《白井健三選手記事まとめ2016①》

2016年まとめ記事②はこちら

2015年のまとめはこちらから


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《これまでの記事》
●2016.1.1 毎日新聞「アスリート座談会」
●2016.1.10 朝日新聞「フロントランナー 体操選手・白井健三さん」
●2016.1.16 TOKYO応援宣言「沙保里の部屋」に白井健三選手
●2016.1.18 日体大祝勝会
●2016.1.23 毎日新聞「2020年目指す、期待の10代アスリート 」
●2016.1.31 世界選手権祝勝会に出席〜2月初戦で新技「シライ3」に挑戦〜
●2016.2.14 新技「シライ3」男子最高H難度に認定
●2016.2.15 FIG「男子新技一覧 2015〜2016年2月」
●2016.2.16 今季初戦のAGF杯へ出発 新技『シライ3』演技構成へ投入
●2016.2.18 AGF杯サイト“非常に強い選手”白井選手インタビュー
●2016.2.18 毎日新聞『アスリート交差点』自分を信じて 今季初戦 挑戦の舞台
●2016.2.19 
矢内由美子さん記事『シライ3、ヤマムロ、ツカハラ3…新技ブームなぜ?』
●2016.2.21 毎日新聞『15歳のニュース:H難度 Twist Prince・白井健三「シライ3」』
●2016.2.21 
「Going!」白井選手特集レポ
●2016.3.2 新番組「アキレアの橋~2020遥かなる東京へ~」白井健三選手登場
●2016.3.8 
スポニチ「夢のまた夢」 大技「シライ3」を徹底解剖
●2016.3.20 プレジデント記事『「オール5!」体操・白井健三のH難度級ノート術&記憶術』
●2016.3.22 TOKYO応援宣言ブログ「白井健三選手×松岡修造さん」番組ウラ話

はこちらから(*^^*)


(2016.1.1)
毎日新聞より、スポーツ庁の鈴木大地長官と白井選手含む4人のアスリートで行われたアスリート座談会動画とレポート記事がアップされています(*^^*)
白井選手の部分のみを抜粋しました。
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毎日新聞「アスリート座談会」
《毎日新聞:アスリート座談会 2016年1月1日》
リオから東京へ 白井、美誠「ともに飛躍」
鈴木大地長官「若い世代に刺激を」
 南米で初めて開催されるリオデジャネイロ五輪・パラリンピックが行われる2016年が幕を開けた。20年東京五輪・パラリンピックの開催国となる日本の選手たちはその実力が試されるだけでなく、4年後に向けて改めてスポーツの力や価値を示すことが求められる。4年に1度の祭典を前に、アスリートたちは何を思い、何を目指すのか。昨年10月に創設されたスポーツ庁の鈴木大地長官が、白井健三(19)=体操、高桑早生(さき、23)=パラリンピック陸上、千田健太(30)=フェンシング、伊藤美誠(みま、15)=卓球=の競技も年齢もさまざまな4人から大会に懸ける思いや、東京に向けたスポーツのあるべき姿を聞いた。【構成・田原和宏】 け9
簡単に自己紹介
 白井健三 体操競技をしている白井健三です。いまは日体大の1年で、世界選手権団体の金メダルメンバーにもなれ、昨年はすごく充実した1年でした。今年は後輩に慕われる先輩になるべく精進していこうと思っています。よろしくお願いします。
リオへの思い、皆さんの競技について
 白井 
僕は13年に初めて代表入りし、世界選手権に3回出場していますが、まだ五輪は一度もない。リオで五輪を経験し、どういうものか知っておくことが、いい形で東京につながると思います。日本は昨年の世界選手権で、団体世界一になりましたが、5人の五輪代表に入ることがすごく難しいです。まずは日本の一員として戦うことが目標です。
 鈴木 日本はレベルが高いからね。五輪ではどうですか。
 白井 北京、ロンドンで日本は団体銀メダル。五輪といえば悔しいイメージの方が強くて、自分が参加して金メダルに変わるというストーリーを頭の中では描いています。
 鈴木 イメージは大切だからね。次に競技の魅力を教えてください
け10
体操競技の魅力
 白井 体操は自分との勝負。試合前にメディアに演技構成を提出するぐらい、やることが決まっています。ただ、減点されにくい構成にしたり、どんどん攻める演技にしたり、技の難しさで得点を稼いだり、それぞれ作戦があります。また、全員が同じ種目を同時にやるわけではないので、最後に得意種目が来る選手もいれば、最初に来る選手もいます。6種目あるから、最後まで何が起きるか分かりません。
 鈴木 (0.1点差で中国に敗れた)14年の世界選手権は勝ったと思いましたが。
 白井 流れは日本でしたが、勝ったと思った僕たちが甘かったです。あの時勝っていたら昨年の優勝はなかったと思います。全員が今度こそ勝ちたいと思って臨めたことが37年ぶりの優勝につながりました。体操は採点競技なので、前年の世界王者として五輪に乗り込めるのは大きい。五輪にいい形でつながったと思います。
 鈴木 2年前に中国に逆転負けした後、内村航平さん(コナミスポーツ)が帰りのバスで「一から出直そう」と言ったそうですね。いい話だなと思いました。
 白井 主将の航平さんがそう言ったことで、全員がやらなければいけないと思いました。あの言葉は心に響きました。

