6月26日

May 23, 2019

1963(昭和38)年6月26日

1963(昭和38)年6月26日


* [[1963年]] - [[狭山事件]]で、石川家[[家宅捜索]](第三回)で[[万年筆]]を“発見”。[[石川一雄]]、この日までに“[[自白]]”を単独犯行にかえる。
 証拠:万年筆、 [[「なかよし」]] 、ボールペン



 六月二六日長谷部さんに
 「お寺の所で殺してから四本杉まで運んだのでは大分かかったろう 車で運んだのかい」
 と言うので
 「入曾、入間川から何も聞いていないから分からない」
 と答えたら
 「何時までもそんな事を言っておると、一〇年で出してやらないよ、吾が裁判官に死刑にしてくれと頼めばすぐに死刑にされるのだよ、嘘だと思うのなら遠藤さん達に聞いてみな、遠藤さん、石川君死刑にされても良いのか 嫌だろう」



 と言われたのですが、私は入曾、入間川の人も知らないし教える事も出来ないので
 「一人で殺した」
 と言ったのです。そしたら長谷部さんが
 「吾も石川君が一人でやったと思って居たよ、で善枝さんの死体にナワなどが付いてたがそのナワを何処のを盗んで来たのか覚えてるかい、吾は死体が見つかってすぐに自殺した源さんの近くのだと判ったよ、吾の鼻は犬より良いからな どうだい当ったろう」



 「俺ら殺したときおっかなくて忘れちゃったんです」
 「なに忘れた 自分で殺したくせに忘れるわけがないだろう、よく考えてみろ」
 とどなられたので泣いてしまいました。そしたら泣いて居たのでは解らないではないかと叱られてた所へ運よくさんが夕飯を運んで来たので、寄ったのだが家に何か伝言でも有るかと入って来たので助かりました。



供述調書(六月二六日付)


     石川一夫 指印
右の通り録取し読み聞かせたところ誤りのないことを申立て署名指印した
前同日
  狭山警察署助勤 埼玉警察本部防犯課
    司法警察員 警部 青木 一夫 ㊞
  立会人 狭山警察署助勤 警察本部捜査第一課 司法警察員警部補 遠藤 三 ㊞



higurashi at 23:09|PermalinkComments(0)