2009年09月17日
意識不明の高校球児死亡 土庄高校(香川)
3月28日に野球の練習中に打球が当たり、意識不明だった香川県立土庄高校野球部2年竹原拓槇君(17)が16日、外傷性脳幹損傷のため入院先の高松市の病院で死亡した。
県警小豆署によると、竹原君は野球部の練習で守備に就いていた際、飛んできた球が首に当たったという。
県警小豆署によると、竹原君は野球部の練習で守備に就いていた際、飛んできた球が首に当たったという。
2009年09月15日
甲子園出場校・酒田南高野球部3年7人が飲酒
今夏の全国高校野球大会に山形県代表として出場した酒田南高野球部の3年生7人が、甲子園出場後間もない8月中旬に野球部寮内で飲酒していたことが14日、わかった。
日本高野連は16日の審議委員会で処分を決定する。
県高野連によると、8月19日に3人が、同21日にもこの3人を含む7人が、居室に持ち込んだ缶チューハイとビールの計9本を飲んだという。7人の中には甲子園出場メンバーも含まれているという。
日本高野連は16日の審議委員会で処分を決定する。
県高野連によると、8月19日に3人が、同21日にもこの3人を含む7人が、居室に持ち込んだ缶チューハイとビールの計9本を飲んだという。7人の中には甲子園出場メンバーも含まれているという。
2009年09月11日
天理野球部員、強制わいせつ容疑で逮捕
奈良県警天理署は10日、強制わいせつ容疑で、天理高校硬式野球部員で2年の男子生徒(17)=奈良県天理市=を逮捕した。
同署によると、生徒は容疑を認めている。
逮捕容疑は、8月30日午後8時45分ごろ、天理市内の集合住宅1階で、帰宅してきた女性医師(27)に声をかけて呼び止め、前から抱きつき胸などを触ったとしている。
天理署によると、女性が今月2日、天理市内の駐輪場付近でこの生徒を目撃して通報した。天理高校によると、男子生徒は今夏の全国高校野球選手権大会に出場したレギュラーメンバーではないという。
同署によると、生徒は容疑を認めている。
逮捕容疑は、8月30日午後8時45分ごろ、天理市内の集合住宅1階で、帰宅してきた女性医師(27)に声をかけて呼び止め、前から抱きつき胸などを触ったとしている。
天理署によると、女性が今月2日、天理市内の駐輪場付近でこの生徒を目撃して通報した。天理高校によると、男子生徒は今夏の全国高校野球選手権大会に出場したレギュラーメンバーではないという。
2009年09月01日
岡田7K快投!全日本の“エース襲名”
「練習試合、近大1-5全日本選抜」(30日、近大グラウンド)日米親善高校野球大会に派遣される全日本選抜チームが30日、奈良・生駒市内の近大グラウンドで1、2年生主体の近大と練習試合を行い、5-1で勝利した。先発した岡田俊哉投手(智弁和歌山・3年)は3回を無安打7三振無失点の好投。4番ライトで先発出場した堂林翔太投手(中京大中京・3年)も3打数1安打を放った。全日本選抜チームは9月1日に米ロサンゼルスに向けて出発する。
◇ ◇
JAPANの“エース襲名”と言ってもいい。先発マウンドを託された岡田が、大学生を相手に3回を無安打無失点、4連続を含む7奪三振の快投だ。「甲子園が終わってあまり練習ができてなくて不安もあったけど、いいピッチングができました」。充実の投球内容に、自然と笑顔も弾んだ。
阪神、日本ハムなど6球団13人のスカウトが視察する中、存在感を見せ付けた。切れ味抜群のスライダーと速球が冴(さ)えて危なげなし。大藤監督(中京大中京)も「期待通り。軸になると思う」と絶賛だ。甲子園でつぶした左中指のマメも癒えた左腕は、「全部勝って帰ってきたい」と米国遠征の全勝を力強く誓った。
4番に入った堂林も先制点を呼び込む右線二塁打を放ち、主砲の面目躍如だ。外野守備には不安があると言うが、「(4番は)うれしい。しっかり仕事をしたい」と頼もしい。1番・遊撃で先発した今宮健太(明豊・3年)もリリーフ登板し、九回は3者三振締めだ。聖地を沸かせたスターたち。米国でも輝きを放つ「準備」に抜かりはない。
