あけましておめでとうございます。

ひさしぶりにブログを見てみたら、昨年の年始のあいさつをしていなかったので
ここ二年分を振り返ってみたいと思います。

世の中がコロナコロナと言われている二年間でしたね。
当方としては、コロナ直前にスーパーへの出荷をやめ(だって機械からの自動発注って言われました、スーパーって頭おかしいでしょ、農家にそんなこと要求するんだよ)、作っているいちごをちゃんと評価される人に食べてもらうことを目標に、いちごの直売でやっていく!との決意のもと
コンテナハウスを買い、直売をはじめたのが2019年12月でした。
ちょうどメインの土耕栽培でとちおとめを作っているハウスのボイラーが壊れ、無加温栽培となってじっくり味がのっていたのをうまく使っておいしいいちごの評判をいただき満足していたのが昨日のことのようです。
ただ、そこまで需要が多くなくて、何度か何十キロもいちごを捨てました。


その後2年間で、中古のハウスの移設建築を二か所行い、メインに栽培していた借りていたハウスを取り壊し、新たな生産基盤拠点作りを行っていました。
最近建てたハウスはうちのスタッフのみでの建設からビニール展開までしまして、自信がついています。
今のハウスは高すぎます、補助事業ありきでハウスメーカーの値段が設定されているので、普通に建設して農業生産でペイすることが不可能、なので中古の移設、ハウス内設備を韓国製、自社スタッフでの建設作業でほぼ半値で作っています。

いちごの直売も市役所からはコンテナハウスの是正指導を受けたりして紆余曲折はありましたが、移動販売車を購入しての販売を行ったり(これはコロナの補助金いただきました、コロナありがとう)、愛知県から永続的空間を生み出さない施設としての助言を受けたりして、地元の行政からやられたり、また別の行政から助けられたりしています。

土耕栽培とちおとめの完熟収穫と鮮度良いままでの販売提供や、近隣の農家仲間のおいしいトマトやナスや卵などの農産物のセット販売、ダイレクター発案のいちご券なる割引券を使っての直売でたくさんのいちごラバーズたちのご愛顧いただきまして、無事三年目に突入しております。

水稲作については、東京への契約栽培や、顧客要望での特別栽培基準米の導入、収穫期ずらしのための別品種の導入といろいろチャレンジしてきましたが、相場が高い時期の業者の要望にのったことと、当方のお米の品質の低下が重なってうまくいかなかったと今となっては反省しております、それも仕方なしだとおもいますが我々生産者はどうしても1年1作のため販売活動についても数年単位で付き合えるかどうかスパンを長めにみますが、販売業者は目の前の顧客にお米を売って現金に変える商人のため、米を仕入れる農民より現物のお米と顧客が払う現金を見ているのでしょう、売り手と買い手の双方向が一致する近江商人の感じはコメ業界にはまったく感じません、それに政府の転作制度も絡んできますのでもういったい何がどのようになるのか誰にも読めません。
米屋なんてそんなもん、と言いますが、本当によくわかりましたので、彼らとは商売に関してユダヤ人対応のように注意して、まだ米作りは続けますので気を付けて頑張りたいと思います。

ちょうどこの時期、コンバインの更新をしたので、機械があまりに大きく取り回しが危険のため市街化区域にはとうてい作業にいけませんので、だんだんと街中の田んぼの耕作を断っていますが、地主は我がもの顔で、前の耕作者は何も言わずにやってくれたとか、逆年貢は困る、とか好き放題言ってかかってきますので、市街化区域で生産緑地になっている農地は固定資産税が10aあたり7万円ほど安くなっている、その恩恵はすっかり忘れて、我々田んぼ耕作を請け負っている人たちを昔の小作人扱いで文句を言ってきます、本当に嫌になります。


あと困ったことは、公共工事の問題です。
いちごのハウス前での直売をしていると、工事のおじさんが現れいちごをたくさん買ってくれますが、来週からこの前の道は1か月間通行止めです、とか言ってきます。
いちごが販売できなくなります、工事には反対しませんので、代替案を出してください、と言っても、頭がないのが、そちらで考えてください、できることはやります、警備員は出します、とかいう親身になってる感じがしますが土建屋らしい適当なあしらい方で本当に腹がたちました。
こちらで販売用の代替地を探し、地主に頭を下げ貸してもらい、車を止める場所も探し、これも地主と交渉し、いったい公共工事とは何様なのかと思いました。今まで何年も事業に協力してきましたが、そんな協力している市民の態度など行政や土建屋には一切関係がないことがわかりました。

是正指導や公共工事の事例で、今まで国のミッションに行ったり、国際会議出たりとあれこれ楽しく仕事していたことと全く違い、基本的にこの2年で付き合う行政は我々農業のじゃまばかりしてくるのでほんとうに嫌いになりました。
税金も納めていますので、今まで遠慮して政治家を使いませんでしたが、今はすぐに使います、我々の市民の代表としての声は政治家から行政に届けねばならないので、今まで以上に選挙も一生懸命やります。私の住む地域の行政は市民より上だという感は変えないといけない。

海外の関係は、まったく動けなくなりました。
合間合間をみて動けるようですが、隔離の期間があるため、どうしても行けません。
2020年1月に上海に行ったのが最後で二年間海外行けていません。
変わりに、日本に来ているアフリカやアジアからの政府高官留学生にうちの農場にインターンに来てもらっています。
モザンビーク3か月、タイ2週間、エスワティニ/ブルキナファソ/セネガル2週間、コモロ3か月、ブルキナファソ2週間と多彩です。
賢い人は農作業も賢い。
コロナ前にもナミビア、ガンビア、マダガスカルと来ていましたので
そのうち全部の国を回って彼らと再会して、彼らの現地国でいちごのプロジェクトを作ってもらうからねー



という感じでそれなりに過ごしています。
農業ももう16年目に入りました。
この春からは新たなプロジェクトも始まりますし
ますますがんばりたいと思います。

270252809_7448148535210494_6658571935371212099_n