先送りにされたはずなので、今回の件でいわゆるFreeze Outが実施されるということではないのでしょう(産活法を使えば別ですが)。

で、前振りが長かったのですが、日本においてはそもそも少数株主を排除する要請ってどれくらいあるのでしょうか。アメリカではControlling ShareholderはMinority Shareholderに対してFiduciary Dutyを負っていることから、Minority Shareholderを排除しておかないと訴訟リスクが残ってしまうということで理解できるのですが、日本ではどうなんでしょう?嫌がらせ的な少数株主権の行使を避けたいというのはあるかも知れませんが・・・。

で、実はここがずっと疑問に思っていたことなんですけど、何故アメリカではControlling ShareholderはMinority ShareholderにFiduciary Dutyを負うのでしょうか。負っているFiduciary Dutytって具体的にはどういう内容?

Controlling Shareholderと対象会社が取引をする際に、何ゆえControlling Shareholderが対象会社、ひいてはMinority Shareholderの利益を考えなくてはならないのでしょうか?対象会社のBoardが特定の株主のために行動しないというDutyを果たせばそれで目的は達成されると思うのですが。<追記:そもそも取引の両当事者が自己の利益追求のみを考えてNegotiationした結果、Arm's lengthな取引ができあがるはずであって、一方当事者がFairnessを意識した取引ってArm's lengthといえるんでしょうか。そう考えるとやはり対象会社の取締役がControlling Shareholderの利益ではなく対象会社自身の利益のために行動することさえ義務づけておけば、それ以上は余計な気がします。>

Controllin Shareholderと対象会社間の取引が不公正なものであった場合でも、Minority ShareholderはBoard Memberに対して義務違反として責任追及できるのだから、Controlling Shareholderに対して責任追及を認める必要は特にないだろうし、責任追及を認める理屈として「Fiduciary」を持ち出しているけど、何を根拠にFiduciaryを持ち出すことができるのかまったくもってよく分かりません。授業でも教授はまったくこのあたり解説してなかったし。

ということで、誰か教えてください。。。




hibiya_attorney at 12:31|PermalinkComments(5)TrackBack(1)clip!米国法 | ロースクール

March 06, 2006

Hearing期日決定

先日書いた駐車違反冤罪事件の件、City of Philadelphia Parking Violation BranchというところからHearingの期日が決定した旨の通知が来ました。

6月19日午前10時15分にBureau of Administrative Adjudication of the City of Philadelphiaというところで開催されるらしい。どう考えてもBarbriの講義とバッティングしていると思うんですけど・・・。

このNoticeのムカつくところが、"For your convenience, we have made special arrangements for you to park in the parking authority's autopark at market street east... We will happy to validate your ticket for one hour of free parking."となんだか皮肉ったような感じで駐車場使えますよ、と案内しているところ。

しかも罰金の額はいつの間にか58ドルまで引き上げられているし。最初の金額20ドルだから既に3倍。ボッタクリもいいところ。

書証や証人を連れて来いなんて書いてあるけど、こんな忙しい時期に友人を連れて行くことなんでできません。立証責任は明らかにあちらにあると思うんだけど、果たしてCityはどうやって立証するのかしら。

それはさておき、やはりBarの勉強でいっぱいいっぱいの時期にこんなストレスフルなイベントに関わりたくたくないので、まずは期日をせめて5月中にしてもらえないか交渉ですかね。ふぅー。

March 02, 2006

Violation?

去る2月13日、City of PhiladelphiaからNotice of Violationなるものを受領した。何でも1月17日の午後1時17分に5200 S 4thという場所においてパーキングメーターの時間オーバーによる駐車違反を犯したということらしい。

で、すぐに支払えば20ドルで済んだのに、支払わないからペナルティ23ドル追加で、合計43ドルを15暦日以内に支払え、ということでした。

全く見に覚えがないということで、まず場所をチェック。5200 S 4thというのは4th Streetのとんでもなく南のほうで、南のほうは治安が悪いので行くはずもなく実際に行ったこともない。

日時をチェックすると1月17日は火曜日。火曜日は1時30分からCommercial Credit IIの授業があるから1時17分にそんな場所に行くはずがないし(ロースクールとは全く正反対の方向)、実際1月17日には授業に出ていた証拠としてその授業のノートを取っている。

しかもその現場に物理的に行ってないのだから、駐車違反のNoticeなど受領しているわけもなく、そうであるにもかかわらずすぐに支払わなかったからペナルティ加算って、おいおいDue Processはどこへ。

妻は運転免許も持っておらず、車のキーも盗まれたことはないから他人が運転して駐車したということもない。完全に冤罪じゃないかー。っていうか、こちらでは駐車違反を争われたときにどうやって立証するんんだろうか。

たかが43ドルですが、されど43ドル。不服の場合には「Hearing Request」の箇所をチェックして送り返せと書いてあったので、リクエストしましたよ、Hearing。あー、とっても面倒だけれど、Traffic Courtに行くことになるのでしょう、いつのことになるか知りませんが。忙しくなる前にお願いしたいんですけど。。。

これってアメリカ版振込め詐欺じゃないの?
過失じゃなかったら、FraudでCity of Philadelphia訴えるよ、ほんとに。

March 01, 2006

Chancellors

今日はロースクールにおいて、以前ドロップしたValuation Principlesの授業の一環として、1985年から97年までDelawareのCourt of ChanceryのChancellorを務めていたWilliam T. Allen氏と彼の後を引き継いで現在もChancellorを務めるWilliam B. Chandler III氏を招いて、デラウェア会社法上のAppraisal Rightの評価方法を巡って争われた超著名ケースCede & Co. v. Technicolor, IncについてPanel Discussionが行われました。このケース何度もデラウェア最高裁から差し戻しがなされた大変難しいケースです。

このPanel DiscussionはValuationの授業を取ってない生徒にも開放されていたので、ちょっと参加。Court of Chanceryには1人のChancellorと4人のVice Chancellorがいてデラウェア会社法に関係する紛争を担当しているのですが、そのChancellorの話を聴けるなんてめったにないということで参加してみたのです。

が、Discussionの内容が難しかったので、内容紹介は省略・・・(笑)。手抜きですみません。まぁ、Pennでも授業以外にこういったパネルディスカッションやシンポジウムとか色々ありますよ、ということをちょっと紹介したかっただけです


hibiya_attorney at 16:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!ロースクール | 裁判