2014年01月18日

好評を博している続バッハ・ツィクルス、第4弾はゴルトベルク変奏曲です。

プログラム
 

J. S. バッハ 《ゴルトベルク変奏曲》

日時・会場
  • 岡山公演: 2014年1月19日(日) 14:00開演 ベルフォーレ津山
  • 東京公演: 2014年2月5日(水) 19:00開演 杉並公会堂 小ホール

詳細は公式ホームページをごらん下さい。




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2012年11月28日

来年1月に開催するリサイタルのご案内です.


「福田ひかりピアノリサイタル 続バッハ・ツィクルス3〜フーガに魅せられて〜」

flyer [プログラム]

 J.S. バッハ《平均律クラヴィーア曲集》
   第1巻より 第10番 ホ短調 BWV855
   第2巻より 第16番 ト短調 BWV885
        第23番 ロ長調 BWV892

 ショスタコーヴィチ《24の前奏曲とフーガ》作品87より
   第4番 ホ短調, 第11番 ロ長調, 第22番 ト短調

 ベートーヴェン ソナタ第31番 変イ長調 作品110

 J.S. バッハ 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903



前回は組曲特集でしたが,今回はフーガ特集です.
バッハでフーガといえば「フーガの技法」を思い浮かべますが,それはまた別の機会をいただくとして,今回はバッハからショスタコーヴィチまでのフーガを楽しんでいただく趣向です.

前半はバッハとショスタコーヴィチのコラボレーション.バッハの平均律とショスタコの「24の前奏曲とフーガ」から3つの調性を取り出し,連続して演奏します.作法や響きの違い,また違って見える様相の中に共通してあるものを探っていきます.

後半は長年温めてきた2曲,ベートーヴェンのop.110のソナタとバッハの「半音階的幻想曲」をお楽しみいただきます.2曲とも折にふれて演奏していますが,大きな舞台で弾くのはop.110は1998年のリサイタル以来,「半音階的〜」は2005年のバッハ・ツィクルス1以来です.10数年を経て感じ方や考え方も変化・深化してきましたが,今も進化の可能性を秘める作品の奥深さに感じ入る毎日です.


日時・場所は以下の通りです:

☆岡山公演
  2013年1月14日(月・祝)13:30開場 14:00開演
  ベルフォーレ津山
  全席自由 一般 2,000円・高校生以下 1,000円
  プレイガイド:ベルフォーレ津山/地域交流センター/津山文化センター
         津山市勝北文化センター/津山市加茂町文化センター
         ピアノ工房アムズ/ヨシダミュージック/平和堂楽器
  問い合わせ: ベルフォーレ津山 0868-31-2525
         ピアノ工房アムズ 0868-27-2100


☆東京公演
  2013年1月26日(土)16:30開場 17:00開演
  杉並公会堂 小ホール
  全席自由 3,000円
  プレイガイド:e+(イープラス)ピティナ
  お問い合わせ:Office KAME 03-3706-0308



アンコールにもお楽しみを考えておりますので,皆様お誘い合わせの上ぜひ会場に足をお運びいただきたく,よろしくお願いいたします.

P.S. 公式HPに「いいね!」ボタンを設置しました.FBのアカウントが必要になりますが,ぜひぽちっとお願いいたします.


hikarifmhikarifm at 23:57│コメント(0)トラックバック(0)音楽 │

2012年10月17日

紀尾井ホールでエル=バシャのピアノリサイタルを聴いてきた.

エル=バシャ


パリ在住のレバノン人.ピアノ界の新たな巨匠として注目されているピアニストである.チラシの写真だけ見るとどんな強面のいかつい親父がどんなに変わったピアノを弾くのか,などと想像していたが(ほんとに失礼な話),ステージに出てきたのはとてもスラリとして足の長い素敵なおじさま♡ 一緒に行った友人曰く「ハゲにもかっこいいハゲとそうでないハゲがいるんですよね...」と.スタイルだけでなく,身のこなしも優雅でステキだった.

そしてピアノは...もっとステキ! ステキなんて言葉ではいけない.あんな音を出すピアニストを聴いたのは初めて.なんというか,音が匂い立ってくるのだ.鈴の転がるような音,さまざま光を放つ音,黒いけむりのもやに包まれるような錯覚を起こす音...音の表情がさまざまに見えるのだ.正に音色の魔術師!その魔術師が選んで用いたのがベヒシ
ュタインだったことも嬉しかった.

前半は彼の得意とする高音p系の音色が冴え渡っていた.特にモーツァルトの第3楽章の緩徐変奏でのヴァリアンテはうっとりとする美しさ.ラヴェルは得意中の得意なのだろう.オンディーヌでは水の揺れ動く様ときらめきの描写が見事.スカルボのおどろおどろしい空気も沸き立っていた.

後半は,前半で聴かせてくれた鈴の転がる音色もさることながら,和音・調の色の表現に舌を巻いた.和声感があり且つ表情のある左手ってなかなか聴けない.色気のある左手に惚れた.そして,多彩な音色と音の「動」「静」を見事なバランスで配置しており,実に立体的な響きを構築していた.ベートーヴェンも良かったが,なんといっても感動したのはショパンの葬送の第3楽章.「ぴたーっとした音」としか言いようのない「静」の音による葬送行進曲.その後にくる第4楽章をショパンがなぜあんなにもやもやした音楽にしたのか,初めてわかった演奏だった.

いやー,ピアノの音色の追究に対する考え方が180度変わった.彼の足下にも及ばないが,あの世界に少しでも近づきたい,もっともっと精進しなければならないな,と感動とともに決意もした一夜だった.


hikarifmhikarifm at 00:13│コメント(2)トラックバック(0)音楽 │