Sha of HappinessことShappiたんがTwitterで募集してたのでそっと手を上げてみたら、WoW Insiderのインタビューにお答えすることに。WoWに日本人が少なからずいて、オフィシャルなサポートもなく自分たちで言語の壁を乗り越えて楽しく遊び、コミュニティを形成しているというのが興味深かったよう。

もっと何人もお答えしてる人がいると信じてたら、私とHamaさんだけだったよ! びっくりしたよ!w

ギルドの設立がいつだかっていう質問に答えるのにTrigさんに聞いたら「飛鳥時代」とか回答がきて。Trigさんにはその次に「津波の時はお世話になりましたって伝えてください」って、それでShappiたんにそのメッセージを何処かに入れて欲しいってお願いしたら、あんなにステキな文章を、ステキな紹介文とともに掲載してくれて。読んだ時には思わずほろりとしちゃった。ShappiたんとLisaさんに深く感謝。

ギルドのみんなと撮った記念撮影のうち、最近やった25manで、Dark Shamanの初討伐の画像がとても良く撮れていたのでこれと、一番面白かったまじるさんの「褒め殺し」の一言とをお送りして、3枚って言われたあと1枚のSSはPvPにしようと思ってたのにいくら掘っても戦績画像しか出てこなくて、ふと見つけた「Farmerでトラクター」の画像を送ることに。このダジャレは絶対あちらでは通じないだろうな。

そんなことで、WoW Insiderのインタビュー記事をざっと訳し。自分の書いた英語を自分で和訳するって、変な感じ。

協力してくれたHarapeko Soulのみんなに大感謝。

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別の文化圏から見たWorld of Warcraftはどんな感じになるのでしょう? 上の動画の8:30あたりからheroic boss killの瞬間までのシーンに耳を傾けてみてください。腕の良いraiderでも興奮して4文字熟語を口走るものですし、boss討伐ともなれば耳をつんざくような歓声を上げて喜び合うものです。しかしProudmoore(US-Horde)の日本人プレイヤーのguild CAVAGの勇者の皆さんの喜びの表現は随分控えめ。この点一つ取っても、米国の典型的なraid guildとは随分と違うようです。

日本人のWoW プレイヤー、英語は殆どゲームを通じて身につけた人々のコミュニティ、world of #wowjpにようこそ。韓国語、中国語、台湾語版World of Warcraftは用意されていますが日本語版はなく、日本人プレイヤーは自力で何とかせざるを得ません。あの親切なサービスも、ローカライズもないのです。日本人プレイヤーは力を合わせて日本語でのガイドを作成し、addon情報やin gameで日本語を使用する術を分かち合い、やがて北米realmで日本語話者同士のコミュニティを形成したのです。

今回2人の日本人からのインタビューを届けてくれたのはSha of Happinessさん。彼女自身ネイティブの日本語話者であり、#wowjpコミュニティの一員でもあります。インタビューの前に、日本のプレイヤーの皆さんからの率直で心のこもったメッセージをご紹介しましょう。
「wowjpコミュニティから、読者の皆様とBlizzardの皆様にお伝えしたかったことがあります。『津波被害の救済にHippoglyph Hatchlingを提供して下さったことに感謝します。ご寄付下さった皆様ありがとうございました。』」

Main character Hifa, night elf marksman/survival hunter
Guild Harapeko Soul
Realm Proudmoore (US-Alliance)

Main character Tripofhama, undead fury warrior
Guild CAVAG
Realm Proudmoore (US-Horde)

WoW Insider: お二人のguildについて少し教えて下さい。guildの設立はいつ頃ですか? 何人ぐらいですか? どんなコンテンツで遊んでいますか?

Hifa: Harapeko Soulの設立は8年前です。多分Proudmooreで一番古い日本人ギルドの一つだと思います。昨夜のオンラインメンバーが31、2人だったので、ちゃんと数えたことはありませんがおそらく現在35から40人ぐらいのアクティブメンバーがいるのではないかと思います。normal raidを主に遊んでいますがArenaやRBGもお気に入りの遊びです。

Tripofhama: 2009年7月ごろ設立です。10 man PvPの日本人guildです。今のところ18人ぐらいがアクティブで、raidメンバーとしては14名です。


WoW Insider: お二人はどのぐらいの期間WoWをされていますか?他のMMOもされていた(る)のでしょうか?

