2016年10月17日

BiSH Less than SEX TOUR FINAL'帝王切開' 日比谷野外音楽堂(上)

DSC_0762幕張でのももクロのファンクラブイベントの前日、10月8日(土曜日)には、日比谷野外音楽堂にて、BiSH Less than SEX TOUR FINAL'帝王切開'と題するライブを見た。

BiSHは、「楽器を持たないパンクバンド」をキャッチフレーズとする6人組のアイドルグループ。
といっても、私はBiSHについて詳しく知っているわけではない。
ではなぜライブに行ったのか?

アイドルファンは特典会などで同じCDを複数購入するが、同じCDをたくさん持っていても意味がないため、当該アイドルの宣伝・普及活動をかねて、CDを友人や知り合いに無料で配布する慣行がある。
よってアイドルファンをやっているといつの間にかいろんなアイドルのCDが集まる。
私もそのように入手したCDを多く持っているが、せっかくいただいたものなので、あまり興味はなくても、最低1度は聴くようにしている。

BiSHのファーストアルバム「Brand-new idol SHiT」(2015年5月27日発売)も、1年前位だろうか、そのような経緯で入手した。
数回聴いたところ、私は4曲目に入っている”Is this call??”という曲がいたく気に入ってしまった。
基本Aメロとサビしかなく(Cメロはある)、コード進行も簡単な、きわめてシンプルな曲だ。
詳細は機会があれば別に論じてみたいが、秀逸なのは、メロディもそうだが、Aメロ出だしとサビ前半を担当しているボーカリストの声だった。
ハスキーで、声量もあり、絶妙な情感をたたえている。
暗喩を用いて微妙な心の揺れを歌った歌詞も相まって、思わず涙が出そうになる。
あまりにも気に入ったので、一時期は通勤途中に毎日この曲を聴いていた。
その部分のボーカルを担当し、この曲の作詞もしているのが、メンバーの「アイナ・ジ・エンド」(以下「アイナ」)だということは調査していた。
といっても、BiSH自体にはそれほど興味がなかった。
知っているのは、BiSHが、BiSといういろいろ物議をかもすことをやっていた悪名高い(?)アイドルグループの後継グループで、BiS解散後、同じプロデューサーが手掛けたグループであること、BiSの系譜を継いでいるので、ライブでは客が大暴れしたり、メンバーのほうも客席にダイブしたり、東京アイドルフェスティバルでは、炎上商法か、主催者側に止められたのか、2日目の出演をボイコットしたということぐらい。

そんな折、日比谷野音でBiSHのTOUR FINALがあると知った。
チケットは3万円、1万円、5000円の3種類があった。
日比谷野音も久しく行っていないし、5000円で見れるのなら、セトリに”Is this call??”が入るかどうかはわからないが、一度見ておくのも悪くない、客が暴れるという噂は厄介だが指定席なら大丈夫だろうと思って、チケットをとった次第。

さすがにライブに行くにあたって少しは予習しておこうと、公式ホームページをチェックした。
ツアータイトルも変だが、メンバーの名前も「セントチヒロ・チッチ」やら「ハシヤスメ・アツコ」やら奇抜で、”普通のアイドルでない”感を醸し出している。
ルックスも個性的で、好みのタイプは一人もいなかった。
最近(2016年10月5日)3枚目のアルバム(メジャーデビューアルバム)が出たらしく、収録曲である「オーケストラ」のPVが公表されていたので見てみた。
これがかなりの名曲で、やはりアイナの歌声がすごく良い。

DSC_0757当日は雨だったが、夕方には上がった。
日比谷公園に行くと、黒っぽい衣服を着た危なげなオタたちがうようよいた。
アルコールを飲んでいる人も結構いる。
意外なことに女性ファンも多い。
最近BiSHにハマっているという友人と落ち合い、一緒に入場した。
着席前にトイレに行ったが、開演前のトイレに並ばなくて入れるというのが新鮮だ。
すでにあたりは暗く、プレートに書かれた座席番号が読めない。
なんとかスマホのライトを使って探し当てたが、係員もおらず、開演後に入った人は席を探し当てられないのは必定だ。

(長くなったので2回に分ける。)

hideki223 at 22:43コメント(0)トラックバック(0)BiSH | 音楽 

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