ピンクサイドを歩け

ピンク映画やストリップ・レビュー等、R-18系の文章を書いて行きます。

2018.1.13 渋谷道頓堀劇場

今年、僕がストリップを見たのはこれが4回目。開演50分前に入って、二回目まで見た。
進行は、一回目が通常でフィナーレ・カット、二回目がトリプル・トリプルでフィナーレありだった。
なお、二回目終了後に花咲はなと渚あおいの合同バースデー・イベントがあった。

当日の香盤は、以下の通り。

1 御幸奈々
2 花咲はな
(バースデー)
3 星乃結子(デビュー)
4 望月きらら
5 遠野こころ
6 渚あおい
(バースデー)

一回目

1 御幸奈々
(1971.10.10生,T150,B78,W59,H86,1991.4.21Debut,林企画)
髪には赤白の花飾り、ピンクと赤のフリル・スカートとつながったピンクの振袖ドレス、胴回りには銀色の花柄をあしらった黒のコルセット、白いショートーブーツ、手には桜の枝を持ち、リズミカルに踊る一曲目。スピーディな動作でピンクのセパレートにチェンジすると、疾走感のあるダンスを見せる二曲目。
銀色の飾りがついた白いセパレートのベッド着、素足、桜の枝を手にして微風に揺らぐような軽やかさで踊り、トップレスと白いTバックで盆に出るベッド入り。まどろむようにゆったりと踊り、伸びやかで美しいポーズを決める立ち上がり。
音楽と見事にシンクロした安定のパフォーマンスだった。

2 花咲はな(1.14生,2016.4.1Debut,道頓堀劇場)
演目は「ちびねこ」。
白い猫耳、首に鈴、ピンク色の長袖ワンピースの上に尻尾のついた白いエプロン風衣装を重ね着、素足、猫の仕草でポップに踊る一曲目。スカート部分がファーになった白いノースリーブに着替えて、アップテンポにダンスする二曲目。
気紛れな猫のように踊り、衣装の前を開くベッド入り。脱衣して、白いレースのボンデージブラにTバック姿で盆に出ると、ゆったり踊るベッド中。シンプルにポーズする立ち上がり。
この人のステージを見たのは随分久しぶりのことだが、表情の硬さや華奢すぎてエロティシズムに乏しいという印象はあまり変わっていなかった。全編猫で通す演目は、変化に乏しくやや平板に感じた。

3 星乃結子(6.11生,2018.1.11Debut,道頓堀劇場)
今週デビューの新人である。演目は「シンデレラ」。
髪にはカラフルな花飾り、ベージュの花柄ワンピース、白いエプロン、素足で明るく踊る一曲目。脱衣して袖にはける二曲目。髪には水色の髪飾りと銀色のカチューシャ、水色のドレス、銀色のハイヒールで踊る三曲目。
深夜0時を知らせる時計の音、ステージにうずくまり一度暗転。光り輝くガラスの靴を前にして、白いベッド着でセンチメンタルに踊るベッド入り。愛らしく踊り、ポーズする立ち上がり。
とてもデビュー週とは思えない落ち着いたパフォーマンスだと感心して見ていたが、踊り子としては新人だが以前からステージの場数を踏んでいる人だと知り納得した。柔らかい表情、こなれた踊りで悪くなかった。
ただ、「シンデレラ」でこの選曲というと、どうしてもあの人のステージを思い出してしまう。

4 望月きらら(1993.11.29生,2015.3.1 Debut,晃生ショー劇場)
白い髪飾り、銀色の羽織、淡い紫の着物、銀色の帯、白足袋姿で情緒的に舞う一曲目。羽織を脱ぐと、表情豊かに踊る二曲目。
焦らすように帯を解き、銀の模様をあしらった白い襦袢に着替えるベッド入り。盆に出ると、ドラマティックに踊るベッド中。こぶしの効いた演歌でエモーショナルに踊りポーズを切る立ち上がり。
スケールの大きさを感じさせるシアトリカルな見応えあるステージ。とりわけ、立ち上がりのカタルシスが素晴らしい。