Hifa: 2008年秋からです。引退して復帰してますが、ハマり始めたのは3年前です。それまではUltima Onlineを13年以上遊んでました。

Tripofhama: 2011年のHallows EveごろにWarcraftを始めました。CAVAGに加入したのは2012年4月ごろです。WoWしかやってないのですが、Hearthstoneは楽しく遊んでます。
(訳注:原文は2014年ですが、ご本人によれば2012年が正解とのこと)

WoW Insider: 日本人のWoW プレイヤーは北米serverで遊ぶものなんでしょうか? 他のserver groupで日本人プレイヤーが遊んでいる話などはありますか?

Hifa: そうですね。ご存知の通り韓国や台湾のrealmもありますが、殆どの日本人プレイヤーはそこで使用される言葉がわかりません。不思議に思うかもしれないのですが日本人には英語のほうが親しみがあるのです。多くはProudmooreやBlackrockで遊んでいますが、Ner'zhulやMaiev、Tichondriusの人もいます。

Tripofhama: 知る限り、日本人プレイヤーが遊んでるのは北米realmのみです。BlackrockとProudmooreにほとんどが集中していますが、Ner'zhulやMaievにもJP guildがあります。


WoW Insider: guild外の人とはどのぐらい交流しますか?
Hifa: しないわけは! DFやLFR、random BGにqueueして見知らぬプレイヤーとも遊びますし、general chatの募集に応じてFlexやNormal raidにも参加します。point capのために見知らぬ人と2sや3sもします。日本人guildではFlexを他の日本人guildと合同でやることもあります。

Tripofhama: 他のrealmのことは分からないのですが、PM/Hordeの場合3つのguildが交流しています。


WoW Insider: お二人のguildでは日本人以外のメンバーを受け入れていますか?

Hifa: 外国人もうちにはいますし、日本語を話す私たちとの交流を求めてくれる限りは歓迎します。うちには日本語と英語の両方を理解するメンバーがいて、日本語の分からない人との会話を手助けしています。私は外国人メンバーに英語で話すことをためらわないように奨めています。かれらの話すことを理解しますしそのように努めもします。また会話を手助けもしますからと。

Tripofhama: 今のところいません。お問い合わせがあっても、だいたい言語の壁に尻込みして諦めてしまうのです。


WoW Insider: お二人のguildではロールプレイをされていたり、される方はいますか?

Hifa: する人もいます。night elfとかdwarfとかいうロールプレイとは違いますが、侍を演じるなど自由なロールプレイをしています。その人はVCでもお侍なんですよ。

Tripofhama: 私自身はしていませんが、warriorが好きなので、もしやるとしたらそういうのになるかなと思います。


WoW Insider: 米国のプレイヤーは韓国でのWoW人気はよく知っていますが、日本の状況はどんな感じなのでしょうか? 米国人には韓国と日本の状況の違いがあまり分かりません。たとえばWoWとStarCraftの人気だとか、言語の差だとか、ファンサイトや情報の量などを教えて戴けますか?

Hifa: 日本においてWoWはものすごい量のMMOの選択肢の一つに過ぎません。世界一のゲームなのに、日本人の多くは「英語だから」という理由だけでWoWを選ばないのです。洋ゲーファンっていうのも一定数いて、Blizのゲームの拡張には注目しています。韓国の事情はよく知らないのですが、母国語で遊べるのは恵まれたことだと思います。

Tripofhama: 日本のMMOの図式って基本無料、優位性に課金、韓国製、かなと思います。なかなかにひどい状況になりつつあるなと思うのが、Blizzardが提供するような手厚いサポートもなく、基本in gameのお店で購入するだけになっていて、そうやってゲームの評判は下がる一方なんです。Warcraftと比較すると、こっちはずっと成熟していてサポートも手厚い。WoWを始めてから他のゲームはやる気も起きません、だって比べるべくもないんだもの。
とはいえ言語の壁は厚いもので、英語の達者な人ばかりではありませんから、そういう人はWoWをやろうともしません。そういう層に向けたaddonがあるので、迷ってる人にはWoWを試してもらえるといいなと思います。


WoW Insider: 非英語話者に向けたWoWのスタートガイドをお作りになったそうですね。日本語の情報ってないものなのですか?そういうのを作るのにどんなところから情報を得られましたか?お作りになった情報はguild内のみで公開されているのでしょうか、それともインターネット上に公表していらっしゃいますか?

