空を見上げて
トップページ » 自然
自然

この世界の片隅に

みなさまいつもありがとうございます。

1208本


















「この世界の片隅に」の世界にどっぷりとつかった1週間でもありました。先週末に映画を観て、早速原作マンガもゲットして、そしてこの週末に2回目の映画鑑賞。原作を読んだ後の感覚でもう一度観てみたくて。



「君の名は。」の時にも思いましたが、この世界への肯定感が根底にしっかりとある。こうした作品が頻繁に生まれ、広く受け入れられていることが何だか嬉しくて。時代は確実に加速しているなぁ。

物語の時代背景は戦時中ですし、理不尽なこと・悲惨なこと、たくさん起こります。でも、「あの頃より今は平和でよかった」とか「恵まれた現代に生まれたものとして頑張って生きよう」とかではなくて、『あの頃でも・現代でも・将来でも、「今」を生きればそれでいいし、それはとても尊い』ことが自然に伝わってきました。

どこまで意識的なのかは分かりませんが、原作者も映画製作者もそうした感覚に溢れているから、こういった描き方ができるのだろうなぁ、と。『優しい』、このお話を今ひとことで表現するとすればこのことばかなぁ。


原作マンガ、興味がある方にはお貸ししますので、お声がけくださいね。お読みいただきありがとうございます。

1211長津川

















(12月9日の長津川親水公園での1枚)

[園長の日記 目次 に戻る]

hidamarihoikuhidamarihoiku  at 23:30コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

その背中に確かな成長を感じました

みなさまいつもありがとうございます。

1201図鑑

















(今日の活動は大野公民館図書室へ。写真がありませんので、昨夕の園での一枚です。)

「先生から見えないところまでどんどん進んでしまうと、何かの時に○○ちゃんを助けられなくなるかも知れないんだよ。だから、勝手にそんな先まで行かないでください。」、しっかりめに注意をする私。わーっと泣き出す彼女。

注意をしながらも、実は私の中では嬉しい気持ちの方が大きかったです。「この子はこんな事までするようになったんだ!」、確かな成長のあかしを感じていました。



昨日の大町自然観察園での出来事です。もみじの鑑賞を終えて駐車場へ向かう帰り道、何人かの子が私に教えてくれました。「○○ちゃんが、ずっと先の方までいっちゃたよ!」、と。

「○○ちゃん?」と思わず聞き返してしまいましたが、慎重派の彼女にはそんなことをするイメージはありませんでした。子どもたちにも、多分そんなイメージはなかったと思います。ややポカンとしながら、私に教えてくれましたので。

今年入園の彼女。入園当初は園での生活に何とかついていく、そんなイメージが強かったと思います。園に慣れるスピードも平均(?)よりもずっとゆっくりだったと思います。そんな彼女が今、自分のペースで1つひとつできることを積み上げていき、自信をつけていっています。

歩くお散歩をすれば、うつむきながら涙をこらえてついていく状態だった彼女が、「お散歩、得意なの!」と言えるようになりました。自由に歩くお散歩では、列の一番後ろから職員さんと手をつないで、というイメージがありましたが、今回は1人で先の方まで行こうとしていました。「こんな事までするようになったんだ!」

すぐに彼女のことを追いかけ、彼女の背中を視界に捉えました。スキップをするように進む彼女。「私はできる!」・「お散歩楽しい」・「嬉しい」… そんな彼女の気持ちが背中を見るだけでも、十分に伝わってきたのです。呼び止めつつも、「正直、もっと見ていたいなぁ」とも思っていました。私にとっても、すごく嬉しいことだったのです。

そして冒頭の注意の話になるのですが、今まで突出した行動が少なく、注意慣れしていない彼女が泣くのも想定内です。でも、彼女には一度きちんと話せば今のところ大丈夫、そんな気持ちでの注意でもありました。



お迎えの時に、「実は今日、こんな事があって・・・」とお母さまにお話をしたのですが、その後のことをお母さまが連絡ノートに書いてくださいました。

先生の見えないところまで進んでしまったことも、一瞬かくそうとしましたがすぐに「ごめんなさい。」となり、じゅん先生からおこられたことを話してくれました。

「『○○ちゃんはわかると思っておこったし、きっともう大丈夫です。』って、じゅん先生がおっしゃっていたよ。」と伝えると、「そうか。」と表情が安心したようにゆるみました。

