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今までのフラッグシップであったAbsolute Dreamとの比較を中心に記載しておきます。

Mono-Crystal Silver導体がAbsolute Dreamは4本なのに対してThe Ultimate Dreamは6本使われていますが、それに加えて金銀導体(恐らく下位のUltra Diamondとかに使われているやつと同じもの)が真ん中に1本入っている影響でAbsolute Dreamとは傾向が少し異なっているように思います。

・Absolute Dreamの眩い光がぐいぐいと前に迫り出して来てくるような傾向は少し鳴りを潜め、どちらかと言えばしっとりと落ち着いた雰囲気に。

・Absolute Dreamは明らかに異質な鳴り方だったので、良く言えば弱点がなくなり使いやすく汎用的に、悪く言えば個性が薄れた印象です。

・Absolute Dreamの傾向をそのままにさらに突き抜けてくるのか?と期待していると肩透かしを食うので、注意が必要ですが、性能は間違いないです。

・金の影響もあってかヴォーカルの表現力は深み増しているようで、若干ながらAbsolute Dreamにあった棘のようなものがなくなり、少々甘美な色気のような鼻薬が追加されている印象です。

・音を前に飛ばしたい、眩いカラフルさを求めたい、強いアタック感が欲しいという場合はAbsolute Dreamをオススメしますが、とにかくヴォーカル表現を高めたい、鋭い音はいらないという場合はThe Ultimate Dreamが合います。

電源ケーブルはシステムに複数入れるので、一本の個性が強くても組み合わせで何とかなることも多いですが、一本しか入らないスピーカーケーブルは逃げられないので、どちらかと言えばスピーカーケーブル向けなような気はしますが、定価で40,000ユーロを超えてくるので大半のスピーカーよりも高くなってしまいますね。。

先日都内某所でIsotekのSuper Titanを聴かせて頂いたので、簡単にレビューをしておきます。
数曲Super Titanの有無で聴き比べさせて頂けたので、概ね傾向は掴めたように思います。

・パワーアンプ用というだけあって駆動感に大きく寄与。
・とりわけ中低域の解像感や充実感が目覚ましく向上。
・低域では階調表現がしっかり出るようになり、中低域に芯が入ることによりヴォーカルの質感やピアノのアタック感なども良く出ます。
・SNの向上により細かい音も拾えるようになり、中低域が充実したため全体的な情報量が上がります。
・音色的な癖は少なく、パワーアンプを二段階くらいアップグレードしたような印象でした(問題は価格・・)。

という具合にアニソンにはかなり相性が良いと思います。
ただ正直Super Titanはオーバースペック気味なので、Titanでも良いかと思っていますが、一度自宅試聴
してみようかと。(今度また大物の電源ケーブルが来るので、その後にでも)

少し前に都内にある某ショップで私が所有しているプリアンプSpectral DMC-30SS S2の後継機であるDMC-30SVとパワーアンプDMA-200S S2(ステレオ)の上位機種であるDMA-400RS(モノラル)を聴く機会があったので、その際の感想を綴ろうと思います。

試聴した構成としては、CDPとケーブル以外はうちと殆ど同じで以下の通りでした。

CDP -> Spectral SDR-4000SL
プリアンプ -> Spectral DMC-30SV
パワーアンプ -> Spectral DMA-400RS
スピーカー -> Magico Q3
ケーブル -> ChordやTransparentの中級グレード

うちよりもパワーアンプは格上、ケーブルはうちが格上という感じですが、音の傾向は正しくそっくりで思わず笑ってしまいました。
殆ど機材構成が同じであったこともあって、違いが非常に分かりやすかったですが、CDPの違いは正直に言って明確に感じ取れなかったです。(恐らく音の傾向は非常に近い)

まずDMC-30SVに関しては、生粋の音場型で薄口な低域であるDMC-30SS S2と比べると、音像型に寄っていて、純正の組み合わせであるMITなしでは低域のパンチ力・量感・躍動感に欠ける傾向にあった部分が解消されていたように感じました。
Spectral特有の音楽の聴かせどころを弁えながらも色付けが少ない部分は共通でした。
追い込むと、聴いていると自然とリズムを取るような、血が滾るような表現をします。

その代わりに卓越した音場展開力・空間表現は少し影を潜める結果となっており、恐らく音場も狭くなっているはずで、確かに良化した部分も多いのですが、殆どの場合でトレードオフが発生するオーディオらしく一長一短という感じです。このあたりは正直ケーブルで調整可能な範囲と思いました。

DMC-30SS S2ならばCrystal Cable Absolute Dreamの電源ケーブルとMITのラインケーブル、DMC-30SVならばODINの電源ケーブルが良さそうです。
(ラインケーブルの自由度が高まったとも考えられる?)


次にDMA-400RSですが、こちらは定価500万円とDMA-200S S2の3倍以上する弩級モノラルパワーアンプとなります。

こちらに関しては、低域の駆動力・ドライブ力・余裕はさすがに大きな差があるように感じました。
ここだけはハイエンドケーブルでは差を埋められない格上の機材の表現と思います。
再生の難しい50Hzあたりを極めてクリアに鳴らす印象で、思わずお金があれば欲しいな・・と思ってしまいました。

しかしながら、低域の深さ・レンジ感、アタック感・キレ、ヴォーカル表現に関しては各種ハイエンドケーブル(Absolute Dream Power and Speaker CableとMIT Oracle MA-X2 RCA × 2とStage iii Leviathanなど)の恩恵を受けたうちのシステムの方が遥かに上と感じました。
このあたりはハイエンドケーブルで差を埋められる部分と思います。

しかしこのDMA-400RS、発売された当初のオーダーすら日本に入ってきていないようで、たとえお金があっても手に入らないようです。。

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