2024年04月25日
完成住宅をご紹介します〜昭和町・子育て世帯に便利な間取りを考えた家〜
昭和町で建売住宅として販売しました家のご紹介です。
弊社で建物を設計する際に建売住宅・注文住宅のいずれでも基本としている間取りの考え方や構造についてご紹介しようと思います。
建物は長期優良住宅を取得した耐震性能・断熱性能を高めた住宅です。
長期優良住宅認定取得といっても建設地の条件などで断熱性能の違いはありますが弊社の建物の断熱性能は長期優良住宅を取得できるぎりぎりの性能値ではなく、住んで快適な性能値を基準としています。
サッシ（窓）は断熱性能が高い樹脂サッシ、ガラスはアルゴンガス入りのペアガラス、玄関ドアは断熱ドアの同じデザインでも2種類ある断熱等級のランクが高い方を標準採用としており外部に接する断熱材の等級もこれに準じた等級の物を標準採用としています。
体感で実感できる内容で表現すると冬場の外が寒く家の中が暖かい状況下でサッシに結露が出ない仕様の断熱効果が実感できます。この事により従来の家では山梨県内の真冬の寒さではエアコンの暖房だけでは暖かさが足りずガスや灯油のストーブも併用する家が一般的ですがエアコンの暖房だけでもお部屋の中の暖かさが維持できます。反対に夏場ではエアコンの効きが良く実感できます。外部の熱の影響を受けにくい断熱性能があるので夏場でも冬場でも家の中の室温が快適に暮らせる家となります。
家の荷重を支える基礎はベタ基礎が標準です。長期優良住宅を取得する際は建築確認申請のみで作る家よりも耐震性は高まります。国内最高等級での耐震性を取得しています。
建物が完成してしまうと見えなくなってしまう部分ですが在来工法の建物では柱と土台は桧の無垢材を採用しています。材木は乾燥材を使用しているので品質も高いです。
設計時には敷地の形状、方位など立地条件をよく確認し間取りの作成に取り掛かります。
建売住宅なので設計時はどのような家族構成の方が購入されるかわかりませんが基本的にはどの世代の方にも便利な家を基本に新居を求められる購入者層が多いと思う子育て世帯のご家族が住みやすい家をコンセプトとして考えています。
間取り作成の際に一番最初に決めるのは玄関の位置です建物中心部に対しての鬼門方向を確認し玄関は鬼門にかからないように配慮する事に重点を置いています。
ちなみにこの敷地の形状、方位と周囲の家の建ち方を見ると図面に対して真下方向を住宅の南側（正面）として建物の配置をする事も考えられますが総合的な判断から南西側を建物の正面として配置計画しました。この事により建売住宅販売時に仕上げた駐車場スペースの土間コンクリートを打設した部分は車3台分ですが庭側のスペースにも駐車する事も可能となるので住宅購入時に小さかったお子様が成人となり車を乗るようになっても自信の敷地内に家族全員の車が駐車できるようにと考えました。
また、やや変形している土地ですがリビング前の敷地が長手方向の土地の方を向く配置となるので将来的に隣地で建物が建築されても日当たりの良さは確保できる可能性が大きいので将来にわたっても安心して暮らせると思います。
玄関ポーチは使い勝手を重視してやや広めに設計しました。
雨の日に家へ帰った時鍵を取り出す前に濡れる事の無いように奥行も少し深めです。
また、置き配に対応できるスペースを確保する目的もあります。
玄関ホール内には靴収納とは別に可動棚付きの収納スペースを配置。お出かけ前のコートや小さいお子様がいらっしゃるかご家庭にはお子様用の荷物置き場（保育園生のいるお宅では週末にお昼寝用の布団を持ち帰ったり週明けに持っていく荷物をまとめて準備する場所、小学生のお子様がいるご家庭では低学年のうちはランドセルや教科書など親もチェックのサポートがしやすいようこのような場所があれば便利かと思います）など便利なスペースとして活用できると思います。
LDKは家族団らんの場として家族みんなが集まりやすい空間となるようダイニングスペース、居間スペースを配置しました。
キッチン横にはパントリーも併設しスマートに収納できる納まりを意識しています。
畳スペースは3帖ですが収納力もあります。
畳の小上がりを椅子のように使いテーブルをリビング側に配置しても良さそうです。
脱衣・洗面スペースは高窓で横すべり出し窓の形状なのでプライベートを保ちつつ換気もしやすい納まりです。
浴室の窓は影映りが外部から見えないように防止するためルーバーを取り付けています。
2階のホールは洗濯物が室内干しできるようにスペースを広く取り、周囲の窓は風をたくさん取り込めるよう窓の形状、設置位置を配慮しています。