(中略)

今回の件も「おこってもらってよかったね。」と話しました。本気で𠮟ってもらえることのありがたさ、じゅん先生のお気持ちを娘なりに受けとめられたことと思います。本当にありがとうございました。

ご家庭のみなさまが、こんな風に受けとめていただけることも、本当にありがたいことです。


お読みいいただきありがとうございます。

〈給食〉

1201給食

















・麦ごはん
・豆腐とにんじんの炒め煮
・ほうれん草と玉ねぎのおみそ汁

〈おやつ〉

1201おやつ

















・大学いも

[園長の日記 目次 に戻る]

hidamarihoikuhidamarihoiku  at 23:30コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

もみじ山での「もみじの山作り」に惹きつけられました

みなさまいつもありがとうございます。

1130もみじ1


















今日は大町自然観察園のもみじの鑑賞会へ。「もみじ山」という、もみじの木がたくさんのゾーンが一般開放されるのは、この時期の2週間だけ。普段入れない場所の探索という面でもわくわくしました。

年配の方々が紅葉の様子を写真におさめていましたが、子どもたちの興味のポイントは大人とは違います。紅葉を貴重だと感じたりはしていないでしょうしね。

目の前に斜面があればそこに張り付いて登ろうとする。地面にもみじの葉がたくさん落ちていれば、両腕でたくさん抱え込んで空に向けて放り投げる。子どもたちは、目の前のものに全力投球して楽しむ天才。



1人の男の子が、落ちているもみじの葉を集め、もみじの木の根元に山を作り始めました。木の棒を横に倒して、地面を掃くように移動させると、絡みついたもみじの葉がたくさん集まってくるのです。見ていて不思議な感じ。やっている子はものすごく楽しそう。

それを見ていた4・5人の子が山作りに加わりました。同じように棒を使って葉を集める子。葉っぱを両腕に抱えて持ってくる子もいます。山は次第に大きくなります。冒頭の写真です。

小さめではありますが、朽ちた切り株を抱えて持ってくる子もいて、何故か葉っぱの山の中に埋め込まれていきました。そうしているうちに、さらに数人の子が遊びに加わって…

山が大きくなっていく様子だけでも、私は感嘆してしまいました。何より、夢中で遊ぶみんなの目の輝き、頬が緩んでいる感じに、ぐっと心が惹きつけられてしまいました!

「これぞホントの『もみじ山』!」、遊びを始めた男の子のことばですが、名ゼリフだと思いませんか?


お読みいただきありがとうございます。

1130もみじ2


















1130もみじ3


















〈給食〉

1130給食

















・五分つきごはん
・油あげとキャベツの煮物
・かぼちゃのおみそ汁
・もやしのそぼろ・桜えび炒め

〈おやつ〉

1130おやつ

















・こんぶとおかかおにぎり

[園長の日記 目次 に戻る]

hidamarihoikuhidamarihoiku  at 23:30コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

母子関係、「大丈夫」だとふと思えたとき幸せでした

みなさまいつもありがとうございます。

1026お散歩1

















(久しぶりに川沿いをお散歩)

お母さまとお子さまの母子関係、園に通っていただいている間にも刻々と変化していきます。最近、「ああ、この親子はこれからもきっと大丈夫だな」と根拠はないのですが、ふと思える瞬間が何度かありました。共に歩む中でそうした瞬間に立ち会えること、本当に嬉しくありがたいことだなぁ、と思います。



園児のお母さまの連絡ノート、ひとつご紹介させていただきます。
昨日は、何だかちょっと不思議な気分になりました。

昨日の朝は、すご〜いケンカをして、子どもと別れてきました。でも、帰りお迎え行ったときにはもう忘れてて、今朝また思い出して、何とも思ってないなと。

子どもとは、根底に信頼があるから、そのままぶつけられて、都度それを超えてるかも分からないけれど、ただまたつながりができる。

好きも嫌いも同居していて、でもただ大丈夫。(後略)


