20 帰ってくるエノクの町 

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  最終戦争の時代背景
 
 預言者たちの言葉によると、実際の戦闘が始まる前に重要な出来事がいくつか起こることになっています。
 
 1.イスラエルの家が異邦人の中から集められ、その故国へ連れ戻される。

 わたしはあなたがたを諸国民の中から導き出し、万国から集めて、あなたがたの国に行かせる。 (エゼキエル 36:24

 2.イスラエルの地は契約の民の手によって再建され、再び人々が住み始める。
 
 わたしはあなたがたの上に人をふやす。
 これはことごとくイスラエルの家の者となり、町々には人が住み、荒れ跡は建て直される。
 わたしはあなたがたの上に人と獣とをふやす。彼らはふえて、子を生む。
 わたしはあなたがたの上に、昔のように人を住ませ、初めの時よりも、まさる恵みをあなたがたに施す。
 その時あなたがたは、わたしが主であることを悟る。
 わたしはわが民イスラエルの人々をあなたがたの上に歩ませる。
 彼らはあなたがたを所有し、あなたがたはその嗣業となり、あなたがたは重ねて彼らに子のない嘆きをさせない。 (エゼキエル 36:10-12

 3.この地の生産力が著しく向上し、肥沃になる。
 
 しかしイスラエルの山々よ、あなたがたは枝を出し、わが民イスラエルのために実を結ぶ。このことの成るのは近い。 (エゼキエル 36:8

 わたしはあなたがたをそのすべての汚れから救い、穀物を呼びよせてこれを増し、ききんをあなたがたに臨ませない。
 またわたしは木の実と、田畑の作物とを多くする。
 あなたがたは重ねて諸国民の間に、ききんのはずかしめを受けることがない。 (エゼキエル 36:29-30

 4.イスラエルの地には再びひとつの国が興され、エルサレムはイスラエル人の首都として再興される。
 
 その地で彼らを一つの民となしてイスラエルの山々におらせ、ひとりの王が彼ら全体の王となり、彼らは重ねて二つの国民とならず、再び二つの国に分れない。 (エゼキエル 37:22

 それゆえ、主はこう仰せられます、わたしはあわれみをもってエルサレムに帰る。
 わたしの家はその中に建てられ、測りなわはエルサレムに張られると、万軍の主は仰せられます。
 あなたはまた呼ばわって言いなさい。
 万軍の主はこう仰せられます、わが町々は再び良い物で満ちあふれ、主は再びシオンを慰め、再びエルサレムを選ぶ』と」。 (ゼカリヤ 1:16-17

 5.ユダは政治的にも軍事的にも強大になる。

 彼らが戦う時は勇士のようになって、道ばたの泥の中に敵を踏みにじる。
 主が彼らと共におられるゆえに彼らは戦い、馬に乗る者どもを困らせる。
 わたしはユダの家を強くし、ヨセフの家を救う。わたしは彼らをあわれんで、彼らを連れ帰る。
 彼らはわたしに捨てられたことのないようになる。
 わたしは彼らの神、主であって、彼らに答えるからである。 (ゼカリヤ 10:5-6

 ブリガム・ヤングは、こう述べています。

 「私たちがこれまで聞き、経験していることはすべて、これから宣べ伝えられていく説教の序章にすぎません。
 長老たちの証を伝える働きが終わる時、主は彼らにこう言われます。
 『家に戻りなさい。これからは、世の国々に対して私自身が自ら教えを宣べ伝えよう。』
 皆さんが今知っていることはすべて、火と剣、 そして嵐、地震、雷、雨、雷、稲妻、恐ろしい破壊をもって宣べ伝えられるその説教のはしがきと、かろうじていわれる程度でしょう。
 列車の転覆などという程度のものではありません。
 今は人々が偶像視している大きな町々が地に沈み、その住民がその下に埋められてしまったというような知らせを耳にすることでしょう。
 海はその境を越えて、大きな町々をのみ込むことでしょう。
 飢饉が国々に広がり国が国に対して、また王国が王国に州が州に対して戦いを起こすようになります。
 それは、私たちのこの国においても、よその国々においても同じです。
 そして、彼らは自分たちの友人、家族、そして自分自身の命さえも顧みることなく、互いに滅ぼし合うことでしょう。」 (『ブリガム・ヤング説教集』 p.111-112)



  ハルマゲドンでの世界最終戦争

 第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。
 すると、一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。
 「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。
 すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。 (黙示 9:13-15

 第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。
 すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために。 (黙示 16:12

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 ユーフラテス川の四方からサタンに支配された国々が軍を率いて集まってくる人類最終戦争です。 


 すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。
 騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。 (黙示 9:15-16
 
 ジョセフ・スミス訳では、「わたしはその数を聞いた」が「わたしはその数見た」です。 

 第三次世界大戦後の世界政府が支配する中、世界最終戦争が起こります。
 2億人規模の軍隊がユーフラテス川を越えて侵攻します。
 その目的地はイスラエルのハルメギド(メギドの丘)で世界最終戦争が幕を開けます。



 そして、まぼろしの中で、それらの馬とそれに乗っている者たちとを見ると、乗っている者たちは、火の色と青玉色と硫黄の色の胸当をつけていた。
 そして、それらの馬の頭はししの頭のようであって、その口から火と煙と硫黄とが、出ていた。
 この三つの災害、すなわち、彼らの口から出て来る火と煙と硫黄とによって、人間の三分の一は殺されてしまった。 (黙示 9:17-18

 「馬」はヨハネの時代の「戦車」を意味する言葉で、ローマ軍の戦車も馬が引いていました。
 「硫黄の色の胸当て」は、湾岸戦争(1991年)やイラク戦争(2003年)でもアメリカ軍兵士が着用した砂漠地帯専用の黄銅色をした迷彩服のことで、彼らは同じ色に統一された軍用リュックサックや銃器で身を固めていました。

 ユーフラテス川から見た「日の出る方角」は東のユーラシア大陸でイランやイラクも東ですが、この記述はもっと遠方にある国を示しています。
 その中にロシアと中国があります。
 中国は紀元2020年には労働人口が9,4億人にたっして雇用が大きな問題となり、高齢者人口も2030年代で14億6000万人にまで膨れ上がると予測されています。
 このころの中国は食料も石油も足りずに、世界で食料と石油の争奪戦が繰り広げられる中で、ロシアと同時に巨大な軍隊でイスラエル国に侵攻します。

 第三次世界大戦後の世界政府が支配する中、ロシアと中国の2億人規模の軍隊がユーフラテス川を越えて侵攻し、イスラエルのハルメギド(メギドの丘)に世界中の軍隊が集まり世界最終戦争が幕を開けます。

 ロシア連邦軍はアメリカよりも多くの核ミサイルを持ち、2014年に国連軍縮研究所が発表した世界の軍事的実力ランキングで、アメリカが世界1位で、ロシアは世界2位、中国は世界3位です。

 第二次大戦後、武力をもって国土を拡大してきた国は中国のみです。
 1949年に現在の中華人民共和国が建国された当時、中国共産党の指導部は、19世紀の阿片戦争で欧米列強に侵蝕される前の強大な中華帝国を復活させようという野望がありました。

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 朝鮮半島・インドシナ半島・カザフスタン・キルギス・ロシア沿海州・沖縄などの広大な領土も中華帝国圏内に収めようというのが、中国のグランドデザインなのです。 
 中国共産党は、どの時代も軍事最優先を貫いてきました。
 中国が戦争を目的達成のための有効な手段の1つと位置付け、戦争ができる準備を整えているのです。 


