夏といえば怪談の季節である。昔、学校の先生が、授業の空いた時間、遠足、キャンプなどでよく「怖い話」をした。本当に怖かった。また、よく矢追純一のUFOのテレビを見た後は学校の帰り道の人気の無い農道で「宇宙人につれさらわれるのではないか」と、急ぎ足で帰った。口裂け女も隣の学校の運動会に来ていたとの事で、みんな震え上がった。

しかし大人になり、物事の分別がつくようになるにしたがって、そのような物はあまり怖くなくなった。(ちなみに私は幽霊の存在を信じていません)

思うに、何事も経験が無いから、よく知らないから、不安であり、怖いのだと思う。仕組みやからくりがわかればあまり怖い事、不安な事は無いと思う。

上場企業は近年「リスク情報」を積極的に開示して、投資家の信用を得るよう努力している。これは少しでも不安を取り除いてもらい、会社に投資してもらおうという姿勢である。何の情報も提供してくれない会社なんて怖くて投資できないのだ。

不動産も同じ、上場J-REITの登場で不動産も「リスク情報」が開示されるようになってきたが、それはまだごく一部であり、末端のエンドユーザーの不動産取引では、まだまだ不十分なのではないだろうか。多くの書籍、セミナーでは「不動産投資は楽に儲ける、サラリーマンでも大丈夫」という「楽して儲ける」方向にどうしても情報が偏っている気がしてならない。もっともっと考えられるリスク情報を開示する、説明する義務が我々にはあると思う。消費者は儲かる情報と同じくらいリスク情報を求めているのではないだろうか。

不動産はいろんな意味で、まだまだ閉鎖的、消費者に対する「真の不動産教育」がこれから求められるであろう。私もその一翼を担いたいと思う。

大人になって、やっぱり一番怖いのは「人間」ですかね。何考えているか、何しでかすかわかりませんもんね。

▽会社案内(私の個人案内)を作成しました。これから皆にくばろう。