「風が吹けば桶屋が儲かる」 強い風が吹くと砂ぼこりが舞って、多くの人の目に入り、盲目の人が増える。盲目の人は三味線で生計を立てる人が多いので三味線を作るために多くの猫の皮が必要になる。そうすると猫がいなくなって猫を天敵とするネズミが増え、増えたネズミがたくさんの桶をかじるので桶屋が儲かるという、一見なんの関係のなさそうなところから意外なところに影響が出る、ということわざです。

昨今のコロナ禍では、外出自粛の影響でネット通販やゲーム、ウーバーイーツや出前館などの食事宅配が伸びましたが、意外なところではプロテインや小麦粉、入浴剤、除草剤、ホースなども売れたようです。不動産分野では飲食ビルなどは撤退や賃料減免の影響で収益が減り、テレワークの影響かマンションや戸建てが売れまくり、撤退した飲食店舗あとには無人フィットネスやゴルフレッスンスクールが入る、などなど意外なところに影響がありました。株式市場では日々変わる社会経済情勢の中、まさに「桶屋の株」をめぐって市場が動いていますね。

毎年行われる税制、法制などの制度改正は、風と桶屋のような遠回りの影響ではなく、社会経済に直接的な影響を与える明確な目的をもっています。たとえばNISAの拡充、恒久化については金融業界が沸き立ち、相続土地国庫帰属法の施行では測量士や土地家屋調査士業界が、相続登記の義務化においては司法書士業界が、東京都における太陽光パネルの設置義務化では太陽光パネル業界が盛り上がってくるでしょう。いわば国や地方自治体は、さまざまな制度改正によって「風」を吹かせているとも言えます。

コロナ禍、ウクライナ危機をはじめ、物価高、資源高、円安、金利上昇、実質賃金の低下、老後の2000万円問題、少子高齢化など先行き不透明な世の中だからこそ、国には、きちんと桶屋まで潤う風を吹かせてほしいものです。

かくいう私は、このブログを通じて仕事につなげて潤いたい、桶屋でありながら自分で風を吹かせるという、自作自演のいやらしいそよ風を吹かせています。

さて、今年もみなさまの不動産に関する問題解決のパートナーとしてお役に立てると嬉しく思います。もちろん相談、雑談無料です。(笑)

また皆様と元気にお会いできる日を楽しみにしております。

くれぐれも風邪などひかぬようご自愛さいませ。



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