今日のひとこま（林道奥の探検）

今日も変わらず過ごせている事に感謝です。

（探検に出発）

園庭南側に面している市川市所有の「柏井緑地」、

緑地を突っ切る４００メートルぐらいの一本道を

通称「林道」と呼んで

冬季限定でお散歩しています。

今日は林道の終点からさらに先の藪の中に分け入って

県道を目指す

年に１度の探検の日です。

３～５歳児クラスの中で希望者を募ったところ

８人の手が挙がりました。

去年を覚えていて「イバラのトゲがいや」と回避した子もいれば

何だかわからないけど手を挙げる３歳児クラスの子もいて

面白いです。

「今年はこの８人で探検に出発です」

と言うと、

「誰がリーダー？」

と子どもたちから声があがります。

リーダーと言ってもこの年齢では大したことは出来ませんが、

多くの子が「やりたい」と手を挙げます。

何でもやってみたいと思う気持ちは素敵ですね。

結局、

５歳児クラスの男の子を隊長に

４歳児クラスの男の子を副隊長に

任命しました。

「副隊長って何？」

と聞かれたので、

「隊長を助ける役目だよ。

　隊長に先頭を行ってもらうから副隊長は一番後ろから来てね。」

と言うと

「ふ～ん」とまんざらでも無い様子です。

隊列の中ほどに３歳児クラスの子が入り

探検隊、いざ出発です。

（隊列を崩さず進んでいます）

（このあたりにはけもの道もなく、笹をかき分けて進みます）

副隊長から先頭の隊長に

「隊列が長くなり過ぎているからちょっと停まって」

の声が度々かかります。

私の想像以上に慎重なのですが、

みんな探検隊になりきっていて役割を演じきっていて

楽しい時間だなぁと思います。

（イバラのつるを手でよけながら移動中）

少し見通しの良い場所に出ると

今度はイバラのつるが行く手を遮ります。

進もうとすると服や手に刺さります。

「イタタタ…」などと言いながらトゲをひきはがし

ツルを足で踏みつけて後続の進路を確保したり

みんななかなか大したものです。

私は副隊長のさらに後ろ、最後尾から進みました。

イバラで立ち往生した時用にノコギリやらハサミなどを持っていたのですが、

今年は使用することなく

すべて子どもたちの力だけで乗り越える事が出来ました。

イバラの群生具合は去年以上で

結構過酷な道程だったと思いますが、

子どもたちの力は本当にすごいものです。