ピンクサイドを歩け

ピンク映画やストリップ・レビュー等、R-18系の文章を書いて行きます。

2017.8.11 倖田李梨@新宿ニューアート

今年、僕がストリップを見たのはこれが42回目。今回のお目当ては、倖田李梨である。
開演40分前に入って、二回目終演まで見た。一、二回目ともに通常進行だった。

当日の香盤は、以下の通り。

1 須王愛
2 広瀬あいみ
3 空まこと
4 優希なな
(デビュー)
5 倖田李梨
6 徳永しおり

一回目

1 須王愛
(5.14生,2015.8.21Debut,ロック座)
赤い帽子、赤いジャケット、白いフリルスカート、黒い網タイツに黒いハイヒールで踊る一曲目。ジャケットを脱ぎ、帽子を外すと黒いコルセットで踊る二曲目。この二曲は、動きの細部にやや粗さを感じる。
黒でそろえたシャツ、ランジェリー、ガーターベルト、網タイツ、ハイヒールで、椅子も使いエロチックに挑発するベッド入りは、絶妙のムーディーさ。椅子とともに盆に出てのベッド中は、曲のインパクトにパフォーマンスが負けているように思う。立ち上がりのポーズは悪くないのだが、もう少し見せ方に工夫があれば。
総じて、中途半端な印象のステージだった。

2 広瀬あいみ(1983.10.10生,T162,B84,W58,H86,2004.6.1Debut,浅草ロック座)
ピンクの帽子にピンクのロングドレス、白い日傘を手に、ふんわりした空気感でゆったり踊る一曲目。白い帽子、サーモンピンクのセパレート、白いシューズ、スムーズな動きでお洒落な雰囲気の二曲目。
白い日傘、胸を露わにした白いベッド着、白いハイヒールで踊るベッド入りから、ポーズする立ち上がり。
適度なシックさで、スタイリッシュにまとめられたステージである。ただ、踊り自体にこの人ならではの個性や色が弱いように思った。各パートの転換時にやや間が開いているのも、気になる。

3 空まこと(3.22生,T160,B86,W60,H88,2004.11.21Debut,浅草ロック座)
演目は新作。
黒いシルクハット、ゴールドで縁取りした黒い燕尾服、黒いロングパンツ、黒いブーツ、顔には小さな仮面をつけて、ステッキを手に、目まぐるしくスピーディな展開、正確無比なダンスで圧倒する一曲目。黒と赤のダイヤ柄のボディスーツ、黒いロングブーツで、フラフープも使って挑発的に踊る二曲目。
赤いランジェリーにチェンジすると、赤と青のロープを手に踊るベッド入り。脱衣して、先鋭的にすら見えるパフォーマンスを披露するベッド中。左足首にロープを結び、鮮烈な印象を残すポージングの立ち上がり。
圧倒的なダンス・スキル、緻密なショー構成、強靭なエロチシズムとすべてがそろった素晴らしいステージに、ため息が出た。

4 優希なな(2017.8.11Debut,ロック座)
まさしく、デビュー・ステージである。
黒いスパンコールのジャケット、赤と黒のコルセット・ドレス、銀色のハイヒールを履いて、ややゴシックなムードで踊る一曲目。後半で、黒のランジェリー姿にチェンジする二曲目。一曲目のダンスは無難な感じだが、二曲目が弱い。もっと、ハードに踊りたいところだ。
盆に出てオーソドックスに見せるベッド入りからの立ち上がり。
当然のことながら、まだ身のこなしが拙いステージ。ラストで、ホッとしたように表情を緩めるところが印象的だった。