もちろん夜間や雨の日、花粉が多く飛散する時期に対応できるよう窓を閉め切っても空気の対流生じるよう階段ホールの反対側の天井に換気扇設置しています。
このような場所に洗濯物が干せるスペースを計画するのはプライベートの空間に設置しているので普段の生活に支障が無いですし部屋干しで洗濯できる便利さに加え寝室・子供室へ向かう動線内にあるので自分の乾いた洗濯物は自分でしまうという事を家族それぞれが自然に行動できることによって家事の時短にも大いに貢献すると思います。
higasiyokouchi at 14:26｜Permalink│Comments(0)│
2024年04月24日
完成住宅をご紹介します〜笛吹市御坂町・開放的な勾配天井のリビングが魅力な平屋の家〜
笛吹市御坂町で施工させていただきました平屋の住宅のご紹介です。
御施主様のこだわりが詰まった設計計画を基に打ち合わせを重ね仕上がった住宅です。
建築予定地の造成計画からご相談いただき敷地造成工事と注文住宅の新築工事を施工させていただきました。
建物は長期優良住宅を取得し耐震性能と断熱性能を高めた住宅です。
外構工事はお施主様自らの施工とお知り合いの業者様で仕上げる予定です。
全体の完成がどのように仕上がるかとても楽しみです。今回は建物の紹介を掲載いたします。
玄関ポーチ内のタイル貼りのアクセント壁の奥は外用の物置を設置予定のプライベートスペースを併設しています。
玄関ホール横にはシューズクロークと可動棚が機能的な収納スペースを計画。お出かけ前の準備や帰宅後の荷物の置き場として役立つ動線です。
LDKはたくさんの自然光が降り注ぐ開放的な勾配天井です。
キッチン周りのカウンターテーブルはオリジナルで作成しました。仕上げ材にモールテックスを使用し武骨なコンクリートのテーブルをイメージし細部の納まりにこだわりました。
室内の内装はダークな雰囲気を演出しつつ暗くなりすぎない仕上がりとなるよう各部の素材の選択にもこだわっています。
ウォールナットを基調としているので家具選びも選択しやすいよう配慮しました。
リビング横には畳スペースを配置。リビングとの一体感とプライベートを保てる部屋としての機能を両立した納まりです。
キッチンの背面には書斎スペースを配置。キッチンと書斎まわりを中心に室内が一周できる間取りで動線に適した収納と棚の機能が両立できるよう意識して設計されています。
洗濯物の干し場を兼ねた脱衣室を中心に書斎と和室の壁はお施主様自ら施工された自然素材の塗壁仕上げです。
higasiyokouchi at 20:41｜Permalink│Comments(0)│
完成住宅をご紹介します〜富士河口湖町2世帯住宅の家〜
富士河口湖町で施工させていただきました、2世帯住宅の住宅です。
土地購入の仲介からサポートさせていただきました。建物は長期優良住宅取得の断熱性能・耐震性能を高めた注文住宅です。
外構工事は建物周囲の整地（防草シート敷き後に砕石敷設）、敷地周囲にフェンスを施工させていただきました。
駐車場のコンクリート土間はお施主様が自ら施工予定なので全体の仕上がりを見るのが楽しみです。
2世帯住宅という事を考慮してどのように設計すればそれぞれの世代の家族皆様がより住みやすい家になるかという事を考えながら設計しました。
毎日生活するうえで家事（炊事・洗濯）とご家族それぞれの方の用途に適した収納スペースを確保する事と生活パターンを考え1階2階のお部屋の配置を設計に反映させました。
1階と2階に洗濯物干しスペースを確保しつつ外部から洗濯物が見えにくくする配慮も設計に反映させてあります。
広めに作った玄関ホールにも収納部を充実させました。それぞれの棚は可動式で使い勝手に合わせて棚位置も変えられるので利便性もアップしています。
LDKはキッチン（作業）スペース・ダイニングスペース・リビングスペースとつながりを確保しつつ動線がスムーズなように設計しました。ご家族みんなが集まりやすい空間になる事をイメージしています。
室内の床や窓枠カウンター・ウッドデッキなどそれぞれの使用用途に適した無垢の木材を使用しています。
ダイニングテーブルを置く予定の隣に併設したカウンターや機能性も考慮したニッチ、生活が始まる際に必要になるものの設置スペースなどを考えて収納部の仕様を仕上げています。
キッチン隣のパントリースペースはストック食材や冷凍庫など設置できるよう棚の仕様を決めました。
ゆとりを持たせた空間のトイレは収納力もしっかりあります。