5 遠野こころ(1980.9.22生,T160,B80,W60,H85,2003.2.2Debut,東洋ショー劇場)
演目は「ダークスノウ」で、前回僕が見たのは1頭の大和ミュージック劇場である。今回のステージでは、白髪と黒髪のウィッグをつけていた。
シリアスな表情でゴシックに踊る一曲目。抑制した動きで無表情で踊る二曲目。
まるでアンドロイドのような無機質さでプラスティックに踊るベッド入り。ドラマティックな音楽にのって、浮遊するように踊るベッド中。これまでの無表情から一変、柔らかな笑みを浮かべて開放的なポーズを決める立ち上がりは、ラストの笑顔も魅力的。
メリハリのあるドラマティックなステージ構成で、いいパフォーマンスだった。

6 渚あおい(1.18生,B87,W62,H85,2011.11.11Debut,東洋ショー劇場)
演目は「SAKURA」。
盆に置かれた鈴がついた桜の枝、茶髪のウィッグ、白・水色・銀色の髪飾りと同色の瀟洒な衣装、素足、抑制された動きと滑らかな足運びでしっとり舞う一曲目。ゆっくり帯を解き、大きな桜の髪飾りと透けた白襦袢姿にチェンジする二曲目。
桜の枝を手に鈴を鳴らしながら叙情的に踊り、脱衣する繊細なベッド入り。透明感をたたえた表情で愛らしく踊り、ポーズするベッド中と立ち上がり。
陽だまりのような暖かな雰囲気と柔らかで穏やかな空気感が魅力のステージである。個人的には、ウィッグをつけなくてもいいような気もするが。

二回目

1 御幸奈々

ピンクと白の花飾り、バラ模様の大きな白いベール、花をデコレートした白のトップ、ベールと同じ柄のロングスカート、素足で、風のように舞う一曲目。白いベール、銀色の飾りがついた白いブラに白いパレオで、エキゾティックに踊る二曲目。
青いセパレートのベッド着で、シリアスな表情を浮かべてダイナミックに踊り、脱衣して盆に出るベッド入り。フィジカルでダンサブルな立ち上がり。
一切弛緩することなく、この人ならではのタイトなダンスに圧倒されるステージだった。

2 花咲はな
白いリボンのツインテール、緑色の衣装、白いハーフブーツ、短いイントロからアッパーな音楽でシンプルに踊る一曲目。背中が広く開いた白いノースリーブ・ドレスで、明るく踊る二曲目。
フード付きの白いベッド着にチェンジすると、静かに踊るベッド入り。はだけて盆に出ると、遠くを見る様な眼差しで踊るベッド中。淡々と踊り、ポーズする立ち上がり。
とてもシンプルなステージだが、いささか単調に過ぎると思う。

3 星乃結子
演目はデビュー作。
髪には黒い花飾り、銀色のイアリング、ブラウン・ファーのマフラー、ボディ・コンシャスな赤いノースリーブ、タイトな赤いミニスカの上に薄地の赤いロングスカートを重ね穿き、黒いハイヒールで楽しそうに踊り、途中でロングスカートを脱ぐ一曲目。
椅子に座り挑発的に踊ると、脱衣して黒いランジェリーからトップレスになるベッド入り。黒いショールを身にまとい素足で感傷的に踊ると、盆に出てシックに見せるベッド中。アンニュイなムードで踊り、ポーズする立ち上がり。
何となくバブルの残り香を感じさせる、何処か古くて新しいストレートなステージだった。

4 望月きらら
暗がりの中、ヘッドライトがついた迷彩柄の帽子、もこもこした茶色の毛布をかぶり、黒いシューズを履き、懐中電灯の明かりを光らせてスタート。すぐ毛布を外して迷彩服になり、盆に置かれた白い羽根を手にすると明るく快活に踊る一曲目。銀色のティアラに派手な白い羽根飾り、白のセクシーなセパレート、背には大きな天使の羽根、銀色のハイヒール、ポリリズムのサウンドで陽気にダンスする二曲目。
悪戯っぽい表情でコケティッシュに脱衣すると、セクシャリティ全開で踊るベッド入りからベッド中。ポップな爽快感あふれる立ち上がり。
仕掛けに富んだ凝った演出、豊かな表現力のとてもいいステージだった。特に、ベッドの素晴らしさに見惚れてしまった。