 


 中国人民解放軍は、中国共産党の政党軍隊。
 対外的には中華人民共和国の事実上の国軍とみなされており中国軍ともよばれます。
 中国共産党の最高軍事指導機関である中国共産党中央軍事委員会の指揮を受けます。

 人民解放軍は中国に存在する最大の武装組織ですが、国の軍隊ではないので国民のためには働きません。
 人民解放軍は中国国民の意志で動くわけではなく、中国共産党のために働き戦争します。
 国有企業の多くが軍と直結していて、経済力を持った大商社のような軍隊なのです。
 中国陸軍は、核ミサイルを保有し、兵器は世界一流のレベルに入ってきています。

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 エゼキエルは、メセクとトバルの大君であるマゴグの地ゴグが、イスラエルに対して集まる軍勢の長になると具体的に名称を示しています。


 「人の子よ、メセクとトバルの大君であるマゴグの地のゴグに、あなたの顔を向け、これに対して預言して、言え。
 主なる神はこう言われる、メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。
 わたしはあなたを引きもどし、あなたのあごにかぎをかけて、あなたと、あなたのすべての軍勢と、馬と、騎兵とを引き出す。彼らはみな武具をつけ、大盾、小盾を持ち、すべてつるぎをとる者で大軍である。 (エゼキエル 38:2-4) 

 「マゴグの地」は「ゴグ」の住む領域を指しています。
 「マゴグ」はイスラエルの北にある黒海の北岸地帯で、現在のウクライナ地方の昔の呼び名です。
 「ゴグ」は古代民族の「メセク」と「トバル」の首長の名です。
 「メセク」は昔はムシキとよばれ、言語学的にモスクワの語源になった地域です。

 「トバル」は白人の祖ヤペテの息子の名であり、メセクの近郊にあった地域でジョージア(グルジア)とトルコ付近の黒海沿岸地域です。
 古代ユダヤの著名な歴史家フラウィウス・ヨセフスは、「メセク(メシュク)」と「トバル」が、のちに「モシュケビー(Moschevi)、「トベルーツ (Thobelites)とよばれたこと、また「マゴグ」の子孫が「シシアン族」とよばれ、黒海とカスピ海の北方に定着していたとを記しています。

 「大君」と訳されている言葉はヘブル語の「ローシュ」(Rosh)」で「主要な」という意味です。
 ヘブル語からギリシャ語に訳された七十人訳聖書では「ローシュ」が「ロシア」と訳されています。
 
 ハルメギドを目指してロシアの大軍が押し寄せてくるのです。

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 ゴグに象徴されるロシアの男が南の王と戦い、最終戦争を引き起こす預言が記されています。

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 彼に代って起る者は、卑しむべき者であって、彼には、王の尊厳が与えられず、彼は不意にきて、巧言をもって国を獲るでしょう。
 洪水のような軍勢は、彼の前に押し流されて敗られ、契約の君たる者もまた敗られるでしょう。
 彼は、これと同盟を結んで後、偽りのおこないをなし、わずかな民をもって強くなり、 不意にその州の最も肥えた所に攻め入り、その父も、その父の父もしなかったことをおこない、その奪った物、かすめた物および財宝を、人々の中に散らすでしょう。
 彼はまた計略をめぐらして、堅固な城を攻めるが、ただし、それは時の至るまでです。
 彼はその勢力と勇気とを奮い起し、大軍を率いて南の王を攻めます。
 南の王もまたみずから奮い、はなはだ大いなる強力な軍勢をもって戦います。
 しかし、彼に対して、陰謀をめぐらす者があるので、これに立ち向かうことができません。 (ダニエル 11:21-25
 
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 エゼキエルの預言によると、末の日にゴグが率いる国の中に、現在のイスラム圏諸国がいくつも含まれています。

 
 ペルシア、エチオピヤ、プテは彼らと共におり、みな盾とかぶとを持つ。
 ゴメルとそのすべての軍隊、北の果のベテ・トガルマと、そのすべての軍隊など、多くの民もあなたと共におる。
 あなたは備えをなせ。あなたとあなたの所に集まった軍隊は、みな備えをなせ。
 そしてあなたは彼らの保護者となれ。
 多くの日の後、あなたは集められ、終りの年にあなたは戦いから回復された地、すなわち多くの民の中から、人々が集められた地に向かい、久しく荒れすたれたイスラエルの山々に向かって進む。その人々は国々から導き出されて、みな安らかに住んでいる。
 あなたはそのすべての軍隊および多くの民を率いて上り、暴風のように進み、雲のように地をおおう。
 主なる神はこう言われる、その日に、あなたの心に思いが起り、悪い計りごとを企てて、
 言う、『わたしは無防備の村々の地に上り、穏やかにして安らかに住む民、すべて石がきもなく、貫の木も門もない地に住む者どもを攻めよう』と。
 そしてあなたは物を奪い、物をかすめ、いま人の住むようになっている荒れ跡を攻め、また国々から集まってきて、地の中央に住み、家畜と貨財とを持つ民を攻めようとする。 (エゼキエル 38:5-12

 ペルシア、クシュ、プトが彼らと共におり、皆、盾を持ち、兜をかぶっている。 (新共同訳 エゼキエル 38:5)

 「ペルシア」は現在のイランで、イスラム原理主義の国です。
 
 「エチオピヤ」はエチオピアです。
 新共同訳の「クシュ」はヘブル語の「クシ」でエチオピアからスーダンエジプト南部、アフリカ大陸で、キリスト教徒とイスラム教徒が混在しています。
 
 「プテ」とはリビアチュニジアモロッコアルジェリアなどの北部アフリカ諸国を指し、リビアはカダフィ大佐で知られるように元はイスラムのテロリスト国家でした。
 
 「ゴメル」は現在の東ヨーロッパ一帯に住んでいたレジニア人の古い呼び名で、ワルシャワ条約機構加盟国のことを指しています。
 
 「ベト・トガルマ」はゴメルから派生した民族で、アルメニアから南ロシア一帯に住んでいました。
 騎馬民族で知られるコサックもトガルマに含まれます。
 「ベト・トガルマ」は現在のアナトリア半島からトルコシリア方面一帯を指します。 
 
 EU崩壊後、東ヨーロッパ全域がロシアに征服されロシアは再び旧ワルシャワ条約機構加盟国を取り返し、イスラム諸国と連合しながら、世界総統を打破するため立ち上がることが読み取れます。
 それに中国も加担するのです。
 
 これほど多くの人々がこの邪悪な同盟に加わるのは、1つには偽奇跡を行う偽預言者のいる悪魔の教会の後押しがあるからです。

 イスラエルを中心に見た方向の「北」はマゴグを含むロシアを表し、「南」はイスラエル南部にあるエルサレムを示すことになります。
 イスラエルだけではロシアとその連合軍と戦えないので、イスラエルの背後にいるアメリカが主導権を握る「世界政府」を暗示することになります。

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 イギリスとアメリカは、戦利品を奪います。

 
 あなたはそのすべての貨物に富むゆえに、タルシシはあなたと交易をなし、銀、鉄、すず、鉛をあなたの商品と交換した。
 ヤワン、トバル、およびメセクはあなたと取引し、彼らは人身と青銅の器とを、あなたの商品と交換した。 (エゼキエル 27:12-13
 