洗面脱衣室の窓の形状・位置も立地条件を見つつ仕様を決めています。
外部周囲から中を見られることはないので目線の高い位置に窓を配置しました。カーテンを付ける必要のない場所なのでプライベートを保ちつつ外の様子も目に入りとても良い雰囲気です。
ユニットバスは建物の雰囲気に合わせた配色です。最近のお宅では掃除のしやすさとカビ汚れを防ぐ観点から水栓の下のカウンターをあえて設置しない事も多くなってきました。
シャンプーやボディーソープ、清掃用具など置けるカウンターも固定式ではなくユニットバス内の壁どこにでも付けられるマグネット式にしています。
ユニットバスに付く窓には注文住宅・建売住宅に関わらずヒガシの建物では必ず目隠しのルーバーを設置しています。浴室に設置されている窓の対策として型ガラスのみや格子などの窓で仕上がりの建物をよく目にしますが夜間にお風呂に入る際は室内にいる人の影が良く見えてしまうのでとても大事な配慮だと考えています。
2階はベランダだけではなく衣類の室内干しスペースを兼ねたホールを間取りの中に取り入れています。ただ衣類が干せるスペースがあるだけではなく窓を開けて風通しを良くしながら干せたり雨や花粉が多い時期には窓を閉めていても空気の流動で洗濯物が乾きやすいよう物干し用ファンや換気扇を設置しています。
ヒガシの家では2階のプライベートな空間に室内干しが出来るようなスペースを作る事を推奨しています。
来客者に見せない位置にこのようスペースが配置されているとどんな時でも気にせず洗濯が出来るというのはとても暮らしやすいと思います。そして2階にこのスペースを設けることが多いもう一つの理由として山梨の住宅の間取りは2階建で1階がリビング、2階が子供室・寝室となるお部屋の配置が多いですが普段の生活動線の中に物干しスペースがあるので家族それぞれの人が自分の衣類を取ってクローゼットにしまうという動作がスムーズになるので家事の時短にも役立つ事でより生活しやすい家になると思います。
higasiyokouchi at 10:38｜Permalink│Comments(0)│
2024年04月23日
完成住宅をご紹介します〜昭和町・間接照明と充実した収納が魅力な家〜
昭和町押越で建築しました。当現場では注文住宅仕様の家と外構をご提案・施工させていただきました。
建物は長期優良住宅を取得した、耐震性・断熱性能を高めた家です。
敷地は新規分譲地内で6ｍの南道路に接道した敷地です。日当たりの良さを生かしつつプライベート性も保てることを意識して設計しました。
リビング掃き出しから続くタイルデッキ、庭には人工芝仕上で草の心配もなくいつでもきれいな庭を保てることも家の使いやすさの一部として考えて設計しました。
庭をしっかりと作り込んでいますが将来お子様が大人になり車の駐車場で困らないように駐車スペースの確保も設計の中で考えています。
リビングは家族みんなが自然に集まれやすい造りを意識しています。
家事スペース、食事スペース、居間スペースが同じ空間の中で分類する事によっていろんな生活のシチュエーションで家族みんなが集まって生活しやすい空間をイメージした設計です。
写真がうまくとれず掲載していませんが階段下など細部にも生活パターンに合った収納部を作っています。
御施主様の案の間接照明もとても良い感じに仕上がりました。
リビングに続く畳スペース。畳の配色もお部屋のイメージに合わせ1色の畳の目の方向を変え市松模様に仕上げています。
リビングのアクセントのアイアン手すりはオリジナルの作成品です。
生活に必要なスペースもお施主様の意向をたくさん取り入れ便利かつおしゃれに仕上げるよう納まりを考えました。
この家の設計はあえてベランダは作らず2Fホールにランドリースペースを兼ねた広いホールを配置しました。
せんたくが干しやすいよう晴れの日にたくさん風を取り込めるように窓の開閉方向を工夫しウインドキャッチの納まりで配列したサッシ、雨の日に窓を閉め切っても空気の通り道を考えた部分に換気扇を設置していますのでお洗濯にストレスなく快適に生活が送れるよう間取りの工夫を取り入れています。
各収納部の一部ですがユニット収納も取り入れ生活が楽しくなるような工夫がいっぱいの家です。
家の中だけでなく外部も明かりの配置を意識した素敵な住宅に仕上がりました。
higasiyokouchi at 19:34｜Permalink│Comments(0)│
2024年04月20日
完成住宅をご紹介します〜南アルプス市・家事動線が魅力なお施主様設計の家〜