5 遠野こころ
演目は「Calling」で、前回僕が見たのは1頭の大和ミュージック劇場である。
キュートに踊る一曲目。気持ちよさそうに生き生きとカラフルに踊る二曲目。芝居がかったシックで繊細なベッド入り。スムーズな身のこなしで美しく見せるベッド中からの立ち上がり。
表情もいいし、踊りも見応え十分の素晴らしいステージ。大和で見た時よりもさらに良くなっていた。

6 渚あおい
演目は「アーミーガール」で、前回僕が見たのは去年12中の大和ミュージック劇場である。
クールにカッコよく踊る一曲目は、個人的にはシリアスな表情をキープして欲しいところである。セクシーな腰の動きでホットにグルーヴする二曲目。
ミステリアスな妖艶さで見せるベッド入り。ドラマティックなワイルドさで煽るグラマラスなエロさが眩しいベッド中。トランスに入ったかのようにドライヴする立ち上がり。
アグレッシヴでスタイリッシュなカッコよさにしびれるステージ。キュート&ハッピーの渚あおいももちろん好きだが、クールな彼女も実に魅力的。本作のステージングは、回を重ねるごとに良くなっている印象である。

1中の渋谷は、バースデーあり、新人デビューありとなかなかおめでたい香盤。 個人的には、渚あおい、遠野こころ、望月きららのステージが強く印象に残った。
渚あおいさん、花咲きはなさん、お誕生日おめでとうございます!

2018.1.7 池袋ミカド劇場

今年、僕がストリップを見たのはこれが3回目。開演30分前に入って、二回目まで見た。
進行は、一回目が通常、二回目がトリプル・トリプル・ソロで曲カットや尺短縮もあった。

当日の香盤は、以下の通り。

1 上野綾(バースデー)
2 玉
3 雛形ひろ子
4 さくら
5 虹歩
6 愛野いづみ
7 玉菊きよ葉


一回目

1 上野綾
(1989.1.4生,T155,B80,W58,H83,2009.4.21Debut,東洋ショー劇場)
赤い花の髪飾り、ラグジュアリな赤いドレス、黒いアームカバー、黒いロングブーツ、赤い蛇の目傘を持ち盆からスタートしてシリアスに踊る一曲目。衣装を脱いで丈の短い赤のノースリーブ・ドレスになり、髪飾りもとって笑顔でスウィンギーにダンスする二曲目。
メロウなサウンドで脱衣すると、白いレースのベッド着になって盆に出るベッド入り。美しい身のこなしで、伸びやかにポーズする立ち上がり。
ナチュラルで無駄のない動きとキレのあるダンスで見せるさすがのステージだった。

2 (3.19生,T160,B90,W56,H89,2017.3.11Debut,TSミュージック)
演目は「Kiss」で、前回僕が見たのは去年12中の大和ミュージック劇場である。
冒頭のダンスは、もっとインパクトのようなものが欲しい。とてもよく似合う黒のランジェリー姿で、にこやかに踊る二曲目はもう少し動きに颯爽とした感じが出せれば。
S的な表情を浮かべて淡々と踊り脱衣するベッド入りは、特に仕掛けやギミックがある訳ではないが十分にエロティックだ。盆で、徐々にヒートアップしていくオナベのベッド中。気怠さを伴った開放感が漂う立ち上がり。
とにかく、ベッドにおけるエロティシズムが魅力的な人だと思う。これでダンスが一皮むけると、踊り子としてステップ・アップすると思う。

3 雛形ひろ子(1978.3.3,2001.7.21Debut,TSミュージック)
12中のシアター上野一回目でも出していた演目。
包容感のあるたたずまいと立ち上がりにおけるスムーズな身のこなしは魅力だが、踊りがややルーティン化しているように思う。特に、手の動きにバリエーションが乏しくステージが単調に感じてしまった。

