Life is beautiful

〜素晴しき人生,Trying To Find My Way〜

この世界の『この世界の片隅に』

この世界の片隅に『この世界の片隅に』を観る。

絵も声も,そして音楽も全てがほのぼのとしていて,思わず笑ってしまうシーンもしばしば。そして,その雰囲気を壊すことなくエンディングを迎える。

「いい物語だった」と口にする。普通ならそれで終わる。ただし,これは戦時下の物語・・・・・。

どういう表現をすればいいか,正直よく分からない。そう感じた映画ファンも少なくないはず・・・。

戦時下のアニメとなれば,否が応でもあの悲劇の大傑作『火垂るの墓』を連想してしまう。この映画の前評判を知っていればこそ,そういう過酷な人生が描かれているものと覚悟していた。だからこそ,観終わって「あぁ,よかった・・・」とほっとした。家族と夕食しながら観たのだから当然。そこには『火垂るの墓』のような,どうしようもないほどの悲劇は描かれていなかった。

こういう作品が以前にもあったか・・・。時間をかけて思い出せばあったかもしれないが,今は思いつかない。強いて言えば,人生のバイブル『ライフ・イズ・ビューティフル』。ただやはり,微妙に違う。それはやはり,邦画であること,日本の映画であることに大きな意味があると思われる。我々がこれまで教えられ,学んできたこの国の悲劇の中に,こういう物語を描いたことに大きな衝撃を受けるのである。

ただ普通に生きること,それを大切に描いた映画は他にもある。しかしこれほどまでに普通ではない世界の中を,普通に描いた作品があっただろうか・・・。

能年玲奈(のん)の声はいわゆるアニメ界の❝上手い❞という常識をぶち壊してしまった。上手いのではない。それを遥かに超えた境地を実現してしまった。この常識外れだらけの映画を,どう表現すべきか,未だ分からぬまま記事を書く,これもまた初めてのことである。

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』

打ち上げ花火『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』を観る。

「今年はちょくちょく劇場へ足を運ぼうか」なんて思ったわりに,これでやっと3回目 あらま・・・

さて本作,

『時かけ』かっ!!?

ってな。まあその辺はおいといて,ネタなんてものはいつかはかぶる時が来るもの。内容が良ければOK〜なんだが・・・

微妙・・・ まず子供っぽい・・・? そもそもターゲットがそうなのか? しかし何より内容が薄い。サイドストーリーの中に1本の図太いメインストーリーがあっての物語なのだが,正直どっちがどうなのかよく分からない。だから,作品全体の印象が薄い。そしてこのネタ・・・
当然ながら,❝繰り返す❞というこのネタは「飽きる」という重大なリスクを背負っている。それを傑作へと仕上げたのが例えば『時かけ』だったりするわけだが,この作品はそのリスクに完全に潰されてしまった。その上図太いストーリーがないのだから,必然的に「飽きる」。これが,1回観た感想。
あと,原作を知らないのだが,このタイトル,あまり意味がないんじゃあ・・・

ということで,とてもお勧めはできないという印象。

とはいえ所々で感じる美しさ,若い学生達のたわいない会話やしゃべり方,少女に対するぎこちない少年の仕草など,光るところもある。あら探しするのではなく,映画というものは光るところに目を向けて観たいもの・・・

ファンタジー?『クランプス 魔物の儀式』

3713『クランプス 魔物の儀式』なる映画を観る。

❝ホラー❞と書いてある。とはいえ内容的に「ファンタジー・ホラーといったところか」と想像し無難なところでレンタル。ところが・・・

オープニング・・・。「何これ・・・(苦笑)」。どう見てもコメディー(笑)。おまけにXmas雰囲気満載
こうなると家族と夕食しながら,というのにはうってつけ 中盤からまあまあホラーっぽくなるものの,これはやっぱりファンタジーと言うべきか・・・。

それなりのキャストが揃ってるのがまたまた意外。これ,Xmasに観るべし

『パッセンジャー』

ジェニファー・ロ3712ーレンス主演の『パッセンジャー』を観る。

「劇場で観たらさぞ綺麗で壮大だったろう」と容易に想像できるほど,家のTV(ブルーレイ)で観てもその映像は素晴らしい。それだけでも観る価値はあるかもしれないが・・・

正直,普通に面白い。余計なことを考えると「うん」と思ってしまう作品かもしれないが,そこは先入観や妙な期待も抱かず,ナチュラル・スタンスで観るべし。映画とはそういうもの。
とはいえ・・・

今度『シャイニング』の❝オマージュ❞かっ(笑)
ってな感覚があるのは確か。まあ映画の歴史もここまでくれば仕方ないか・・・。観たこともないような発想など,そうそう有り得るものでもない。

それを踏まえても十分楽しめる作品。ちなみに,ジェニファー・ローレンスも映像に負けないほど綺麗でびっくり・・・・・。

日本アニメの奇跡『君の名は。』&『心が叫びたがってるんだ。』

君の名は。いよいよ発売&レンタル開始となった『君の名は。』。これはもう,迷うことなく購入。ずっと手元に置いておきたい,そういう作品。
昨日,予約しておいた店で待望の購入。でも夕べはあの
『心が叫びたがってるんだ。』の放映も・・・。