デイリースポーツ
2009年08月27日
甲子園出場の熊本工教諭、覚せい剤で逮捕
熊本県警は27日、熊本市健軍3、県立熊本工業高校教諭里野寿一容疑者(33)を覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕した。
発表によると、里野容疑者は8月中旬頃、覚せい剤を使用した疑い。
里野容疑者は26日午前10時頃、熊本市新屋敷2のマンションで、面識のない男子大学院生(23)方に「かくまってくれ」と上がり込み、トイレに約2時間閉じこもるなどし、県警が住居侵入容疑で現行犯逮捕。尿検査で覚せい剤の陽性反応が出たため、27日、同法違反容疑で再逮捕した。里野容疑者は「注射器で打った」と使用を認めているという。県警は、一連の行動は覚せい剤使用による幻覚症状とみている。
同校によると、里野容疑者は2000年4月から実習助手として同校に勤務し、07年4月に教諭として採用。繊維工業科で教えていた。同校野球部OBでもあり、1994年に選抜高校野球大会に出場した時の中心選手の一人だった。2000年から7年間は野球部コーチを務めていた。同校は今夏も甲子園に出場し、一回戦で三重に敗退している。
発表によると、里野容疑者は8月中旬頃、覚せい剤を使用した疑い。
里野容疑者は26日午前10時頃、熊本市新屋敷2のマンションで、面識のない男子大学院生(23)方に「かくまってくれ」と上がり込み、トイレに約2時間閉じこもるなどし、県警が住居侵入容疑で現行犯逮捕。尿検査で覚せい剤の陽性反応が出たため、27日、同法違反容疑で再逮捕した。里野容疑者は「注射器で打った」と使用を認めているという。県警は、一連の行動は覚せい剤使用による幻覚症状とみている。
同校によると、里野容疑者は2000年4月から実習助手として同校に勤務し、07年4月に教諭として採用。繊維工業科で教えていた。同校野球部OBでもあり、1994年に選抜高校野球大会に出場した時の中心選手の一人だった。2000年から7年間は野球部コーチを務めていた。同校は今夏も甲子園に出場し、一回戦で三重に敗退している。
2009年08月25日
91回大会を振り返って
今大会で感じたことを私見ですが書いてみたいと思います。
まず投手についてですが、体力が一時代前と比べ物にならないほどアップしてきたのでしょう。
150キロを越す速球を投げる投手が3人もでました。
菊池(花巻東)、今宮(明豊)、秋山(西条)。
その他140キロ台なんて普通にドンドン控え投手でも投げていて、一昔前の140キロが出たら豪腕と言われてた時代はもう考えられません。
しかも帝京の伊藤投手も1年生でありながら140キロ台後半の速球を投げていました。
しかしそんな中、決勝に残った2校のエースは130キロ台の速球がメインの投手であったということが注目に値すると思います。
球速はあるのにこしたことはないのでしょうが、それが全てではないということの証明だと思います。
長崎日大戦等で、150キロ台を連発しながらも3ホームランを浴びた菊池君がいい例です。
今宮君も相当打ち込まれました。
重要なのは投球術とコンビネーション、制球力です。
コンビネーションで優れていたのが、関西学院・山崎投手。。いや本職は捕手なんですね。
本職が捕手だけに、コンビネーションが素晴らしかった。
あの165センチの身体で強打・中京大中京に真っ向から立ち向かい、堂林君からも三振を奪う活躍で、中京大中京が優勝までの過程で一番苦しんだ試合ではなかったでしょうか。
ぜひ投手の本当の鍛え所を間違えないでいただきたいなと思わずにいられない大会でした。
高校野球はプロ野球選手候補の品評会ではありません。