 タルシシは、スペイン南部のタルテッソスとする説があります。
 「銀、鉄、すず、鉛」は、イギリスの鉱物資源です。

 
 シバ、デダン、タルシシの商人、およびそのもろもろの村々はあなたに言う、
 『あなたは物を奪うために来たのか。物をかすめるために軍隊を集めたのか。あなたは金銀を持ち去り、家畜と貨財とを取りあげ、大いに物を奪おうとするのか』と。 (エゼキエル 38:13

 シェバとデダン、タルシシュの商人たち、およびその富豪たちはすべてお前に言う。
 『お前は戦利品を奪うために来たのか。お前はほしいままに略奪するために集団を組んだのか。金銀を運び去り、家畜や財産を手に入れ、多くの戦利品を奪おうとするのか』と。 (新共同訳 エゼキエル 38:13) 

 シバは現在のイエメン、エチオピアです。
 デダンはアラビア半島北西紅海沿岸、サウジアラビアタブーク州です。
 欽定訳聖書では「シバ、デダン、タルシシの商人、すべての若いライオンに言う」となっています。

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 イギリスの国章は、イングランドを象徴するライオンとスコットランドを象徴するユニコーンが盾を支えています。
 現代の多くのジャーナリストは植民地を「若いライオン」と称しました。
 英国の植民地であったアメリカは若いライオンです。 
 

 また父は、受け継ぎとしてこの地をあなたがたに与えるように、わたしに命じられた。
 あなたがたに言う。
 異邦人がわたしの民を散らした後、祝福を受けてから、もし悔い改めなければ、
 そのとき、ヤコブの家の残りの者であるあなたがたは、彼らの中に出て行くであろう。
 異邦人の数は多いが、あなたがたは彼らの中にいる。
 あなたがたは彼らの中で、森の獣の中のライオンのようであり、羊の群れの中の若いライオンのようである。
 若いライオンは通り過ぎるときに踏みにじり、引き裂いて、だれも救うことができない。 (3ニフ 20:14-16

 その時ヤコブの残れる者は多くの民の中にあること、人によらず、また人の子らを待たずに主からくだる露のごとく、青草の上に降る夕立ちのようである。
 またヤコブの残れる者が国々の中におり、多くの民の中にいること、林の獣の中のししのごとく、羊の群れの中の若いししのようである。
 それが過ぎるときは踏み、かつ裂いて救う者はない。 (ミカ 5:7-8

 「若いライオン」とはアメリカのことです。 


 ハルマゲドンの最終戦争前にはイスラムの核攻撃によってヨーロッパは大変なことになりますが、西から東へ流れる貿易風により核の灰はイギリスに降りません。

 チャールズ・オラ・カード兄弟の日記には、1843年にノーブー神殿の地下室で開かれた神権集会でのジョセフ・スミスによるとされる次の書き込みがあります。

 「イングランドまたはグレート・ブリテンとよばれる国〔イギリス〕は、崩壊する最後の国となるだろう。
 この国は、あらゆる国々を征服していくところの手段となるであろう。
 このアメリカ合衆国でさえも征服されるだろう。
 この国は、北からの10部族によってのみ倒されるであろう。
 この国は国家として、聖徒らを迫害はしない。
 この国はゴールドを大量に集めるであろう。
 この国の支配下で、避難所を探さなければなりません。」 (チャールズ・オラ・カード・ジャーナル 1887年1月21日)
 

 オーソン・プラット長老は、こう述べています。

 「キリスト教界全体が深い暗黒におおわれ、祭司たちの偽善売教がひどくなると、それによって人々はがんじがらめになり、理解の目を眩まされ、心をかたくなにしてしまう。
 さらに次の言葉が成就することになる。
 主が聖徒たちの上に力を振るい、悪魔が自らの領土を支配するときがくる。
 悪魔はその力を聖徒たちの上にも及ぼし、聖徒たちを支配する。
 そして、旋風に吹き散らされるもみがらのように聖徒たちを連れ去ってしまうのである。
 悪魔は何億という人々をエルサレムの周囲の谷に呼び集め、集合したユダヤ人たちを悪魔的な奇跡を使い滅ぼそうとする。
 聖書には、地の王たちや大いなる者たちがこの「偽の奇跡」によって欺かれると書かれている。
 3つの汚れた霊が出てきて奇跡を行うが、これは悪魔の霊であると説明されている。
 この霊は地の王たちの所へ行き、王たちを呼び集めて、全能の神の大いなる日に戦いを挑むのである。
 その場所が『ハルマゲドンの谷』である。」 (Jounrnal of Discoures 『説教集』 7:189)

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 ヨエルは、イスラエルに集合する軍隊の破壊力をこのように述べています。

 
 あなたがたはシオンでラッパを吹け。
 わが聖なる山で警報を吹きならせ。国の民はみな、ふるいわななけ。
 主の日が来るからである。それは近い。
 これは暗く、薄暗い日、雲の群がるまっくらな日である。
 多くの強い民が暗やみのようにもろもろの山をおおう。
 このようなことは昔からあったことがなく、後の代々の年にも再び起ることがないであろう。
 火は彼らの前を焼き、炎は彼らの後に燃える。
 彼らのこない前には、地はエデンの園のようであるが、その去った後は荒れ果てた野のようになる。これをのがれうるものは一つもない。
 そのかたちは馬のかたちのようであり、その走ることは軍馬のようである。
 山の頂でとびおどる音は、戦車のとどろくようである。
 また刈り株を焼く火の炎の音のようであり、戦いの備えをした強い軍隊のようである。 (ヨエル 2:2-5

 馬は戦いの象徴であり、戦車は非常に強力な軍隊を象徴しています。
 火や炎は、ミサイルや戦車やヘリコプター、戦闘機などや、都市の爆発炎上を表しているのでしょう。
 さらにヨエルは、その軍勢がきわめて高く訓練された戦闘力と持ち、実質的に打ち破ることができないと述べています。
 

 その前にもろもろの民はなやみ、すべての顔は色を失う。
 彼らは勇士のように走り、兵士のように城壁によじ登る。
 彼らはおのおの自分の道を進んで行って、その道を踏みはずさない。
 彼らは互におしあわず、おのおのその道を進み行く。
 彼らは武器の中にとびこんでも、身をそこなわない。
 彼らは町にとび入り、城壁の上を走り、家々によじ登り、盗びとのように窓からはいる。
 地は彼らの前におののき、天はふるい、日も月も暗くなり、星はその光を失う。
 主はその軍勢の前で声をあげられる。
 その軍隊は非常に多いからである。そのみ言葉をなし遂げる者は強い。
 主の日は大いにして、はなはだ恐ろしいゆえ、だれがこれに耐えることができよう。 (ヨエル 2:6-11

 非常に強い兵士が進軍し、行く手にあるエデンさながらの園を荒れ地に変え、嘆きと苦しみをもたらします。
 これらの出来事が起きる時、エルサレムの住民は恐怖にうちに震えることになります。
 町には激しい攻撃が加えられ、軍隊がイスラエルの地を荒らし、城壁は破られ家々は破壊されてしまいます。
 「彼らは武器の中にとびこんでも、身をそこなわない」という句は、侵略者に対する彼らの軍備は役に立たないという意味を表わしています。

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 世界政府の樹立後、ロシアや中国などの反アメリカ連合が結成され、世界最終戦争ハルマゲドンが起こります。
 反アメリカ連合の2億人規模の軍隊がユーフラテス川を越えて、イスラエルのハルメギド(メギドの丘)に来ます。
 アメリカを含む世界中の軍隊がイスラエルに集結するのです。

