この本を見て、
着物を平置きして、ジョキジョキ切って作るワンピースを作ってみました。
袷の着物は裏もいっしょに切っちゃうんです。
材料になったのはこの着物。
ちゃんと着れてるじゃん。って思うでしょ。
でも身幅が全然足りてなくて椅子に座るのも難しい状態。しかもこのときよりかなり太ってしまっています。本のとおり作りました。
これは裏返したもの。胴裏と八掛もそのままです。
この本によると裾は三つ折りにして並み縫いってあるけど、それやるとひどくつってしまいます。
こりゃとても着れないわ..ってことで裾は洋服式に裏と表を剥がして別々に端の始末をすることにしました。
裾の始末をやりなおしてできたのがごれ。
もともと洋服っぽい柄なので着物だったことを感じさせないコクーンワンピができあがりました。
着るとこんな感じ。共布でヒモを作って首に巻いてみました。
ヒモをウエストに巻いたバージョン。
着てみるとあ〜着物だったのね感がありありですね。メルカリでみつけたこの着物。(出品者さんすみません写真お借りしました)
普段だったら程度の悪さとサイズの小ささで買うことはないんだけど、柄の面白さが気に入って、リメイク目的に購入。
はいできあがり!
この着物はあまりにも胴裏が汚かったので裏は剥がして捨てて、表地だけで作りました。
シルクのワンピースですからね。上等なワンピースですよね。
2着続けざまに作ったら、もう満足(^^ゞ
たぶんしばらくは作らないだろな..と思います。
義母の茶道教室はもうやっていないのですが、今も月に1回は社中で集まってお稽古をしているのです。ただいつも月曜日なのでなかなか着物では行けません。
でも2月は祝日だったので着物を着ることができました。

動物の抽象画の小紋。たぶん鹿だと思うのね。ネタとして馬の帯にしようかと思ったんだけど(馬と鹿ね)。品がないかな..と思ったので、ちょうどメルカリで購入した帆船の帯が届いたので締めて行きました。



ちょっと短くてお太鼓の折り込みが少ししかできなくて帯を押さえた仮紐を1本残したまま着ています。矢印のとこに白いヒモが見えてしまってます。

この日のお茶菓子
つくしだと思いますよね。
でものお菓子の銘は「さわらび」だそうです。
ワラビ...とは思わなかった(笑)
じょうよまんじゅうなんでお味はいつも通り間違いのないものでした。

犬年だから犬の帯を探していたらこれを見つけました。居内商店のプリント帯です。
「宇宙犬ライカ」
ソ連の人工衛星スプートニク2号で実験動物として宇宙に送り出され、二度と帰ってこれなくなった犬として世界中で有名になりました。
なんとも悲しいお話ですが、帯の柄としてのインパクトは最高で色もとても綺麗です。
星座の紬に合わせたらピッタリでした。
ところが、車で札幌に向かう途中で友達と連絡をとったら、その同期会は昨日だったということがわかったのです。つまりもう終わっちゃったってことね。
日にちを一日間違えていたんです。
でもねえ...札幌にホテルまでとってあったし。着物着てその同期会があったお店に行くことにしました。そのお店は同期生のご夫婦がやってるお店だったのですっぽかしたお詫びも言いたかったし。

ビジネスホテルのフロントのかたに写真撮ってもらいました。
ツルツル路面だったので足元はブーツ。

お太鼓が雑


というわけで1人宴会。
でもお店のママとマスターがいるので同期生は3人だったんですけどね。
1人で飲みに行くなんてなかなかできないことだからなかなかいい経験になりました。
でもこれからは気をつけなくっちゃね。
1月14日の日曜日は初釜でした。
良いお天気。
澄んだ空が気持ちの良い朝でした。
地面の雪が冷えてキシキシと音をたてていました。
後ろ姿は長女です。私よりすらっとしてますでしょ。
着たのはこれ、薄ピンクの小紋です。
着物と帯締めの色を合わせてすっきり上品に
半衿 は薄紫の刺繍半衿 を使っています。身内の会なので半衿 についてうるさいこと言う人はいません。
七宝文様の袋帯、金糸が控えめに使ってあります。
初釜の時はいつもこの塗りの炉縁
掛け軸は「無事是貴人(ぶじこれきにん)」
意味を知りたい人はぐぐってみてください(^^ゞ
主菓子
松をイメージして作ってくれたみたい。
見た目は「?」な感じもありでしたけど、お菓子屋さんが早起きして作ってくれたもので、味は最高でした。干菓子
私と長女
私より娘の方が地味でしょ。
私の着てるのを娘に着せて娘が着てるのを私が着るつもりで用意していたのです。
グレーの色無地。
みんなに素敵って言われてました。
若い人が地味な着物を着てるのは格好いいですよね。
逆にして正解だったのかもしれません。
今年のうちにクリスマスパーティのコーデをUPしておきます。
札幌の着物屋さん関係のクリスマスパーティに行ってまいりました。