4 さくら(1982.9.30生,T147,B85,W60,H85,2005.5.11Debut,TSミュージック)
演目は「ダンスダンスダンス」。
白でそろえた羽根飾り付きの小さな帽子、セパレートの衣装、レッグカバー、銀色のローヒールでリズミカルに踊り、後半で脱衣してレッド・スパンコールのトップに赤いフリルのミニスカになる一曲目。赤い髪飾り、赤と銀色のスパンコール・セパレートでグルーヴィーにダンスする二曲目。
黒い髪飾り、ピンクのベッド着でしっとり踊ると、はだけて盆に出るベッド入り。エロティックに煽り、綺麗なポーズを決める立ち上がり。
スムーズな流れでテンポよく踊り、官能的で美しいベッドへと展開するステージは、メリハリがありとても良かった。

5 虹歩(1980.2.23生,T154,B87,W57,H83,1998.3.21Debut,札幌ニューカジノ)
黒と金色の髪飾り、花柄の赤い羽織、ピンクの着物、金模様を施した黒い帯、素足でシャープに踊る一曲目。手際よく脱衣すると、白い衣装に黒のレギンス、薄紅色の蛇の目傘を手に、キレのある動きでダンサブルに見せる二曲目。
ピンクの透けた花柄襦袢になると、艶やかに踊り盆ではだけるベッド入り。可憐さと色っぽさをあわせ持った繊細な踊りからポーズを決める立ち上がり。
この人らしい、洗練された美しさに貫かれたステージだった。

6 愛野いづみ(1984.9.28生,T166,B86,W65,H88,2009.7.1Debut,道頓堀劇場)
大きな白い花飾り、ピンクの着物に黄緑色の帯を締め、ピンクのショールを掲げ、素足で雅やかに舞う一曲目。ゆっくりした動作で帯を解き、赤茶色の襦袢姿になる二曲目。
まったり踊って着崩していくベッド入り。はだけてポーズする立ち上がり。
踊り自体はなかなか綺麗だが、やや構成が単調な印象である。

7 玉菊きよ葉(9.2生,T155,B90,W65,H89,2009.9.11Debut,TSミュージック)
演目は「獅子舞ももたろー」。
赤い羽根の髪飾り、きらめくワインレッドのドレス、ウェスト部分には銀色とワインレッドの大きなリボン、白い布がついた扇子を二枚使って優雅に踊る一曲目。獅子舞姿でかぶり客に齧り付く新春らしいいなせな二曲目。
桜色の襦袢になるベッド入り。しっとりと官能的に踊るベッド中。この人のトレードマークと言えるハードなオナベを披露してポーズする立ち上がり。
何処を切ってもきよ葉!としか言いようのない、実に彼女らしいパフォーマンスである。とてもいい。

二回目

1 上野綾

黒・銀色・オレンジ色の髪飾りにポニーテール、黒と銀色のセパレート、地の薄いレインボーカラーのスカート、キュートな表情で軽やかに踊る一曲目。ピンクのフード付きベッド着、白いTバックで溌剌と踊る二曲目。
盆ではだけると、穏やかな表情で美麗に踊るベッド入り。シャープにポーズを切る立ち上がり。
コンパクトにまとめたステージだが、快活な小動物のように踊る彼女らしいパフォーマンスだった。

2
演目は新作。
デコレーティヴな白い髪飾り、白いノースリーブ・ドレス、銀色のハイヒール、白い日傘を手にエレガントに踊る一曲目は、表情はいいがもっと動きに柔らかさが出せれば。束ねた髪、セクシーなベージュのブラとTバック、金色のアクセサリがついた紫の腰飾り、グラマラスな腰の動きで踊ってから腰飾りを外す二曲目は、実にエロティック。
トップレスに白いTバック、白い羽根ショールをまとって踊ってから、脱衣して椅子に腰かけ悩まし気な動きを見せるベッド入りは、流れがスムーズさを欠いている印象。羽根ショールをまとって盆に出ると、体を弄り官能的なオナベを披露するベッド中。シンプルにポーズする立ち上がり。
まだまだ試運転的なステージで、これから踊り込むことで育っていく作品だろう。ベッド・パートにおける煽情的な動作がややパターン化している印象を受けるので、もう少しバリエーションを出したいところである。