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五輪・パラリンピックとの出合いについて
 白井 
僕はアテネ五輪の団体優勝ですね。朝起きたら(体操指導者の)両親がうれしがっていて。あの時は五輪の優勝のすごさが分からなかったが、日本代表の今は五輪であれだけの演技をそろえるすごさがよく分かる。
 鈴木 体操は団体の成績に結構こだわっているのが興味深いですね。どういう思いから来るのでしょうか。
 白井 内村航平さんが団体優先で考えたいという意見をずっと話していました。主将がそういう考えをしているのなら、自分もそういう考えをしようと思いましたが、いざ14年世界選手権で0・1点差で負けた時に、こういうことだったのかと分かりました。世界選手権の団体は1チーム6人ですが、6人で戦った分、悔しさも6倍。絶対に次はうれしさを6倍にして返してやろうと思いました。勝った時もそうでした。個人で勝った時よりも喜びははるかに大きかったです。
 鈴木 内村選手が若い時に団体を戦い、学んだことを後輩に伝えているのですね。
地元開催のプレッシャーは相当。覚悟はできている?
 白井 東京に決まってもすぐに目標は立てられなかったが、徐々に世界で活躍するようになり、今は東京で金メダルを狙わなければならない立場にいると理解しています。
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スポーツ庁にこれだけは言いたいこと。
 白井 体操は近年、若い力がどんどん付いてきています。東京五輪の体操には大いに期待してほしいと言いたいです。
東日本大震災はまだ復興途上ですが、皆さんが考える「スポーツの力」とは何でしょうか。
 白井 
東日本大震災が起きた年は、東京で体操の世界選手権が開催されました。日本では難しいという声もあったけど、復興支援という意味も込められていました。東北に行く機会もなくて僕自身はあまり支援できていませんが、あの時のように体操の素晴らしさを見せられたらと思う。20年以降もスポーツが落ち込まないように考えることも大事かなと思います。
 鈴木 その後もスポーツは続きますからね。アテネで白井さんが刺激を受けたように、若い子に刺激を与えてください。ありがとうございました

白井選手の今年の目標は“攻める体操”だそうです(*^^*)
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(2016.1.10追記)
1月9日付け朝日新聞
白井健三選手の記事が掲載されたそうです(*^^*)
WEBでも無料会員登録で読めるようです(*^^*)
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朝日新聞「フロントランナー 体操選手・白井健三さん」
《朝日新聞2016年1月9日03時30分》
(フロントランナー)体操選手・白井健三さん 挑戦続ける、ひねりの先駆者
(フロントランナー)白井健三さん 「自分が妥協した後の結果に、後悔したくない」
白井くん
『内村選手はどんな存在ですか?』
の質問に答える白井選手のコメントが素敵だったので抜粋(*^^*)
 日本代表で一緒になってからは細かいところまで好きになりました。例えば、余裕のあるところ。代表の練習でも全体練習の終了時間ぎりぎりまでやることはなく、みんなが終わるのを待っている。その代わり練習開始より前にウォーミングアップを済ませ、全体練習の開始と同時に器具の練習を始めます。僕はそれを倣うようになりました。
 そして、行動力。やりたいと思った技をすぐ演技に入れます。世界王者なのに守りに入らない。一方で、けがや疲労を考慮し難しい演技を回避するときはすぱっと決める決断力もある。代表に入った時から、まねしたいという明確な目標を持ってきたので、少しずつ近づけていると思います。