南アルプス市内で建物と外構工事を施工させていただきました住宅の紹介です。
御施主様との出会いはホームページで弊社の事を知り建築のご相談を頂いたことがきっかけでした。
御施主様自ら建物の間取りと外構計画を設計されておりこの計画をかたちに出来る建築会社を探しているとの事でした。
計画図面を拝見させていただき弊社の考えや仕様などの案を詳しい図面を作成しお見積りと合わせてご提案させていただきました。数社のご検討の中から弊社にご依頼いただきました。
建物は長期優良住宅を取得した断熱性・耐震性も高めた住宅です。
玄関ホールに隣接するシューズクロークは収納するものの計画をお聞きし棚の仕様を考えました。
ホールにある階段は一部オープン階段で手作りのアイアン手すりで仕上げました。
全てのお部屋に採用したオークの床材に合わせて階段の踏み板や手すりの笠木、各造作のカウンターにはオークの無垢材を採用しました。
キッチンの背面にはパントリーが配置されこの中を通って家事室や家の中を一周できるようになっている家事にとても役立ちそうな間取りです。
パントリー内の収納もシューズクロークと同様に用途に応じた可動棚を配置しました。
脱衣室洗面台の横にはニッチ型の収納を作成しました。
higasiyokouchi at 18:52｜Permalink│Comments(0)│
完成住宅をご紹介します〜南アルプス市・ペットと暮らすリビングの家〜
南アルプス市で建築のご依頼をいただきました。約200坪の敷地に住宅と作業場兼用の事務所を計画をご相談いただきました。
近隣の状況を調査の上土地の造成から始まり住宅と事務所の建築、外構までご提案させていただいた後施工させていただきました。
住宅と事務所の動線を考え敷地の形状に合わせお仕事とプライベートそれぞれに支障が無いようにと案を計画させていただきました。
このブログでは住宅をメインにご紹介いたします。
建物は長期優良住宅を住宅性能評価を取得。断熱性能と耐震性能を高めた住宅です。
生活動線と外構のバランスを意識して建物の計画をしました。
玄関ホールに隣接する靴収納は収納力だけではなく間接照明でアクセントも加えました。
勾配天井のリビングは開放感もありますがペット（猫ちゃん）と一緒に生活も考えてのご提案です。
ダイニングテーブルを置く予定の窓辺ではテーブルの上はネコちゃんの陽だまりのくつろぎ場となってしまうのでネコちゃん専用の陽だまり場を作りました。
壁にはネコちゃん専用の階段を設置し梁の上には特注窓と無垢のオーク材でキャットウォークを作製しました。
猫ちゃん専用のベッドルームを兼ねた収納スペースと
専用の出入り口です。
キッチン周りはアクセントタイルを施工しました。
造り付けの洗面台や各用途に合わせた収納など生活動線を意識して設計をしています。
2Fにもベランダだけではなく室内干しのスペースを作っています。
higasiyokouchi at 14:01｜Permalink│Comments(0)│
2023年09月01日
木の質感
現在新築工事中の現場です。室内の天井と外部スペースの軒天井はチャネルオリジナルのウエスタンレッドシダーを施工しました。
無塗装品を注文して大工さんが施工する前に1枚ずつ丁寧に自然塗料で塗装します。木の質感を損なわないようこの木の魅力を最大限に引き出す塗装は自然塗料のクリア色と自負しています！この木の特徴と言えば板材の木取りする部分によって濃い色と白っぽい色が混ざる事なのでこの色の差は着色で色を変えているのではなくクリア塗装でこの木の持っている本来の色を引き出しています。
また、この板は無垢の木なので建物引き渡し後、生活環境や季節の変わりで木が動く（伸縮）際に実（さねと読みます、木のつなぎ目部分の事を指します）の隙間が見えて塗料が乗っていない部分が見えて美観を損ねるという事が無いよう施工前に塗料を塗っています。
ちなみに外壁のアクセント壁もチャネルオリジナル製のT&Gパネルという無垢の木の壁材を施工しています。天井材と同様同じ塗装処理を施しています。
室内の造作カウンターはウォールナットの無垢の板、窓枠はホワイトアッシュの無垢の板を使い手作りで作成しています。
ウォールナットのカウンター材はつや消しのクリア色でウレタン塗装仕上げ、窓枠は室内ドアの色に合わせて塗装後にウレタン塗装仕上げを施しています。
同じ木でも材種や使う場所に応じて木の魅力を最大限に引き出す仕上げ方を考え、それぞれの用途に適した耐久性を持たせられるよう考えて施工しています。