5 倖田李梨(1973.3.1生,T160,B83,W58,H88,2015.12.11Debut,浅草ロック座)
演目は「艶女」。
白い髪飾り、白いドレス、羽根を思わせる白いショールを翻してメロウかつエレガントに踊る一曲目は、柔らかな表情が印象的。ショールで巧みに隠しての脱衣もスムーズだ。赤いスパンコールのセパレートに赤いパレオで、ハード・ドライヴィングな曲にのって踊る二曲目は、しなるようなダイナミックさが出せればさらに良くなる。
パレオをとってエロチックに煽るベッド入りは、もう少し腰の動きにバイブレーションを出したいところだ。トップレスに紫色のパレオで、ハードにパフォーマンスするベッド中。如何にもこの人らしいアッパーなノリを見せる立ち上がり。
彼女のステージを見たのは久しぶりだが、なかなか堂に入っているし体の柔軟性が増して動きがしなやかになっていた。ベッドに引きの部分があってもいいように思うが、踊り子としての個性がしっかり出たいいステージだった。

6 徳永しおり(1994.10.3生,T168,B88,W60,H85,2016.5.1Debut,ロック座)
ポーニーテール、赤でそろえたジャケット、トップ、ショートパンツ、黒のボディスーツ、赤いハイヒール、キレのいいダンスでドライヴする一曲目。ジャケットを脱ぐと、シャープなハードネスで切り込んでくるようなダンスが鮮烈な二曲目。
セクシーなボディタイツでのベッド入り。脱衣して盆に出ると、刺激的なエロチシズムを炸裂させるベッド中。ノリノリのロックンロールで溌剌としたポーズを披露する楽しい立ち上がり。
まさしく疾走するようなステージで、見応え十分の極上なエンターテインメントだった。

二回目

1 須王愛

赤いタータンチェックのドレス、黒い手袋、黒いショートブーツ、人形に扮して盆にしゃがんでスタートするイントロダクション的な一曲目。生命が宿り、嬉々として踊るハッピーな二曲目。スカートを脱ぐと、黒の網タイツ姿で快活に踊る三曲目。
赤いハイヒールに履き替えるベッド入り。胸を露出した黒のキャミソールのランジェリー姿で、しっとりと官能的に踊るベッド中。感傷的な表情でポーズする立ち上がりから、人形に戻るアウトロ。
定番的な人形演目だが、カラフルで楽しいステージだった。イントロとアウトロの性急さが、やや気になる。

2 広瀬あいみ
ゴシックな黒いフード付きのマント、手にはランタンを持ってシャーマニックに登場する一曲目。マントを脱いで、白いドレスに天使の羽根でブライトに踊る二曲目。黒のベッド着で、しなやかに踊るベッド入り。白いベッド着にチェンジすると、静謐な踊りを見せるベッド中からの立ち上がり。一度ステージが暗転すると、黒い羽根に黒いランタンを持って意味ありげに終演。
見る側の想像力が試されるイマジネイティヴな演目である。緻密に計算された演出と、繊細なシアトリカルさが印象的な見応えあるステージだった。

3 空まこと
白い花のカチューシャ、胸の部分が白いシルバー・スパンコールのドレス、白い手袋と白いロングブーツで、ファンキーなカッコいいダンスを踊る一曲目。後半でピンク・スパンコールのランジェリーにピンクのキャップというキュートなコスチュームにチェンジして、ポップに。
低音の効いたダンスチューン流れる中、椅子に腰かけて伸びやかで開放的なセクシャリティーを見せてから、盆に出てコケティッシュに脱衣するベッド入り。スムーズな身のこなしでメロウなエロチックさがまぶしいベッド中。レイジーでキュートな立ち上がり。
魅力的な表情、ソリッドでまったく隙の無いダンス・スキル、健康的なエロチシズムのパーフェクトなステージ。素晴らしいの一言である。