いかにチームの勝利のために力を合わせて戦うのか。
『悔いのない思いっきりの球を投げて打たれたんだからしょうがない。』といったコメントを速球投手に限ってよく口にしていたのを聞いたように思いますが、そりゃそうなんだろうけど、『なぜ思い切り投げた球でも打たれたのか?』ということを考えてもっと悔しがれよと言いたい気分になりますね。
一度負けたらお終いの夏の高校野球だからこそ魅力も倍なのですが、そんなことを言われちゃあしらけてしまいます。
特にこれからプロに行こうという投手の皆さんは、特にそういうところに気を付けないと勝てる投手にはならないでしょう。
プロ野球。『負けてもまた次がある』世界です。
その一球にこだわらない投手は、次頑張ればいいわ・・・とズルズルとなってしまうはずです。
プロでもいい参考になるはずです。
最近は若くして、エースの貫禄を背負った勝てる投手がたくさんいます。
ダルビッシュ、田中、涌井。
彼らのコンビネーションは若くして円熟の域に達しています。
是非、経験を積んで、いい投手に育っていってもらいたいものです。
打撃に関しては、相当な進歩が見られます。
小さい頃から、イチロー等型にとらわれない好打者を見てきた世代です。
食にも恵まれパワーにも秀でており、自分の特徴を生かした選手が数多く見られたと思います。
これは偶然かもしれませんが、過去20年ほどの全国大会で見ても強豪だったチーム、今大会で言うと智弁和歌山・PL・帝京・常総学院・天理がそれぞれ思っていた力を発揮できない結果と終わりました。
高校野球界も少子化、野球留学を悪と見る傾向に押されてか、戦国時代に入ってきた様相なのかと思います。
また秋の大会を経て、選抜へと続いていく高校野球。
リニューアルした甲子園とともに、選手の力量も一昔前に比べ大きくアップした姿を見れた大会でしたが、『勝利に対するひたむきさ』にやや不満を感じどこかやや寂しさを感じる大会であったのも事実でした。
おやじの小言として聞き流していただければ幸いです。
2009年08月21日
智弁和歌山・岡田発熱で力投も力尽く
第91回全国高校野球選手権大会第11日
近畿の最後の砦・智弁和歌山が1―4で都城商に敗れた。
甲子園春夏通算59勝目は幻に終わった。
試合終了の瞬間、智弁和歌山・高嶋仁監督(63)は口を真一文字に結んだ。
「2つ勝ったのはいいプレゼントでした。十分でしょう」。選手を優しくねぎらった。
中学時代から、その才能にほれ込んでいた岡田俊哉が打たれた。
初回2死一、二塁から連打で3点を許した。県大会で32回1/3連続無失点を記録したエースは、アクシデントに襲われていた。
札幌一(南北海道)との2回戦で左手中指のマメをつぶした。滋賀学園(滋賀)との1回戦から発熱も続いていた。最高で38度3分まで上がったが、この日は検温せずに試合に臨んだ。4度目の甲子園で自身ワーストの12安打を浴びながら、12三振を奪った。試合後、プロ入りを希望した左腕は、3試合連続2ケタ奪三振で意地を見せた。
「育てがいのある選手でした」。指揮官は岡田に感謝した。甲子園監督勝利数トップ(59勝)の称号は、来年以降に持ち越しとなった。3番・西川遥輝(2年)らベンチ入り18人中7人が残る。「軸となる選手が下級生なので、来年につなげてほしい」と高嶋監督は期待した。
スポーツ報知
近畿の最後の砦・智弁和歌山が1―4で都城商に敗れた。
甲子園春夏通算59勝目は幻に終わった。
試合終了の瞬間、智弁和歌山・高嶋仁監督(63)は口を真一文字に結んだ。
「2つ勝ったのはいいプレゼントでした。十分でしょう」。選手を優しくねぎらった。
中学時代から、その才能にほれ込んでいた岡田俊哉が打たれた。
初回2死一、二塁から連打で3点を許した。県大会で32回1/3連続無失点を記録したエースは、アクシデントに襲われていた。