(2016.1.16追記)
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TOKYO応援宣言「沙保里の部屋」に白井健三選手
《GUTSPOSES2016/01/16 13:00》
吉田沙保里、人生初のMCは「徹子の部屋」!? 五輪初メダルを狙う選手たちのお悩み相談を受ける「沙保里の部屋」をオープン

 4年後に迫った2020年東京オリンピック・パラリンピックをどこよりも早く盛り上げるべく始まった、毎週土曜深夜に好評放送中のスポーツ・報道系情報番組「TOKYO応援宣言」。
 今回はリオ五輪イヤーの特別企画として、レスリングで五輪3連覇、世界大会16連覇中の吉田沙保里が後輩アスリートたちの質問に何でも答える「沙保里の部屋」をオープンした。
(省略)
 今回の見どころは、体操の白井健三、新体操・フェアリージャパン、バドミントン・奥原希望といったリオ五輪で初メダルを狙う選手たちが続々登場。五輪や競技について、大先輩の吉田沙保里に質問攻めしている。
 「競技前日は眠れるのか?」「五輪の魔物とはどう向き合うのか?」「合宿の間の息抜きは?」などなど...経験した選手にしかわからない秘話が盛りだくさん。放送は1月16日(土)、テレビ朝日系列の「TOKYO応援宣言」にて。
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《白井健三・コメント》
吉田さんはすごく結果を出されているアスリートの方ですし、学ぶ事も多いんですけど、実際に話を聞いてみてこういった考え方をしているんだなっていうのは感じました。また、見て感じられる事もあると思うので、これからも学び続けていきたいなと思います。やっぱり五輪と世界選手権の違いっていうのは経験している人にしかわからないと思うので、話を聞いてすごくためになりました。
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《番組レポ》


(2016.3.22追記)
TOKYO応援宣言ブログにて、去年4月に放送された「白井健三選手×松岡修造さん」組ウラ話が明かされています(*^^*)
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TOKYO応援宣言ブログ「白井健三選手×松岡修造さん」番組ウラ話
《TOKYO応援宣言ブログより》
番組ウラ話#2 「体操・白井健三選手×松岡修造さん」
 白井選手は自分のことを客観視できる、言葉にできる選手で、松岡修造さんとの対談は絶対に成功すると思っておりました。オンエアには出ていないのですが、会場予定地でストレッチを体操マットの上でしていただいた映像があります。いつか皆様にお見せできる日を楽しみにしています。白井選手にも4年後の五輪本番で、少しでもこの対談のことを思い出していただけたら良いなと、今から4年後が待ち遠しいです。(抜粋)


このマットがそれだったのかしら(*^^*)
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番組レポはこちら(*^^*)

そうですか〜。あれから1年が経とうとしているのか〜。


#1では、番組オープニングCG・テロップデザインについての裏話も(*^^*)
▼制作ウラ話#1「番組オープニングとテロップデザイン」
 アスリートの皆さんに持っていただいている「T・O・K・Y・O」の大きな美術品を作り、「TOKYO」とご発声いただきました。番組開始2か月前に収録させていただきましたが、皆様、東京への思いがある方ばかりで、ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。
 色は五輪カラーをテーマに、「和」の心という意味で、筆の「とめはね」を強く意識しました。それが全体的なテロップデザインにも反映されておりまして、とくに「はね」の部分は、お気に入りの部分でもあります。そんなところも見ていただければ嬉しく思っております。(抜粋)
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(2016.1.18追記)
昨日行われた日体大祝勝会に白井選手も参加されたそうです(*^^*)
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日体大祝勝会
《神戸新聞2016/1/17 20:31》
体操の白井「まずは五輪代表に」
 昨年11月の全日本体操団体選手権を男女ともに制した日体大が17日、東京都内で祝勝会を開き、男子の白井健三が18日で開幕まで200日となるリオデジャネイロ五輪に向けて「自分の演技ができれば絶対に代表はついてくる。まずは代表に入ること。それしか考えていない」と意気込んだ。
 代表選考会は4月の全日本選手権を皮切りに始まる。女子の村上茉愛は春に不調だった昨年の反省から「同じミスをしないようにしたい。(代表の)権利を取れるように頑張りたい」と話し、右手首の手術から復帰した笹田夏実は「最高の演技を出すことが目標」と代表争いを見据えた。