higasiyokouchi at 11:19｜Permalink│Comments(0)│
2023年08月16日
株式会社ヒガシが建てる住宅の特徴と性能など
現在売出し中の建売住宅や注文住宅も含め株式会社ヒガシが建築している住宅に共通している特徴と性能についてご紹介しようと思います。
株式会社ヒガシは今年で創業35年を迎えました。山梨県内で永く不動産と住宅に携わってきました。
平成26年より代表者が引き継がれ先代の住宅造りの考えを引き継がせていただいています。
現在の代表者、横内が社員の頃よりこのブログを立ち上げずっと記事を掲載しておりますので過去の記事を見ていただいても弊社の建物に関する考えや施工など一貫して取り組んでいることが分かっていただけると思いますが時代の流れで使用される建材など少しずつ変わってきていることもあるので改めて現時点での取り組みをご紹介しようと思いました。
長期優良住宅の認定制度が開始された年の2009年より実際に長期優良住宅を認定取得をした住宅を建築しておりましたがこの制度が出来た頃よりサッシや断熱材を販売する各メーカーから従来より高性能な商品が販売されるようになりました。正確には高性能な断熱性能を持ったサッシは従来よりありましたし、2009年以前でもそのようなサッシを採用した建物も施工しましたが関東地域での使用は一般的ではなかったためコストもかかりどの建物でも採用できるというものではありませんでした。
このようなサッシを使う事により建物の「断熱性能」が大きく高まりました。
この時代の建物から従来では「窓が大きい家や吹抜がある家は寒い」と言われることが一般的でしたが株式会社ヒガシの住宅の性能では「断熱性能が高いので自然光がたくさん取り入れられる間取りや開放感を重視して吹抜や大空間の間取りを作りましょう」と自信を持ってご提案できるようになってきました。
目で見てわかる性能の違いとしては冬場の室内側の窓の結露が発生しないほど断熱性能が強いので冬場の暖房はもちろん夏の冷房もよく効くようになり省エネ効果にもつながりますし快適に過ごせます。
しかし、この断熱性能で最も重要な事はこの家に住む人にとって健康に結びつくという事です。
大げさに聞こえるかもしれませんが日本国内では住宅の中で亡くなってしまう方は交通事故で亡くなってしまう方よりも多いそうです。その原因は冬場の入浴の際に関わるそうです。そういった意味でも家族の健康を思い家の断熱性能についてしっかりと取り組むという事はとても大事な事だと思っています。
特にこれから住宅を購入する方に気を付けてもらいたいことはこの断熱の性能についてしっかりと考えられて作られている建物メーカーは意外と少ないという事です。
長期優良住宅として売られている建物でもこの断熱性能が低く冬場の窓の結露が当たり前に発生してしまう性能値でも長期優良住宅の認定取得がつい最近まで出来てしまっていたのでこの事についてもしっかりと考えて提案してくれるメーカーの建物が欲しいと自分自身でも思うので株式会社ヒガシの住宅作りではこの事にしっかりと取り組んでいます。
最近テレビやネットニュースでも少しずつ見かけるようになってきましたが2025年より省エネ性能が一定の基準に達しなければ新築住宅が建築できなくなります。
株式会社ヒガシの住宅の性能値は現時点で次世代省エネ基準となる2025年の新築住宅基準よりもさらに上のZEH基準の性能値の家なので安心して住める住宅です。
株式会社ヒガシは今年で創業35年を迎えました。山梨県内で永く不動産と住宅に携わってきました。
平成26年より代表者が引き継がれ先代の住宅造りの考えを引き継がせていただいています。
現在の代表者、横内が社員の頃よりこのブログを立ち上げずっと記事を掲載しておりますので過去の記事を見ていただいても弊社の建物に関する考えや施工など一貫して取り組んでいることが分かっていただけると思いますが時代の流れで使用される建材など少しずつ変わってきていることもあるので改めて現時点での取り組みをご紹介しようと思いました。
長期優良住宅の認定制度が開始された年の2009年より実際に長期優良住宅を認定取得をした住宅を建築しておりましたがこの制度が出来た頃よりサッシや断熱材を販売する各メーカーから従来より高性能な商品が販売されるようになりました。正確には高性能な断熱性能を持ったサッシは従来よりありましたし、2009年以前でもそのようなサッシを採用した建物も施工しましたが関東地域での使用は一般的ではなかったためコストもかかりどの建物でも採用できるというものではありませんでした。
