chemtrail

 世界にはうそのニュースを専門に報道するメディアがあります。
 多くのまともな人々はばかげた話を楽しみますが、ばかげた情報を真実と信じ込みだまされる人々がいます。
 そのばかげた情報の1つは、うそ情報の「ケムトレイル英語版)」です。

 米国空軍(USAF)が天気予報に関する1996年の報告書を発表したのち、ケムトレイル陰謀論が出始めました。
 ケムトレイル陰謀論を広めたのが、1960年代中頃から活動しているアメリカ合衆国出身の反戦活動家でジャーナリストのウイリアム・トーマスです。
 ケムトレイル陰謀論が広がるにつれ、連邦当局者は信じた人々からの怒りの電話と手紙であふれました。

 アメリカ議会へのWeather Modification Research and Development Policy Authorization Act of 2005気候操作研究開発ポリシー承認法提出で分かりますが、アメリカ政府が人工降雨など気象制御を目的とする公開された技術の研究開発のために、飛行機で空中に散布していたことはあります。
 しかし、ケムトレイルは人口削減のためであるというのはフィクションです。

 ケムトレイル散布機の内部写真はデマです。

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           ボーイング777のテストフライトの写真

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           エアバスのテストフライトの写真 A380

 タンクの中身は、ただの水です。
 これはバラストタンクであり、テスト飛行のために、水なら重さの調節や移動が容易であることから、重量や配置を自在にシミュレートすることができます。

 
 


 イタリアの有名なケムトレイル陰謀論者タンカーエネミーの投稿動画です。
 これは飛行機雲です。

 飛行機雲は、主に次の2つの原因によって生じます。
 ①エンジン排気中の水蒸気が主因であるもの。
 ②翼付近の低圧部に起因するもの。
 ②よりもに①よって生成された雲のほうが大気中の水蒸気量そのものが増加するため長く安定して残る傾向にあります。

 飛行機雲が発達して「巻雲」になることもあります。
 「すべての飛行機雲は数分で消える」というはうそです。
 また、飛行機雲を形成する気温について「-40℃以下でないとできない」というのもうそです。
 それよりも高い気温でも発生することが、各国の研究者により観測されています。

 ケムトレイルと思い込むのは、飛行機雲をよく知らないだけです。

 飛行機の翼の上側では下側よりも気圧が低くなり、圧力が降下すると空気は膨張し温度は降下します。
 もともと飽和状態の大気の中では、翼の上の空気は水蒸気をこれ以上含むことができなくなり、空気中に保持できなくなった分の水蒸気は結露しベールのような飛行機雲「エアロダイナミック・コントレイル」(通称ベイパー)ができます。


 


 ケムトレイル陰謀論者は、ただの飛行機雲の写真をネット上にアップしては、ケムトレイル散布の証拠写真だと主張しますが、飛行機は昔から今と変わらない白い航跡を残します。
 持続する飛行機雲はしばらく空に留まり、飛行機雲は終日消えないで空に留まる可能性があります。

 

 動画投稿者は、ケムトレイル陰謀論者をからかって笑っています。

 「ケムトレイルと違い、飛行機雲は長くても数分以内で消える」という、ケムトレイル陰謀論者の主張は誤りです。

 知的障害や精神病のある人々は別にして、ケムトレイルなどの陰謀論者は基本的な科学知識不足や調べることをしない人々です。
 知的障害や精神病がある人々は別にして、基本的な科学知識不足や調べることをしない人々がだまされます。

  サルでもわかる 頭のおかしな陰謀論者

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