ピンクサイドを歩け

ピンク映画やストリップ・レビュー等、R-18系の文章を書いて行きます。

2018年03月

池島ゆたか『だまされてペロペロ わかれて貰います』

『だまされてペロペロ わかれて貰います』(原題『別れさせ屋 紅』
だまされてペロペロ

監督:池島ゆたか/プロデューサー:あぶかわかれん/脚本:五代暁子/撮影監督/清水正二/撮影:海津真也/音楽:大場一魅/編集:山内大輔/録音:小林徹哉/助監督:出縄来太/監督助手:木村龍二/撮影助手:宮原かおり/照明助手:広瀬寛巳/仕上げ:東映ラボ・テック/制作協力:Abukawa corporation LLC./スチール:津田一郎、山口雅也
制作:セメントマッチ/提供:オーピー映画
公開:2018年3月16日


こんな物語である。ネタバレするので、お読みになる方は留意されたい。

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エピソード1

姉のキミエ(松井理子)が経営しているスナックを手伝っていた時、客として来ていた尾崎慎一(フランキー岡村)と知り合い、半年の交際期間を経て三年前に結婚したカスミ(佐山愛)。慎一は、ルックスも彼女の好みではなく、真面目なだけで面白くもない上にセックスも下手。単に経済力だけに引かれた結婚生活に、カスミはすっかりうんざりしている。
夫の財産はそっくり頂いて、いい加減離婚したい。わがままなだけの妹の言い分に呆れつつ、キミエは離婚を請け負う別れさせ屋「紅工房」のことを教え、紹介手数料として100万円を要求した。妹も妹なら、姉も姉だ。

早速、カスミは紅工房に仕事を依頼する。紅工房の女社長・紅(神咲詩織)は、偶然を装い慎一に接近すると巧みに浮気を仕掛けていく。
なかなか紅と慎一が肉体関係にまで至らぬことにじりじりしつつ、カスミは年下のセフレ南トモヤ(間瀬翔太)を自宅に呼び込んではセックスを楽しんでいた。カスミは、近々夫とは離婚する予定だから、そうしたら家賃なしでこの家の二階に住んで欲しいと誘った。もちろん、トモヤは二つ返事で快諾した。
トモヤは、そのことを恋人のサクラ(八ッ橋さい子)に伝えるが、彼女は気分を害してトモヤの部屋から出て行ってしまう。

慎一と関係を持ったという報告に沸き立つカスミだが、紅から激しいセックスだったと聞かされて耳を疑う。彼女は、夫とそんなに燃えるセックスをした経験がなかったからだ。紅から送られてきた証拠のDVDには、自分の知っている夫とは別人のような激しさで紅の体を貪る慎一の姿があった。おまけに、慎一の方から離婚を切り出させる始末。
自分の狙い通り金も手に入り離婚も成立したカスミだったが、そこには何とも言えない割り切れなさが残った。
一方の慎一は、バーで紅にプロポーズするが、紅は婚約指輪と一緒に姿を消した。

エピソード2

還暦を過ぎた高木健太郎(GAICHI)は、たまたまゴミ捨て場で出逢ったマイ(篠田ゆう)とささやかな交流を持つようになる。マイは若くして夫を亡くした未亡人で、夫との思い出が詰まったマンションで暮らすことがつらくなり、この町に引っ越してきたのだった。
偶然、彼女の引っ越した家は健太郎が暮らす一軒家の近所だったことから二人は親しくなり、いつしか彼女は健太郎の家を訪ねて家事をしてくれるようになった。健太郎にとって、妻のいなくなった家はあまりにも広すぎて手に余った。

そんなある日、健太郎は風邪で寝込んでしまう。連絡しても返事のないことを心配したマイは、寝室で高熱を出して苦しんでいる健太郎を発見して徹夜で看病した。その甲斐あって彼の熱は下がるが、彼女の姿に忘れていたものを思い出し、思わず抱きしめてしまう。
我に返った健太郎は慌ててマイの体から手を放すが、帰りしな振り返ったマイから「もう一度、抱きしめてくれませんか」と言われ、再び彼女の体に腕を回すのだった。
その日を境に、二人の関係はさらに親密さを増した。年のせいかもはや健太郎の股間が硬くなることはなかったが、彼は指でマイの体を満足させてた。

健太郎から、好きな女性と再婚して残りの人生を過ごしたいと言われて、娘のゆかり(上久保慶子)は大反対する。父が亡くなれば遺産はすべて自分のものだと信じて疑わなかった彼女にとって、自分より年下のマイは財産をかすめ盗る泥棒猫のような存在にしか思えなかった。
慌てたゆかりは、よく当たると評判の占い師(山ノ手ぐり子=五代暁子)の元を訪ねるが、占い師は「二人の相性は最高だ」などと役立たずなことしか言わない。ゆかりのすごい剣幕に押され、占い師は紅工房の存在を教えた。
紅から仕事を任された部下のシュンスケ(細川佳央)は、マイの夫の元部下を騙り偶然出会った風を装って彼女に接近した。そして、とある機会に自分のマンションで媚薬入りの睡眠薬を飲ませ、マイを犯して写真を撮った。