朝にこんな文面を拝見すると、とてもほっこりと温かい気持ちになります。

文面上で「大丈夫」と書いてあるのでそう思うのではありませんよ(笑)。ノートでしたら上辺の文面以外に、お話した時には話の内容以上に、じわっとにじみ出てくる人柄や雰囲気ってあるかと思います。

そうしたことを感じながらお付き合いすることを大切にしていますし、それが出来るのがひだまりの付加価値かなぁ。



お母さま方がこころを開いてお気持ちを伝えてくださる、まずそれ自体がとてもありがたいことですね。

冒頭、「母子関係は刻々と変化」と書きましたが、母子の関係作りは決して平坦な道ばかりではないかと思います。「あの時は娘と2人で泣いていました」とか「当時は子どもとの時間がただ苦痛で…」といった話もよく聞きます。

子は親を選んで生まれてくる、と私は思っています。子は親を成長させるために愛を持って来ます。だから、簡単にクリアできるゲームのように子育てがうまくいく、ということ自体が稀なのだと思っています。

ゲームで言えばレベル1からスタートして、お母さまがお子さまと向き合っていかれる。私たちもできることがあればお手伝いさせていただきます。そんな日々が積み重なっていき、お子さまとの自然な距離感を確立されていく。信頼を深めていかれる。本当に素敵なことです。

勿論、お子さまとの関係が深まらなければいけない訳でもありません。関係性は人それぞれですし、仮に関係が深まるとしても、それはもっと先の話かも知れません。今の状況で大丈夫です。

今日も子どもたちと、ご家族のみなさまとお会いすることができました。それ自体がかけがえの無いことなんだよなぁ。


お読みいただきありがとうございます。

1026お散歩2


















1026お散歩3


















1026お散歩4


















〈給食〉

1026給食

















・五分つきごはん
・納豆(おかか・のり混ぜ)
・白菜のおみそ汁
・きんぴらごぼう

〈おやつ〉

1026おやつ

















・桜えびおにぎり

[園長の日記 目次 に戻る]

hidamarihoikuhidamarihoiku  at 23:30コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

久しぶりにドロケイをやって

みなさまいつもありがとうございます。

0921行田公園1

















(遠くの方を走り回っているのがひだまりっ子たち。
 行田公園にて。)


久しぶりにやったドロケイ。行田公園の芝生いっぱいに広がって走り回る子どもたち。こうしたゲームをやるのは今年度初で半年ぶり。みんなの様子から、この半年間での成長を感じることができました。



この春に卒園した学年の人数は過去最高の7人、彼らが在園していた前年度はこうしたゲームがやりやすい状況でした。ドロケイもよくやりましたし、缶けりのようなゲームで駆け引きを楽しむこともできました。彼らが卒園をする時、「こうしたゲームもしばらく封印かなぁ」と思ったものです。


行田公園に行ってみると、芝生の向こうの方で、近所の幼稚園が運動会のダンスの練習中。女の子たちはゆるくそれを眺めて真似をしたりで楽しめていたのですが、男の子たちが全体的に手持ちぶさたに見えました。私も何となく「何かゲームでもやってみる?」と声をかけ、そこからドロケイが始まることに。

5歳児クラスの子だけでなく、4歳児クラスの全員が「やる!やる!」と加わってきたので、「このメンバーならできるな」という感触を得ました。

でもその4歳児クラスの彼らも、前年度はゲームにおいては”おまけ”のような存在でした。しっかりゲームをやるお兄さん・お姉さんに対し、ゆるく参加する彼ら。だから、ルールを多少守らなくても上の子から厳しく言われない、そんな存在でした。

3歳児クラスのほとんどの子も、その後ゲームに加わります。2チームに分かれて逃げる・追いかける、という基本は分かっていてゲームが成り立っていました。にこにこと走り回る彼らの顔がとても素敵。去年は上の子について、何となく走っていただけだったのに。

年度が始まった4月の段階では、今日の光景は想像できませんでした。当たり前のことですが、1人ひとりがこうして成長しているのですね。これから年度後期に向けて、学年としての成熟度はまだまだ増していくと思います。こうしたゲームも無理なく楽しんでいきたいな、と思います。