札幌一(南北海道)との2回戦で左手中指のマメをつぶした。滋賀学園(滋賀)との1回戦から発熱も続いていた。最高で38度3分まで上がったが、この日は検温せずに試合に臨んだ。4度目の甲子園で自身ワーストの12安打を浴びながら、12三振を奪った。試合後、プロ入りを希望した左腕は、3試合連続2ケタ奪三振で意地を見せた。
「育てがいのある選手でした」。指揮官は岡田に感謝した。甲子園監督勝利数トップ(59勝)の称号は、来年以降に持ち越しとなった。3番・西川遥輝(2年)らベンチ入り18人中7人が残る。「軸となる選手が下級生なので、来年につなげてほしい」と高嶋監督は期待した。
スポーツ報知
2009年08月20日
帝京・伊藤 148キロでサヨナラ呼んだ
帝京(東東京)4―3九州国際大付(福岡)こんな興奮は初めてだった。9回1死満塁から金子の右越え打で劇的なサヨナラ勝ち。延長に備えブルペンでキャッチボールをしていた伊藤は、慌ててグラブを置いて歓喜の輪に飛び込んだ。
「前回1回投げてたんで緊張はしませんでした。九州国際大付は打撃がいいので、きょうは力を抜いて変化球を低めに集めようと思ってました」
16歳の1年生が流れを変えた。2番手のエース平原が7回に被弾し、1―3となった直後に登板。「流れが向こうに行ってたので思いっきり投げました」。2番・和田に、初戦で自身が記録した1年生最速となる147キロ直球を再び投じ見逃し三振。流れを食い止めると、9回2死一塁では9番・三好への3球目に自己記録を更新する148キロを記録。「表示は見えてましたけど、スピードは気にしませんでした」。最後は右飛に仕留め、サヨナラ劇を呼び込んだ。
初戦の敦賀気比(福井)戦で注目された伊藤だが、実は万全な状態ではなかった。開幕前日の7日、不注意からバスに右足をぶつけツメを負傷。出血もひどく登板は危ぶまれた。ところが慌てる周囲をよそに9日には練習を開始。軸足の蹴りが不十分な状態でも147キロをたたき出していた。前田監督は「平原の後は伊藤でいくと決めていた。同点では酷だろうと思ったけどよく放ってくれた」と手放しで喜んだ。
スタンドで見守った母・史美さん(43)は「幼稚園のときには自転車にひかれて骨折したり、小1のときは川に流され死にかけたこともあるんです」と笑う。常に周囲をハラハラさせる存在だった。この日も1点差の8回1死二、三塁でスクイズを空振り。だが、相手のミスで同点になる強運を発揮した。「試合になったら年齢は関係ない」。“甲子園初勝利”を手にしたスーパー1年生は次戦でどんな活躍を見せてくれるのだろうか。
≪九州国際大付 エース納富泣き崩れる≫エース納富はマウンドで泣き崩れた。9回1死満塁から全力投球の直球を打たれてサヨナラ負け。「自信を持って投げて打たれた。最後は気持ちだけだった」と声を震わせた。若生監督は「納富はいい投球だった。力は出した」とかばった。8回には失策と捕逸で2点のリードが消え、強打が魅力の打線も3点止まりだった。目標だった優勝に届かず、若生監督は「こんな形で終わるのは寂しい」とつぶやいた。
スポーツニッポン
強制わいせつ:鵡川高野球部員に容疑 3年生を逮捕 /北海道
今春の選抜高校野球大会に出場した鵡川高校の3年生野球部員が強制わいせつ容疑で北見署に逮捕されていたことが分かった。
同署などによると、逮捕容疑は11日夜、北見市の空き地で女性(25)の下半身を触るなどの行為をした疑い。生徒は15日に逮捕された。高校生は夏休み中で、女性とは面識はなかった。同校は17日、高野連に報告した。
同署などによると、逮捕容疑は11日夜、北見市の空き地で女性(25)の下半身を触るなどの行為をした疑い。生徒は15日に逮捕された。高校生は夏休み中で、女性とは面識はなかった。同校は17日、高野連に報告した。
智弁和歌山が逆転勝ち!高嶋監督は最多タイの58勝
