ダライ・ラマ法王猊下様のこと・・

先日のご法話、ご灌頂、いまだ興奮冷めやらずの中ではございますが、改めて内容を思い起こして精査を致しております。ただ、やはり録音禁止ということもあり、公式サイトやチベット・テレビなどでの録画配信も今のところ無いようですので、何とか正確な内容を追うために吉村均先生や石濱裕美子先生によるご解説も参考にさせて頂きつつ、更に学びを深めて参りたいというところでございます。

さて、拙生、ブログも見られている方も含めまして、最近はダライ・ラマ法王猊下様に傾倒し過ぎているのではないかと思われている方も多くいらっしゃられるかもしれませんが、長年、一つ大きな考察対象と致しております「中観思想と如来蔵・仏性思想のこと」に関しまして、いまだ課題としての認識は当然にございます。

また、今回の灌頂における法話の一つとして使われました典籍の一つに龍樹大師「菩提心論」がございましたが、実際、「中論」を著した龍樹大師とは異なるというのが通説でもあり、如来蔵・仏性思想に関するところにおける理解、密教的なところに関する理解に対しての課題がまだまだ拙生的には残されているというところでもあります。

さて・・法王猊下様のことに関しましては、オウム真理教や無量寿寺の宣伝活動に加担したとか、ドルジェ・シュクデン問題を解決しきれていないなど色々なマイナス面に関しての心無い批判等があることも当然に知っております。

ただ、そのほんの一面だけを捉えて、ダライ・ラマは覚者ではない、仏陀ではない、一切智者ではないと批判される方もおられますが、法王様も常々にご自身を一介の僧侶にしか過ぎないとおっしゃられておりますように、完璧完全な存在ではなく、菩薩行をお積みになられている途上であり、同じ人間として時には誤ちや失敗もあるのであります。しかし、チベットを弾圧し圧政を強いている中国政府も含めて、様々な誹謗や中傷にももちろん耐え忍ばれて、いかなる者たちであっても慈悲の想いを寄せられ、お救いになられたいとお考え行動をなされておられます。

拙生が法王猊下様に対して、敬心を起こさせて頂いておりますのは、観音菩薩様の化身であるとか、チベット仏教のトップ、ゲルク派のトップであるとか、チベットの法王であるからとか、ノーベル平和賞を受賞されているからとか、そんなことからではなく、その仏教に対しての並々ならぬ熱意、妥協を許さない探究心、深く養われておられます菩提心、慈悲心、智慧、そして、何よりもその謙虚さと、そしていつもどこかで和みをもたらして下さるユーモアさ・・大変な辛苦を経られ、ご高齢にも拘らずの熱心なる伝道布教のお取り組み、本当に心からの尊敬を思うところでございます。

また、過去世で何らかのご法縁、ご仏縁があったことがあるのか、とにかく拙生は小さな頃からチベットのことについての関心が高くあり、チベット仏教についても学びを進めさせて頂きまして、そして、初めて法王猊下様のご尊顔を拝させて頂きました時の何とも言えない幸せな感じ・・それは、まさに、あぁ、再び、ご法縁に与れますことができまして本当に心から幸せに存じますという感じでございます。

そして、まだまだ学ぶべきこと、修すべきことが多くあるこの浅学非才の未熟者、とにかくご法縁、ご仏縁を与り頂いて、更に頑張っていかなければいけないというところでございます。

そんな法王様ももう本年7月にて80歳になられます・・あまり考えたくはないことですが、法王様と言えどもいずれ無常の理趣をお示しになられるのは必定なことでございます・・当然に、法王様ご自身も「空」であり、実体としてはご存在はされておられません・・いずれ、「無常」、「空」、そして「縁起」なる真実義をお示しになられることでしょう・・

昨今、法王様はダライ・ラマ制度の中国の政治利用を避けられるためにか、転生制度を廃すると明言されておられます・・完全に涅槃に入られてしまわれるか、しばらくは衆生済度のためにこの世に現れることはないかもしれません・・

もちろん、恐らく法王様がご自身から再びこの世にご転生なさられるというようなことをおっしゃられることはまずないでしょう。

しかし、法王様の菩提心、慈悲心の深大さを鑑みさせて頂きまして、完全に涅槃に入られることはまだ無いのではないかと僭越ながらにもご推察申し上げております。

そして、法王様のご転生を心から願う数多くの衆生たちによる願いがあれば、きっと法王様は再びこの世に現れられるのではないかと存じております。

とにかくあと数回、あるかないか、法王様によるご仏縁、ご法縁を賜れます機会を大切にして参りたいと存じます。

ダライ・ラマ法王猊下様に敬礼申し上げます。深遠なる智慧と慈悲を兼ね備えられましたる法王猊下様のご長寿、ご健勝を心から祈念申し上げます。どうか永らくこの世にお留まり賜りまして、衆生をお導き下さいますように。川口英俊合掌九拜


「偉大なる第十四世の長寿を祈願する如意自在王〔経〕」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/8f49efb18934ec00993d52e91c603327

2015年ダライ・ラマ法王14世来日法話「般若心経・菩提心の解説・観音菩薩の許可灌頂」ご報告・2015年4月13日
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/3ac42f140aef2fb85956f1fcd45e1b13