このようなサッシを使う事により建物の「断熱性能」が大きく高まりました。
この時代の建物から従来では「窓が大きい家や吹抜がある家は寒い」と言われることが一般的でしたが株式会社ヒガシの住宅の性能では「断熱性能が高いので自然光がたくさん取り入れられる間取りや開放感を重視して吹抜や大空間の間取りを作りましょう」と自信を持ってご提案できるようになってきました。
目で見てわかる性能の違いとしては冬場の室内側の窓の結露が発生しないほど断熱性能が強いので冬場の暖房はもちろん夏の冷房もよく効くようになり省エネ効果にもつながりますし快適に過ごせます。
しかし、この断熱性能で最も重要な事はこの家に住む人にとって健康に結びつくという事です。
大げさに聞こえるかもしれませんが日本国内では住宅の中で亡くなってしまう方は交通事故で亡くなってしまう方よりも多いそうです。その原因は冬場の入浴の際に関わるそうです。そういった意味でも家族の健康を思い家の断熱性能についてしっかりと取り組むという事はとても大事な事だと思っています。
特にこれから住宅を購入する方に気を付けてもらいたいことはこの断熱の性能についてしっかりと考えられて作られている建物メーカーは意外と少ないという事です。
長期優良住宅として売られている建物でもこの断熱性能が低く冬場の窓の結露が当たり前に発生してしまう性能値でも長期優良住宅の認定取得がつい最近まで出来てしまっていたのでこの事についてもしっかりと考えて提案してくれるメーカーの建物が欲しいと自分自身でも思うので株式会社ヒガシの住宅作りではこの事にしっかりと取り組んでいます。
最近テレビやネットニュースでも少しずつ見かけるようになってきましたが2025年より省エネ性能が一定の基準に達しなければ新築住宅が建築できなくなります。
株式会社ヒガシの住宅の性能値は現時点で次世代省エネ基準となる2025年の新築住宅基準よりもさらに上のZEH基準の性能値の家なので安心して住める住宅です。
higasiyokouchi at 09:34｜Permalink│Comments(0)│
2023年08月08日
住宅に設置する太陽光発電と蓄電池について
弊社ではFIT制度（再生可能エネルギー源を用いて発電された電気を、国が定める価格で一定期間、電気事業者が買い取ることを義務付けるもの）が始まった頃の2009年から太陽光発電システムの販売・施工をしていた実績がありますが現在では積極的な販売をお勧めする事は控えています。
お客様よりご相談される事も多いですがこれらの設備を導入した方が良いか否かはそれぞれのご家庭によって異なるのでしっかりとした情報（メリットとデメリット）を確認していただいたうえで導入の検討をお勧め出来るきっかけになればと思い今回のブログ記事にしました。
（この文は2023年8月時点での見解・考えです。今後の社会情勢によってはとらえ方も変わってくる恐れもあります）
現代人の生活に必須となる電気は日を増すごとに単価が高くなりネットニュースやテレビの報道でも話題となることも多く、電気代高騰による対策を考えなければと感じている方が多いかと思いますがその対応策として住宅に設置する太陽光発電システムや蓄電池が救世主となるイメージで紹介されている印象で実際に住宅建築の際に合わせてご相談される方が年々増えていると感じています。
しかし、この電気に関するネットやニュースの記事、太陽光発電システムや蓄電池の省エネ設備の広告は消費者に誤解を与えるような説明をしていると感じることが多々あります。
何が誤解を与える説明と言うかは太陽光発電システムや蓄電池の導入の結果は対費用効果が一番の成果では無いのですがこれらの設備を導入することが節約につながると思わせるような説明・表現をよく見かけるからです。
では太陽光発電システムと蓄電池の導入の最大のメリット何のか。それは�〆匈音�に安心して暮らせる住宅にしたい。�⊂淵┘誉瀏�を積極的に取り入れて地球環境に貢献したい。という事が優先順位で検討したい方には自信を持ってお勧めできるものだというご説明が適切ではないかと考えます。
特に災害時での停電、電力抑制時の計画停電が必要な事態になってしまった時には間違えなく大活躍してくれる設備となるはずです。
これから太陽光発電システムと蓄電池設備の導入を考えている方、すでに住宅に太陽光発電システムの設置がされていて蓄電池の増設を検討されている方、太陽光発電システムの設置時から10年以上経っていてメンテナンスもしながら蓄電池も設置したい方など設置するご家庭の使用状況によってご提案する蓄電池の停電時の動作の違い（特定負荷型か全負担型）を見極め設置する蓄電池の種類を選ぶ必要もあります（単機能型蓄電池・ハイブリッド型蓄電池・トライブリッド型蓄電池）