Hifa: 日本人プレイヤーはWoWの素晴らしさを伝えることをやめません。4gamers.netは拡張が出るごとに始め方や面白さを伝えています。プレイヤーのblogや動画も素晴らしい情報源です。
私個人は有用なガイドを書いていません。blogに最近遊んだ内容を書き留めてるだけです。自分でやった季節イベントや拡張前の導入イベントのことを書いたりはします。メンテやリスタートを把握したら時間をJSTになおしてtweetしたりもします。私が発する情報の全ては自分の経験によるものです。blogはこちら、twitterはこちらです。

Tripofhama: #wowjpのguildを紹介するWoW Guild Powerというサイトを有志の方が作られています。人数、週のraid進捗、PvPといった、各guildの様々な状況が一目で分かるものです。guild recruitにも便利です。


WoW Insider: 英語を始めたばかりの日本人プレイヤーがspellやquestの内容を理解するのに役立つになる情報はなにかあるのでしょうか?

Hifa: skillやabilityについては使って覚えます。tooltipを読むのはそれから。他の日本人プレイヤーに動作を聞くこともあります。questはquest logを「見て」知ってる単語を拾い想像します。Objectivesさえ追いかければquestはできるので大丈夫です。
またtooltipやquestを日本語で表示してくれるWowjapanizerと言う素晴らしいaddonもあります。私も少し訳で協力させていただきました。

Tripofhama: 個人的な経験で話しますと、初期は日本語addonに随分助けられました。文章を日本語と英語で表示してくれるもので、主要な言葉を少しずつ覚えていけますし、英語を学ぶのにもいいきっかけになります。遊びながら学べるって最高ですしね(笑)


WoW Insider: in-gameでの会話はどのようにされていますか?日本語をgame内で使用できるのでしょうか?Ventriloのような音声会話が必須ですか?guildの皆さんの会話は日本語、英語、もしくはそのどちらもをお使いなのでしょうか?文字のchatやvoice chatで状況が変わるのでしょうか?

Hifa: 日本人ではない人とは基本的に英語です。ギルドメンバーとはguild chatやguild runでは日本語で会話しています。特定の名前のTTFファイルをWoWインストールフォルダ下のFONTSフォルダに置いておけばみなさんも私たちの言葉をご覧になることができますよ。日本語フォントはgeneralや/say、pugなんかでは使いません。"?"がいっぱい表示されて困惑させてしまうからです。
guild raidのときはtacや動き方を日本語と英語両方で説明します。VCはMumbleを使っていて、日本語で会話しています。
英語話者もmumbleを聞いていますが、通訳出来る人と別途Skypeで会話しています。彼らに大きな感謝。

Tripofhama: Unicodeで入力したり日本語を表示するようにフォントを変更するというやり方があります。日本語の使用をguild/party chatに限り、その他の場所(/2や/s)では英語で話すのが礼儀です。guildの人々とMumbleで話すのは日本語です。使用するVCはSkype、Vent、TeamSpeak、とguildにより様々です。


WoW Insider: 言語の壁やタイムゾーンを除いて、米国realmの米国人プレイヤーとの違いで日本人プレイヤー苦労することはありますか?

Hifa: 時に文化の違いに直面することがあります。日本人は空気を読み全てを口にはしませんが、日本人でない人は自分の考えをはっきり主張します。戸惑いもあります。話し合い、理解しあっています。

Tripofhama: 日本人同士は一緒に行動するので時差は問題になりません。英語が得意な人もいるので言葉もそれほど苦労しません。でも時々困ることもあります。raidが終わってから外国人にarenaに誘われることがあるんですが、パニクりますね、どうやったら失礼なくお断りできるかわからなくて。そんなこともあるのでもっと英語を勉強したいです(笑)