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未払い金時効、5年に統一 明治以来初、民法大改正


お金の貸し借りや商品の売買といった契約のルールを大幅に見直す民法改正案が12日、

衆院法務委員会で自民、公明両党などの賛成多数で可決された。

今国会で成立する見通し。サービス提供者が取引条件を示した「約款」の内容が

無効になる基準を明示し、診療費や飲食代、弁護士費用などの

未払い金の時効は原則5年に統一する。

契約分野の抜本改正は明治時代の1896年の民法制定以降初めて。

改正項目は約200に及び、周知のため施行日は公布から3年以内とした。

(4月12日 熊日新聞より)




ニュース等でもご存じだとは思いますが、

民法の改正が行われます。

施行日は交付から3年以内ということで

そう遠くない時期に改正されることになります。

現在の民法は、明治時代につくられたものを

多少の細かい修正を繰り返しながらとは言え、

大部分は明治時代のものをそのまま利用しています。



普通考えてみたら、

明治時代に作られた民法ということは

大日本帝国憲法(明治憲法)のもとで作られている訳ですので

先の戦争で敗れ、明治憲法から現在の日本国憲法に

変わったときに、民法も改正するのが当たり前なのですが

当時の政府や憲法学者は、現在の日本国憲法について、

簡単にいうと、明治憲法の改正手続きでできた憲法なので

明治憲法のバージョンアップに過ぎないくらいの考え方のようで、

それもあって、民法の改正は行われなかったようです。



しかし、さすがに、社会環境の変化により、現状の社会生活にそぐわない部分も

増えてきており、今回の改正が進められているものです。



今回の改正案のポイントは以下の通りです。

□ 取引条件を示した「約款」の規定を新設

□ 未払い金の時効を原則5年に統一

□ 中小企業向け融資の連帯保証人の保護策を拡充

□ 法定利率を年3%に引き下げ、変動制も導入

□ 住居の賃貸借契約に関する原状回復などのルールを明記

□ 認知症などで判断能力のない人の法律行為は無効など明文化



では、話はかわりますが、

今回の民法改正で、一番困るのは誰だと思いますか?


例えば、法律に関わっている、裁判所弁護士などでしょうか?

しかし、これらの方々は、そもそも頭の良い方々ばかりなので

改正したとしても、おそらく対応できると思います。



それでは、法律の勉強をはじめる受験生の方はどうでしょう?

確かに、今まで勉強していたのが、全く新しい法律に変わるとなると

勉強をやり直さなければならなくなるので、多少困るでしょう。

しかし、改正後に法律の勉強を始める方にとっては

最初っから改正後の勉強をするのですから

その方々はあまり影響ないでしょうね。



実は、もっと困る方々がいます。

それは、私たちのような、法律を教える立場の方々学校

過去問を出版している方々です。

講師は、当たり前ですが、受講生に教える立場なので

ちゃんと正しい知識を教えなければなりません。

そのため、テキストも作り直さなければなりません。

もっと厄介なのは、過去問で

今回の改正に伴い、過去問のストックを見直し

新たに解説をし直さなければなりません。



実は、同じような状況が、会社法が大幅に改正されたときにあって

その頃のお話を聞くと、税理士を辞める方が増えたと聞いています。

なぜかというと、条文が変わって、

今まで慣れ親しんだ、法律の条文が、改正によりどこに書いてあるか

分からなくなり、辞書が引けなくなったという理由だそうです。


同じことを、今回の民法改正にあてはめると

民法709条」=「不法行為

と反応的に身についた知識が

改正によって、不法行為に関する条文が、何条に書いてあるか

分からないということになるわけです。

条文が何条に書いてあるかわからないということは、

過去問の解説の原稿を書こうにも、「第何条の条文により・・・

という説明がなかなかできなくなるということです。



おそらく、大手の法律系の専門学校は

今、過去問の見直し作業でどこも頭を痛めているはずです。



そのことは置いといて

今の段階で言えることは、

行政書士試験で合格を目指されるのであれば

早く合格してください。」

ズルズル勉強していると、民法改正にぶち当たり

一から民法を勉強しなくてはならなくなります。

これは非常に大変です。

例えば、「錯誤は無効」と頭にインプットしていたことが

改正後、「錯誤は取消し」に変わるわけですから

改正前の知識が、改正後の知識を覚えるのに

邪魔になることは目に見えてます。

ですので、とにかく合格したければ

早く合格できるよう、1日1日を大切に学習していきましょう。

今年の行政書士試験までは、4月22日時点で

残り 204日です。


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