4 さくら
演目は「冬の華」
白い花の髪飾り、白い着物に朱色の帯、花を手に持ちしとやかに舞う一曲目。正月らしく凧揚げする二曲目。白赤の花飾りをつけたお団子頭、黄色いチャイナドレス、赤いバレエシューズ、カラフルな布がついた扇子二枚を操り踊る三曲目。
赤い花の髪飾り、銀色で縁取りした赤い襦袢、銀色の帯、白足袋で静かに踊るベッド入り。バラードにのってはだけると、シンプルにしっとりポーズする立ち上がり。
お正月縛りのダンスとベッドの間に繋がりがない気もするが、ストレートに見せる悪くないステージだった。

6 愛野いづみ
赤い髪飾り、花をデコレートした白いノースリーブ・ドレス、銀色のハイヒール、セレブリティな雰囲気で軽やかに踊る一曲目。赤と黒のハット、白いワイシャツを胸元で結び、青いダメージデニム、クールでセクシャルに踊る二曲目。
椅子に座って胸を露出すると、滑らかな動きでエロティックに踊り脱衣するベッド入り。植物柄のベージュのベッド着で、裾を翻して踊りムーディにポーズする立ち上がり。
立ち上がりへの展開が唐突に感じたが、この人としては表情があるしスタイリッシュなエロティシズムが堪能できるステージだった。

7 玉菊きよ葉
演目は新作。
白いたてがみ、金色の羽織、金色と緑色の袴、白足袋の連獅子姿でキビキビ勇壮に踊る一曲目。セクシーな黒のくノ一姿に着替えると、キュートなコケティッシュさで踊る二曲目。
焦らしながら妖艶に脱衣すると、いったん袖にはけてからピンク色のガウン姿で盆に出るベッド入り。はだけると退廃的な官能ほとばしる強靭なオナベから、虚脱したようにポーズする立ち上がり。
凛々しさ、愛らしさ、エロさが絶妙なバランスで配されたこの人らしいステージだった。

3 雛形ひろ子5 虹歩は同演目。

1頭のミカドは、新春に相応しい華やかな香盤。
個人的には、復帰後初めて見た玉菊きよ葉のステージがひときわ印象的だった。
上野綾さん、お誕生日おめでとうございます!

2018.1.5 DX歌舞伎町

今年、僕がストリップを見たのはこれが2回目。二回目かんなのポラ中に入って、四回目のかんなまで見た。
進行は、三回目がダブル×3、四回目が2、3番と4、5番がダブルだった。

当日の香盤は、以下の通り。

1 美咲遥
2 葉月凛
3 若林美保
4 雪見ほのか
5 かんな
6 鈴香音色

二回目

6 鈴香音色
(1988.9.2生,T157,B105,W64,H96,2010.6.11Debut,ロック座)
赤と黒の派手な髪飾り、鶴柄の金色の打掛、色彩鮮やかな青い着物、金色の帯、白足袋、花魁のような出で立ちで舞い、後半で打掛を脱いで帯を解く一曲目。背を向けると、おもむろに脱衣して白襦袢になる二曲目。
銀色と青の襦袢、白い帯に着替えて、盆に出るベッド入り。焦らすように着崩して踊るベッド中。衣装をはだけると、迫力ある豊満な肉体を誇示するように踊り、ポーズする立ち上がり。
ダイナマイトボディと眼差しが強い印象を残す踊り子だが、如何せん踊りが単調で物足りなかった。もう少し、仕草や表情に繊細さやメリハリが欲しいところである。