《スポニチ2016年1月18日 05:30 》
白井 日体大祝勝会で笑顔「また違ったうれしさ」 
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《日刊スポーツ2016年1月17日19時19分》
日体大、体操男女アベック優勝で馳大臣や武部氏祝福
 体操の全日本団体選手権で男女アベック優勝した日体大が17日、東京・千代田区のホテルニューオータニで祝勝会を開催した。文部科学省の馳浩大臣(54)や元衆議院議員の武部勤氏(74)らが祝福に駆けつけた。
 日体大は昨年11月の全日本団体選手権で男子が5年ぶり10回目の優勝を飾り、女子も2連覇(22回目)を達成した。
 1年生ながら男子チームをけん引した昨年の世界選手権団体優勝メンバーでもある白井健三(19)は「ふだん練習しているチームメートとの優勝は世界選手権とはまた違ったうれしさがある。日体大では私生活のルールも教えてもらい、人間的にも成長できたと思う。この経験を新らしい1年生に伝えたい」と話した。今年のリオデジャネイロ五輪の金メダル候補でもあるが「まずは(五輪の)代表に入ることだけを考えたい」と慎重に話した。
 会場には約300人の関係者らが祝福に駆けつけた。昨年の世界選手権女子代表の村上茉愛(19)は「こんなに大勢の人に応援してもらっているので頑張らないと。今年は冬季練習からしっかりやっていいスタートダッシュが切れるようにしていきたい」と、五輪イヤーに気合が入ったようだった。
 日体大の松浪健四郎理事長(69)は「今年は申(さる)年。猿も木から落ちるということわざもあるので、くれぐれも木から落ちないように。体操は人間の機能の可能性を追求し、人間の美しさを表現してくれる。その文化の継承者として頑張ってもらいたい」と激励。馳文科大臣も「2020年東京五輪へ向けて、日体大がスポーツ振興に果たす役割は極めて大きい」と期待していた。【首藤正徳】
祝勝会

▼1月17日放送『すぽると!』より
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(2016.1.23追記)
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毎日新聞「2020年目指す、期待の10代アスリート 」
《毎日新聞 2016年01月22日 09時00分》
2020年東京へ:2020年目指す、期待の10代アスリート
◆五輪・パラリンピックに向けて
体操・白井健三(しらい・けんぞう)(19)=日体大
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●第一人者の内村航平が「後輩ながら尊敬する」と認める東京五輪のエース候補。
●16年リオデジャネイロ五輪に向けたテーマは「攻める体操」。今年も新たな難度の技に果敢に挑み、ひたむきに頂点を目指す。








(2016.1.31追記)
横浜市内で開かれた祝勝会に出席した白井選手が、2月出場の国際大会にて“リオデジャネイロ五輪を見据えて挑戦中の技”を組み込むことを明らかにしたそうです(*^^*)
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世界選手権祝勝会に出席〜2月初戦で新技「シライ3」に挑戦〜
《スポニチアネックス2016年1月31日 20:18》
白井、2月初戦で床運動「シライ3」組み込み リオへ意欲的
 体操男子の白井健三(日体大)が31日、床運動で「シライ3」と命名される見通しの新技「後方伸身2回宙返り3回ひねり」などリオデジャネイロ五輪を見据えて挑戦中の技を、今季初戦のAGF杯(2月19~21日・バクー)で演技構成へ組み込む考えを明らかにした。
 昨秋の世界選手権で団体総合と床運動の2冠に輝いた白井はこの日、横浜市内で開かれた祝勝会に出席した。種目別で争う国際大会に向けて「とにかく、できる技はやっていこうかなと思っている。ここで自信をつけて(4月から始まる)代表選考会を有利に進めていければいい。攻めた体操が五輪にもつながっていく」と意欲を示した。
祝勝会