お読みいただきありがとうございます。

0921行田公園2


















0921園庭

















(夕方の園庭のお手伝い風景)

〈給食〉

0921給食

















・麦ごはん
・厚揚げでんがく
・ちくわと大根の和風スープ
・トマトと枝豆のナムル

〈おやつ〉

0921おやつ

















・こんぶとおかかおにぎり

[園長の日記 目次 に戻る]

hidamarihoikuhidamarihoiku  at 23:30コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

こころの距離を大切に

みなさまいつもありがとうございます。

0907図書館1

















(鎌ヶ谷中央図書館へ)

「子どものためにたくさんの時間を取っているのに・楽しい遊びを考えてやっているのに、子どもからの『かまってかまって』・『いたずら』が激しくて… どうしたら子どもを満足させることが出来るのかしら?」こんな風にお悩みの方、いらっしゃいませんか?

私自身も失敗の経験があるので偉そうなことは言えませんが、こんな時って、大人が頑張って与えているものと、子どもの求めているものとのギャップが生じている場合があります。

子どもが求めているのは、『こころの距離感』なんですね。この距離感は決して物質的なものでは埋まりません。たくさんの物質的なものが与えられたとしても、「ワタシの求めているものはそんなもんじゃないのに… ママやパパに見てほしいだけのに…」と不満や不安が蓄積していきます。



では、どうすればこころの距離感が縮まるでしょうか?こころの話だけあって、決まったやり方が存在するわけではありません。でも、もし「やり方で何とかなるでしょ?」と思われている気持ちがあるとしたら、その気持ちこそが最大の障壁となります。またまた偉そうなことは言えないのですが、客観的に人のことを見ていると、この辺のことがよく分かります。

感覚的な話ではありますが、こころを開いて相手のことを理解しようと半歩歩み出る、それだけでお子さまとの関係は緩やかに変わっていきます。

保育園に預けて働いているお母さまは、とてもお忙しいことと思います。十二分にがんばられていることと思います。

これ以上がんばる必要はありません。お仕事を辞める必要もありません。深呼吸をして力を抜いて、自分を感じてみる、そしてお子さまを感じてみる。そこからスタートできます。



親子関係のみならず、園においては保育者と子どものこころの距離も大切ですね。この記事でも少し触れましたが、「つながる感覚」で自分を満たしていこう、その延長で自分を・相手を大切にしていこう、改めて思います。

お読みいただきありがとうございます。

0907図書館2


















〈給食〉

0907給食

















・五分つきごはん
・納豆(青ねぎ混ぜ)
・えのきと小松菜のおみそ汁
・かぼちゃのごま和え

〈おやつ〉

0907おやつ

















・じゃことのり混ぜおにぎり

[園長の日記 目次 に戻る]

hidamarihoikuhidamarihoiku  at 23:30コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

夏の終わりのどろんこ遊び

みなさまいつもありがとうございます。

0902どろんこ1


















足の裏から伝わる砂のザラザラした・ひんやりした感触、気持ちがいい。水たまりに足をつっこむ感覚、悪くない。水路を掘る。バケツ満タンの水を豪快に流し込む。水が流れていく。それだけなのにわくわくする気持ち… ああ、楽しかった!



夏の終わりのどろんこ遊び。今日はプール最終日の予定でしたが天気・気温を考え、無理して水に入るよりも楽しいだろう、と急遽予定を変更しました。

0902どろんこ2


















0902どろんこ5


















最初からどろどろになって遊ぶ子、ちょっと控えめな子、様々ですが、それぞれのペースでどろんこを楽しむことができました。プール見学の子も服を着たまま濡れない範囲で参加、みんなでわいわいした感じを共有できたこともよかったな。

昨日のお散歩では一歩引いてみんなを眺めていた私ですが、今日は水を流し込む・穴を掘る… 率先して遊び場のコーディネートをしていました。主役は彼らですが何だか楽しくて。後半は、水を流し込むついでに大きい子にバシャっとかけたり、いたずらもさせてもらいました。

