新鋭マンションデベロッパーであるアスコットと元祖コーポラティブハウスの都市デザインシステムが共同開発したデザイナーズ賃貸マンション「MEW」の完成見学会に参加させていただいた。

建物のハード面や使い勝手の事はよくわからなかったが、全戸レインボーブリッジを眺める最高のヴュー、おしゃれな設計、久しぶりに目の保養になった。賃料の設定は約20万円から70万円だが募集と同時に即入居者が決まったそうだ。

最近はディベロッパーが個別分譲ではなくて1棟まるごと不動産ファンドに売却する事が多くなったようだ。ディベロっパーの事情としては、個別分譲するより早く、確実に資金回収できること、そして分譲マンションに比べて比較的小規模な用地でも企画が可能な事。ファンドの事情としては良質な物件が不足している事、開発のリスクを負わなくていい事などがあげられる。そしてファンドは賃貸し、賃料収入を投資家に分配する。

このような事情から近年、良質な賃貸住宅が増加傾向にある。良質な賃貸住宅が供給される事はいいことである。今までの日本の賃貸住宅は住宅を購入するまでの仮住まい的な意味合いが強く、分譲に比べ、狭くて安価な仕様のものが多かった。賃貸住宅の平均専有面積も確か40崑罎世辰燭隼廚Α(やっと50崑罎砲覆辰燭な)したがって広くて良質な住宅に住むには住宅を購入する必要があった。

ファンドの投資拡大やディベロッパーの事情から今後も良質な賃貸住宅の供給が続くだろう。これによって、スペックの面で賃貸と分譲を比較する必要がなくなってくる。また賃貸族は身軽である為、良質な賃貸住宅を、その時々のライフスタイルで住み替えることが可能となる。

もうそろそろ、買う、借りるどっちが損、得、というレベルの論議は必要なくなり、個々のライフスタイルの問題になる。



ただし、住宅の供給過剰と全国約12%の空家率、戸数にして約600万戸の空家を考えると賃貸、分譲含めた大競争時代になったことを忘れてはいけない。