《日刊スポーツ2016年1月31日21時20分》
体操の白井、2月初戦で新技「シライ3」に挑戦
祝勝会2









(2016.2.14追記)
白井選手の新技「シライ3」H難度が正式に認定されたそうです(*^^*)
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新技「シライ3」男子最高H難度に認定

《日刊スポーツ2016年2月13日22時59分
白井健三の新技「シライ3」男子最高H難度に認定
 国際体操連盟(FIG)は13日、スイスのローザンヌで男子技術委員会を開き、白井健三(日体大)が昨年12月の豊田国際競技会で成功させた床運動の「後方伸身2回宙返り3回ひねり」を男子では最高のH難度の新技として認定し「シライ3」と命名した。会議に出席した冨田洋之委員が明らかにした。
 白井は床運動で「シライ/ニュエン(後方伸身宙返り4回ひねり)」と「シライ2(前方伸身宙返り3回ひねり)」、跳馬で「シライ/キムヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)」を2013年世界選手権で成功させており、自身の名前が付く技は四つ目。15年世界選手権の床運動で2年ぶり2度目の優勝を飾り、リオデジャネイロ五輪でも活躍が期待される。
 体操では五輪や世界選手権、ワールドカップ(W杯)シリーズなど主要国際大会で初めて成功させた選手の名前を技に命名する。
豊田国際はFIG主管ではないため、日本協会が撮影した映像とともにFIGへ申請していた
シライ3

《NHKニュース2月14日 7時12分
動画付き体操の白井「ゆか」で新しい技認定 「シライ3」
 体操男子の19歳、白井健三選手が去年の国際大会で披露した「ゆか」の技が、国際体操連盟から新しい技として認定され、「シライ3」と名付けられました。
 これは13日、スイスのローザンヌで開かれた国際体操連盟の男子技術委員会に出席した冨田洋之委員が明らかにしました。
 技術委員会は、去年12月に行われた豊田国際大会で白井選手が「ゆか」で披露した「後方伸身2回宙返り3回ひねり」という技について、世界で初めて成功したと認定しました。
 この技は、「後方抱え込み2回宙返り3回ひねり」の大技、「リ・ジョンソン」を体を伸ばして行うもので、技の名前は「シライ3」で、難度も男子では最高の「H難度」に決まりました。
 白井選手はすでに、ゆかで「後方伸身宙返り4回ひねり」の「シライ/グエン」と「前方伸身宙返り3回ひねり」の「シライ2」の2つ、跳馬で「伸身ユルチェンコ3回ひねり」の「シライ/キム・ヒフン」の合わせて3つ、自分の名前がついた技を持っていて、今回が4つ目となります。
 このほか、去年8月のアジア選手権で、山室光史選手が披露した平行棒の技も「G難度」の新技に認められ、「ヤマムロ」と名付けられました。
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豊田国際での新技成功のまとめ記事です(*^^*)










(2016.2.15追記)
FIGより、男子新技一覧が出たそうです(*^^*)
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FIG「男子新技一覧 2015〜2016年2月」
《FIGサイト14/02/2016》
Eight new elements named, added to Men's Gymnastics Code of Points
Eight new elements in Men's Gymnastics, including a highly anticipated new tumbling element from 2015 World Floor champion Kenzo Shirai, have officially been named after their originators and added to the Men's Gymnastics Code of Points, the FIG Men's Technical Committee confirmed Sunday following a meeting at FIG Headquarters in Lausanne.
CbMcu00W8AANL7a
added to the Code of Points in Men's Gymnastics:
MAG New Elements named (2015-February 2016)