 
 また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。
 これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。 
 (見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)
 三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した。 (黙示 16:13
 
 ジョセフ・スミス訳では、主は、ヘブル語でハルマゲドンでよばれる場所に、彼らを集めたとなっています。

 And He(主) gathered them together into a place called in the Hebrew tongue Armageddon. (ジョセフ・スミス訳 16:16)


 「龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊」とは、蛙と同じ両生類の河童を異性人として仕立て上げ、行方の知れない10部族や福音に近付かせない、秘密結社の悪行に関係しているのかもしれません。
 蛙と同じ両生類河童は、遺伝子操作やクローン技術によってもさまざまな種類の河童がつくられています。

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  偽エイリアン


 「裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである」とは、霊的な意味では、自分の着物を保つことは霊的に正しく生活し神殿の祝福を受けた結果の霊的な備えを象徴しています。

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 ユーフラテス川の西のイスラエルに通じるハルメギド(ギリシャ訳聖書で「ハルマゲドン」)に方々から軍隊が集まります。
 
 そこはイエス・キリストの再臨直前の世界最終戦争の決戦の地です。

 イエス・キリストの再臨直前の戦いは、世界各地が戦場になる世界戦争であり、そのクライマックスがエルサレムを中心にしてその周辺、つまりエルサレムからメギドにいたる全領域です。
 現在のイスラエルのガリラヤ南部のエルサレムから100kmほど北に、広大で豊かな平野があります。
 ここはイスラエル国家の中でも最も豊かな農業地帯の1つであり、しばしばイスラエルの食卓とよばれることもあります。
 この平野は、北は海外側のハイファ湾から南東はヨルダン川にまで広がる地域です。

 エスドラエロンの谷という現在もギリシャ語で名が付けられた場所は、一番幅のある所では約24kmもあり、北のナザレの山系と南のカルメル山、ギルボア山、そしてサマリヤ丘陵との間にはさまれた所に位置しています。
 古代で最も重要な街道の1つがこの谷を通っていて、ウィア・マリス、すなわち「海の道」はエジプトの海岸に始まり、現在のハイファとカルメル山のすぐ南で内陸部に向かって折れていて、山々を走る重要な峠を越えて、やがてエスドラエロンの平野へ下っています。
 この道は戦略的にかなり重要であり、この谷の入口には要塞都市が築かれていました。
 この都市がメギド、すなわちヘブル語で「軍隊の地」の意味の町です。
 この町は丘のすぐそばにあったためハル・メギド、つまり「メギドの山」の名称でも知られていました。
 この地名はギリシャ訳聖書でハルマゲドンへと変わり、地名が世界最終戦争を意味する言葉として知られるようになりました。

 ジョセフ・フィールディング・スミス長老は、この大戦争はキリストが栄光のうちに再臨する前に起こる最後の出来事のうちの1つであるとして、次のように解説しています。
 
 「これらの預言者がはっきり告げていることの1つは、キリストの再臨に先立つ大戦争はエルサレム攻略をもって終わりを告げるということである。……
 軍隊がパレスチナに集まったときが、主が降臨して裁くときであり、その下す重大な決定により主の民の敵は混乱する。
 そして、主の民は永遠に古代の地に定住することになる。」 (『救いの教義』 3:41-42)

 明らかに、これは世界にとって重大な意味を持つ出来事です。
 邪悪な者の滅亡が広く行われないかぎり、福千年の時代は始まりません。
 この戦いは、この世の邪悪さゆえに起こることなのであって、最終的には世界を贖う主の計画の中で重要な役割を果たします。

 十二使徒だったころのジョセフ・フィールディング・スミス長老は、次のような意義深い言葉を残しています。
 
 「こうしたことは確かにけっして喜ばしいことではありません。
 私にとっても、皆さんの前に立って、聖典にはこう記されていますと申し上げるのは、快いことではないのです。
 もし主が国々と争われれば、主は必ずその国々を滅ばされるでしょう。
 するとその死体は埋められないまま、まるで糞のように地表に捨てておかれることになります。
 これは確かに気持ちの良い話ではありません。
 
 しかし、私たちはそれを知らずにいて良いでしょうか。
 こうした箇所を読み、それを理解することは私たちの義務ではないでしょうか。
 主がこうした預言を与えてくださったのは、私たちが預言を心にとめ、謙遜さや悔い改め信仰によって自らを備え、古代の預言者たちの描いたこの恐ろしい状況から逃れるようにするためであると考えられないでしょうか。
 だからこそ、私はそうした聖句を今読んでいるのです。
 そのときのために何かしなければと、私は皆さんと同じように強く感じています。
 私はその状態に終わりがくるように祈っていますが、しかし同時に御心にかなった方法で終わりがくるように望んでいます。……
 
 そのようなわけで、私は毎日、主がその御業を急いでくださるように祈っています。
 こうしたことがすべて起こらねばならないなら、主がその御業を急いでくださるように望んでいるのです。
 速やかにその状態に終止符が打たれて、平和がくるように望んでいます。
 ですから、ここで改めて申し上げます。
 何年か前の話しの中で申し上げたことですが、私は世の終わりがくるように祈っています。
 それはもっと良い世界の到来を願っているにほかなりません。
 私はキリストの降臨を待ち望んでいます。
 平和の統治の時代を待ち望んでいます。
 すべての人が平和のうちに、しかも信仰謙遜さと祈りの心とをもって生活できる日の来ることを願っているのです。」 (『時のしるし』 p.154-155,175)

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  ゼカリヤ書 第12-14章
 
 託宣イスラエルについての主の言葉。
すなわち天をのべ、地の基をすえ、人の霊をその中に造られた主は、こう仰せられる、
 「見よ、わたしはエルサレムを、その周囲にあるすべての民をよろめかす杯にしようとしている。
 これはエルサレムの攻め囲まれる時、ユダにも及ぶ。
 その日には、わたしはエルサレムをすべての民に対して重い石とする。
 これを持ちあげる者はみな大傷を受ける。地の国々の民は皆集まって、これを攻める。
 
 主は言われる、その日には、わたしはすべての馬を撃って驚かせ、その乗り手を撃って狂わせる。
 しかし、もろもろの民の馬を、ことごとく撃って、目をくらませるとき、ユダの家に対しては、わたしの目を開く。
 その時ユダの諸族は、その心の中に『エルサレムの住民は、その神、万軍の主によって力強くなった』と言う。
 その日には、わたしはユダの諸族を、たきぎの中の火皿のようにし、麦束の中のたいまつのようにする。彼らは右に左に、その周囲にあるすべての民を、焼き滅ぼす。
 しかしエルサレムはなお、そのもとの所、すなわちエルサレムで、人の住む所となる。
 主はまずユダの幕屋を救われる。
 これはダビデの家の光栄と、エルサレムの住民の光栄とが、ユダの光栄にまさることのないようにするためである。
 その日、主はエルサレムの住民を守られる。
 彼らの中の弱い者も、その日には、ダビデのようになる。
 またダビデの家は神のように、彼らに先だつ主の使のようになる。
 その日には、わたしはエルサレムに攻めて来る国民を、ことごとく滅ぼそうと努める。