石濱裕美子先生ブログ「観音の千本の手」
http://shirayuki.blog51.fc2.com/blog-entry-746.html

齋藤保高先生ブログ「ダライ・ラマ法王御法話」
http://rdor-sems.jp/index.php?%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0#b51b6255

ダライ・ラマ14世法王猊下様・公式サイト日本語版
http://www.dalailamajapanese.com/

ダライ・ラマ14世法王猊下様・Facebook日本版公式ページ
https://www.facebook.com/dalailamajapanese

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神谷宗幣氏、落選に思う・1

「至誠通天」・・か・・しかし、綺麗事だけでは、なかなか世を動かすことは難しい・・政治の世界であるならばそれこそ尚更にである・・ふむ・・

特に前回は2012年の衆院選を、それもよりによってこの東大阪で落下傘、都合のいい(負け試合の)繋ぎ・リリーフとして急遽に、それも吹田市議・副議長の職を辞して闘われた・・その時に、正直、2000年・2003年の衆院選の岡本準一郎氏と同じような運命(使い捨てのように去らされる・・)になるとダブったのは言うまでもない・・

吹田市議・副議長の職を辞してまでわざわざ歪さ、理不尽さを抱えている死地にまで来ることは無かっただろうに・・その時、少しだけご本人に失礼を承知でFBメッセージにて忠告をさせて頂いたものの、彼の国政に懸ける想いには並々ならぬものがあったことはヒシヒシと感じていました・・

正直、もったいないと思う面と、もう少しの融通さ、器用さもいるのではないだろうかと思う面も・・しかし、下手な融通さや器用さをもってしまったら、そのへんにいるようなつまらない議員と何ら変わらないようになり、神谷宗幣は神谷宗幣では無くなってしまうのだろうと思います。

とにかく残念です・・それに尽きます。

「至誠天に通ず」
http://www.kamiyasohei.jp/2015/04/13/5671/


神谷宗幣氏、落選に思う・2

政治の世界と仏教の世界、まさに俗と聖の両極にありますが、実は似たようなところもございます。

どこが・・となりますが、「候補者と有権者」、「如来・菩薩と衆生」という関係性におけることであります。

まず、例え候補者にいくら高い志、良い資質があったとしても、それに応えてくれて投票してくれるような有権者がいなければ、決して当選はできないということとなります。

同じように、いくらその深遠なる智慧と慈悲によって、何としても救ってあげたい、悟り・涅槃へと導いてあげたいと、如来様・菩薩様が思われておられても、それに対する衆生がいなければなりませんし、それに応えられるだけの衆生の側における菩提心やご仏縁・ご法縁、機根等も調っていないと仏道を成就させることができないということが言えます。

そこで必要となるのが、仏教の場合では、衆生それぞれに合わせての善き巧みなる方便となります。その方便によって如来様・菩薩様は衆生を導かれていかれることとなります。

では、高い志、良き資質のある候補者は当選へと向けて有権者に対してどうすべきか・・もちろん、掲げる理念、公約した政策の実現こそが目指すべきこととなるため、所属すべき党や会派など議会のパワーバランスも考慮して、最適な方策を選択することが求められるものとなります。仮に当選できたとしても議会の少数の位置にあったり、一人会派等では、政策の実現が難しいこととなるため、いかに理念理想の実現へと向けたより良い方法を取捨選択して選挙へと向かえるかが大切なこととなります。

そこで一つ必要となるのが、まさに、当選へと向けた有権者の心を掴むための「方便」となります。

いくら高い志、良き資質があったとしても、有権者に投票してもらって当選しなければ、やはり「ただの人」であります。

当選しなくても、政治家にならなくてもできることであるならば、別の道での方法でも可能でしょうが、そうでなければ、当選しないと何も始まらないのであります。

神谷氏は、最後のお願いの動画において「・・皆さんに迎合するだけではなく、やはり私はビジョンを語りたい・・」とおっしゃられていましたが、ズバリそこなのですよね・・

当選するためには、はっきり言うと世間、有権者に迎合しないといけないのです。そうしないと現実、多数の票を集めることができないのであります・・

ここに大きな矛盾が生じてしまうのですよね・・

利得や保身、名声や名誉のために政治家を目指している者は除いて、世の中をより良くしたい、正したい、幸せにしたい、と高い志を持って政治をしたいという者であればあるほどに、その矛盾に苦しむことになってしまうのが必至となります。

そんなに皆、理想や綺麗事だけで生きていけるような世界でもないということも言えますし、世間・有権者の側に、その要望や期待が多数無ければ、結局は票を取ることが難しいのであります。

神谷氏もまさにそこでの大きな葛藤があるのではないかと推察致しております・・

さて・・長くなりましたが、ここで拙生がはっきりと申し上げたいのは、世間、有権者に「迎合」しても良いのです。むしろ「迎合」しないと票は取れません。

但し、迎合はしても、真なる目指すべきところは真摯に取り組めていけるように努力をしていってもらえたら良いのです。そして、最終的には、世の中をより良い方向へと舵取りをしてもらって導いていってくれたら有り難いのであります。