第91回全国高校野球選手権大会第9日2回戦最後となった第3試合は智弁和歌山(和歌山)が札幌一(南北海道)に逆転勝ち。8−5で勝利し、3回戦進出を決めた。智弁和歌山の高嶋仁監督は甲子園春夏通算58勝目を挙げ、中村順司・元PL学園監督の持つ最多記録に並んだ。地方大会から甲子園1回戦まで4試合連続完封の智弁和歌山・岡田の投球に注目が集まったが、岡田は二回裏に2点を奪われこの夏初失点。その後も札幌一に集中打を浴び、味方のエラーも重なり5点を失った。しかし五回以降は立ち直り、札幌一打線に追加点を与えず味方の援護を待った。
智弁和歌山は3点を追う七回表、連打で2点を返し1点差。さらに九回表に一死二塁から喜多が左中間を破る二塁打を放ち同点とし、一死満塁から西川が右翼線に2点二塁打。この回は外浜の犠飛でもう1点を追加し8−5とし、土壇場で試合をひっくり返した。
札幌一は智弁和歌山・岡田を序盤に攻略し5点を奪ったが、五回以降は追加点を奪えず。強豪・智弁和歌山を相手に九回表までリードしたが、先発・掛端、2番手須田が踏ん張りきれず、九回に集中打を浴び力尽きた。
サンケイスポーツ
関学 V候補と二転三転の大接戦も…
「高校野球・2回戦、中京大中京5-4関西学院」(17日)地元の声援を背に、関西学院は九回に追い付く粘りを見せたが、その裏に中京大中京の河合完治内野手(3年)に大会史上17本目となるサヨナラ本塁打を浴びて、惜しくも敗れた。1920年夏以来、89年ぶりの夏2勝はならなかった。
◇ ◇
沸き上がるスタンド。そんなハイテンションな状況でも、絶対に自らを見失わないナインたち。70年ぶりの夏。89年ぶりの2勝目を目指した地元・関西学院は、ベンチ内外での絶妙な一体感をパワーに変え、優勝候補・中京大中京を土俵際まで追いつめた。
初回、新川が打者4人で2点を奪われたところから女房役の山崎裕が登板し、八回に捕手、そして同点の九回、再びマウンドに立った。1死無走者。山崎裕は3人目の捕手・柴田のサインに一度、首を振ってスライダーを投じた。「抜けてしまいました」。痛恨の1球を河合に左中間席に運ばれ激闘は終わった。
あきらめた瞬間などなかった。2点差を一度はひっくり返し、再逆転されても九回に黒木の犠飛で追い付いた。互いに全国制覇経験のある古豪とはいえ、今春のセンバツ8強の中京を相手に驚異的な粘りを見せた。
4番高馬は九回に同点を呼ぶ右前打を放ったが、足がつりそうになり交代。終了後、熱中症と診断された。「最後までみんなとグラウンドに出られなかったことが悔しい」とコメントを残した。守っては広岡監督が「見たこともない」とうなった強い打球を、窪や小原が体を張って止めた。
終わってみれば、17人が出場する、死闘。控え投手として唯一、ベンチに残っていた沢村も気持ちは同じだった。70年ぶりに初戦突破した翌日、芝川部長が「浮かれるかな、と思って見てたけど、自分が新聞に載ってることも知らないような選手がいた」と話すほどで、だれも舞い上がることなく2回戦に備えた。
大観衆4万6000人の声援を追い風に、大健闘。「よくやったと思う。素晴らしい試合だった」と広岡監督は晴れやかな笑顔で選手をねぎらった。そして、惜敗したチームには勝者よりも大きな拍手が-。古豪がまた、新たな歴史を刻んだ。
デイリースポーツ
2009年08月14日
次は新KK対決!桑田氏教え子・関谷9K完封
伝説の「KKコンビ」の風が甲子園を吹き抜けた。第91回全国高校野球選手権大会第4日は13日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第1試合は元オリックスの清原和博氏(41)の親せき、清原雄貴投手(3年)が登板した東北(宮城)が倉敷商(岡山)に快勝。
第2試合は中学時代に元巨人の桑田真澄氏(41)のチームに在籍した日大三(西東京)のエース関谷亮太投手(3年)が徳島北(徳島)を完封した。
両校はくしくも2回戦で対戦する。