 わたしはダビデの家およびエルサレムの住民に、恵みと祈の霊とを注ぐ。
 彼らはその刺した者を見る時、ひとり子のために嘆くように彼のために嘆き、ういごのために悲しむように、彼のためにいたく悲しむ。
 その日には、エルサレムの嘆きは、メギドの平野にあったハダデ・リンモンのための嘆きのように大きい。
 国じゅう、氏族おのおの別れて嘆く。
 すなわちダビデの家の氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 ナタンの家の氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 レビの家の氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 シメイの氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 その他の氏族も皆別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆くのである。

 その日には、罪と汚れとを清める一つの泉が、ダビデの家とエルサレムの住民とのために開かれる。
 万軍の主は言われる、その日には、わたしは地から偶像の名を取り除き、重ねて人に覚えられることのないようにする。わたしはまた預言者および汚れの霊を、地から去らせる。
 もし、人が今後預言するならば、その産みの父母はこれにむかって、『あなたは主の名をもって偽りを語るゆえ、生きていることができない』と言い、その産みの父母は彼が預言している時、彼を刺すであろう。
 その日には、預言者たちは皆預言する時、その幻を恥じる。
 また人を欺くための毛の上着を着ない。
 そして『わたしは預言者ではない、わたしは土地を耕す者だ。若い時から土地を持っている』と言う。
 もし、人が彼に『あなたの背中の傷は何か』と尋ねるならば、『これはわたしの友だちの家で受けた傷だ』と、彼は言うであろう」。
 万軍の主は言われる、「つるぎよ、立ち上がってわが牧者を攻めよ。わたしの次に立つ人を攻めよ。牧者を撃て、その羊は散る。わたしは手をかえして、小さい者どもを攻める。
 主は言われる、全地の人の三分の二は断たれて死に、三分の一は生き残る。
 わたしはこの三分の一を火の中に入れ、銀をふき分けるように、これをふき分け、金を精錬するように、これを精錬する。彼らはわたしの名を呼び、わたしは彼らに答える。わたしは『彼らはわが民である』と言い、彼らは『主はわが神である』と言う」。

 見よ、主の日が来る。その時あなたの奪われた物は、あなたの中で分かたれる。
 わたしは万国の民を集めて、エルサレムを攻め撃たせる。
 町は取られ、家はかすめられ、女は犯され、町の半ばは捕えられて行く。
 しかし残りの民は町から断たれることはない。
 その時、主は出てきて、いくさの日にみずから戦われる時のように、それらの国びとと戦われる。
 その日には彼の足が、東の方エルサレムの前にあるオリブ山の上に立つ。
 そしてオリブ山は、非常に広い一つの谷によって、東から西に二つに裂け、その山の半ばは北に、半ばは南に移り、わが山の谷はふさがれる。裂けた山の谷が、そのかたわらに接触するからである。
 そして、あなたがたはユダの王ウジヤの世に、地震を避けて逃げたように逃げる。
 こうして、あなたがたの神、主はこられる、もろもろの聖者と共にこられる。
 その日には、寒さも霜もない。
 そこには長い連続した日がある(主はこれを知られる)。これには昼もなく、夜もない。
 夕暮になっても、光があるからである。
 その日には、生ける水がエルサレムから流れ出て、その半ばは東の海に、その半ばは西の海に流れ、夏も冬もやむことがない。
 主は全地の王となられる。その日には、主ひとり、その名一つのみとなる。
 全地はゲバからエルサレムの南リンモンまで、平地のように変る。
 しかしエルサレムは高くなって、そのもとの所にとどまり、ベニヤミンの門から、先にあった門の所に及び、隅の門に至り、ハナネルのやぐらから、王の酒ぶねにまで及ぶ。
 その中には人が住み、もはやのろいはなく、エルサレムは安らかに立つ。

 エルサレムを攻撃したもろもろの民を、主は災をもって撃たれる。
 すなわち彼らはなお足で立っているうちに、その肉は腐れ、目はその穴の中で腐れ、舌はその口の中で腐れる。
 その日には、主は彼らを大いにあわてさせられるので、彼らはおのおのその隣り人を捕え、手をあげてその隣り人を攻める。
 ユダもまた、エルサレムに敵して戦う。
 その周囲のすべての国びとの財宝、すなわち金銀、衣服などが、はなはだ多く集められる。
 また馬、騾馬、らくだ、ろば、およびその陣営にあるすべての家畜にも、この災のような災が臨む。
 エルサレムに攻めて来たもろもろの国びとの残った者は、皆年々上って来て、王なる万軍の主を拝み、仮庵の祭を守るようになる。
 地の諸族のうち、王なる万軍の主を拝むために、エルサレムに上らない者の上には、雨が降らない。
 エジプトの人々が、もし上ってこない時には、主が仮庵の祭を守るために、上ってこないすべての国びとを撃たれるその災が、彼らの上に臨む。
 これが、エジプトびとの受ける罰、およびすべて仮庵の祭を守るために上ってこない国びとの受ける罰である。
 その日には、馬の鈴の上に「主に聖なる者」と、しるすのである。
 また主の宮のなべは、祭壇の前の鉢のように、聖なる物となる。
 エルサレムおよびユダのすべてのなべは、万軍の主に対して聖なる物となり、すべて犠牲をささげる者は来てこれを取り、その中で犠牲の肉を煮ることができる。
 その日には、万軍の主の宮に、もはや商人はいない。
 その日には、エルサレムの嘆きは、メギドの平野にあったハダデ・リンモンのための嘆きのように大きい。
 国じゅう、氏族おのおの別れて嘆く。すなわちダビデの家の氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 ナタンの家の氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 レビの家の氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。シメイの氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 その他の氏族も皆別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆くのである。 (ゼカリヤ 12:11-14

 その日には、少なくとも3つの理由で大きな嘆きがあります。
 
 1.包囲軍によって大勢のユダヤ人が殺される。
 2.家族は離れ離れになり、互いの連絡は取れない。
 3.救われたユダヤ人は、自分たちが拒み続け先祖が迫害し殺したその人が、長い間待っていたメシヤであることを知る。

 オーソン・プラット長老は、こう述べています。
 
 「あなたは、ロスチャイルド家とユダヤ人の中の巨大な銀行家たちが、彼らの資本により勝って、エルサレムの都市を再建するために彼ら自身の土地へ帰るとき、国のいくつかをほとんど破滅することを知っていてください。
 そして、のちには戦利品をとるためにエルサレムに対して上がるでしょう。」 (Journal of Discourses 14:353)

 十二使徒だったころのジョセフ・フィールディング・スミス長老は、こう述べました。

 「そのとき、彼らは主を、それまでは認めようとしなかった自分たちの贖い主として受け入れるであろう。
 それはゼカリヤ書のこの箇所でいわれているように、ダビデの家もナタンの家もユダヤ人の全部族が嘆きにいくときである。
 神の御子を受け入れず、先祖の教えを聞いて贖い主なるメシヤを拒んだため、彼らは地に伏し、衣を裂いて、嘆き、叫ぶぶであろう。
 そのとき、彼らは主の前にひざまずき、主を礼拝するであろう。
 こののち、彼らは贖われ、エルサレムは建てられる
 ユダヤ人は自分たちの地を再び与えられ、すべての人がおのおののぶどうの木といちじくの木のもとで暮らし、主をし、その戒めを守り、光の中を歩くようになる。
 主は彼らの神となり、彼らは主の民となる。このことはまさに門口にある。」 (『時のしるし』 p.171-172)

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 主は言われる。全地の人の三分の二は絶たれて死に、3分の1は生き残る。 (ゼカリヤ 13:8