4 優希ななは同演目

5 倖田李梨
演目は新作「HIKARI」。
電飾をつけた白い蚊帳状の布を吊るし、その中から銀色と白のコルセット・ドレス姿で登場すると、再び布の中に戻る一曲目。布の中で脱衣すると、シルバーのセパレートに黒いメッシュ地の衣装を羽織り、白いシューズ、ポンポンを手にして楽しげに踊る二曲目。
この人らしくアッパーに激しく踊るベッド入りは、やや前傾姿勢なのが気になる。再び白い布の中に入ると、トップレスに蝶の羽をイメージした青と黒の布を腰に巻いて、素足で情熱的に見せるベッド中。凛々しくポーズを決める立ち上がりから、腰に巻いた布を羽織って踊り、ポーズをしてから布の中に戻って終演。
如何にも新作初出しという感じのステージで、あれこれと小さなトラブルがあったように思う。やや踊りが粗いことと、蚊帳状の白い布を使った演出が効果的に機能していない印象である。
これから、様々な試行錯誤を経て固まっていく作品だろう。

6 徳永しおり
カラフルな花の髪飾り、ブルーのトップ、花をデコレートした白のロングスカート、素足で、明るい表情を浮かべつつ大らかな雰囲気で軽やかに踊る一曲目。嵐のSE、ブルーのチューブトップ、ブルーのロングパンツ、ビニール傘を小道具にアクティヴな踊りを見せる二曲目。白いベッド着にチェンジすると、イノセントに踊ってから盆に出るベッド入り。衣装をはだけて、透明感をたたえたポーズを決める立ち上がり。
凝った演出のシアトリカルな作品で、豊かな色彩感覚と静動のコントラストが鮮やかなステージだった。

8中の新宿ニューアートは、何といっても空まこと圧巻のステージに感動した。
1頭の浅草で印象的な踊りを見せていた倖田李梨は、良くなっているだろうという予想通りの充実したパフォーマンスを見せてくれた。
徳永しおりのステージを見たのは3中の東洋以来だったが、見違えるほど表現力がついていたように思う。

2017.8.10 六花ましろ@ライブ・シアター栗橋

今年、僕がストリップを観たのはこれが41回目。今回のお目当ては、六花ましろである。開演10分前に入って、二回目終演まで観た。進行は、一回目、二回目ともに通常だった。

当日の香盤は、以下の通り。

1 RUI(アニバーサリー)
2 黒井ひとみ
3 香坂ゆかり
4 六花ましろ
5 鈴木千里
(バースデー)

一回目

1 RUI
(T160,B80,W58,H85,2013.8.1Debut,林企画)
演目は4周年作。
大きな白いリボン、ふわっとしたボリューミーな白いセパレートのドレス、白いハイヒール、ふわふわ踊り、梁の部分に銀色のモールを取り付ける一曲目。赤いトンガリ帽子、ブルーのトップにショートパンツ、ケーキのぬいぐるみを手にして踊り、ケーキを食べる動作からクラッカーを鳴らして「祝四周年」の垂れ幕を掛けるコミカルな二曲目。
トップレス、レースのついた黄色とピンクのエプロン、白いTバック姿で踊り、盆に出るベッド入り。脱衣してポーズするベッド中からの立ち上がり。
周年作でも、やはりおっとりした不動のキャラクターで通す実にこの人らしいステージだった。いささか苦笑してしまうところもあるし、ダンスとしては焦点があやふやな感もあるが、その部分も含めて。

2 黒井ひとみ(2012.11.21Debut,林企画)
演目は新作「エレベーターガール」。
黒い帽子、格子柄の赤いブレザー、胸元には白いリボン、黒いタイトなミニスカ、肌色のストッキング、黒いローヒールのエレベーターガールを演じて軽快に踊る一曲目は、バックに流れるアナウンスの声も本人の録音である。ブレザーを脱いで白いブラウスになり、いきなりお色気ムードになる二曲目の芝居がかった展開も面白い。
あまりにも秀逸な選曲にのってスカートを脱ぐと、赤いレースのTバックに赤いガーターベルト姿でエロチックに踊るベッド入り。脱衣して赤いブラになると浮遊感のある音楽でのベッド中からポーズする立ち上がりは、エロ指数が下がってしまい物足りない。
芝居がかったコミカルな作品は、如何にもこの踊り子の資質に合った楽しさ。後半二曲で官能性を爆発させることができれば、さらに見応えあるステージになるはずである。