その写真を手に父に結婚を思い直すよう迫るゆかりだったが、それが彼女の姦計であることなど健太郎はお見通しだった。彼は、すごい剣幕でゆかりを追い出すと二度とこの家の敷居を跨ぐなと言った。
そして、健太郎はマイに求婚した。シュンスケとの一件があり彼女は健太郎の申し出に何か言おうとするが、その言葉を健太郎が遮った。マイは頷いた。
すると、健太郎は自分の股間が硬さを取り戻していることに気付き、そのまま二人は初めて体を交わす。マイの手には健太郎の精力を蘇らせた薬の小瓶が隠されていた。

ホテルの一室。自分の仕事がクライアントの意に沿わなかったことを気にしているシュンスケに、やるべきことはやったのだから、あとは顧客の側の責任と言って紅はシュンスケとセックスするのだった。

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ユーザーに対して、それなりの誠実さで作られたピンク映画だと思う。巨乳の女優四人が演じる濡れ場を相当数挿入して惜しげもなくエロを見せる姿勢は、同じあぶかわプロデューサーの『えろぼん! オヤジとムスコの性春日記』(この作品はピンク映画ではないが)と同様の方向性とも言える。
ただ、相も変わらずというか何というか五代暁子の脚本が詰めを欠いており、それを監督の池島が修正できていないことに不満が募る。とりわけ、それは「エピソード1」に顕著である。
ガッツリ慰謝料をふんだくりたいから夫に浮気させるよう紅工房に依頼しているカスミが、日中自宅に若い男を連れ込むというのには頭を抱えるレベルである。少なくとも、離婚が成立するまでは別の場所で浮気するくらいの展開にしておくのはピンク映画と言えどちゃんとしておくべきだろう。
また、トモヤとサクラの描写が濡れ場を見せるサービス・シーンだとしても、あまりに中途半端で物語の流れを削いでいる。
最後に慎一が紅に指輪を渡すシーンも、蛇足だろう。

それに比べると、「エピソード2」はなかなか悪くないと思う。還暦を過ぎた男と30代前半の未亡人のある種夢物語のような出逢いは、ピンク映画としてはまさしく王道だろう。GAICHIと篠田ゆうの演技がとてもいいから見ていて気持ちがいいし、ラストのオチにしても気が利いてると思う。
それだけに、あまりにもあからさまで安っぽいゆかりの行動が頂けないし、それに輪をかけてシュンイチの行動がお粗末だ。そもそも、この手の稼業をやっている人間がこともあろうにターゲットをレイプしてしまうのは論外だろう。ただの犯罪である。
エンディングにおける紅とシュンイチの濡れ場は、ピンク映画的ボーナス・トラックのようなものだろうが、ストーリー的には全く要らないし据わりも悪い。
個人的な感想を言わせてもらえば、健太郎とマイの描き方に満足していた気持ちに水を差されてしまった。

余談ではあるが、スクリーンいっぱいに映し出される山ノ手ぐり子のどアップは、一体誰得なのだろうか?

池島ゆたかの新作としてはアヴェレージ作だと思うが、彼が作家性を感じさせてくれるようなピンク映画をまた観ることができるのだろうか…という一抹の寂しさもあった。

2018.3.20 渋谷道頓堀劇場

今年、僕がストリップを見たのはこれが14回目。三回目の井吹天音OP中に入って、四回目終演まで見た。進行は三、四回目ともに通常、三回目終演時にはフィナーレもあった。
この香盤は16日(金)にも見ているのだが、もう一度見たくなって楽日におかわりした。翌日は、春分の日で仕事が休みだし。
具体的に言うと、トリを務める中谷ののかの体調がちょっと気になっていた(体調不良で14日に休演した)のと、この劇場の綺麗な照明で彼女の「Instagram」を再見したかったからである。
中谷ののかが次に関東で踊るのは一か月先4中の池袋ミカド劇場で、少し間が空くという理由もある。

当日の香盤は、以下の通り。

1 井吹天音
2 花音芽
3 紫りょう
4 悠木美雪
5 坂上友香
6 中谷ののか


3月16日のレビューに詳細は書いたので、あくまで覚書程度に楽日の感想を書いておく。

1 井吹天音(3.5生,T170,フリー)
ロックな選曲の新作「eye’s」は、やはりこの人の資質に合っていると思う。彼女にはバーボン片手にやさぐれる60’sロック演目もあって、この作品はその70’s~90’sバージョンのようである。