もちろん、ここでの「迎合」を仏教的な「方便」と置き換えて少しくでも良い意味にてご理解して頂けましたら有り難いことでございます。

本音のところ、「良い意味において世間、有権者と迎合して頂いて、これからも政治の世界で是非頑張ってほしい」という感じであります。

「かみやソウヘイからの最後のお願い」
https://www.facebook.com/video.php?v=1075427772471391&pnref=story

政治家 神谷宗幣(かみやソウヘイ)の公式サイト
http://www.kamiyasohei.jp/

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「Hasunoha」お坊さんがこたえるQ&Aサービス
http://hasunoha.jp/
スマートフォン・携帯ブラウザも対応

「拙500回答の検証結果について」
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/archives/1022668905.html

hasunoha・拙回答まとめ集
http://blog.livedoor.jp/hasunoha_kawaguchi/

hasunoha・拙生紹介ページ
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hasunoha・拙寺紹介ページ
http://hasunoha.jp/temples/6

運営者によるhasunoha(ハスノハ) blog
http://taka.hasunoha-blog.info

東日本大震災を機縁として立ち上がりました「hasunoha」に参画できましたこと、誠に感謝致しております。微力ながらにも一つ一つ少しずつでもお役に立てれる善行・功徳となりましたら、亡くなられました皆様への追善供養として回向申し上げたくに存じております。合掌

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2015年ダライ・ラマ法王14世来日法話「般若心経・菩提心の解説・観音菩薩の許可灌頂」ご報告・2015年4月13日
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/3ac42f140aef2fb85956f1fcd45e1b13

石濱裕美子先生ブログ「観音の千本の手」
http://shirayuki.blog51.fc2.com/blog-entry-746.html

齋藤保高先生ブログ「ダライ・ラマ法王御法話」
http://rdor-sems.jp/index.php?%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0#b51b6255

ダライ・ラマ14世法王猊下様・公式サイト日本語版
http://www.dalailamajapanese.com/

ダライ・ラマ14世法王猊下様・Facebook日本版公式ページ
https://www.facebook.com/dalailamajapanese

「偉大なる第十四世の長寿を祈願する如意自在王〔経〕」
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/8f49efb18934ec00993d52e91c603327

映画

「ダライ・ラマ14世とチベットに迫ったドキュメンタリー、6月公開」
http://www.cinematoday.jp/page/N0071137
http://www.d14.jp/

「焼身抗議」などで中国と戦うチベットの人々を追う、ドキュメンタリー映画『ルンタ』
http://www.cinra.net/news/20150323-lungta
http://lung-ta.net/

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2014.4.14 ダライ・ラマ法王猊下様によるチベット密教・胎蔵曼荼羅灌頂・ご報告
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/bc5c08f69d78bdda5c6cca62d17d87df

2014年 ダライ・ラマ法王猊下様ご来日動画集
http://blog.livedoor.jp/hidetoshi1/archives/52160454.html

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塾長の松本紹圭様を始め、色々な諸師の皆様からのお誘いを頂戴致しておりました「未来の住職塾」・・諸事情色々と鑑みまして、この四期は見送らせて頂きまして、余程の参加できない事情が発生しない限り、来年の五期には何とか関西での開講に参加できましたらと考えております。どうかご容赦の程を宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人・お寺の未来「未来の住職塾」
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勝義方便メモNo.10
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超宗派系一覧
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/ad8366ba25bc4f15de68c375bc313e0b
また、随時、追加して参りたいと存じます。情報がございましたらどうか宜しくお願い致します。

「拙理解仏教図式No.7(2014.6.14)」ご提示・再考随時訂正予定
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「仏教の基本的な理解のために」平成27年3月・春彼岸施餓鬼法要・配布資料
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/55ced9a1512c6ef6e095caa4fbe9eb8c

「 死後について 」平成26年9月・秋彼岸墓前回向 配布資料
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/46df9bb57071ef4f2b56161423dba66f

平成26年・お盆施餓鬼法要 法話内容 録画配信Ustream
http://www.ustream.tv/recorded/51379634

「お葬式について」平成26年8月・お盆施餓鬼法要・配布資料
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/0816eb5e788bf5ecfc8eed8e901b1a76

2013.11.19「空と縁起」に関する拙質問に対してのダライ・ラマ法王猊下様の御回答内容について
http://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k/e/710b99c74854aebc871a6f75e28dde12

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NGO「国境なき僧侶団」フェイスブック・ページ
https://www.facebook.com/pages/国境なき僧侶団/578961352183094

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【チベット問題】

チベット問題・焼身抗議等の詳細情報は、チベットNOW@ルンタ・ダラムサラ通信・中原一博氏のブログが参照となります。
http://blog.livedoor.jp/rftibet/

「太陽を取り戻すために チベットの焼身抗議」中原一博氏著
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/51799025.html

無償ダウンロード
https://docs.google.com/file/d/0B6cmrkvyxC23QmhCRTZyeWRrNm8/edit

「自らを灯明と化した菩薩たちの願い」〜チベット問題・焼身抗議を考える〜
http://t.co/PwVvYWck

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