0902どろんこ3


















0902どろんこ4


















みんなでわっと騒いで、夏の水遊びシーズンの区切りとすることができました。移り変わる季節、少し寂しくもありますが、9月を・秋を思いっきり感じていこう。

お読みいただきありがとうございます。

〈給食〉

0902給食

















・麦ごはん
・ちくわときゅうりのごま和え
・もやしとにんじんのおみそ汁
・キャベツのツナ煮

〈おやつ〉

0902おやつ

















・桜えびおにぎり

[園長の日記 目次 に戻る]

hidamarihoikuhidamarihoiku  at 23:30コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

「大丈夫」という感覚、大切にしていきたい

みなさまいつもありがとうございます。

0823畑1


















今日は、大きい子3人と一緒に畑へ。ひたすら草刈りをしました。

毎度のことですが、「小奇麗」とは正反対の管理状況(笑)。余裕を持って手を入れる訳ではなく、「どうしようもない」と思ってもしばらくは手が回らず、やっと何とか時間をつくって訪れているのが正直なところ。でも、それが今の実力値ですので、背伸びをせずにできることをやっていきたいです。

「サツマイモの葉っぱが見えないぐらい草が茂っているよ」と事前にみんなに言っていたのですが、「そんなことないじゃん。ちゃんと見えるよ」と言ってくれる子どもたち。たくましく頼もしいですね。



さて、そうして草刈りを始めて毎回思うことがあります。それは『な〜んだ、大丈夫じゃないの』ということ。

イネ科の草がとう立ちし、サツマイモの葉への光を遮るようにそびえ立っています。ですが、根元を見るとサツマイモの茎と地面の接点付近には、草はあまり生えていません。

刈った草を常に根元に「草マルチ」として敷き詰める、そういう育て方をしているからなのですが、草マルチが雑草を防止してくれている隙に、サツマイモは一定範囲に根を張り巡らすことができます。サツマイモの根が土の中である程度の影響力を保っていれば、近くにあまり強い草は生えてきません。そこまでいけば、あとはほとんど手をかけなくてもたくましく育ってくれるのです。

菜園の近隣の区画の方は、本当に綺麗に管理されています。その方々から見えれば耕作放棄地のように写るかも知れない園の畑ですが、作物たちは彼ららしく育っていると思っています。



この「大丈夫」という感覚、子どもたちに対しても感じ続けています。

パッと見はすごく不安定に見える子に対しても、「大丈夫」と感じることのほうが多いです。多分、その子の心の奥底がしっかりしているとか、母子関係が土台にどっしりとあるとか、そういったことを総合的に捉えて「大丈夫」と感じているのだと思いますが、そういう時は大抵大丈夫です。

見かけに踊らされずに、根元・足元を見る。「大丈夫」という感覚、大切にしていきたいです。

勿論、そう思えないときは、ご相談させていただきますが、今までそういった例はあまり多くなかったです。この世で大抵の事は大丈夫。だって、世界は愛に満ちていますもの。


お読みいただきありがとうございます。

0823畑2


















〈給食〉

0823給食

















・五分つきごはん
・厚揚げとなすのみそ炒め
・鶏団子とチンゲンサイの和風スープ

〈おやつ〉

0823おやつ

















・こんぶとおかかおにぎり

[園長の日記 目次 に戻る]

hidamarihoikuhidamarihoiku  at 23:30コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

あの日 あのメンバーで あの場所に(1110雑感)

みなさま いつもありがとうございます。

1110里見公園1

















(3〜5歳児クラスは おにぎりを持って 里見公園へ。
 公園上部の林ゾーンの探検に出発です。)

1110里見公園2


















1110里見公園3


















1110里見公園4

















(坂を下って バラ園に到着)

1110里見公園5

















(「どろけい」中。手前の子たちは つかまった「どろぼう」。
 奥のほうで 捕り物(笑)が 繰り広げられています。)

1110里見公園6


















1110里見公園7



















この秋2回目の おにぎりの日。
前回に続いて 雨模様の予報。
ぎりぎりまで 出かけるか 迷った。


3つの天気予報と にらめっこをした。

ぎりぎり 出かけている間だけ 雨は止む
とも 読み取れなくはない。
しかし それ以上の自信は まったくなかった。

前回は 予定を変更して 中央図書館にお出かけ、
園に戻ってきて おにぎりを食べた。
今回も そのパターンのほうがいいのか?

