アメリカと聞いて何をイメージするでしょうか?
自由の国やディズニーランド、ハリウッドなどいろいろあると思います。
その中で「」や「犯罪」と答える人は少なくないでしょう。

僕がアメリカに何度か出張に行った時ですが、郊外型スーパーマーケットには普通に猟銃が売っていました。他には狩猟用のボーガンもありました。
どこに行ってもこんな光景ばかりではないですが、銃がアメリカ人にとって身近な存在なんだなぁと思いました。


今更ですが、なぜアメリカ人は銃を持つのでしょうか?
これは本によって、いろいろな解釈が書かれています。
開拓時代には、自分で自分を守る為に銃が必要だったのでそれが定着している。
アメリカの独立戦争を戦ったのは民衆が銃を持って戦ったからなどです。
いろいろな解釈がありますが、いわゆる「自衛権」なのでしょう。
ただ、自衛の為に存在している銃によって、犯罪が引き起こされているという現実は、意図的に黙殺されているみたいです。

また、銃の所持については「全米ライフル協会」の影響が強いです。
全米ライフル協会」は、いわゆる圧力団体の顔を持っているので、大統領選の時などは票に影響を及ぼします。なので、歴代の大統領は銃規制を声高に叫べないのです。
歴代の会長には、猿の惑星でおなじみのチャールトン・ヘストンがいます。
この人はハリウッドでの影響力が強いので、銃規制反対キャンペーンでハリウッドスターを動員したりしたらしいです。
またチャールトン・ヘストンは「銃を取り上げるなら私を殺せ」という発言をしたそうです(苦笑)。ここまでくると病気としか思えません。


さて、自衛の為に所持している銃ですが、実際のところ自衛で使用されるケースは皆無のようです。
驚いたコトに、銃の用途ナンバーワンは「自殺」だそうです。
自分を守るための銃で自分を殺すとは、なんとも皮肉な話しであります。
このような統計データもあるそうです。
「2005年の統計データでは、約3万1000件ある銃による死亡数のうち55%が自殺となっているそうです。
その他の銃による死亡は殺人が40%、事故が3%、警察官による射殺などの法的な殺害が2%となっています。これは2005年に限った現象ではなく、銃による死亡は殺人や事故よりも自殺のほうが多いという状況がずっと続いているとのこと。」

ちなみにアメリカ人の死因ベスト10は以下のとおりです。
 第1位:心臓病
 第2位:喫煙
 第3位:がん
 第4位:糖尿病
 第5位:医療ミス
 第6位:受動喫煙
 第7位:自殺
 第8位:肥満
 第9位:健康管理不足
 第10位:飲酒運転

11位以下に、殺人やテロが入ってきます。
銃が絡むのは自殺と殺人ふだけなので、これも意外といえば意外でした。
銃規制も必要ですが、食事などの健康管理もしっかりする必要があるようですね。