神から人へ、人から神へ。永きの年月、時の流れに、

人は己の使命を忘れ、今ある生の、眼前の、瑣末(さまつ)な

事象、現象に、惑(まど)い、愁(うれ)いの日を送りきぬ。

さにて本日、宇宙の星々、その中にある、宇宙の意図を、

意味を伝えむ。宇宙の始めに、神のあり。

神の意図にて宇宙は生まれ、時の流れの中にて進化し、

互いの間のつながりにより、さらに緻密(ちみつ)な動きを

始めぬ。なれば地球もその中にて、遅くに生まれし星なれば、

さらにも古き星により、宇宙の中の役割、使命、そもまた

他より、定められぬる。遠きかなたの星々は、遠くに見えれど、

さにあらず。地球の踏むべき進化の道を、時空を超えて導き

示す。なれば人は古代より、天文学を発達させて、地上の農耕、

狩猟、漁業を、星より学び、星にて占なう。宗教、祭祀、学問、

政治、全てに星は関わらざるなし。星の位置にも、運行にも、

宇宙の意思は顕われぬれば、人はそこより謙虚に学び、

宇宙の意思に適(かな)わむとせり。

 


 

北極星や北斗星、それらも指針の一つなり。人が宇宙の星々の、

位置を見定め、過(あやま)たぬよう、北天の空に位置を占め、

標(しるべ)となりし星なれば。古代の人は、宇宙の星の、

大いなるを、聖なるを、厳(おごそ)かなるを畏みて、

神の尊き働きを、御魂の底より、感得せり。宇宙の奥に、

人の根源、御魂の由来は秘められぬれば、人の中にも宇宙

あり。宇宙は人の外ならず。人も宇宙の一部なり。

人は宇宙の意思を享(う)け、宇宙の命の一部を生きる、

宇宙の具現化せしものなれば。何千万もの歳月は、

人の御魂の中に生き、何億、何兆、無限の命を、個々の

御魂に記憶せり。進化の歴史は遺伝子に、記号となりて、

受け継がれぬる。

 


 

一つの命は一つにあらず。一つに見えるは、我による迷妄。

宇宙はひとつの命なり。なれど人は迷いの生きもの。己の

肉眼、頭脳を過信し、宇宙の神秘を否定せる。人に備えし

霊性にて、心眼をもて、宇宙に対せよ。宇宙の意思と

呼応せば、宇宙の叡智(えいち)は掌中(しょうちゅう)にあり。

人は宇宙の進化と共に、命の学びを御魂に刻めよ。御魂に

刻みし宇宙の進化は、さらなる進化を促(うなが)しゆかむ。

しばしの混迷、蹉跌(さてつ)はあれど、そをも乗り越え、

学びを深めよ。宇宙の進化の魁(さきがけ)なれと、神の願いを

託せし人よ。絶えることなき神の祈りに、宇宙の願いに、

耳傾けよ。全き命の完成まで、神の願いの成就まで、人も

地球も、欠かせぬなれば。さにて本日、宇宙の星と地球、

人との関係について示したり。精進の糧(かて)とし、精励

(せいれい)せよ。さにて。

 

 


 

 

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