こんにちは。
純炭社長@糖質制限中の樋口です。

(株)ダステックの研究員であるM子が面白い論文を見つけてくれました。

PLoS One. 2013 Dec 12;8(12):e83799. doi: 10.1371/journal.pone.0083799. eCollection 2013.

Skin autofluorescence is associated with the progression of chronic kidney disease: a prospective observational study.


AGEリーダーで糖化度を測定することによって、
その人が将来、透析に入るか、入らずに済むかを予測できるという論文です。

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5年7か月の間、福島県立医大など三つの病院で
腎機能が低下した449人の糖化度をAGEリーダーで測定し、その後、
エンドポイント(「透析に入る」又は「血清クレアチニン値が2倍に上昇する(腎機能が明らかに低下した状態」)に達するか否かを観察しました。

その結果、46人が平均39カ月でエンドポイントに達し、その人たちのAGEリーダー測定値は2.31以上だったという内容です。

AGEリーダーで測定する皮膚の自家蛍光(これで体内の糖化度が測定できます)は、
心血管病(動脈硬化による心筋梗塞や脳卒中など)のリスクを示すことが分かっていますが、
透析に入るか、入らずに済むかが予想できるとしたら面白いですね。

AGEリーダーで2.31以上の測定値になったら、AGEを溜めこまないような食生活が必要です!

※金沢市の(株)ダステックに来ていただければAGEリーダー測定が可能です(無料)

9日目/365日