2 花音芽(6.21生,2017.5.21Debut,道頓堀劇場)
デビュー作については、やはり元の振付が新人向けだから結構シンプルな感じである。個人的には、今の踊り子的経験値に合わせてアップデートされたステージを見てみたいのだが、そのあたりの改変は難しいのだろうか?
新作は、やはりユニークで面白いと思う。何といっても、彼女のオリジナリティを感じさせてくれる。この日のステージを見て思ったのは、金曜日のパフォーマンスに比べてハチャメチャでパンクな勢いが減じており、「やや小さくまとまっちゃってるかな」ということ。僕としては、破綻すれすれくらいのスピード感とエキセントリックさで疾走するステージを見てみたい。

3 紫りょう(2.27生,T165,B99,W56,H90,2013.9.1Debut,道頓堀劇場)
久しぶりに再会した踊り子だけど、金曜日よりダークな雰囲気が後退していて何処か吹っ切れた明るさのようのものを感じるステージだった。本人にピリピリした刺々しさのようなものがなく、穏やかな空気が漂っていた。それは、決して悪いことではない。
今後も、コンスタントに劇場にのって欲しいものである。

4 悠木美雪(4.13生,2017.10.3Debut,TSミュージック)
デビュー作。
18日四回目ステージの時に、左足を壁の角にぶつけるアクシデントがあったそうである。この日も、足は本調子とは言い難い状態だったとのこと。それでなくても、前半のダンスは運動量が多くスピーディに畳みかける展開なので大変そうである。
そんな事情もあってか前回見た時より動きに勢い任せの粗さも感じたが、もう少し力を抜けるともっとパフォーマンスの自由度が増していくのではないかと思う。悪くなかった。表情もいいし。

5 坂上友香(8.31生,T160,B90,W59,H87,2009.4.1Debut,東洋ショー劇場)
「brilliant」にしても「桜」にしても、前回同様とても丁寧に踊っている印象を受ける。そして、終始ステージを包む空気が柔らかく包容感のようなものさえ漂っている。
何というか、この人の踊り子的な魅力を体現するようなヒーリング効果すら感じるいいステージだったと思う。

6 中谷ののか(1993.12.21生,T170,B85,W54,H86,2015.5.21Debut,TSミュージック)
冒頭にも書いたとおり、彼女のステージを再見するため劇場に足を運んだ。追いかけていた踊り子の引退週とか休業前ラスト週以外で、同じ週に複数回劇場に行くことなど僕は年に一度くらいしかないから、自分で言うのも何だけど結構レアである。実際、彼女にも驚かれた(苦笑)

「Bad」。前回見た時は、踊りを抑制している印象だった。その前に踊ったのが大和ミュージック劇場の広いステージだったから、というのもあるだろう。
ただ、この日三回目では天井の低い道劇のステージ・サイズにちゃんと踊りを調整していて、大きくジャンプしなくても躍動感はしっかり表現できており、大和と比べてもまったく見劣りすることのないパフォーマンスだった。
見ていて、「やっぱり、自分はこの作品のダンスがすごく好きだな」と改めて思う。この人にしか出せない踊りのタイム感とダイナミズムが、本作のダンス・パートには間違いなくあるからだ。

そして、「Instagram」。ラッキーなことに、このステージだけ被り席中央で見ることができた。
先日見た時にも思ったことだが、元々キュートでオシャレ、ガーリーな魅力を振りまく“ダンスよりも、可愛い女の子♡”みたいなベクトルで作られた作品だけに、道劇の照明効果でカラフルさが倍増したクリアーなステージは、作品との相性抜群である。
それに加えて、この日四回目のステージでは気紛れな猫のようにクルクル変わる彼女の表情が実に愛らしく眩しいくらいキラキラしていた。リアルに、惚れ直すレベル。
生き生きと踊る彼女の姿を見ていたら、「こんなに素晴らしいステージをこの席で見ることができるなんて、本当に幸せだよな…」と思ったくらいである。
正真正銘、至福の時であった。

3中の渋谷は、心底いい香盤だったと思う。踊り子の皆様、お疲れ様でした!

追伸
姫から頂戴しました。
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2018.3.17 シアター上野

今年、僕がストリップを見たのはこれが13回目。開演40分前に入って、二回目まで見た。進行は一、二回目ともに通常。
二回目終演後、玉の一周年&バースデー・イベントが開催された。


当日の香盤は、以下の通り。

1 永瀬ゆら
2 玉
(アニバーサリー&バースデー)
3 山口桃華
4 KAERA
5 羽音芽美

一回目

1 永瀬ゆら
(1986.9.16生,2008.7.1Debut,林企画)
演目は「真知子」で、前回僕が見たのは2結のDX歌舞伎町である。この日の一曲目では、真知子巻きにしたスカーフをつけていなかった。
脱力したように踊り浮遊感とサイケデリアが漂う一曲目。ステージの狭さ故か、グルーヴはするものの彼女本来のダンサブルさが抑制されたように感じる二曲目。
椅子も使って、まったりした官能を見せるベッド入りとベッド中。アップテンポのダンス・チューンで、アンニュイにポーズする立ち上がり。
好きな演目のひとつだが、シアター上野的にダウンサイジングされたパフォーマンスという印象である。