【日大三(西東京)2−0徳島北(徳島)】まさに“恩師”の桑田真澄氏をほうふつさせるシーンだった。0―0の4回1死三塁。日大三のエース関谷はボールが指を離れる瞬間、左打者・阪本の気配を察知した。「スクイズだ!」。サインは外角の直球だったが、すかさずウエスト。まんまと空振りを奪い、三塁走者を仕留めた。
「打者が早めに構えたのでとっさに外しました。練習したことはないですけど捕手の吉田がよく捕ってくれました」。中学時代は元巨人、パイレーツの桑田氏がオーナーで、父・俊郎さんが総監督を務める「麻生ジャイアンツ」でプレー。桑田氏譲りの抜群のセンスが大舞台で生かされた。
結局、関谷は初回の3者連続を含む9奪三振の力投で完封。創部80年。春夏通算2度の優勝を誇る日大三の歴史の中でも夏の完封は55年の並木輝男(元阪神)以来54年ぶりの快挙だ。「野手に甲子園に連れてきてもらったので今度は自分が抑えようと思っていた。勝ったので100点ですね」
日大三といえば01年に当時の大会記録となる打率・427で優勝。今回も出場校中最高の打率・488を記録するなど伝統的に打力のチームだ。「ウチは野手に注目がいくので投手としては楽。でも全国はいい投手が多いので投手戦もあるかも、と思っていた」。5日には京セラドームを訪れ、オリックス―楽天戦を観戦。01年優勝時のエースでオリックスで活躍する近藤を見て、ナインと01年の再現を強く誓い合ったばかりだった。
小倉監督は「東京大会と違う勝ち方をできたのは勉強になったけど、やっぱり日大三は打って勝たなきゃね」と打線の復調に期待した。それでも今夏は打てなくても関谷がいる。試合終了の瞬間も表情を崩さずに整列したエースはこう言った。「まだ喜ぶ場所じゃない」。伝統の強力打線を誇る日大三に待望の絶対エースが誕生した。
◆関谷 亮太(せきや・りょうた)1991年(平3)5月10日、神奈川県川崎市生まれの18歳。小学2年で白真少年野球部で野球を始める。ポジションは投手、捕手、遊撃など。小学6年時には川崎市大会準優勝。中学から麻生ジャイアンツに入部し、3番で投手、遊撃。3年時には全国大会に出場した。1メートル80、78キロ。右投げ右打ち。
▽桑田真澄氏 中1のころから見ていますが、スピード、制球、変化球の切れなどバランスがいい投手。打撃のセンスもいいし、守備もうまい。チームメートや周囲に感謝して、次の試合も甲子園を精いっぱい楽しんでプレーしてほしいと思います。
岡田2安打13K完封!智弁和歌山が初戦突破
第91回全国高校野球選手権大会第5日第1試合は智弁和歌山(和歌山)が滋賀学園を2−0で下し初戦を突破した。智弁和歌山・岡田は13奪三振を奪う好投で滋賀学園を完封。
高島監督は甲子園通算57勝とし、中村順司・元PL学園監督の持つ最多記録「58勝」にあと1勝に迫った。
智弁和歌山は三回表、一死二塁から2番岩佐戸が左越え二塁打を放ち1点を先制。六回表には一死三塁から岡田の左犠飛で貴重な2点目を挙げた。
投げては先発のエース・岡田が一回表、先頭打者に二塁打を浴びたものの、危なげない投球で滋賀学園打線を完封。2安打13奪三振の好投で、近畿勢対決を制した。
滋賀学園は一回裏、先頭の疋田がいきなり右中間を破る二塁打を放ち、犠打で一死三塁。その後、三振、四球で二死一、三塁となったが、5番川辺が空振り三振に終わり、先制点のチャンスをモノにできなかった。
その後は智弁和歌山・岡田からなかなかチャンスを作ることができず惜敗。2安打無得点に終わり、好投した棚上を援護することはできなかった。
サンケイスポーツ
2009年08月13日
“虎の恋人”菊池は負けなかった
「高校野球1回戦、花巻東8-5長崎日大」阪神が今秋ドラフト1位指名を決めている花巻東・菊池雄星投手(3年)が長崎日大戦に登場。速球は自己最速を更新する153キロを計時も、3被弾の苦しい投球。左脇腹を痛めるアクシデントもあったが、打線の援護を受けて、逆転勝利を収めた。