結局『ここさけ』は録画して『君の名は。』を。金縛りにあうようなあの感動に再び圧倒され,改めてこの作品の素晴らしさを確信した。当然,強烈な余韻が残る中,しかし観終わった時に丁度『ここさけ』の放映時間が間に合ったため,ついつい観始める。

『君の名は。』という大傑作の直後に観れる作品などあるか・・・?ハリウッド映画やティズニー・アニメでもとても思い付かない。ところが・・・

3660『ここさけ』を観始めてすぐ,もうその世界観に浸っている自分に気付いた。『ここさけ』には『ここさけ』の強烈な世界観があり,それに夢中になっていた。この出来事に,正直自分も驚いた。

こんな芸当が出来るのはおそらく日本アニメくらいしか無いのでは・・・。傑作であればあるほどその余韻も大きいもの。その余韻という障害に耐えうるほどの作品が果たしてどれだけあることか・・・。

自分は別にアニメファンではなく普通の映画ファンだが,日本アニメの質の高さに改めて驚かされた。中でも繊細な心の描写。楽しいだけのアニメだったら描きたくないような心の闇や葛藤,そして痛み・・・。そういうものが普通にベースとなっているのが日本アニメの特徴だろう。だから,これほどまでに共感してしまう。米アニメのヒット作も続々と出てくる中,そんな想いが巡る。

最高の日本アニメがもたらした,奇跡の夜・・・・・

快作!『キングコング:髑髏島の巨神』

3710『キングコング:髑髏島の巨神』を観る。

パクリではなく,❝オマージュ❞としてこれだけ徹底的にネタを盛り込まれれば映画ファンならたまらない。
1976年のジョン・ギラーミン版世代としては,あの世界観・スリル感をどうしても比較の対象としてしまうものの,一つの固定観念に囚われず,あらゆるジャンルをオマージュとして取り入れることで,文句なしの娯楽作品に仕上げている。中でも『地獄の黙示録』っぽさはハンパじゃない。
モンスターと戦争映画が融合した,壮絶なスペクタクル大作。

やっぱりキングコングは永遠のモンスター王。秘境探検&巨大モンスター活劇の王道に酔いしれよう。

秀作『シング・ストリート 未来へのうた』

3709『はじまりのうた』ジョン・カーニー監督作品『シング・ストリート 未来へのうた』を観る。

前作と似てると言ってしまえばそれきりだが,この監督の世界観にはどうにも感情が抵抗できないものがあり,一言,「良い

音楽好きだからか?それは間違いなくあるだろうが,それだけではない気がする。あれこれと考え過ぎず,素直に心が受け入れる,そういう力がこの監督の作品にはある。

この❝素直❞というのが映画を観る上でこの上なく大切なこと。素直にこの映画を観て感じてほしい。そういう時期,時代が,自分や社会にあったことを・・・・・。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

3708ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を観る。

❝スター・ウォーズ❞だからそもそも戦争と言ってしまえば仕方ないが,本作はシリーズの他の作品と比べて異色であり,SFというよりも戦争映画の趣が強い。
他の作品で感じる戦いでの爽快感はあまりなく,戦争映画の悲壮感が漂う。恐らくはそれがこの作品の成功(反対者も多いだろうが)の要因の一つとなってるのだろう。

フォレスト・ウィテカーマッツ・ミケルセンドニー・イェンといった曲者名役者を揃えてシリーズファンのみならず,映画ファンの興味を惹くことも忘れていない。シリーズにまた名を遺すだろう。

『ライト/オフ』

3707「久々にホラーでも」とジェームズ・ワン製作の『ライト/オフ』を観る。

まあ最初から期待してなかったので「こんなもの」。ほど良く驚かせてグロさはなく,気軽に楽しめる。なのでよしとしましょう。
ただ気になってしまう点はやはり・・・。か弱い主人公達が必死に戦いを続けてるのに何故に警察があっという間にやられるわけ・・・? そういう細かいところもできれば気遣ってほしかった。
あと設定がもったいないか。せっかく過去が出てきてるのに,あまり内容がない。もっとネタを仕込めば良かったのに・・・。

ま,欲を言えばきりがなし。暇つぶしにはまずまずの作品。

平凡な作品『ドクター・ストレンジ』

3706劇場公開時の話題作『ドクター・ストレンジ』を観る。

この作品を劇場で,そして3Dで観ずにして何を語ると言う人もいるだろうが,全ての人がそれを観れるわけではけしてないので,家のTVで観た感想があってもいいだろう。

「おおー!『マトリックス』 みたい」とつぶやいたアクション・シーンへの感情は,数十分後には冷めていた。「みたい」ではあるがそれ以上ではない。劇場3Dでは違うかもしれないが・・・

映像はともかく内容に新鮮さがない。この手の作品が好きな人にはたまらないかもしれないが,一般的な映画ファンの自分にとってこの作品に特別な魅力は感じられない。途中で飽きてしまった。

前評判に期待して観るのは薦められない。既存の同類の映画と何ら変わりのない平凡な作品。
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倉木麻衣さん

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hibo
新潟県在住。
家庭をもつ普通の会社員。
映画「街の灯」と「ライフ・イズ・ビューティフル」の主人公「チャーリー」と「グイド」を人生のバイブルとしている。
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