2 (3.19生,T160,B90,W56,H89,2017.3.11Debut,TSミュージック)
演目は周年作「サンバ」。
白とピンクの髪飾りに銀色のヘアバンド、シルバー・スパンコールのトップ、白とピンクのロングスカート、銀色のハイヒールでカラフルにダンスする一曲目は、やや大人しい印象。表情にしてもダンスにしても、もっと躍動感が欲しいところである。銀色のヘアバンド、赤にシルバー・スパンコールのセパレートで、ラテン系のダンスをセクシーに踊る二曲目は、表情もよく魅力的。
ヘアバンド、白い花飾りでアップにまとめた髪、白いベッド着に白いTバック、素足からはだけて髪を下ろすベッド入りは、やや身のこなしにぎこちなさもあるがなかなかにエロティック。彼女らしい濃密さで見せるオナベの耽美性に力を感じるベッド中。エクスタシー後の気怠さを思わせる立ち上がり。
冒頭のダンスに物足りなさを感じるものの、彼女らしい妖艶なベッド・パフォーマンスにストリップを見ているという確たる手応えを感じる。ある意味、実に上野映えする周年作である。

3 山口桃華(10.14生,T155,B88,W60,H87,2009.5.11Debut,TSミュージック)
黒の髪飾り、赤がアクセントになった黒いドレス、メッシュの赤い手袋、黒いハイヒールでスタイリッシュにダンスする一曲目。青い髪飾り、タイトな紫のドレスに赤と青のフリルがついた衣装、黒のハイヒール、キュートな表情でコケティッシュに見せる二曲目。
ベージュ色をしたホルターネックのベッド着に黒いハイヒールで、しっとり踊るベッド入り。尺を長く取って踊り、伸びやかなポージングを決める立ち上がり。
やはりダンスが抑え気味なのは仕方のないことだが、陽性のゴージャスな雰囲気はこの人のキャラクターそのものである。

4 KAERA(9.8生,T162,B86,W60,H88,2005.6.11Debut,TSミュージック)
赤地に濃紺の模様が入った髪飾りとセパレート、黒のロングブーツ、いつも通りの無表情でリズミカルにダンスする一曲目。黒い帽子、背中に大きな赤と黒のリボンが飾られたセクシーなノースリーブ、シルバー・スパンコールのブラ、黒のショーツ、ファンキー・ミュージックにのってクールに踊る二曲目。
脱衣して袖にはけるベッド入り。赤黒のリボンで髪をまとめ、赤いベッド着、赤と黒のTバック、赤いハイヒール、スムーズな動きで踊るベッド中。はだけると、淡々とポーズする立ち上がり。
ダンス・チューンでまとめたグルーヴィーなパフォーマンスで悪くないが、如何せんステージが低温気味なのが物足りない。

5 羽音芽美(1.29生,T157,B84,W56,H86,2009.9.11Debut,晃生ショー劇場)
白いリボン、赤と白の豪華な衣装、銀色の帯、白いショール、素足、赤い蛇の目傘を手に、落とした照明の中で幻想的に舞う一曲目。ショールを外して、優雅に踊る二曲目。
蛇の目傘を使い、静謐に舞うベッド入り。盆に出て美しく踊り、脱衣からポーズを切る立ち上がり。
神経の行き届いたデリケートなステージ。ストイックな雰囲気の中に立ち上がる構築美に酔う。

二回目

1 永瀬ゆら

演目は「PV神楽」で、前回僕が見たのは2結のDX歌舞伎町である。
バックビートを刻む音楽に乗り、素早く面をかけ替えながら扇子使いも巧みに踊る一曲目。エキゾチックなダンスで見せる二曲目。
トランス・ミュージック流れる中、ヒプノティックなダンスのベッド入り。神話的な世界を想起させるベッド中からの立ち上がり。
ある種、神事を見ているが如きイマジネーティヴなパフォーマンス。彼女のダンス・スキルあってこそ成り立つステージだろう。素晴らしい。

2
演目はデビュー作「キヨシロー」で、前回僕が見たのは去年9頭のシアター上野である。その時は、夏仕様の浴衣ver.だった。
リズム感がもう一つだが、楽しげに踊るムードは悪くない一曲目。送る目線の色っぽさとグラマラスさはいいのだが、動きが無造作な印象の二曲目は、もっと弾けるような感じが出せれば。
強い眼差しとダイナマイト・ボディを駆使したベッドのインパクトは、この踊り子の魅力そのものである。それだけに、ダンス・パートにおける動きにもう少し気を配りたいところだ。