◇ ◇
負けられないプレッシャーから解放された。もちろん笑顔はない。菊池雄は最後の打者を空振り三振に仕留めると、力強く左こぶしを握った。そして吠(ほ)えた。苦しみ抜いてつかんだ勝利。全国制覇への第一歩は決して楽なものではなかった。
思わぬアクシデントにも見舞われた。1点差の七回1死一、三塁で、捕手が二塁に送球した間に三塁走者・菊池雄は猛然と本塁突入。セーフにはなったが、クロスプレーで左わき腹を打撲。交代か…。場内は一瞬凍りついたが、アイシング治療を施すとベンチから姿を現した。そして苦もんの表情を浮かべながらマウンドへ。「痛い、疲れたなんて言ってられない」。激痛をこらえながら続投し、八回の味方の逆転劇を呼び込んだ。
人生初の屈辱的な経験もした。二回、山田に先制ソロ。六回には本多晃に2ラン。さらに同点の八回には小柳に勝ち越しのソロを浴びた。1試合3被弾。いずれも右翼から左翼方向への“浜風”に乗ったものとはいえ、菊池雄にとっては衝撃的な出来事だった。
長崎大会準々決勝でセンバツ優勝投手の清峰・今村を攻略した打線に攻め込まれた。「今村君から3点を奪っていたので。バッティングがいいのは分かってました」といいながらも、「まさか3本もホームランを打たれるとは思いませんでした。直球にも変化球にもあれだけついて来られるとは…」と脱帽した。
それでも持ち味のスピードボールは健在だった。二回に自己最速を1キロ更新する153キロを記録。「コントロールを重視してゴロを打たせた方がいい」。球速へのこだわりは捨てているが、左腕では大阪桐蔭・辻内(現巨人)の156キロに次ぐ史上2位の数字を計測したのは進化の証しだ。
あと一歩で頂点を逃したセンバツ。その悔しい思いは日増しに強くなっている。「優勝したシーンを見てイメージを膨らませているんです」。甲子園入りしてからは宿舎で、また移動のバスの中で、2006年の早実優勝、翌07年の佐賀北が日本一に輝いたDVDを見るのが日課だ。今は「優勝」しか頭にない。
「きょうは打線に感謝です」。2回戦の相手は横浜隼人。次こそ真の姿を発揮する。
デイリースポーツ
2009年08月12日
関西学院が快勝!70年ぶり甲子園に校歌が響く
第91回全国高校野球選手権大会・3日目(12日、甲子園)第1試合は70年ぶり7度目の出場となる兵庫・関西学院と2年連続9度目の出場となる山形・酒田南が対戦。関西学院が7−3で勝利し、70年ぶりに校歌が甲子園に響き渡った。関西学院は三回、2本の二塁打で2点を先制。四回に同点に追い付かれたが、六回に二死二、三塁のチャンスで8番山崎純が技ありの適時打を放ち2点の勝ち越しに成功した。1点差に詰め寄られた八回には安食の2点適時二塁打で突き放した。
投げては先発新川が2回途中まで、2番手山崎裕が最後まで投げ切った。地方大会からの必勝リレーで強打の酒田南打線を3点に封じた。打っては13安打7得点、5番黒木が3本の長打でチームの勝利に貢献した。
酒田南は四回に相手守備の乱れを突き2本の適時打で一時は同点に追い付いたが、地方大会で無得点と今大会屈指の左腕安井が踏ん張れず中盤に失点。七回には相手守備の乱れから1点差に詰め寄ったが、八、九回にも失点してしまい、無念の初戦敗退となった。
サンスポ
2009年08月11日
天理、新型インフルものともせず南砺福野に圧勝
第91回全国高校野球選手権大会・2日目第3試合は3年ぶり24度目の出場となる奈良・天理と初出場の富山・南砺総合高福野が対戦し、新型インフルエンザの影響で調整不足が懸念されていた天理が15−1で圧勝した。天理は初回に4安打と四球や相手守備の乱れから7点を挙げ、序盤で試合を決めた。天理は3回までに全員得点、打線はその後も加点し、終わってみれば15得点と打線が爆発した。