三回目

1 美咲遥
(1989.7.26生,T160,B83,W55,H84,2009.7.26Debut,DX歌舞伎町)
前に見た時より、痩せたような印象である。
赤い髪飾り、深くスリットの入った白のチャイナドレス、銀色のハイヒール、ピンク色の羽根扇を二枚持って大陸風にゆったり穏やかに踊る一曲目は、もう少し動きに流れが欲しい。アップテンポの曲に合わせて、気持ちよさそうに踊る二曲目。
金色で縁取りした赤い花柄の襦袢、素足で静かに踊り、盆に出てはだけるベッド入り。ピンクの羽根扇二枚を持ってゆったり踊り、ポーズする立ち上がり。
なかなか綺麗なステージだが、各パートが同じようなまったりテンポのため、いささか平板な印象だった。

2 葉月凛(1985.2.17生,T153,B82,W60,H85,2008.11.11Debut,DX歌舞伎町)
演目は「釣りキチ凛平」。
青と白の髪飾り、大漁旗柄の衣装、青いストッキング、青いスニーカー、元気あふれるダンスの一曲目。丈の短い白のへそ出しTシャツ、銀色のショーパン、水色のリュックを背負ってパワフルに踊ってから、ルアーを操る二曲目。唐突に、脱衣したさかなサン姿になりマグロの解説を始める三曲目。
青いベッド着、青いTバック、素足で軽やかに踊って盆に出るベッド入り。はだけるとアグレッシヴに踊ってポーズするベッド中からの立ち上がり。
釣り好きのこの人らしい、キッチュな釣り三昧のステージだった。

3 若林美保(1979.9.15,T168,B90,W58,H88,1999.11.1Debut,浅草ロック座)
演目は「ピエロ」。
ピンクと黒の仮面と全身タイツ、素足、天井の梁から吊るした白いシルクをブランコ代わりに登場すると、哀愁のメロディに乗って盆でフラフープを披露してからエアリアルへと展開するボードビリアンな一曲目。仮面を外してスピーディに踊ってから、胸元がシルバー・スパンコールの淡い若草色のベッド着、シースルーの白いボディタイツにチェンジしてアップテンポに踊る二曲目は、もう少し動きにバリエーションがあれば。
ベッド着を脱ぐと、艶めかしい白いボディタイツ姿で挑発してから、盆に出てリングを使ってエロティックに踊るベッド入りは、彼女らしいアングラな異形性が漂いなかなかに見せる。抑制された動きで美しく踊り、エアリアルシルクでダイナミックなポーズを決める立ち上がり。
前半のダンスにやや物足りなさもあったが、ベッドの展開が実に面白く表現力の幅広さを感じた

4 雪見ほのか(1984.12.24生,T155,B82,W57,H84,2005.8.11Debut,川崎ロック座)
演目は「ONI」。
白い髪飾り、白いドレス、素足、椅子に座ってスタートすると、しっとりエレガントなダンスから脱衣して白のセパレートにチェンジ、後半は躍動的に踊る一曲目。
ゆったりした動きで艶やかに踊り、盆に出て胸を露わにするとまったり煽情的に悶えるベッド入り。気怠いムードで踊り、ポーズする立ち上がり。
バラードでそろえた三曲のシンプルな構成。実に、ストリップらしいストレートなステージだった。

5 かんな(1983.2.19生,T157,B85,W57,H83,2005.7.1Debut,川崎ロック座)
白い羽根の髪飾り、鶴柄の青い着物、銀色の帯、白足袋、白い扇子を二枚使って、この人らしいキレのある動きでダンサブルに見せる一曲目。手際よく脱衣すると、レインボー・カラーのセパレートでパワフルに踊ってから袖にはける二曲目。暗転中、ブリッジに流れる三曲目。
バラード曲が流れる中、ウェスト部分が金色の白いベッド着、白い羽根扇を手に盆に出ると、はだけてドラマティックに踊るベッド入り。リリカルなロマンティシズムにあふれた、美しい立ち上がり。
この踊り子らしいブライトでポジティヴな空気をまとった眩しいステージである。

6 鈴香音色
二回目と同じ演目だが、このステージは格段に良くなっていた。背を向けて白襦袢姿になった時、今回は髪を下ろしたがそれもエロ指数が上がって効果的だったと思う。