3 山口桃華
演目は「消防士」で、前回僕が見たのは去年11結の池袋ミカド劇場である。
表情は最高なのだが、ややこの人本来のダイナミズムが欠けるように感じる一曲目。シャープなダンスと陽性のセクシーさに引き込まれる二曲目。
メロウでとろけるようなエロティシズムが悩ましいベッド入り。爽快な開放感がまぶしい立ち上がり。
一曲目のダンスにあと一歩インパクトが欲しいが、彼女のダンサー資質が全開になるテッパン演目である。

5 羽音芽美
2016年7頭の渋谷道頓堀劇場二回目に見た演目。
フレンチ・ロリータっぽいブラウン系の帽子と衣装、素足、回転する台座にのってオルゴール人形のように踊ると、台座から降りてフワッとした質感でエレガントに踊り、徐々に脱衣する一曲目。
ガラス工芸のような透明感と繊細さで儚く踊り、はだけて盆に出るベッド入り。静かな生命の脈動を感じさせる美しい立ち上がり。
緻密に計算されたステージ構成、ロマンティックで詩情あふれる踊り、豊かな表現力がそろった素晴らしいステージだった。

4 KAERAは同演目

この日は、狭いなりにも上野のステージを上手く使ってパフォーマンスしていた人が多かった印象である。
玉さん、一周年とお誕生日おめでとうございます!踊り子として、さらなる飛躍を期待しています。


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これは完全な余談だけど、隣の席に座っていた若い女性のお客さんがポラタイムになるたび熱心にステージの感想をメモしていた。僕は、劇場でまず女性客に声をかけることなどしないのだが、ちょっと興味を引かれて声をかけてみた。
そして、その女性とステージの合間にポツポツ話していたのだけど、あとになってから彼女がAV女優の生田みくさんだと知ったのだった。

2018.3.16 渋谷道頓堀劇場

今年、僕がストリップを見たのはこれが12回目。三回目の井吹天音OP中に入って、四回目終演まで見た。進行は三、四回目ともに通常、三回目終演時にはフィナーレもあった。


当日の香盤は、以下の通り。

1 井吹天音
2 花音芽
3 紫りょう
4 悠木美雪
5 坂上友香
6 中谷ののか

三回目

2 花音芽
(6.21生,2017.5.21Debut,道頓堀劇場)
演目はデビュー作で、前回僕が見たのは1結の渋谷道頓堀劇場である。
硬さを感じさせないナチュラルな動きでダンスする一曲目。二曲目は、もっと音楽のグルーヴに身を委ねるような踊りを見たいが、やや動きに迷いのようなものを感じた。
オナベを披露するベッド入りは、儚さとエロティシズムが交錯していていい。立ち上がりの透明感も悪くないが、ここに開放感が伴うとさらによくなるだろう。
もう少し踊っているときの表情にメリハリがあってもいいように思うが、回を重ねるごとに向上を感じさせるステージである。

3 紫りょう(2.27生,T165,B99,W56,H90,2013.9.1Debut,道頓堀劇場)
一年ぶりにステージに戻ってきた踊り子である。
淡い色の衣装、その下には黒いキャミソール、素足、激しいビートにのってゴシック・ムードでダンスすると、レインボー・カラーのリボン二本を操る一曲目。黒いキャミソールとショーツ、ハイヒールで颯爽と踊ってから、黒いブラとTバックになり、トランスが入ったように盆で踊る二曲目。
青白ストライプの襦袢風ベッド着を着崩し、素足でダウナーに踊るベッド入り。迫力あるダイナマイト・ボディでダイナミックに見せる立ち上がりは、やや動きが粗いことだけが惜しまれる。
久しぶりに彼女のステージを見たのだが、やはりこういうダーク・テイストの作品を踊ったときの表現力はかなりものだと思う。実にいい。Welcome back!!!

4 悠木美雪(4.13生,2017.10.3Debut,TSミュージック)
演目はデビュー作で、前回僕が見たのは2頭のシアター上野である。
アップテンポに、ポップなダンスを踊る一曲目。さらに加速した動きでワイルド・キャットなダンスを踊る二曲目も、やや力みはあるがしっかり音楽とシンクロしていて気持ちいい。
適度な官能性を伴ったシアトリカルなベッド入り。しっとりした情緒的たたずまいで見せるベッド中。ペシミスティックな表情で、ドラマティックに踊るエモーショナルな立ち上がりのスケール感。
踊りに躍動感があるし、リズム感もよくなっている印象である。パートごとの表情のつけ方、表現力ともに着実な進化を実感させるステージだった。

5 坂上友香(8.31生,T160,B90,W59,H87,2009.4.1Debut,東洋ショー劇場)
演目は「brilliant」で、前回僕が見たのは2結のDX歌舞伎町である。
きらびやかな衣装で、タイトル通りブリリアントに踊る一曲目。愛らしい笑顔を浮かべて、ドール的たたずまいで踊る二曲目。
黒いレースのベッド着に素足でシックに踊り、盆に出てはだけるベッド入り。踊りの表情がロマンティックで繊細なベッド中。ゆっくりとした動作で、柔らかに見せる立ち上がり。
オーソドックスなステージだが、よくまとまっていて好ましかった。 