 口語訳の「全地の人の三分の二は」は、新共同訳では、「この地のどこでも」になっています。
 これは、ユダヤの地の人の三分の二は断たれて死に、三分の一は生き残るということです。


 わたしは万国の民を集めて、エルサレムを攻め撃たせる。
 町は取られ、家はかすめられ、女は犯され、町の半ばは捕えられて行く。
 しかし残りの民は町から断たれることはない。 (ゼカリヤ 14:2

 この預言者が書き記している異邦人は、幸いである。
 見よ、彼らは悔い改めてシオンと戦わず、あの大きな忌まわしい教会に加わらなければ救われるからである。
 主なる神は御自分の子供たちと交わされた聖約を果たされるからである。
 預言者がこれらの事柄を書き記したのはこのためである。
 したがって、シオンと、また主の聖約の民と戦う者たちは、これらの人々の足のちりをなめるであろう。
 しかし、主の民は恥を受けることはない。
 主の民は主を待ち望む者であり、今なおメシヤの来臨を待ち望んでいるからである。
 見よ、この預言者の言葉によれば、メシヤは彼らを再び元に戻す業を始められる。
 それで、彼らがメシヤを信じる日が来ると、メシヤは力と大いなる栄光とをもって、彼らに御自身を現し、彼らの敵を滅ぼされる。
 またメシヤは、御自分を信じる者を一人も滅ぼされない。
 メシヤを信じない者は、火と嵐と地震と流血と疫病と飢饉によって滅ぼされる。
 そして彼らは、主がイスラエルの聖者なる神であられることを知るのである。 (2ニフ 6:12-15
 
 エルサレムに攻めて来たもろもろの国びとの残った者は、皆年々上って来て、王なる万軍の主を拝み、仮庵の祭を守るようになる。
 地の諸族のうち、王なる万軍の主を拝むために、エルサレムに上らない者の上には、雨が降らない。
 エジプトの人々が、もし上ってこない時には、主が仮庵の祭を守るために、上ってこないすべての国びとを撃たれるその災が、彼らの上に臨む。
 これが、エジプトびとの受ける罰、およびすべて仮庵の祭を守るために上ってこない国びとの受ける罰である。 (ゼカリヤ 14:16-19

 預言者ジョセフ・スミスは、こう教えました。
 
 「その夜、アダムス判事の家での会話の中で私は言った。
 キリストと復活した聖徒たちは千年の間地を治めるであろう。
 彼らは恐らく地上に住まないであろう。
 しかし、ずいじ治める必要のあるときに地球を訪れる。
 千年の間悪人も地上に存在するであろう。
 礼拝を拒む異教の国々は神の裁きを受け、ついには地球より滅ぼされねばならない。 (1842年12月30日)」 (『預言者ジョセフ・スミスの教え』 p.268-269)

 ブルース・R・マッコンキー長老はこう論評しました。
 
 「しかしながら福千年の間、主は自然の力を用いて民の心を真理へ向けさせたもう。
 ゼカリヤは『地の諸族のうち、王なる万軍の主を拝むために、エルサレムに上らない者の上には、雨が降らない』(ゼカリヤ 14:16-19)と言った。」 (『モルモンの教義』 p.499)


 第七の者が、その鉢を空中に傾けた。
 すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、「事はすでに成った」と言った。
 すると、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。
 それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。 (黙示 16:17-18

 この部分を読めば、大天変地異は世界最終戦争とともに起こると分かります。
 神の「事はすでに成った」の大声が、神殿の奥から地に轟いたとき、世界はすさまじい大地震で崩壊するのです。
 ハルマゲドンでは世界総統が率いる世界政府軍と最後に残った巨大大国の中国とロシア連合軍が戦います。

 中国には北朝鮮などが加わっている可能性がありますが、その前は北朝鮮は白頭山の大噴火やアメリカや世界政府の攻撃によって壊滅している可能性が高いです。
 韓国は北朝鮮に核攻撃されて食糧難や経済破綻でアメリカか世界政府側で戦争に加わりますが、中国やロシアに壊滅させるでしょう。

 最終戦争の最後の決戦の集合地はイスラエルのハルメギドとなり、両軍が対戦する瞬間、超巨大地震や天変地異で大混乱に陥り、互いに同士討ちを始めるのです。


 預言者ジョセフ・スミスがまだ存命中、パーリー・P・プラット伝道活動に使うちらしを書いたことがありあます。
 預言者は、そのちらしの出版を承認しました。
 このちらしの中で、プラット長老は2人の証人の意味について次のように説明しています。
 
 「ヨハネは黙示録の第11章の中で、この同じ出来事(ユダヤ人がイスラエルに集合したのちにそこである大戦争に関してさらに詳細に記録している。
 ヨハネの教えによれば、エルサレムと神殿はユダヤ人によって再建されるが、そののち42か月にわたって異邦人がエルサレムを踏みにじる。
 その間、2人の預言者が現れて、預言と力ある奇跡の業を続けて行うというのである。
 異邦人の軍隊は、この2人の預言者が働きを進めている間は、エルサレムを完全に破壊したり、滅ぼしたりすることはできないようである。
 しかし、3年半の攻防ののちに、ついにこの2人の預言者を滅ぼすことに成功し、町の大部分を荒廃させる。
 それから互いに贈り物を交換し合う。
 2人の預言者が死んだからである。
 2人の死体は墓に葬ることを許されず、3日半にわたってエルサレムの通りにさらされる。
 その3日半の間、多くの部族、国語の民、人々からなる異邦人の軍隊は、エルサレムの市中を巡り、ユダヤ人たちに略奪行為を働きながら、死体が通りにさらされている光景を目にする。
 しかし、3日半ののち、突然命の息が神から出て2人に入り、2人はよみがえって、立ち上がると、2人を見ていた人々は非常な恐怖に襲われる。
 そのとき、天から声がして『ここに上がって来なさい』と言うのを聞く。
 そして、2人は敵が見上げる中を雲に乗って天に上っていくのである。」 (1837年 A Voice of Warning p.33)

 「ユダヤ人は故郷に集合し、エルサレムを再建するといえば十分であろう。
 もろもろの国が彼らに敵対して集合する。
 そして、その軍隊がエルサレムの町を取り囲み、3年半の間支配する。
 そのとき、ユダヤ人の2人の預言者が、彼らの力強い奇跡によって、ついに彼らが殺されるときまで、ユダヤ人を完全な征服から守るであろう。
 そのとき、この都は、3日半の間、彼らの敵の憐れみに託される。
 それから2人の預言者は死からよみがえり、天に昇る。
 やがて救い主がおいでになり、地を震動させ、異邦人の軍隊を打ち倒し、ユダヤ人を救い、エルサレムを清め、地からすべての邪悪をぬぐい去り、聖徒たちを死からよみがえらせ、彼らをみもとによび、1000年間の支配を開始されるであろう。
 その1000年間、主の御霊は肉あるものに注がれ、人も獣も鳥も蛇も互いに害し合わなくなるであろう。
 そして平和と、神の知識と栄光が、水が海をおおうごとくに全地をおおうであろう。
 そして王国と、天の下にある王国の威厳が至高者なる神の聖徒たちに与えられるであろう。」
(A Voice of Warning p.49-50)

 この2人は、「ユダヤ人に対して立てられる預言者」であって、「ユダヤ人が集められてエルサレムの町を立てたのちにユダヤ人に預言する者」です。
 2人の預言者が反抗的なユダヤ人に向かって預言する1260日は、約3年半(365日×3+165日)で、キリストがユダヤ人の先祖たちに向かって伝道していた期間、つまり3年半と同じです。