新技

ゆかH難度『シライ3』、平行棒G難度『ヤマムロ』のほかに、塚原直也さんのつり輪D難度『ツカハラ3』!!
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《産経ニュース2016.2.15 09:23更新
「シライ3」をFIG技術委が称賛 ヤマムロ、ツカハラ3も認定
 国際体操連盟(FIG)のブッチャー男子技術委員長は14日、スイスのローザンヌで取材に応じ、床運動で「後方伸身2回宙返り3回ひねり」を決め、男子では最高のH難度の新技「シライ3」と認定された白井健三(日体大)について「彼のひねりは並外れている」と称賛した。
 また、山室光史(コナミスポーツ)が昨夏のアジア選手権(広島市)で決めた平行棒の「棒下宙返りからひねり倒立、さらに軸手を換えてのひねり支持(棒下マクーツ)」をG難度の「ヤマムロ」と認定。13年にオーストラリア国籍を取得した塚原直也(朝日生命)が昨秋の世界選手権(英グラスゴー)のつり輪で決めた十字懸垂の新技をD難度の「ツカハラ3」と命名したと説明した。
 ブッチャー委員長は、白井が19歳で既に自らの名前がついた技の認定を4つ受けたことについて「男子選手は一般的に25歳くらいで体力的なピークを迎えるといわれている。彼はまだ若い。これからもっと成長できる」と太鼓判を押した。(共同)












(2016.2.16追記)
白井選手がアゼルバイジャン国際大会へ昨日出発!!認定ホヤホヤの『シライ3』、そして自身の名前が付いた他の2つの大技も演技構成へ組み込む予定とのことです(*^^*)
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今季初戦のAGF杯へ出発 新技『シライ3』演技構成へ投入
《サンケイスポーツ 2月15日(月)22時33分配信
白井、新技「シライ3」認定も「技に名前つくのはあまり関心ない」/体操
 体操男子の白井健三(19)=日体大=が15日、今季初戦のAGF杯(19~21日・バクー)へ向け、羽田空港から出発した。13日にスイスのローザンヌで開かれた国際体操連盟(FIG)の男子技術委員会で、昨年12月の豊田国際競技会で成功させた床運動の『後方伸身2回宙返り3回ひねり』が、男子では最高のH難度の新技として認定され、『シライ3』と命名された。
 「うれしいはうれしいけど、技に名前がつくのはあまり関心がない」
 自身の名前が付く技は今回で4つ目だ。これまでに床運動で『シライ/ニュエン(後方伸身宙返り4回ひねり)』と『シライ2(前方伸身宙返り3回ひねり)』、跳馬では『シライ/キムヒフン(伸身ユルチェンコ3回ひねり)』がある。「どれが(シライ)1だか2だか分からない」と苦笑い。『シライ3』が命名されたことはツイッターで知ったという
 AGF杯では『シライ3』を演技構成へ組み込むことを明言。「調整が完全ではないなかで、どういう試合内容でも収穫はある」と前向きに捉えていた。
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《デイリースポーツ 2月15日(月)23時30分配信
体操白井健三、今季初戦で「シライ3」出す
 五輪イヤーの初戦から“ひねり惜しみ”はしない。体操男子床運動で世界選手権金メダリストの白井健三(19)=日体大=が15日、アゼルバイジャンで行われる国際大会のAGF杯(19~21日・バクー)に向けて羽田空港から出発。13日に国際体操連盟(FIG)からH難度に認定されたばかりの新技「シライ3」を組み込むことを明かし、「4月の全日本選手権に向けて、新たな感覚をつかみたい」と意気込んだ。
 昨年12月の豊田国際競技会で成功させた「シライ3(伸身リ・ジョンソン)」。男子では最高難度に認められたことを受け、「ツイッターでみんながリツイートしてるのを見て知りました」と明かし、「うれしいけど、難度がどうであれやり続けることが大事」と継続の重要性を説いた。
 超人的な感覚の片りんもうかがわせた。新技の精度を上げるポイントとして「力を入れすぎないこと」「難しく捉えすぎないこと」を挙げた白井だったが、自身の名がつく代名詞の数々に関して「どれが(シライ)2なのか、どれが1なのか分かってないんです。そんなもんですよ」と明かし、笑いを誘った。
 夏のリオデジャネイロ五輪の金メダルに向けて“宝刀”に磨きをかけていく。
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《スポニチアネックス 2月16日(火)7時1分配信
白井「シライ3」命名「関係ない」も大技全て投入へ
 12月の豊田国際で披露した「後方伸身2回宙返り3回ひねり」が正式に「シライ3」と命名されたが、「やったのが結構前なので何も感じていない。技に名前が付くのは昔からあまり関心がない」と自然体。AGF杯では「シライ/ニュエン(後方伸身宙返り4回ひねり)」、「シライ2(後方伸身宙返り3回ひねり)」、「シライ3」と大技を全て投入する。「どんな内容になっても収穫はあると思う」と気合を入れていた。