太陽光発電システム・蓄電池設置のデメリットは「お金がかかる」という事です。
ここ数年でずいぶん値下がりしたとはいえまだまだ高額な設備という事に変わりはありません。2023年現在では太陽光発電システムや蓄電池は日本製・海外製問わず各メーカーで様々な価格で発売されていますが冒頭でも触れましたが設備の導入費用に対して元が取れるというものではありません。山梨県や各市町村によっても設置費に対する補助金もありますがこれは地球環境に配慮した設備の為の設置導入を支援するという意味合いが一番当てはまる表現かと思います。
以前では太陽光発電システムに対する国からの支援が厚くFIT制度もあったので太陽光発電システムメーカーの設計する想定発電量×10年（設備によっては×20年）電気買取り単価固定期間の売電収入+補助金を差し引くと○○年で元が取れるという試算が出来た時もありましたがFIT制度が終了した現在ではそのような試算で導入するというものではなく次のフェーズ（環境配慮を重点に置いた考え）に入ったと考えると受け入れやすいと思います。
FIT制度が終わる時期（2019年問題などと呼ばれる事もあります）が近付くにつれ建築資材メーカーの業界内でよく耳にした（今でもこのような表現をされている事を目にしますが）キャッチフレーズは「今まで高く売れていた太陽光発電システムで作られる電気の売電単価が電力会社から買う電気の単価よりも低くなるので売るよりも自分の家での消費に切り替えるために蓄電池の導入しよう」と勧めるものでした。このような表現を目にする度に？？と思います。売電単価が安くなってしまうために設置する蓄電池の導入費用がプラスされた電気を使う事を考えると電力会社から買う電気よりもはるかに高い電気を使っている事になるのですが、まるで蓄電池の設置費用がかかっていないような表現になって説明している記事がほとんどだからです。
今後は車も電気自動車へとシフトされていきます。現時点での住宅設備としての対応は駐車場スペースの近くに車の充電用電源を設置するという事で対応できています。
これからも太陽光発電システムと蓄電池の製品の動向に注視していきたいと思います。
お客様よりご相談される事も多いですがこれらの設備を導入した方が良いか否かはそれぞれのご家庭によって異なるのでしっかりとした情報（メリットとデメリット）を確認していただいたうえで導入の検討をお勧め出来るきっかけになればと思い今回のブログ記事にしました。
（この文は2023年8月時点での見解・考えです。今後の社会情勢によってはとらえ方も変わってくる恐れもあります）
現代人の生活に必須となる電気は日を増すごとに単価が高くなりネットニュースやテレビの報道でも話題となることも多く、電気代高騰による対策を考えなければと感じている方が多いかと思いますがその対応策として住宅に設置する太陽光発電システムや蓄電池が救世主となるイメージで紹介されている印象で実際に住宅建築の際に合わせてご相談される方が年々増えていると感じています。
しかし、この電気に関するネットやニュースの記事、太陽光発電システムや蓄電池の省エネ設備の広告は消費者に誤解を与えるような説明をしていると感じることが多々あります。
何が誤解を与える説明と言うかは太陽光発電システムや蓄電池の導入の結果は対費用効果が一番の成果では無いのですがこれらの設備を導入することが節約につながると思わせるような説明・表現をよく見かけるからです。
では太陽光発電システムと蓄電池の導入の最大のメリット何のか。それは�〆匈音�に安心して暮らせる住宅にしたい。�⊂淵┘誉瀏�を積極的に取り入れて地球環境に貢献したい。という事が優先順位で検討したい方には自信を持ってお勧めできるものだというご説明が適切ではないかと考えます。
特に災害時での停電、電力抑制時の計画停電が必要な事態になってしまった時には間違えなく大活躍してくれる設備となるはずです。
これから太陽光発電システムと蓄電池設備の導入を考えている方、すでに住宅に太陽光発電システムの設置がされていて蓄電池の増設を検討されている方、太陽光発電システムの設置時から10年以上経っていてメンテナンスもしながら蓄電池も設置したい方など設置するご家庭の使用状況によってご提案する蓄電池の停電時の動作の違い（特定負荷型か全負担型）を見極め設置する蓄電池の種類を選ぶ必要もあります（単機能型蓄電池・ハイブリッド型蓄電池・トライブリッド型蓄電池）