 町と神殿がユダヤ人の手で再建されたのち、異邦人がそれを42か月(3年半)にわたって踏みにじるとあり、その間2人の預言者が現れて、伝道をして力ある奇跡を行います。
 それはエルサレムが包囲される期間とほぼ同じで、彼らはその間、イスラエル各地でイエス・キリストのように伝道します。
 彼らを妨げることはできません。
 なぜなら「もし彼らに害を加えようとする者があれば、彼らの口から火が出て、その敵を滅ぼすであろう。もし彼らに害を加えようとする者があれば、その者はこのように殺されねばならない。」とあるからです。
 口から出る火とは、真理の言葉によってプラズマである火をコントロールできることを表します。
 実際に口から火が出るのではなく、2人の言葉により妨害者が地に倒れ命を失うのでしょう。
 そして、問題は「預言をしている間ずっと雨が降らないように天を閉じる力がある」ことです。
 3年半もの間、地上に雨が全く降らないのです。
 これは人々に神の存在を教え、高慢を捨て神に戻る機会を与えるためで、刈り入れ前の産みの苦しみともいえます。

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 2人の証人は、エルサレムで殺されます。
 その直前に、ひょうと、火と、硫黄が降り、すさまじい疫病が人々を殺していきます。

 
 わたしは疫病と流血とをもって彼をさばく。
 わたしはみなぎる雨と、ひょうと、火と、硫黄とを、彼とその軍隊および彼と共におる多くの民の上に降らせる。 (エゼキエル 38:22

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 エルサレムを攻撃したもろもろの民を、主は災をもって撃たれる。
 すなわち彼らはなお足で立っているうちに、その肉は腐れ、目はその穴の中で腐れ、舌はその口の中で腐れる。 (ゼカリヤ 14:12

 そして、彼らがそのあかしを終えると、底知れぬ所からのぼって来る獣が、彼らと戦って打ち勝ち、彼らを殺す。
 彼らの死体はソドムや、エジプトにたとえられている大いなる都の大通りにさらされる。
 彼らの主も、この都で十字架につけられたのである。 (黙示 11:7-8
 
 「あかしを終える」とは、人々に対する最後の警告を終了した意味です。
 使命を終えた2人の預言者は捕らえられ、世界中が見守る中で公開処刑されます。
 その遺体はエルサレムに晒され、世界中のメディアはこれを喜びとして伝えます。
 2人の預言者は、偽預言者とあざ笑われ憎まれるでしょう。

 エルサレムを「ソドム」とよんでいます。
 これはイエスが十字架につけられた当時、またイエスとその権能を託された僕たちを拒んだ人々がいた時代のエルサレムの罪悪を象徴的に示しています。
 またヨハネは罪悪をもたらす霊的に縛られた状態を示すために、エルサレムを「エジプト」とよんでいます。
 それはモーセの時代にイスラエルの子らが経験した奴隷の状態にたとえられるものでした。

 邪悪の町として知られるソドムは、主に滅ぼされました。
 

 主は硫黄と火とを主の所すなわち天からソドムとゴモラの上に降らせて、 (創世 19:24) (参照

 エジプトとは、モーセたちがエジプトを脱出する際にエジプトの王がモーセたちを迫害したように、世界総統が末日聖徒イエス・キリスト教会を迫害し、2人の証人がモーセとアロンが行ったような奇跡を示すのでエジプトにたとえられるのでしょう。

 「彼らの主も、この都で十字架につけられたのである」とあるように、イエス・キリストはイスラエルのゴルゴダの丘で十字架につけられたので、2人の証人が殺され死体をさらされるのはエルサレムの大通りです。


 いろいろな民族、部族、国語、国民に属する人々が、三日半の間、彼らの死体をながめるが、その死体を墓に納めることは許さない。
 地に住む人々は、彼らのことで喜び楽しみ、互に贈り物をしあう。
 このふたりの預言者は、地に住む者たちを悩ましたからである。 (黙示 11:9-10
 
 「いろいろな民族、部族、国語、国民に属する人々」のうちのほとんどのかたくなな悪人たちに、真理を考える機会反省する機会を与えた2人の証人の伝道の正義の神の教えと真理は悪人にとっては厳しいです。

 神会イエス・キリストを信じる信仰を持って悔い改めよと叫ぶ2人の証人は、かたくなな悪人にとっては自分たちの信仰を否定し、世界政府を否定し、悪は滅びると嫌なことを述べ悩ませる厄介者です。

 2人の証人が死んで喜ぶのは民衆だけではありません。
 とくに自らをイエス・キリストの生まれ変わりやイエス・キリストの子孫、もしくはイエス・キリストは偽キリストで、自分が旧約聖書に予言されていたキリストと宣言する世界総統である海から上って来る獣はダニエルによっていわれた荒らす憎むべき者は喜びます。

 2人の預言者たちの死体が大通りにさらされている「3日半」の間に、軍隊がエルサレムの町とイスラエルの残りの人々に襲いかかります。
 3年半の戦いの終わりにようやく軍隊はこの2人の預言者を殺すことができ、さらにまた町の大半の侵略にも成功します。
 彼らは2人の預言者を殺したことで互いに贈り物をし合い、その間死体を墓に納めることを許さず3日半の間エルサレムの大通りに死体をさらしておきます。

 ゼカリヤは、「エルサレムの町は取られ、家はかすめられ、女は犯され、町の半ばは捕らえられていくときに、この「最後の危機」に生き残る者はイスラエルの国の三分の一でしかない」と述べています。


 見よ、主の日が来る。その時あなたの奪われた物は、あなたの中で分かたれる。
 わたしは万国の民を集めて、エルサレムを攻め撃たせる。
 町は取られ、家はかすめられ、女は犯され、町の半ばは捕えられて行く。
 しかし残りの民は町から断たれることはない。 (ゼカリヤ 14:1-2

 主は言われる。全地の人の三分の二は絶たれて死に、三分の一は生き残る。 (ゼカリヤ 13:8

 口語訳の「全地の人の三分の二は」は、新共同訳では、「この地のどこでも」になっています。
 これは、ユダヤの地の人の3分の2は断たれて死に、3分の1は生き残るということです。


 三日半の後、いのちの息が、神から出て彼らの中にはいり、そして、彼らが立ち上がったので、それを見た人々は非常な恐怖に襲われた。
 その時、天から大きな声がして、「ここに上ってきなさい」と言うのを、彼らは聞いた。
 そして、彼らは雲に乗って天に上った。
 彼らの敵はそれを見た。
 この時、大地震が起って、都の十分の一は倒れ、その地震で七千人が死に、生き残った人々は驚き恐れて、天の神に栄光を帰した。 (黙示 11:11-13

 
 殺したはずの人間が復活するのは、神を信じないこの世の者たちにとって恐ろしい状況です。
 無神論者や末日聖徒イエス・キリスト教会を嘲笑していた人々、この世の物事に執着する人々にとって、絶対的な神の力は自分が誤っていて、自分より強い神がいるの証明がなされた認めたくない状況です。

 復活体は二度と殺せません。
 肉体と霊体が存在する事実をあからさまに見せられ、復活という神の力から神が実在する事実を知った人々の中には後悔する者も出て来るでしょう。 
 