黒の繻子帯
赤いベロアのターバンはこないだ行ったフランクフルトのアフリカンショップで購入したものです。

このターバンに着物を合わせた人は世界中で私だけかもしれません(^^ゞ

帯は何年か前に札幌のミュンヘンクリスマス市で買ったレースのクリスマスオーナメントを黒の繻子帯に縫い付けたものです。

半衿 はモール状の金刺繍のあるものですが、これチクチクするのでもう使わないと思う。
ピアスは100均で売ってた房で作りました。
帯留めは東京のいそじんさんの手作りです。

ターバンには金銀の革製のブローチをつけてみました。

赤いベロアのコートにワインレッドのフォックスのストール。
この格好でJRの列車はかなり恥ずかしかったです。
パーティはとても楽しくてビンゴゲームではなんと長襦袢の反物が当たりました。
今年もスローペースではありましたけど、お着物ブログ続けられて良かった!お付き合いいただいた皆様本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしく!
関心空間はもうなくなってしまったので、これでは説明ができないと新しくブログにUPすることにしました。

こちら2007年10月7日の私のブログの写真です。
柄のついた名古屋帯を裏返しで締めています。
お太鼓を裏返しにして無地にしても、前腹の柄がお腹に出てしまうでしょ。それを無理矢理に無地に見せる帯の締め方についてご紹介します。

たとえばこの帯。縮緬でツバメに菖蒲の柄となると5月しか締められない不便な帯です。
でもいい色でしょう〜 ならば無地の帯として使っちゃえということにします。

まず帯揚げを巻いた帯枕をあてて、えいとお太鼓を背負います。
もちろん無地の方を見せて。
当然半幅の方はまだなんもしてないので垂れ下がってしまいますよね。
写真では左手にかけてありますけどね。

お太鼓ぺろんとめくると。当然ですが柄あります。
帯枕の下に写真のように仮紐結んでおくと安定します。

もうここでお太鼓を作って仮紐で固定してしまいます。

半幅一巻き、当然前に柄でます。

半幅はここを通します。

そして二巻き目、無地になるでしょ。
そしてこのマネキンの左手にかかっている残りを手先にするわけです。

で、長かったら適当に折って調整します。

手先を入れて帯締めを縛りました。
普通の帯結びと全く同じ見た目になりました。

もちろんお太鼓は無地。

当然前も無地です。
紅葉の着物にツバメの帯はどう考えたってNGですが、無地の帯なら問題なし。なかなか洒落たコーディネートになったと思います。
最初はぴしっと半幅を巻くのが難しいかもしれませんがちょっと練習すればわりと簡単です。
参考にしていただけると嬉しいです。
柿はもちろん食べますが、北海道に柿の木はありません。
柿の木に最後に残った柿を「木守柿こもりがき」というそうです。そんな柿の柄の帯を締めてデパートへお歳暮の注文に行ってきました。
部屋が暗くてピンボケでした。
最後のひとつかと思ったら、お太鼓には柿2個ありましたね(^^ゞ
はきもの・きもの弥生 のネットショップで購入した名古屋帯です。着物はこちらの写真の方がわかりますね。ヤフオクで購入し、証紙もついていなかったので確証はありませんがたぶん久米島紬と思います。
半衿 は別珍のスカートだった生地を使っています。帯揚げは思い切って黄色にしてみました。紬にも黄色を使っているので相性がいいかと思って..。ゆるいスロープになっている地下の連絡通路で写したので地面が斜めってますね。
コートは紺色ノーカラーのウールのコート(洋服のオーバーコート風)。首に巻いているのは紺系のツイードニットのスヌードです。
バッグは鈴木なを子さんの猫パッチワーク。着物、帯、コート、バッグ、すべてお気に入りのお品。
駐車場を借りたホテルのラウンジにはクリスマースツリー
今年ももうあと1ヶ月になってしまいました。
着物は二日目、フランクフルトの町歩きに着ました。

着たのは朱色(柿色にも近い)の無地の紬です。
羽織り物も用意したけど、暖かいので防寒対策はニットのストールのみ。
帯は羽織をリメイクした2部式帯。
ここはAlte Oper(旧オペラ座)の地下鉄駅。乗り換えで逆方向の列車に乗ってしまったけど無事到着。

旧オペラ座の噴水の前で。
旧オペラ座はデイヴィッド・ギャレットさんがクラシックのコンサートをよくやっているところ。
来春にはまたここに来たいって思っています。もちろんデイヴィッドのコンサートを観るために..。なので今回は下見のつもり(o^。^o)

オペラ座の近くのイタリアンカフェ。
エスプレッソが美味しかった。

なんかの記念碑なのか石塔の前で

高級ブティックが軒を並べるゲーテ通りのベンチでひと休み。


ざんねん帯締めがぶらさがってました(>_<)

レーマー&レーマー広場から歩いてすぐのフランクフルト大聖堂。壁の色が私の着物の色と似てました。

近くなんだけど、迷ってまよってやっとたどりついたゲーテハウス。

ストールとればよかったな。
こちらはゲーテハウスの中

鏡撮りもしてみました。(こちらもゲーテハウス)