中谷ののか(1993.12.21生,T170,B85,W54,H86,2015.5.21Debut,TSミュージック)
演目は「Bad」で、前回僕が見たのは3頭の大和ミュージック劇場である。
イントロダクション的な短い曲で颯爽と盆から踊り始めると、キレのある動きでHOT & COOLにカッコよく決める冒頭のダンス二曲は、天井の低さ故踊り(特に、跳躍)を抑制せざるを得ないのがもどかしいが、見ていて高揚する。
赤いライティングに照らされて、アグレッシヴに挑発するベッド入り。エキセントリックなデカダンス漂うベッド中。シャープな動きでポーズを切る立ち上がりは、エロティシズムの中に不思議なストイシズムが同居する。
洗練を強く感じさせるステージ。この踊り子ならではのスタイリッシュな美意識と尖ったエロティシズムがクロス・オーヴァーする見応えあるステージだった。

四回目

1 井吹天音
(3.5生,T170,フリー)
演目は新作「eye’s」。
黒と青の髪飾り、青がアクセントになったモノトーンのドレス、素足でノリのいいグルーヴィーなダンスの一曲目。弾帯の着いたベージュのセクシーな衣装を身にまとい、ロックンロールに踊る男前な二曲目。
胸を露わにしたモノトーンのコルセットに地の薄い黒のスカート、キレある動きで見せるベッド入り。哀愁の調べが流れる中、目隠しに黒いTバック姿で背徳的な官能を漂わせるオナベのベッド中。目隠しを外し、やや醒めたような表情を浮かべて気怠くポーズする立ち上がり。
実に、この人らしい選曲と構成のステージ。こういうロッキンな作品を踊った時のハマり具合は、流石である。

2 花音芽
新作。
赤いリボンのカチューシャ、伊達メガネ、白い水玉模様の赤いワンピースの上に黒いカーディガンを羽織り、イチゴのポシェットをかけ、白いソックスに赤いハイヒール、咥え煙草でステージに横たわってスタートすると、早い展開で衣装を脱ぎ、地の薄い赤の衣装にチェンジしてちょっと情緒不安定気味に踊る一曲目。茶色の籠を手に盆へ出ると、手鏡を小道具に踊ってから、キャンドルライトを点して暗転する二曲目。
キャンドルライトの灯揺らめく中、脱衣して白いランジェリー姿になるベッド入りは、フレンチ・ロチータ的な淫靡さが強い印象を残す。再び白い水玉模様の赤いワンピースをまとい、ノイジーなサウンドでポーズする立ち上がりは、ややアンダーグラウンドなフレイバーが香る。
彼女の新境地を感じさせるパフォーマンスである。ステージ全体を包むヒリヒリしたパンキッシュさとロリータ的な甘美さが、とても刺激的だった。

5 坂上友香
演目はこの時期限定作「桜」。
白・赤・ピンクの大きな髪飾り、桜柄がついた白・赤・ピンク・緑色の着物風衣装、モスグリーンの帯、素足で華やかに踊る一曲目。白い花の髪飾り、銀色とピンクの衣装、白と銀色の帯、銀色とピンクのアーム・カバー、銀色のレッグ・カバー、ピンクと白の扇子二枚を繰ってキリッといなせに舞う二曲目。
オレンジ色がアクセントになった白いレースのベッド着に素足で、リリシズムをたたえたベッド入り。包み込むような温かい空気感の立ち上がり。
勢いのある踊りと柔和なベッド表現のコントラストが鮮やかな、この時期ならではのステージだった。

6 中谷ののか
演目は「Instagram」で、前回僕が見たのは1頭の大和ミュージック劇場である。
渋谷の照明でカラフルさ5割増しといった感じのガーリー・キュートな一曲目は、テッパンのののかスマイルがまぶしい。
遊び心と健康的なエロティシズムが、抱きしめたくなるほど愛らしいベッド入り。ちょっと悪戯っぽく、そしてオシャレなサービス精神あふれるベッド中。まるで盆にピンスポットが当たっているかのような華やかさの立ち上がり。
気紛れな女の子的可愛さとファッショナブルさが炸裂する魅力的なステージ。ミカド劇場や大和ミュージック劇場で見る「Instagram」がテクニカラーの色彩感だとすると、この劇場で見る「Instagram」は4Kデジタル解像度の鮮やかさだった。

3 紫りょう4 悠木美雪は同演目

3中の渋谷道劇は、メンバー6人それぞれの魅力がギュッと詰まった素敵な香盤である。
自信を持ってお勧めしたい。

2018.3.10 大和ミュージック劇場

今年、僕がストリップを見たのはこれが11回目。開場10分前から並んで二回目まで見た。進行は、一回目が通常で二回目がオール・ダブルだった。
なお、この日は長期休業に入る遠野こころの休業前ラストである。四回目ステージのみ、5番と6番が入れ替わった。