序盤に大量リードをもらった天理の先発沼田は切れのあるストレートと変化球を使い分け、7回を3安打1失点と好投。2番手で登板した田渕も南砺福野打線を封じた。
南砺福野は先発の上田が2回7失点と大誤算。2番手金田らリリーフ投手陣も天理打線に捕まった。守備でも5エラーと乱れ、攻守に精彩を欠き大敗を喫したが、ベンチ入りメンバー18人全員が出場を果たし、全力プレーを見せた。
2009年08月10日
如水館−高知は2日連続で降雨ノーゲームに
第91回全国高校野球選手権大会・2日目第1試合は夏6回目の出場となる広島・如水館と3年連続13回目の高知が対戦。昨日、三回終了時点で降雨ノーゲームとなった2日の第1試合は10日、予定通り試合が始まったが、五回途中で降雨のため中断し、結局そのまま2日連続のノーゲームとなった。高知は二回表、先頭の4番木下が右中間へソロ本塁打。この回はさらに2点を追加し3点のリードを奪った。前日は如水館が2−0と先手を取ったが、まったく逆の形となった。
3点を追う展開となった如水館は三回裏、絹川が左前打で出塁。その後、バント失敗などで二死となったが、四球、暴投などで二死二、三塁のチャンスを作ると、3番有山が三塁打を放ち2人の走者が生還。2点を返し1点差とした。
如水館は続く四回裏、二死走者なしから7番金尾、8番絹川が連打。9番森兼が左翼線に二塁打を放ち同点。さらに、山田が四球で二死満塁とし、2番白岩が右中間を破る走者一掃の3点三塁打。この回、二死から集中打をみせ、一挙4点を奪い試合をひっくり返した。
逆転された高知は五回表、四球の池知を一塁に置いて3番西岡がレフトスタンドへ飛び込む大会第3号となる2点本塁打。1点差としたが、雨がひどくなり、五回表一死一塁の場面で中断となった。
試合は約30分後、結局そのまま2日連続のノーゲームとなり、11日に順延となった。11日は第1試合が常葉橘(静岡)−旭川大高(北北海道)、第2試合が長野日大(長野)−作新学院(栃木)、第3試合が天理(奈良)−南砺総合高福野(富山)となり、如水館−高知は第4試合に組まれることとなった。
西条、接戦制し初戦突破!秋山は3安打完投
91回全国高校野球選手権大会第3試合は激戦区・千葉をノーシードで勝ち抜いた初出場の八千代東(千葉)と、春夏連続出場でプロ注目の秋山拓巳を擁する西条(愛媛)が対戦し、西条が八回裏に日野の適時打で勝ち越し。3−2で西条が八千代東を下し、初戦を突破した。
好投手・秋山の前に一回、二回と三者凡退に終わった八千代東だが、三回表は先頭の7番飯田がチーム初安打となる中前打。飯田は二盗を成功させ、山岡の犠打で一死三塁のチャンスを作った。このチャンスで9番土田がスクイズをしっかりと決め、見事に1安打で1点を先制した。
1点を奪われた西条は三回裏、中前打の越智を犠打で二塁に進め、秋山が投ゴロに倒れたが、5番司馬が左翼線二塁打を放ち同点、続く徳永も二塁打を放ち連続長打で一気に逆転した。
1点を追う形となった八千代東は七回表、先頭の高橋が右中間へ三塁打。無死三塁のチャンスで4番上条がきっちりと大きな犠飛を放ち2−2。少ないチャンスをモノにし、終盤で同点に追いついた。
同点に追いつかれた西条は八回裏、二死から四球と安打で一、二塁のチャンス。ここで日野が左前打を放ち、八千代東の左翼手・高橋が後逸。二塁走者が生還し、1点を勝ち越した。結局これが決勝点となり、西条が接戦を制した。
勝った西条・田辺監督は「最後は(決勝打の日野に)代打も考えたが、県大会の決勝でもいいところで打ってくれたし、1本出て本当に嬉しかった」と、嬉しさを口にし、負けた八千代東・片岡監督は「秋山君を打ち崩せなかった。もう少し塁に出てかき回せればよかった。地元だけの選手でこれでけやれたのは選手たちも自信になったのでは」と、インタビューに答えた。
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