 2人の証人は復活体の栄光、つまりプラズマで飛行し昇天します。

 このとき、アルザル軍がエルサレム上空に現れるのかもしれません。
 プラズマの作用により人々はプラズマによって神経が麻痺した状態金縛り状態になったり、脳に電磁波の作用から幻覚を見たりします。
 コンピューターは、誤作動や破壊され、兵器が使用不可能になったり暴走するでしょう。
 
 エルサレムでは恐怖に駆られた軍がパニックに陥り逃げようとするでしょう。
 2人の昇天後、エルサレムは大きな地震があり、町の10分の1が破壊され7000人が押し潰されます。

 そして、イエス・キリストがユダヤ人に現れます。


 見よ、主の日が来る。その時あなたの奪われた物は、あなたの中で分かたれる。
 わたしは万国の民を集めて、エルサレムを攻め撃たせる。
 町は取られ、家はかすめられ、女は犯され、町の半ばは捕えられて行く。しかし残りの民は町から断たれることはない。
 その時、主は出てきて、いくさの日にみずから戦われる時のように、それらの国びとと戦われる。
 その日には彼の足が、東の方エルサレムの前にあるオリブ山の上に立つ。
 そしてオリブ山は、非常に広い一つの谷によって、東から西に二つに裂け、その山の半ばは北に、半ばは南に移り、わが山の谷はふさがれる。
 裂けた山の谷が、そのかたわらに接触するからである。
 そして、あなたがたはユダの王ウジヤの世に、地震を避けて逃げたように逃げる。
 こうして、あなたがたの神、主はこられる、もろもろの聖者と共にこられる。
 その日には、寒さも霜もない。
 そこには長い連続した日がある(主はこれを知られる)。
 これには昼もなく、夜もない。夕暮になっても、光があるからである。
 その日には、生ける水がエルサレムから流れ出て、その半ばは東の海に、その半ばは西の海に流れ、夏も冬もやむことがない。
 主は全地の王となられる。その日には、主ひとり、その名一つのみとなる。 (ゼカリヤ 14:1-11)



 オリブ山が2つに裂けて、イスラエルの民はそこを通って逃げるとあります。
 この地震はパレスチナ地方だけでなく、オリブ山が2つに裂けて民が逃げるだけではなく、全地が震えます。
 
 ユダヤ人はこの裂け目から逃げると、自分たちのメシヤが救いに来た場面に出会い、感謝と喜びの心でこの解放者を受け入れ、その体にある傷を見つけることになります。
 ユダヤ人たちは、自分たちのメシヤが遥か昔に先祖の所に来たメシヤと同じ人であることに気づき、そしていくらかのユダヤ人はやっと自分たちの神に立ち返ることとなります。


 そしてこの御方が、すべての国民、すなわちユダヤ人にも異邦人にも御姿を現される時が来る。
 この御方はユダヤ人に、次に異邦人に御姿を現され、そして異邦人に、次にユダヤ人に御姿を現される。
 このように、後の者は先になり、先の者は後になる。」 (1ニフ 13:42

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 ブルース・R・マッコンキー長老は『モルモンの教義』で、民としてのユダヤ人の改宗は、主の再臨前にはないと述べていて、以下の聖句を根拠にしています。
   
 わたしはダビデの家およびエルサレムの住民に、恵みと祈の霊とを注ぐ。
 彼らはその刺した者を見る時、ひとり子のために嘆くように彼のために嘆き、ういごのために悲しむように、彼のためにいたく悲しむ。
 その日には、エルサレムの嘆きは、メギドの平野にあったハダデ・リンモンのための嘆きのように大きい。
 国じゅう、氏族おのおの別れて嘆く。
 すなわちダビデの家の氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 ナタンの家の氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 レビの家の氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 シメイの氏族は別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆く。
 その他の氏族も皆別れて嘆き、その妻たちも別れて嘆くのである。 (ゼカリヤ 12:10-14

 もし、人が彼に『あなたの背中の傷は何か』と尋ねるならば、『これはわたしの友だちの家で受けた傷だ』と、彼は言うであろう」。 (ゼカリヤ 13:6

       gdfh56t8

 それから、主の腕がもろもろの国民に下る。
 そしてその後、主はこの山の上に足を置く。すると、これは二つに裂ける。
 また、地は揺れ動き、あちらこちらとよろめき、また天も震える。
 また、主は声を発し、地の果てに至るすべての者がそれを聞く。
 そして、地のもろもろの国民は嘆き悲しみ、笑った者たちは自分の愚かさを知るであろう。
 災いがあざ笑った者を覆い、あざける者は焼き尽くされるであろう。
 また、罪悪の機をうかがう者は、切り倒されて火の中に投げ込まれるであろう。

 それから、ユダヤ人はわたしを見て、『あなたの両手と両足のこの傷は何ですか』と言うであろう。
 そのとき、彼らはわたしが主であることを知る。
 わたしは、『この傷は、わたしの友の家で負った傷である。わたしは上げられた者である。十字架につけられたイエスである。神の子である』と彼らに言うからである。
 そのとき、彼らは自分たちの犯した罪悪のゆえに涙を流す。
 そのとき、彼らは自分たちの王を迫害したので、嘆き悲しむであろう。 (教義 45:47-53

 

 

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 ジョセフ・フィールディング・スミス長老は、こう述べています。

 「ユダヤ人が苦悩の中にあるときに救い主は降臨されるが、そのとき主は、教義と聖約 45章51節から53節に記録されているように、彼らに手足の傷跡を示されるだろう。……
 預言者ゼカリヤも救い主が再臨してユダヤ人の前に姿を現されることについて預言している。
 そのときユダヤ人は敵の手から逃れており、オリブ山は2つに裂け1つの谷ができている。
 そして彼らはそこに避け所を求める。
 このとき主は彼らに姿を現し、次のような質問をお受けになるであろう。
 『あなたの背中の傷は何か。』……
 『これはわたしの友だちの家で受けた傷だ」と、彼は言うであろう。」〔ゼカリヤ 12:9-1413:1-9

 そのとき彼らは主を拒んだので、それぞれの氏族に別れて嘆き悲しむであろう。
 主はニーファイ人を訪れたとき、同じ目的でこの傷を彼らに見せ、自分がイエスであることを確信させ、受難の証拠を示されたことは事実である。
 これらの傷跡が十字架にかけられて以来何世紀もの問ずっと手足、わきに残って、再臨のときまで残っているということはおよそ考えられない。
 しかし、これらの傷跡はユダヤ人にとって父祖に対する証拠となり、また彼らが父祖の教えに頑固に従ったことへの証言となるだろう。
 彼らが泣き、嘆いたのちに傷跡は消えるであろう。」 (『救いの教義』 2:268-269)

 ジェフリー・R・ホランド長老は、こう述べました。

 「〔キリストの〕手や足、わき腹にある傷は、潔白で完全な者にさえも現世では苦痛なことが起きるというしるしであり、艱難は神が私たちを愛しておられないということではないというしるしです。
 傷ついたキリストが私たちを救い出しにきてくださるというのは、重要で希望に満ちた事実です。
 犠牲の傷跡と愛の損傷、謙遜赦しの象徴を持つ御方が、私たちの魂のキャプテンなのです。」 (『Christ And The New Covenant(キリストと新たなる聖約)』 1997年 p.259)


 わたしはわが栄光を諸国民に示す。
 すべての国民はわたしが行ったさばきと、わたしが彼らの上に加えた手とを見る。
 この日から後、イスラエルの家はわたしが彼らの神、主であることを悟るようになる。 (エゼキエル 39:21-22

  福音の原則