3 香坂ゆかり(1975.11.11生,T168,B83,W58,H86,1996.12.1Debut,浅草ロック座)
セレブリティな白いつば広の帽子、白いセパレートの衣装に素足で、ミュージカル的に踊る一曲目。白と青の爽やかなセパレートに白いレッグカバーで踊る二曲目。
白いベッド着にチェンジするベッド入り。はだけて踊るベッド中からの立ち上がり。
そつなくまとめたステージだが、変化に乏しい表情と淡々とし過ぎていささか素っ気ない印象の踊りゆえ、見ていてフックする個所が少なかった

4 六花ましろ(10.25生,T162,B83,W59,H85,2011.7.1Debut,道頓堀劇場)
演目は6周年作で、僕が前回見たのは7結のDX歌舞伎町である。
キュートな愛らしさと軽快で美しいダンスの前半三曲。繊細な表情とエモーショナルな官能のコントラストが絶妙な後半二曲。
ボディラインもつくづく美しい踊り子で、とてもいいステージだった。それにしても、あのOPのユーモラスは発想が面白い。

5 鈴木千里(1988.8.2生,T157,B83,W59,H84,2009.2.1Debut,川崎ロック座)
イントロダクションの一曲目から、白とエメラルドグリーンのロングガウンで白い羽根扇も使いしなやかに踊る二曲目。ガウンを脱ぎ、モノトーン・ストライプのゴシックでセクシーなワンピースになって繊細な動きで踊る三曲目。
盆に出て脱衣すると、透き通るような白い肌にガラス細工のように華奢な体から繰り出すシャープなポーズに目を奪われるベッド。盆を降りると、手首にオレンジとブルーの布をつけてメカニカルな踊りからラストポーズを決める。
この人らしい実にエレガントなステージ。ラストダンスの時にもう少しカタルシスがあると、言うことなしなのだが。

二回目

2 黒井ひとみ

演目は「サーカスナイト」。
ピンクのお団子二個をつけたカチューシャ、パステルカラーのセパレートとレッグウォーマーのピエロ姿でポップに踊る一曲目。赤と黒のコルセット、赤のフリル・スカート、黒い網タイツ、黒いブーツ、手には鞭を持ってビザールに踊る二曲目。
コルセットをとり、トップレスになって踊るベッド入り。すみれ色のベッド着に素足、センチメンタルな表情を浮かべてシックに見せるベッド中からの立ち上がり。
サーカスの音楽でそろえた作品だが、一曲目以外フェティッシュな展開を見せるため構成的にややちぐはぐな印象を受けた。二曲目もサーカス的な方向性にすると、ステージとしての据わりがよくなるように思った。

3 香坂ゆかり
フード付きの黒いポンチョで表情を隠し、その下にはレッドとシルバーのスパンコール・ブラ、赤いアラビアンなボトム、素足、手に黒いランタンを持ってエキゾチックに舞う一曲目。ポンチョを脱いで赤いベール、ブラに赤いTバック姿で踊ってから、ベールをとって青いショールをまといスピーディに踊る二曲目。
青いランジェリー姿で、ランタンを持って盆に出るベッド入り。シックに踊り、ランタンを消すと同時に暗転。再びライトが点くと、青いショールをまとって繊細に踊るベッド中。盆に置かれたスティーヴンソン「宝島」からロザリオを取り出すと、首にかけてポーズする立ち上がり。
とてもよく練られた作品。細かな演出もいいし、端正な踊りが実に魅力的だった。

1 RUI4 六花ましろ5 鈴木千里は同演目

8頭の栗橋は、周年ありバースデーありの香盤。
個人的には、鈴木千里の繊細さ、六花ましろのキュートさ、黒井ひとみ新作の面白さが印象に残った。
RUIさん、周年おめでとうございます!