太陽光発電システム・蓄電池設置のデメリットは「お金がかかる」という事です。
ここ数年でずいぶん値下がりしたとはいえまだまだ高額な設備という事に変わりはありません。2023年現在では太陽光発電システムや蓄電池は日本製・海外製問わず各メーカーで様々な価格で発売されていますが冒頭でも触れましたが設備の導入費用に対して元が取れるというものではありません。山梨県や各市町村によっても設置費に対する補助金もありますがこれは地球環境に配慮した設備の為の設置導入を支援するという意味合いが一番当てはまる表現かと思います。
以前では太陽光発電システムに対する国からの支援が厚くFIT制度もあったので太陽光発電システムメーカーの設計する想定発電量×10年（設備によっては×20年）電気買取り単価固定期間の売電収入+補助金を差し引くと○○年で元が取れるという試算が出来た時もありましたがFIT制度が終了した現在ではそのような試算で導入するというものではなく次のフェーズ（環境配慮を重点に置いた考え）に入ったと考えると受け入れやすいと思います。
FIT制度が終わる時期（2019年問題などと呼ばれる事もあります）が近付くにつれ建築資材メーカーの業界内でよく耳にした（今でもこのような表現をされている事を目にしますが）キャッチフレーズは「今まで高く売れていた太陽光発電システムで作られる電気の売電単価が電力会社から買う電気の単価よりも低くなるので売るよりも自分の家での消費に切り替えるために蓄電池の導入しよう」と勧めるものでした。このような表現を目にする度に？？と思います。売電単価が安くなってしまうために設置する蓄電池の導入費用がプラスされた電気を使う事を考えると電力会社から買う電気よりもはるかに高い電気を使っている事になるのですが、まるで蓄電池の設置費用がかかっていないような表現になって説明している記事がほとんどだからです。
今後は車も電気自動車へとシフトされていきます。現時点での住宅設備としての対応は駐車場スペースの近くに車の充電用電源を設置するという事で対応できています。
これからも太陽光発電システムと蓄電池の製品の動向に注視していきたいと思います。
higasiyokouchi at 18:19｜Permalink│Comments(0)│
2023年07月25日
完成住宅をご紹介します〜山梨市山根・カバードポーチのある家〜
山梨市に建てました住宅の紹介です。お客様のご要望を参考に生活スタイルに合った住まい方が出来るようにと間取りを考えました。
特徴的な部分は玄関と空間をつなげた広いカバードポーチです。普段の生活で気取らずに自然に使えてかつ機能的な空間となるよう庭スペースとの配置のバランスも考慮しています。
建物の性能面では長期優良住宅・住宅性能評価（設計・建設）を認定取得した耐震性は最高等級、断熱性能も高めている住宅です。
設計時には後の外構仕上高さもイメージしながら建物の配置、敷地造成計画を考えご提案させていただきました。
建物の配置を考えるときはアプローチの形状や後の外構とのバランスはもちろん毎日建物に出入りする玄関は鬼門を避けることも大事にとらえ設計しました。
玄関ホールからは見せる靴収納スペース、生活動線に合わせ収納を計画しています。
カバードポーチを計画する際のデメリットとしてリビングの掃き出し窓からの日が入りにくくなり室内が暗くなるという事が無いようリビングには吹抜を設け明るい空間になっています。
家事動線と家具の設置場所に合わせたアイランド型キッチン。料理をする際IHクッキングヒーターの位置は壁側に配置し料理をする際、換気扇の排気効率にも配慮しています。
キッチン横の収納部は食品のストック、冷蔵庫と冷凍庫の置き場、家事道具など用途に合わせて棚を作りました。
トイレ背面には掃除用具やトイレットペーパーのストックなどがすっきり隠せる収納を兼ねた壁を作りました。
外観の雰囲気を壊さないよう洗濯物は来客者には見せず、かつ毎日必要な事なので機能的なランドリールームを計画しました。
窓の開閉で風通しを良くしたり雨が降っている日は部屋干し用のファンと換気扇で通気するようしているので洗濯物がとてもよく乾きます。
洗面化粧台は造作で作成しカウンターはモールテックスという資材で仕上げました。無機質なコンクリートの表面で防水性、耐ひび割れなどに優れた機能があります。
higasiyokouchi at 10:09｜Permalink│Comments(0)│
