
みなさんこんばんは。柊木人士です。
東京のことをほとんど知らない東京に住んで20年目ですが、
数多くの面白い建物が残る丸の内へでかけてきました。
久し振りにバスに乗りました。
東98系統東京駅南口-等々力の数少ない、
山手線で分断されていない都心では長距離の路線です。
しかも景色に変化が飛んでいて面白いので、好きな人も多いらしい。

鳩山邦夫さんのちょっとしたごたごたで有名な旧東京中央郵便局あとです。

で、東京駅丸の内駅舎がこれ。チラ見せ。
3階建てへの修復作業中でネットに覆われています。残念。


わかりにくいですが、桁のところが丸く膨れているのと、
支えるあおい鋼柱の膨らみがてエロくていい。
下にある柱もなにものなのかが気になります。

背後にビルが有りそれにめり込んだ形で遺されています。

東京銀行協会ビルヂング。
これも背後にビルが有りますが、こっちは壁だけある感じでした。

そして今日の目的、明治生命館です。


今もその姿を残して実際に接客の場として使われています。
なので見学は土日のみになっています。
机の上とか綺麗に整頓されていました。
天井や壁の装飾、吹き抜けと柱の配置どれも興味深い。
扉の鍵関係はmade in USAとかもしかしたら初めて見た表示かも。
蝶番にまで装飾が施され、至れり尽くせり。
床の大理石にはアンモナイトが化石化してたりとすてきんぐ。
明治の人が残してくれた素敵な宝探しスポットです。
このあと、皇居外苑を通り桜田門から新橋に向かって家に帰りました。
むちゃくちゃ興奮した!
いまこういう事やると人件費の問題もあり、相当な費用が必要ですが、
その心意気というのは土木でも、もちろん建築でも大切にしたいです。
時を越えて人を興奮させて、そのすばらしい姿とディテールは。

おまけ。旧法務省庁舎。
平日のみ見学できるので入れませんでした。
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