2017.8.6 北川れん@大和ミュージック劇場

今年、僕がストリップを見たのはこれが40回目。今回のお目当ては、北川れんである。
開演30分前に入って、二回目まで見た。一、二回目ともに通常進行。

当日の香盤は、以下の通り。

1 大月小夜
2 さくら
3 山咲みみ
4 北川れん
5 御幸奈々
6 榎本らん

一回目

1 大月小夜
(7.1生,フリー)
水色の花飾り、赤い衣装、黒いハイヒールで踊る一曲目。二曲目の途中からはだけると、紫色のベッド着に着替えて煽情的に見せるベッド入りから、張形を使っての立ち上がり。
昭和的なストリップについて、思いを馳せてしまうステージである。

2 さくら(1982.9.30生,T147,B85,W60,H85,2005.5.11Debut,TSミュージック)
演目は「祈り」。
赤い花の髪飾り、白いセパレートの衣装にピンクのベール、銀色のハイヒールを履いて銀色のステッキを手に、ふわふわと踊る一曲目。銀色のトップとベルト、赤いミニスカートで踊ってからトップレスになる二曲目。
白でそろえた花の髪飾り、ベッド着、ハイヒールにチェンジすると、淡々と見せるベッド入り。衣装をはだけてポーズする立ち上がり。
この人のステージを見ていて結構な頻度で思うことなのだが、表情の変化が少なくダンスもややリズミカルさに乏しいため、どうしてもステージが平板な印象である。

3 山咲みみ(1977.11.30生,T160,B85,W58,H88,1999.7.21Debut,TSミュージック)
ピンクのシュシュでまとめたツインテールに花飾り、白いロングドレスに茶色のロングブーツ、ドラマチックな音楽にのって白い羽根を掲げて踊る一曲目。白いブラウス、シースルーのスカートでリズミカルに踊る二曲目は、やや尺が長く感じる。
青い模様のついた白のキャミソールに白いTバックにチェンジして盆に出ると、脱衣して冒頭の白い羽根を背負って踊るベッド入り。煽情的なパフォーマンスを見せてからポーズする立ち上がり。
しっかりと構成された作品だが、ダンスにややメリハリを欠くのが残念である。

4 北川れん(12.15生,T162,B84,W58,H85,2011.3.1Debut,道頓堀劇場)
演目は「believe」で、僕が前回見たのは6結の渋谷道頓堀劇場。大好きな演目のひとつである。
運動量の豊富な冒頭のダンス二曲は、まったくバタつくことなく余裕すら感じさせる華麗でリズミカルなステップ、クールな表情での洗練されたダンスに見惚れる。
シックでスムーズな脱衣を見せるベッド入り、透明感のある表情とエレガントな身のこなしのベッド入りと立ち上がり。
ホットではあっても暑苦しくはならず、とても風通しのいいほとんどパーフェクトなステージだった。

5 御幸奈々(1971.10.10生,T150,B78,W59,H86,1991.4.21Debut,林企画)
落とした照明に浮かび上がる肌の透けた白い振袖風ドレスで、しなやかに美しく踊る一曲目。黄緑色のセクシーな衣装に素足で、正確無比なダンスを披露する二曲目。
白・水色・黄色のベッド着にチェンジするベッド入り。衣装をはだけて煽情的に見せるベッド中。小さな体が大きく見えるダイナミックなポーズを決める立ち上がり。
ステージの出来にほとんどムラというものを感じさせない、見事なパフォーマンスだった。