当日の香盤は、以下の通り。

1 天羽夏月
2 葵うさぎ
3 美樹うらら
4 翔田真央
5 遠野こころ
(休業前ラスト)
6 中谷ののか

一回目

1 天羽夏月
(1980.10.19生,T158,B93,W62,H88,2005.2.1Debut,フリー)
白・黒・ピンク羽根の髪飾り、黒い衣装の下にはピンクのブラとTバック、白・黒・ピンクのコステイロ、赤いハイヒールという派手な出で立ちで華やかに踊り、後半で黒い衣装をとる一曲目。照明を落としたステージで、衣装に仕込んだ電飾を点灯させて、柄にライトをつけたピンクの羽根扇二枚を繰ってエレクトリカル・パレードのようなキラキラ感で踊る二曲目は、ダンスが大人しく尺が長いので平板な印象を受ける。
ピンクのブラからカップを外してバストトップを露にすると、髪飾りもとって羽根扇二枚を手にステージ前方に進み、バイブを口に咥えるベッド入り。煽情的なパフォーマンスを見せるベッド中。羽根扇を使ってポーズを切る立ち上がり。
元来、様々なステージ・スキルを有した人だけに、この演目はエロさこそ尖っているものの個人的には物足りなさを覚えた

2 葵うさぎ(1986.2.22生,T155,B87,W59,H88,2010.12.21Debut,TSミュージック)
去年11結の大和ミュージック劇場三回目にも出していた演目。
髪にはピンクのリボン、ピンクのユニフォーム風衣装、素足でピョンピョンと踊りつつ客席に向かってゴムボールを投げるポップな一曲目。白とピンクのワンピース、白いうさぎのぬいぐるみとハンドマイクを手にアイドル・コンサートのりの二曲目では、側転も披露。
ピンクのベッド着に白いパンティ姿で踊り、ステージ前に出てはだけるとしっとり見せるベッド入り。この人らしい明るい表情でポーズする立ち上がり。
彼女の嗜好性が如実に出た作品。パフォーマンスに粗さもなかったし、まとまりのある悪くないステージだった。

3 美樹うらら(1978.7.3生,T160,B86,W57,H92,1998.10.1Debut,林企画)
白とピンクの花の髪飾り、白地にピンクとオレンジの花柄をあしらったドレス、銀色のハイヒール、春風のような軽やかさで踊る一曲目。オレンジのセパレートに素足でダンスブルに踊り、トップレスになる二曲目。
白いベッド着に銀色のハイヒールで踊り、はだけてせり上がった奥の回転盆にのり艶やかに見せるベッド入り。白のTバックでステージ前に出ると、ウィスパー・ボイスのフレンチ・ポップで大人の色香を漂わせるベッド中。シンプルに踊り、伸びやかにポーズする立ち上がり。
派手な演出はないが、アダルトなエロティシズムと若々し愛らしさをあわせ持ったとてもいいステージだった。

4 翔田真央(1982.11.9生,T163,B85,W60,H87,2004.9.21Debut,道頓堀劇場)
演目は11周年作「サンバ」で、前回僕が見たのは去年11結の渋谷道頓堀劇場である。
カラフルな髪飾り、赤がメインの衣装にカラフルなフリルのスカート、白とグレーのコステイロ、銀色のローヒールで、ポリリズムのビートにのって踊り、スカートを外す一曲目。黄色とシルバー・スパンコールのブラにTバック、サルサのリズムで踊り、コステイロを外して側転を決める二曲目。
脱衣すると、大きなピンクのバラがプリントされた白と黄色のベッド着でステージ前に出るベッド入り。ゆっくりした動きではだけるベッド中。シュッとした動作でポーズを決める立ち上がり。
フィジカルで色彩感豊かなステージだが、ややストイックに過ぎるように感じた。

5 遠野こころ(1980.9.22生,T160,B80,W60,H85,2003.2.2Debut,東洋ショー劇場)
紫の髪飾り、紫とピンクの瀟洒な衣装を身にまとって、厳かなムードで端正に舞う一曲目。地の薄い赤の衣装、白のハーフブーツでシャープにダンスする二曲目。
白いホルターネックのベッド着に素足で、やや芝居がかった仕草でステージ前に進み、ベッド着の前を開くベッド入り。ステージの上手と下手からリボンが投げられる中、エモーショナルに踊り、颯爽とポーズを切る立ち上がり。
ドラマティックでスケールを感じさせる渾身のステージだった。

6 中谷ののか(1993.12.21生,T170,B85,W54,H86,2015.5.21Debut,TSミュージック)
演目は「Bad」で、前回僕が見たのは2頭のシアター上野である。
イントロダクション的な短い曲でステージ前からスタートすると、しなやかに上げる脚の動きが美しい空間的な一曲目。バレエのスキルを隠し味にした軽やかなジャンプとタイム感のあるグルーヴィーなダンスがヒップでクールな二曲目は、時折見せるスマイルもキュートで見惚れてしまう。
すらっとした長い脚を活かして、妖しく見せるベッド入り。ダークなエキセントリックさとプラスティックな無機質さが交錯するベッド中。高い天井の梁に爪先が届く立ち上がりは、あたかも躍動する摩天楼の如きダイナミズムに息を飲む。
シアター上野で見せたステージ密度はそのままに、大和の広いステージ空間を存分に使いこなした自由度の高いスペイシーなパフォーマンスが素晴らしい。SO COOL!!!

