住宅が余っている現在、不動産マーケットが停滞している現在、住宅を高く売却するには、どうすればいいのでしょうか。

というより、もっとも高く購入してくれる人を見つけるためにはどうすればいいのでしょうか。

わが国においては住宅、特に中古住宅の場合、築後10年も経過すると建物価値は限りなく0に近づき、売却する価格の殆どが土地のみの値段になってしまいます。

そう、いくらお金をかけて住宅を建築しても、一定期間経過すると、建物はまだまだ使用できるのに、価値がなくなってしまう。もったいないですね。

なくなってしまうというより、正確にいえば、価値を認めてお金を払ってくれる第三者が、激減するとでもいいましょうか。

では、どうすればいいのでしょう?

なにもお金をかけて今はやりのデザインや内装にリフォームしようなんて事はいいません。その中古住宅を気に入って、お金を払ってもいいよという人を見つければいいだけの話です。

でも、建物を一度や2度見ただけで気に入るなんて人はそうそういませんね。そもそも人が作って、人が散々住んだ建物を気に入る確率は極めてすくない。したがって中古の建物に価値を見出してお金を払おうという人はあまりいない。

だから「土地を買ったら、中古の建物がおまけで付いてきた。ま、いつか建替えたりリフォームしようと思うけれど、それまでは折角だから中古の建物でも使おうか。0円だから。」そんな感じでしょうかね。

でも売主としては建物だって充分使えるんだから評価して欲しい、でも評価してくれる人はあまりいない。

評価してくれる人を見つける簡単な方法。

それは売却しようとしている住宅を賃貸に出すことです。賃貸の場合、家賃次第ですが比較的入居者を見つけやすいでしょう。しかも一戸建ての賃貸住宅の供給はまだまだ少ない。

入居者が決まったら、家賃をいただきながら2〜3年経過後に、その入居者に対して、「もしよかったら、住んでいただいている住宅購入しませんか?」と投げかける。その頃、入居している人は、「そうだな、住宅への愛着も沸いてるし、子供の学校や住み慣れた環境を考えると折角頂いたお話、どうせ家賃払うんだったら買っちゃおうか」となる。

入居者は所有者の次に住宅を評価してくれている一番の人なのです。

売り急ぎの事情がない人は、焦って価格競争に巻き込まれる前に、一度冷静になって、売却する予定の住宅を試しに賃貸してみましょう。

きっと入居者が3年後にいい値段で買ってくれるでしょう。


そう、ちょっとした発想の転換が必要ですね。金をかけず、逆に金をもらって且つ一番評価してくれる人に買って貰う。

まかせてください。

そうそう、入居者がつかなかった場合どうなるの?という方、その時は残念ながら・・・・

アディオス