四回目

1 美咲遥

モノトーンでそろえた丈の短いジャケット、ブラ、ミニスカ、黒いベルトに黒いロングブーツ、激しいダンスビートで踊る一曲目は、もう少し攻めのダンスを見せてくれれば。ステージに幕が引かれ、そこに数々のステージ写真が映し出される二曲目。白いドレス、黒のロングブーツ、ダンスチューンでリズミカルに踊る二曲目。
赤と黒のボンデージブラにTバック、赤い羽根ショールをまとって挑発的に踊って盆に出るベッド入り。アッパーに踊り、ポーズする立ち上がり。
なかなか勢いのあるファンキーでグラマラスなステージだった。

2 葉月凛
演目は「熱海の夜」。
ステージに置かれためくりには「ようこそ熱海へ」の文字、ピンクと白の花飾り、白いレースの羽織、赤い花柄の着物、モノトーンチェックの帯、白足袋に黒下駄、サーフギターの旋律に乗って踊る一曲目。めくりは「足湯」になり、帯を解いて赤い花柄をプリントした水色の浴衣に朱色の帯を締めて足湯に入る仕草を見せる二曲目。
めくりは「熱海秘宝館」に変わり、妖しげな秘宝館のスライドをバックに、赤いドレスにペンライト、素足でエロティックに踊る三曲目。めくりは「お座敷ストリップ」に変わり、赤いドレスからピンクのランジェリーにチェンジしてリズミカルに踊る四曲目。匠の技、花電車を披露する五曲目。スムーズに踊り、ポーズして終演。
なかなかトリッキーで技巧的、実にキッチュなステージだった。

3 若林美保
演目は「あまいわな」。
花柄の白い衣装と素足、盆にうずくまってスタートすると、広がりのあるドラマティックな踊りを披露する一曲目は、僕がこれまでに見たどの彼女とも違ったダンス文体で引き込まれた。上着を脱いでグレーのキャミソールとボディタイツ姿になると、朱色のシルクでダイナミックなエアリアルを見せる二曲目。
キャミソールを脱ぐと、ゆっくりした動作でアングラな前衛舞踏のように踊り、盆に出て艶めかしく踊るベッド入り。美しいブリッジを決めてから、再びエアリアルシルクでシアトリカルに見せる立ち上がり。
緻密に練り上げられた構成とフィジカルな空中パフォーマンス。まるで、先鋭的な短編映画を見ているような素晴らしいステージだった。

4 雪見ほのか
演目は正月限定新作「新しい春~はっぴーぐりーてぃんぐ~」。
色とりどりの花飾り、カラフルな花柄が施された朱色の着物、緑色の帯、白足袋、盆で三つ指ついてスタートする一曲目。金色の扇子を繰って、滑らかに踊る二曲目。
アッパーなダンスチューンで、リズミカルに脱衣するベッド入り。髪を下ろし、白襦袢を着崩して盆に出ると、はだけて静かに踊るベッド中。ハッピーなムードで踊り、ポーズする立ち上がり。
如何にもお正月らしい、華やかなステージだった。

5 かんな
ステージに横倒しにされた酒樽、ピンクのハット、丈の短いへそ出しのピンクの衣装、ブルーデニムに黒いブーツでカッコよくアクティヴにダンスする一曲目。黒いテンガロンハット、ブルーデニムのシャツ、ベージュのブラ、黒と茶のセクシーな腰飾り、黒いTバック、ピストルを手に、スピード感満点のご機嫌なダンスを見せる二曲目。
デニムシャツを脱ぐと、椅子も使ってガンファイトをイメージしたキレキレのエロティックな踊りが熱いベッド入り。盆に出て脱衣すると、健康的な体に汗を光らせてエモーショナルに踊るベッド中。タフでワイルドな踊りから、ポーズを決める立ち上がり。
この人の踊り子的な魅力が遺憾なく発揮された最高にイカしたホットなステージまさに、SUPER BAD!!!!!な素晴らしさだった。

1頭のデラカブは新春興行に相応しいバラエティに富んだ香盤が魅力。
新たな挑戦を感じさせる若林美保の「あまいわな」も印象深かったが、何といってもかんなの四回目ステージにしびれまくりだった。
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