佐賀県鹿島市 ひかりクリーニング 店長blog

「お気に入りをあきらめない」「もう一つ上の品質を求めている貴方へ」 しみ抜き/修復師/キズ穴修理/水洗い/テーラードプレス/高級クリーニング/皮革・毛皮/和服/チャイルドシート/剣道防具/松田塾/京技術修染会/(社)日本テキスタイルケア協会/

当店のオイルドジャケットのメンテナンスの工程です。

①カルテ作成

寸法と状態を記載。


②ドライクリーニング

古いオイルと不溶性の汚れを完全除去します。


③ウェットクリーニング(水洗い)

皮脂汚れやその他の汚れを除去。


④整形プレス

仕上げの前にオプションとして染み抜きやホツレ、キズ、穴等の修理またはヤケ直しの染色補色(全て見積り後に了解のもと)をします。


⑤リプルーフ(オイル入れ)

純正Barbourオイルを丁寧に塗り込んでいきます。


これが基本的な流れとなります。


次の写真は「Barbour International STEVE McQUEEN」モデルです。

放置してた期間が長くオイルが酸化していてカビと生地色の変色が目立っていました。




上記の工程を経てリプルーフしていきます。純正オイルを使用します。



一度オイルを入れ込んで全体的に蒸して隅々までオイルを浸透させていきます。

そして不足分が見えてきますので追加でオイルを入れ込みます。


そして完成がこれです。






いかがでしょうか?

毎年のメンテナンスは必要ないかもしれませんが数年に一度はオーバーホール的メンテナンスは必要かと思います。


ただ日本は高温多湿な気候なのでオイルの酸化が早く状態をこまめにチェックすることは必要です。


お急ぎでは受けられませんがお時間を頂けたらいい感じのオイルドジャケットに復活させます。


とあるお客様宅に配達に行ったら夏休みで数年ぶりに帰省した娘さんとお会いしました。
そこで
『おじちゃん!クリーニングに出すと汚れて返ってくるもん?』

え?なに?どういうコト?

続けて、
「それに最初、受付けのおばさんからコートのボタンを破損させたら責任取れないので外しますね。と言って速攻ボタン切り取って渡された。クリーニング後に自分で付けて下さいねて」

え?学生街のクリーニング店なのに?今時、裁縫できる子はそうそういないのに?そもそも確認もしないで切り取るか?

かなり驚きました。

彼女が汚れて返ってきたとういうコートの衿周りと外されたボタンです。



衿周りには白い毛玉がビッシリと出来て返ってきたそうです。

ここの御宅とは30年の長いお付き合いをさせていただいてます。
娘さんが生まれてからずっとクリーニングは弊店しか知らなかったんです。
だからクリーニングはウチが基準なので、あまりの差にビックリしたそうです。
ボタン付けはもう途方にくれたと。

だからこのコートおじちゃんにやり直してもらおうと持って帰ってきた(*´ω`*)

『ワハッハ、、初めての一人暮らしで世の理不尽をクリーニングで知ることになったな』

『うん。そうだね。もうビックリしたよ』
(´・ω・`)


アフターです。
毛玉を取り毛並みを整えました。


そしてボタンも装着して納品。

もちろん大変喜んでもらえました。

この浴衣、地元民なら誰でも知ってますよね。


(洗う前の状態。初洗いを撮影しました)


そう!鹿島おどりのスペシャリスト集団『舞踏協会』様の浴衣です。

一糸乱れない隊列は他の団体から見本とされていますよね。

まさしくおどり界のリスペクト集団です。


ただ、この浴衣の洗いは波乱に満ちてます。

一言で言えば『色が弱い』。


専門に言えば『染色堅牢度がかなり低い』

中性洗剤で洗っても青色が流れ白地が水色に染まってしまうんです。


自宅洗いされる方の多くは洗剤のコトは考えないで洗われるのでもっと悲惨に染まってる方もいらっしゃいます。


弊店の『浴衣洗い』ではもし色が流れてもいいように『移染防止剤』を処方して水洗いで洗っています。汗や食べこぼし等スッキリとした洗い上がりになりますので安心してお任せくださいませ。


それと出来るだけ洗う時間を短くするために汚れの強い個所は前処理して綺麗にしてから洗っています。


浴衣クリーニング代は千円〜2千円(税抜き)


(プレス途中です。全く色移りがありません)


またすでに色移りしてしまった浴衣は別処方がありますが必ずしも戻せるわけではありません。

移染除去は別途お見積もりとなります。

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