二回目

1 天羽夏月

ステージ奥からの赤い照明に浮かぶシルエットでオーヴァーチュア的に始まると、黒いブルゾンにロングパンツ、黒いハーフブーツでキレキレのダンスを披露する一曲目。ブルゾンを脱ぐと、スパンコールのタンクトップでアクティヴに踊る二曲目。
ヘビーメタルのサウンドでトップレスになり、ステージ袖にはけるベッド入り。黒いシャツに黒いロングブーツで、ハードに踊るベッド中。ステージ前に出ると、ロックンロールな攻撃性でポーズを繰り出す立ち上がり。
悪魔縛りのゴシックな演目。さすがのダンススキルと表現力で、やっぱり彼女はこういうパフォーマンスだよな…とつくづく思う。とても見応えのあるステージだった。

2 葵うさぎ
ピンクのリボンで束ねたツインテール、ピンクの衣装、素足、バスケットを手にキャンディとレジャーシートを小道具に踊る一曲目。ピンクのセパレートでピョンピョン踊る二曲目は、尺が長くいささか単調に感じた。
ピンクのベッド着に白いパンティで、感傷的に踊るベッド入り。はだけて、シンプルに踊りポーズする立ち上がり。
左足の親指を負傷したそうで思うように踊れず、本人が一番もどかしかっただろうと思う。作品としては、如何にもこの人好みの選曲と衣装である。

3 美樹うらら
桜の髪飾りに赤いリボン、桜色の着物に金の帯、手に桜の小枝を二本、白足袋を履いて儚く舞う一曲目は、巧みな扇子さばきが実に見事だ。朱色の襦袢に緑の帯、その上には薄地の白い羽織、桜の花弁を散らした白い蛇の目傘を手にスピーディに踊ってから、羽織を脱いで扇子に持ち替えて踊る二曲目。
ピンク色の襦袢に桜の小枝、素足にチェンジすると、はだけて踊るベッド入りは、凝った演出で見せるがやや尺が長く冗長なところもあるように思った。緑色の帯を体にまとい、桜の枝を手にポーズを決めるリリカルな立ち上がり。
桜でそろえた演目で、ややメリハリを欠くところもあるがセンチメンタルな叙情性をたたえた美しいステージだった。

4 翔田真央
演目は5周年作「炎舞~Enbu~」。
目を引く赤い髪飾り、赤と金色の羽織、その下には赤と銀色の着物、大きな赤い花がついた黒い帯、黒足袋、孔雀の羽根を手にハイパーな曲でエキゾチックに踊る一曲目は、後半で羽織を脱ぐ。
帯を解いて一度はけると、黒いスパンコールの襦袢に黒い帯を締め、素足で踊りステージ前に出るベッド入り。静かな曲ではだけると、しとやかに踊るベッド中からの立ち上がり。
衣装の鮮やかさに比して、もう一つ印象に残る部分が希薄に感じるステージだった。

5 遠野こころ
演目は「こころんわーるど!」。
白いベールにピンクのドレスと手袋、白いショートブーツで愛らしくキュートに踊る一曲目。ベールをとると、少し踊ってから袖にはける二曲目。黄色いボアの髪飾りと尻尾、セーラー服姿でポップにダンスする三曲目。ピンクのブラとフリルのミニスカで、健康的に踊るアイドルな四曲目。
ブルーがアクセントになった黒いベッド着に銀色のハイヒールで、ステージ前に出てはだけるベッド入り。ポジティヴなムードで踊るベッド中。三方向から投げられるリボンの中、シャープなポーズを決める立ち上がり。
ピンクのタータンチェックの衣装に白いショートブーツで、ラストダンスを踊って終演。
まさしく、遠野こころアーカイヴ的なステージ。畳みかけるような速い展開は、そのまま彼女が歩んで来た歴史そのもののようだった。アイドルこころんの面目躍如だろう。

6 中谷ののかは同演目

3頭の大和ミュージックは、遠野こころ突然の休業に驚かされた週だった。
もちろん、彼女のステージも強い印象を残したが、個人的には中谷ののかと美樹うららのステージも心に強く訴えかけてくるものがあった。
遠野こころさん、ゆっくり静養してまたステージに戻ってきてください!
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