ゲーテさんとツーショット
このあとはタクシーでシュテーデル美術館に向かったのですが、タクシーがつかまらなくて、結局かなり遠くのタクシー乗り場まで歩くことになってしまいました。

そしてシュテーデル美術館に着いた頃にはもう相当疲れてしまい。
美術館ではすぐ座ってしまいます。これはお気に入りの一枚。

こんなに絵のそばに寄って写真も撮れます。
しかもこの絵はなんとラファエロらしいです。長く贋作と言われていたものが実は本物らしいという曰く付きの名画です。
美術館を出るともう外は真っ暗、疲れました。
でも着物で歩いたフランクフルト、一生の思い出です。
またドイツ?そうなんですまたドイツです。今回はコンサートもなし、ただの観光旅行です。
着物も着ました。でもまずは旅行についてざっと振り返りたいと思います。

たった4時間しかたってない。時差があるんでね(o^。^o)
これはフランクフルト中央駅、都市の中央駅のことはHauptbahnhof(ハオフトバンホフ)って言うんですけど、私の発音が悪く今回の旅ではタクシーの運転手さんに発音の特訓を受けたっけな..。
フランクフルト中央駅のすぐ近くのホテルに着き、さて晩ご飯はどうする?簡単にすませましょうってことでファストフードのお店に行ってみました。

紙のお皿にフライドポテトにアボカドペーストトマトにチーズソース。いかにもドイツっぽいヘルシーなお料理。

これで1日目は終わり。

2日目はフランクフルトの町を散策。
右が旧オペラ座で左が高層ビル。こういう古い建物と近代建築が混在しているのがフランクフルト。


お惣菜やさんのショウウインドウ。シュニッツェルなどお肉料理がいっぱい。

ドイツはビールとかソーセージとかチーズとかいろいろあるけど、私はとくにパンが美味しいと思う。

階段状の屋根が特徴的な建物はフランクフルトのシンボルでもありますね。

はいこのレーマー広場に面したカフェでランチ。シュニッツェル。

シュニッツェルとビールは最強のセット。


ゲーテの使った家具や調度品がそのまま置いてある。

絵画もいっぱい



ボッティチェリの理想女性像
でもフェルメールの地理学者はおでかけ中でした。

たぶん全部みました。
すごい疲れました。

そして3日目は観光バスに乗ってハイデルベルクへ
古い中世のお城。

こんな古い建物だけど大学の図書館や観光レストランとして使っているのです。

ハイデルベルクの聖霊教会

そしてライン川クルーズ
私は勝手に「ライン川下り」と思っていたのだけど、私達はライン川を上っていたのした。家に帰ってからわかったことです。
なので出航してすぐにローレライがあったのだけど、コーヒー注文したりしてて通り過ぎてしまったのでした(´д`)。


可愛いレストラン。

デザートはアプフェルシュルトゥーデル
生クリームの量がすごい。パイは小さい。でも美味しかった。

そして4日目はフランクフルト中央駅から特急電車でおでかけ。

着いた〜 ケルン
ちなみに「ケルン」は通じません。「コルン」なら通じます。
ケルン大聖堂、大きさに圧倒されました。
何でこんな黒いのかこのときは知らなかっただけど、あとで調べて、それが空襲によって焼け焦げてしまったためとわかりました。黒いケルン大聖堂は戦争の悲惨さを忘れないための文化遺産でもあったのですね。

こんなスケールの大きなステンドグラスが数えられないくらいいっぱいありました。

一杯1ユーロととってもリーズナブル。わんこ蕎麦流にどんどんお代わりを持ってくるシステム。
奧の壁にはいろいろな国の紙幣が貼ってあって、千円札もありました。


この写真は中世の宗教画のコーナー。街中のこじんまりとした美術館でしたが、レンブラントやらルノワールやらゴッホやらの名画がたくさん。

ムンク。
この美術館も写真オッケーなんだね。太っ腹ですよね。

で歩いてリンツのチョコレート博物館にも行った。
そのあとデパートでお買い物もして、この日も歩いた歩いた。

この日の晩ご飯はフランクフルトに戻って中華でした。

そして翌日、5日目はもう飛行機に乗って帰ります。空港のカフェでまたアプフェルシュトゥーデル。ここのはパイが大きくて生クリーム少ない。乗っかってるのは食用のほおずき。

見た目にはそんな変わらないのだけど、全日空の食事は米の飯が美味しかった。そりゃそうだよね。
長女と2人旅、歩いて歩いて疲れた旅でした。

身幅を出し、振りの丈を詰めて仕立て直しをしたアンティークの矢絣。生地はお召しで色使いが斬新です。

帯は銘仙の着物を帯に仕立て直ししたもので、見えないところにかなりきついシミがあります。

帯留めは季節先取りのハロウィンものです。こういう遊び心が着物の楽しみですな。

こちら、フリマ会場にて。

こちらは私がフリマに持ち込んだ帯留め。全部500円。お得でしょう〜。半分くらい売れました。
そのほか着物や帯もぼちぼち売れました。

5時には店じまい。大急ぎで荷物をスーツケースに詰め込み、JRで駅弁食べながら帰りました。

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