昨夜は、マフィン屋さんにいる夢を見た。

いつも行く図書館の近くにマフィン屋さんができて、
ずっと気になっていたので、そんな夢を見たのだと思う。

夢の中のマフィン屋さんは、
床も壁も白っぽい木材でできた、しゃれた雑貨屋のような作りだ。
おそらく8畳くらいの広さはあるのだけれど、
肝心のマフィンは一つ一つ袋に入れられて、
なぜか店の隅っこの壁の一角にだけつるされている。
真ん中は、何もないただの空間だ。

そうして若い女性のお客さんが幾人も入ってくるので、
マフィンのつるされたその狭い一角だけが、妙に混み合っている。

マフィンの数も残り少なく、
いつもなら物を買うのに悩みに悩む私も、あせって幾つかの袋を手にとった。

かぼちゃのマフィンを一つと、
ドライフルーツのパウンドケーキを二切れ。

レジでお金を払うと、お店のおじさんがポイントカードを作ってくれると言う。
「15分ほどお待ちください」
とおじさんはあっさり言って、店の奥に姿を消した。

さすがに夢の中の私も、「15分??」と思ったけれど、
特に急いでいるわけでもないのでのんびりと待つ。

と、朝起きて思い返してみても、ここまでしか思い出せない。
肝心のマフィンを食べた記憶が、まるでないのである。
というか、ポイントカードももらってないぞ。

レジで払った金額はたしか572円。
単なる払い損なんであった。