2017年07月29日

BiSH NEVERMiND TOUR RELOADED THE FiNAL “REVOLUTiONS”幕張メッセイベントホール

IMG_1638全国20か所21回にわたって行われた“BiSH NEVERMiND TOUR RELOADED”。
そのファイナル公演が7月22日(土)、幕張メッセイベントホールで行われた。

これはBiSH NEVERMiND TOURファイナル(3月19日、ZEPP TOKYO)にてサプライズ発表されたもの。

“BiSH NEVERMiND TOUR RELOADED”については、私は既述のとおり、6月10日、盛岡CLUB CHANGE WAVEに参加した。

その後、6月28日に5曲入りのミニアルバム「GiANT KiLLERS」がリリースされ、それを記念して同日代々木公園野外ステージで行われたフリーライブ“YOYOGi GiANT KiLLERS”にも行った。

幕張メッセイベントホールのキャパは7000人。
BiSHの過去最大規模のライブは昨年10月の日比谷野外大音楽堂の3000人で、その倍以上のキャパを埋められるかどうかが課題だったが、そこは今WACK所属タレントの中で最も勢いがあるBiSH。
開催間近ではあったが見事完売した。

チケットは、1万5000円、6000円、1500円の3つの価格帯に分かれていた。
一番高いのはアリーナ席限定・お土産付き。
私は6000円ので参加。

入場してみると、席はステージほぼ正面、2階席の最後列だった。
が、問題ない。
手ごろな大きさのハコだし、席は傾斜がついているので、へたにアリーナ席の後ろの方よりはステージがよく見える。

いつもは渡辺氏が出てきてライブの注意事項などの前説をやるのだが、この日は映像になっていた(アユニとモモコも出演)。

18時ちょっと過ぎに開演。
ステージ前方にかかっていた金網様の垂れ幕がすっと上がっていく。
いきなり名曲「オーケストラ」から始まった。
最新ミニアルバムに入っている「社会のルール」、「Marionette」、「VOMiTSONG」、「Nothing.」、「GiANT KiLLERS」、それに定番曲をからめて進行。
客席はスタンディングのライブ同様の盛り上がり。
客の歓声やコールがホールにこだました。

IMG_1623IMG_1636IMG_1646IMG_1655IMG_1662IMG_1691IMG_1697IMG_1700(クリックで拡大)



























席からはステージと客席の全容を見渡すことができる。
ステージ上にはセットなどはなく、6人が自在に動き回る。
照明が凝っていて、様々に色を変え多方向に放たれる光がステージと客席を照らし出す。
スクリーンは左右に一つずつと後方に一つ、合計三つあったが、ときどきその間に小さめのが出現して五つになった。
また、後方のスクリーンが消えてその上方にスクリーンが三つ出てくるときもあった。
それぞれ違う角度からの映像が映し出される。
生の姿も、表情まではわからないが、動きはよく見えた。
振付というより演技の一種のような特有のステージングの全体像がしっかりと目に入った。

やや予想外だったのは「鬼バンド」が入っていなかったこと。
前述のミニアルバム「GiANT KiLLERS」付属のNEVERMiND TOURファイナル(ZEPP TOKYO)のバンドが入った映像は圧巻のかっこよさだった。
今後は大バコライブではバンドが定例化するものと期待していたのだが…
その代わり、不評だったヴォーカルの「被せ」は(おそらく)全廃された。
イヤモニを使用。
アイナのパワフルな歌声、チッチの気迫のこもった歌声は言わずもがな、ほかのメンバーも歌の上達が著しい。
とりわけアユニは声量が増していて、独特な破壊力があり、完璧なダンスと相まって、アイナやチッチに劣らないカリスマ性さえ感じさせる。
加入から1年たっていないとは思えないほどの成長ぶりだ。
歴史にもしもは許されないというが、もしもアユニがBiSHでなく普通のアイドルグループに加入していたとしたら、単に、かわいらしくてちょっと(かなり?)恥ずかしがり屋(コミュ障?)の、内気で大人しい女の子でしかなかっただろう。
そんな決してアイドル向きとは言えない女の子が、7000人の観客の前で堂々と歌い踊る。

IMG_1675中盤のMCは、アツコとアユニ中心の定番となったシュールなコント。





続く「MONSTERS」では、ステージ前方各所から炎が放出された。

本編は「BiSH-星が瞬く夜に」で終了。

アンコールを求める客席では、最初数人がサイリウムを振っていたが、大半の人はサイリウムなど持っていない。
が、しばらくするとあちこちで白い光が点灯され、燎原の火のように広がっていった。
やがて客席のほとんどが白い光で埋め尽くされた。
スマホのライトを灯して振っているのだった。

アンコールに応えて再登場した6人(衣装チェンジに時間がかかっていると思っていたが同じ衣装)。

曲は「BUDOKANかもしくはTAMANEGI」。
この瞬間、私は、BiSHが目標としてきた武道館ライブがついに実現し、曲のあとに発表されるのだろうと思った。
だがそれは先読みしすぎだった。
この曲を選択したのは、BiSHは引き続き武道館を目指すという意思表示だったのだろう。
キャパ1万3000人と言われる武道館。
実現はそんな遠い先のことではないだろう。

IMG_1711歌い終わると、6人が横一列に並んだ。
アユニが、「ここで少しBiSHにお話をさせてください」と言って、泣きながら話し始めた。
これには大変焦った。
メンバーが妙に神妙なのと、アユニがあまりにも泣いているので、何か重大な発表があるものと身構えたのだ。

解散?

アユニ脱退?

ありえないとは思いながらも心臓が縮み上がった。
自分がファンになったのはアユニ加入後の昨年10月。
BiSHはこの6人以外考えられない。

幸い、それは杞憂だった。
この晴れ舞台に立ったのを機に、メンバー各自が、BiSHに入ってからの自分を振り返って話すという場だった。

6人それぞれが、自分の言葉で、ときには涙ぐみながら、BiSHにかける思いを語った。

モモコは、BiSHとして初めて人前に立った中野のライブでは、踊りも歌も全くできておらず、泣きながら帰ったらしい。
このままいても、あいつは何もできないと人にばかにされることは明らかだった。
しかし、BiSHのことが好きだから、やめたくなかった。
あそこでやめなくて、ようやくここまでこれた、というような内容。

アイナは、
「(ファンに)『ついてきてください』って言ったことはあまりない。
それは、いつも自分たちの倍以上の熱量でみんながぶつかってきてくれるから。
これからも一緒に進んで行きましょう」
という趣旨。

IMG_1731気合いを入れるために髪を切ってきたチッチ。






皆がスタッフへの感謝を口にしていたのも印象的だった。
作曲者の松隈氏への感謝はわかるが、プロデューサー・マネージャーの渡辺氏、ちゃらちゃらした悪ノリのおっさんに見えながら、意外にもメンバーからの強い信頼を集めているのだなと思った。
まあ、そうでなければここまでの結束は出来上がらないだろう。

IMG_1734最後にチッチが「これからも立ち止まらないで進むことを約束する」旨を宣言して、「プロミスザスター」へ。
天井から無数の星形の紙が舞い降りてきた。




そしてメンバーがまた横1列に並び、「生きててよかったというのなら」。
左右のスクリーンにエンドロールが流れる。
最後は白い光が客席に向かって強く照射され、6人が振り返って、光の中に吸い込まれるように消えていった。

日比谷野音に続いてBiSHの節目となったであろう大バコライブ。
上昇気流に乗るグループの気迫がひしひしと伝わってくる名演だった。

hideki223 at 14:51コメント(0)BiSH  

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
最新コメント
Archives
記事検索
  • ライブドアブログ