もしくは 市民の森や 堀ノ内貝塚の
林の中の散歩なら 多少の小雨の中でも
出来るかも知れない。
でも 遠足としての特別感はあるのか?

今回 バスで出かけるのは 3〜5歳児クラス。
行き先を図書館 と割り切れば
全員ではないにせよ もう少し多くの子を
外出させることも出来る。
「多くの子の外出」を 優先させるべきか?

そんな 自問自答を繰り返す。


結局決めたのは、
行き先を 鎌ヶ谷市制記念公園 ⇒ 里見公園 に変更しての
遠足強行 だった。

前回 雨の日パターンに変更したから今回は・・・
とは 思っていた。

雨がどうしようもなかったら
市川市の博物館に行く という逃げ道もあった。

だが、最終的に拠り所になったのは、
思いっきり遊べる可能性 があるのならば
それに賭けたい という想いだった。

小雨が降る中での 出発となった。
一度決めてしまうと もう迷いはない。

結果を書いてしまうと
途中 霧雨が降る事があったが、
ほぼ ストレスなく遊べて おにぎりを食べられた。

「がんばって 行ってきました」ではなく、
『問題なく 遊べました』というのが大きい。

そして、
『「どろけい」のゲームが 大盛り上がりで
 みんなが笑顔いっぱい、汗だくになって 走り回りました。』
これが 嬉しいことだった。

あの日 あのメンバーで あの場所にいかなければ
実現しなかったこと。

今回、連れて行けなかった 子どもたちがいる。
職員さんたちがいる。

偶然とはいえ こういう結果になって
彼らに 園に残ってもらった 甲斐がある と思えた。
それが嬉しい。



「どろけい」は 公園下部の平坦なゾーン、
バラ園横の 花壇と芝生のエリアで 始まった。

里見公園で遊ぶなら
公園上部の アップダウンの激しい 林のゾーンかなぁ
と思ってはいたが、
子どもたちが この場所で 自然に鬼ごっこをはじめた。

ちょうど雨も上がり 明るくなってきた。
見通しがよくて 追いかけるのに 丁度よい広さ。

それならば と思い、
子どもたちに どろけいを提案し 私も参加して一緒に走った。

参加は 4・5歳児クラスの全員と 3歳児クラスの一部。

ルールの理解度も高く、
けいさつ役が連携して どろぼう役を はさみ討ちにしたり
どろぼう役が つかまった仲間を救出するシーン
も 見られた。

最後まで逃げ回っていた 5歳児クラスの子を
けいさつ役4人が 包囲する。
袋のねずみ状態になり
どろぼう役が「そんなのずるい!」
と 取り乱すシーンもあった。

みんなの真剣度が高いが故に
起こった出来事だと思った。

4歳児クラスの2人も 健闘していて、
2人だけが残って 逃げ続ける回もあった。

かなり長い時間 走り続け 捕まった後に
「もう走れないよ〜」と言っている顔が
何とも爽やかだった。

「もう1回」、「もう1回」とゲームは続き、
昼食の時間を 圧迫するほどだった。

素敵な空間に みんなの歓声が響き渡たり
この上なく 幸せな気持ちになった。



園でおにぎりを食べることになった 1・2歳児クラス、
こちらもいい時間だったようだ。

外出組が これだけ遊べたのだから
ベンチ公園なり 子安神社なりに
出かけられたはずだ。

だが、
主担当の職員さんは
『や〜めた』と
すっぱり外出を やめてしまったそうだ。

大きい子がいない いつもと違う園。

その時間が あまりに穏やかで
小さい子だけの おあつまりもいい感じで、
室内で遊び続けたほうが いい時間になる
という確信があった様だ。

こうした判断が出来る 職員さんがいること、
頼もしいと思うし 嬉しく思う。


5歳児クラスのみんなにとっては、
多分 最後のおにぎりの日になる。

外出組・室内組 職員さんのそれぞれが
素敵な時間を送れたこと、
嬉しく思う。


お読みいただき ありがとうございます。


〈おやつ〉

1110おやつ

















・豆腐白玉きなこがけ

[園長の日記 目次 に戻る]

hidamarihoikuhidamarihoiku  at 14:46コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!