《スポーツ報知 2月16日(火)7時4分配信
【体操】白井、AGF杯へ出発!H難度シライ3披露する
 体操の15年世界選手権種目別床運動金メダリスト白井健三(19)=日体大=が15日、今季初戦のAGF杯(19~21日、アゼルバイジャン)へ羽田空港から出発。同戦で床運動の新技「シライ3」(伸身リ・ジョンソン)を披露すると明かした。
 昨年12月の豊田国際競技会で成功させ、13日の国際連盟理事会で男子最高H難度の技として命名されたばかり。「H(難度)になったのはうれしい。力を入れすぎないことをポイントにしている。失敗してもいいから、積極的に取り組みたい」とリオ五輪選考会となる全日本個人総合選手権(4月1~3日)へ完成度を高めていく。

《日刊スポーツ 2月16日(火)9時51分配信》
白井健三「シライ3」使う 体操AGF杯へ出発
 五輪イヤーの初戦のAGF杯(19日開幕、アゼルバイジャン・バクー)に向かう羽田空港で「最高の難度に認められてうれしい。今回の試合でも予選から使います」と話した。


★アゼルバイジャン国際大会情報まとめ記事はこちら(*^^*)











(2016.2.18追記)
アゼルバイジャン大会サイトに“非常に強い選手”として白井選手のインタビューが掲載されているそうです(*^^*)
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“非常に強い選手”白井選手インタビュー
AGFサイトより》
“Azerbaijan has very strong gymnasts” – Japanese gymnast
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“Azerbaijan has very strong gymnasts, who can be serious rivals for other athletes,” said Japan’s three-time World Champion (Floor & Team Competition) Kenzo Shirai in his interview with Trend New Agency in Baku this Tuesday.
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毎日新聞:アスリート交差点にも、白井選手の今季初戦にかける思いが掲載されているようです(*^^*)
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毎日新聞『アスリート交差点』自分を信じて 今季初戦 挑戦の舞台
《毎日新聞 2016年02月18日 09時00分》
アスリート交差点:自分を信じて 今季初戦 挑戦の舞台=体操・白井健三
今季初戦となるアゼルバイジャン国際が19日から始まる。昨年の豊田国際で初披露したH難度の後方伸身2回宙返り3回ひねり「伸身リ・ジョンソン」(国際連盟がシライ3と命名)など、できる技に積極的に挑戦したい。
●僕にとって床運動は絶対にできる種目、気を使わない種目にしておきたい。床運動に不安があると6種目で戦えない。五輪の代表選考が始まる全日本選手権までに、伸身リ・ジョンソンの完成度を見極めたい
。(抜粋)