6 榎本らん(1987.12.17生,B88,W60,H86,2007.1.21Debut,東洋ショー劇場)
大きな白い髪飾り、白い手袋、黄色のロングドレス、黒いショートブーツ、ブーケを手に清楚なムードでさわやかに踊る一曲目。白い日除け帽、丈の短い赤い模様のついた白い衣装、赤と白のハート模様が入った紺色のミニスカ、黒のショートブーツで明るくダンスする二曲目。
白と紫色の花冠、白いベッド着、素足にチェンジするベッド入り。脱衣すると、日焼けした肌の水着跡も眩しい健康的なスレンダー・ボディで、ブーケを持ってポーズする立ち上がり。
あざといエロ・ギミックを一切排したストレートかつシンプルなステージだが、全体を通して漂う清潔なムードがとてもいい。

二回目

1 大月小夜

ピンクの花飾りにピンクのドレス、黒いハイヒールで踊るダンス二曲。白いベッド着で挑発するベッド入り、張形を使った立ち上がり。
衣装と選曲は異なるが、パフォーマンス自体は一回目同様であった。曲のセレクトは好みだが、どこか切なさを禁じ得ないステージである。

2 さくら
演目は「アクアマリン」。
青と黄色の花飾り、ウエスト部分がシルバー・スパンコールになった青と黄色のドレス、白い手袋に白いブーツで踊る一曲目は、リズム感がややしっくりこない。髪にはピンクの花飾りが二つ、ピンクのセパレート、白いブーツを履いてポップに踊る二曲目の溌剌さはなかなかいい。
ピンクの花飾りにピンクのベッド着、銀色のハイヒールを履き、裾を翻してゆっくりウォーキングしてから、脱衣してしっとり見せるベッド入り。どこか遠慮がちに挑発するベッド中。感傷的なバラードに乗ってシンプルにポーズする立ち上がり。
そつなくまとまった感じのステージで、悪くはないがどこかこじんまりし過ぎの印象である。

3 山咲みみ
演目は「ホームレスのミーコ」で、僕が前に見たのは7結のシアター上野である。
如何にも昭和的語り口の“どっこい生きてる人情もの”的なレトロ演目である。悪くない雰囲気なのだが、松本格子戸のナレーションも含めていさささか型にハマり過ぎの感は否めない。

4 北川れん
演目は「SHOW TIME」で、僕が前回見たのは去年10頭のシアター上野である。
天井が高くステージも広いこの劇場で映える演目で、前半二曲のエンターテインメントなダンスは、動きのシャープさ、踊りのキレ、表情の見せ方ともに悪くなかった。願わくば、あと一歩客席まで届く熱量があれば。
ベッド入りにおけるシックな脱衣、ベッド中でのスタイリッシュでセクシーな身のこなし、立ち上がりで見せたデカダンスと挑発的なドライネスは本当に素晴らしく、見惚れてしまった。

5 御幸奈々
6頭の渋谷道頓堀劇場でも出していた演目。
白い髪飾り、銀色のドレス、銀色のハイヒールで伸びやかに踊る一曲目。白と青の衣装、銀色のハイヒールを履いて、この人ならではの圧倒的なスピード感で踊る二曲目。
白いランジェリーに着替えると、ダイナミックに躍動するベッド入り。白と青のベッド着に素足、大空を翔るようなスケール感で踊るベッド中。衣装をはだけると、開放感あふれるポーズを披露する立ち上がり。
この踊り子のダイナミズムを堪能できるさすがのステージだった。

6 榎本らん
赤と青、青と白の長い布がついた扇子二枚を巧みに操り、白い中国風ガウンにサーモンピンクの中国服、素足で華麗に踊る一曲目。ガウンを脱ぐと、軽やかに舞う二曲目。
裾の部分が紫色した淡いピンクのベッド着、手には白と赤の花二つを持って踊るベッド入り。繊細に踊ってからはだけるベッド中。穏やかな表情で、広がりのある美しいポーズを決める立ち上がり。
派手さはないが、優雅で滑らかな舞いが印象的なステージだった。

8頭の大和ミュージックは、北川れんの好調ぶりと、榎本らんのステージが個人的には強く印象に残った。
それにしても、日焼けした肌の白い水着跡って最強の夏アイテムだと心底思う。
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