(2016.2.19追記)
新技認定に関する矢内由美子さんの記事。新技開発の背景など、各選手の貴重なお話も(*^^*)
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矢内由美子さん記事『シライ3、ヤマムロ、ツカハラ3…新技ブームなぜ?』
【体操】シライ3、ヤマムロ、ツカハラ3…新技ブームなぜ?
■新技開発の背景
 田中「体操を始めた頃からひとつの目標というか、夢ではあった」と言い、加藤「父(裕之氏)が名前のつく技を持っているということもあり、自分も作りたいという気持ちはあった」と話した。山室、「学生時代から作りたいと思っていた」と言う。
 技を編み出したのは、塚原氏も言うように、選手個々の創意工夫によるところが大きい。
 田中「腹筋、腸腰筋の柔らかさ、強さを生かした」と話す。
 加藤「僕の場合はつり輪のD難度で減点されにくい技をやろうと考えてたどり着いたやり方。それまでやっていた十字倒立よりも減点が少なく、いわばその場しのぎで変えた技なので、誇らしいという気持ちはない。(田中)佑典さんの技や“シライ”は本当にセンスのあるトップの数少ない選手しかできないけど、僕のはやろうと思えば多分みんな出来ると思う」と謙遜するが、少しでも上を目指そうという意欲が細部の可能性をくまなくあぶり出したという好例だろう。
 山室「今のルール(2013-2016年版)では棒下ハーフと棒下4分の3ひねり倒立を両方使うことができなくなった。そこで、棒下4分の3ひねり倒立をどうにか生かせないかと考え、棒下マクーツにたどりついた」と新技習得のプロセスを明かす。
 時系列を振り返れば、山室は12年ロンドン五輪での左足骨折による戦線離脱中に、着地を伴わない練習に力を注ぎながら平行棒の「ヤマムロ」を習得していったということだ。大けがにも心を折らずに、次なる戦いを見据えて這い上がってきた男は、「自分の名前がついた技がG難度という高難度に認定されたことを光栄に思う。この先も格下げにならずに高難度のまま残って欲しい」と力強く言った。
 一方、白井だけは経緯がやや異なり、「僕の場合は、できる技を追求していったら自然とそれが誰もやっていない技だった。技に自分の名がつくことにはあまり興味がない」と淡々としている。とはいえ、塚原氏の見解通り、多くの選手が技に自身の名を残したいと思ってきたことが新技開発につながっているのは間違いない
■認定対象の条件を満たす大会が増加
 昨年からは、「FIGに申請されている国際大会であり、なおかつその場にFIG技術委員会のメンバーが大会役員として参加していれば認定の対象になる」と規約が改正された。
 日本では冨田洋之氏がFIG技術委員会のメンバーになっている。シライ3が豊田国際の演技で認定されたのは冨田委員が大会役員として携わっていたからだった。
 次々と誕生する新技。この状況を、自らの名のつく技を持っていない史上最高ジムナスト・内村航平(コナミスポーツクラブ)はどのようにとらえているのだろうか。聞いてみると、「考えていない」と話していた数年前とは違う答えが返ってきた。
 「名前の付いた技は羨ましいですよ。僕も欲しい。僕が(白井)健三だったらもっと自慢するのに(笑)」
(抜粋)

新技
『ウチムラ』誕生、切に願っております






(2016.2.21追記)
昨夜放送「Going!」白井選手特集レポを簡単に(*^^*)
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「Going!」白井選手特集レポ
《2月20日放送「Going!」より》
世界初の新技を次々と生み出す白井。その秘密はどこにあるのか?
アテネオリンピック金メダリスト・米田功さんに聞いた。
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“ひねり王子”と呼ばれる白井。しかし米田さんは、そのひねりと同じくらい着地を高く評価。
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しかしそれにはリスクがあるという。人よりも多くひねる分、けがのリスクも高まる。
それでも新技に挑戦し続けるのには、ある理由があった。
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驚きのエピソードが。
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この大技をビデオで繰り返し見た白井は…
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このエピソードを聞いた米田さんは…
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3つの新技で世界選手権に挑み日本史上最年少優勝を果たした。
すると、次の4つ目の新技を期待されたものの白井からは意外な言葉が…
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しかし翌年の世界選手権、新技を封印し挑むも、金メダルに届かなかった。
この敗戦から白井は一つの答えを導きだした。
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去年12月、白井は2年ぶりに新技を成功させる。果たして白井はどこまで進化するのか?
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白井の名が付く技はゆかで3つ、跳馬で1つ。現在大学生の白井は、他の種目もまだまだ成長するといいます。では、現在4つある新技はどこまで増えるんでしょうか?
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毎日新聞記事(*^^*)
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毎日新聞『15歳のニュース:H難度 Twist Prince・白井健三「シライ3」』
《毎日新聞 2016年02月20日 09時00分》
15歳のニュース:H難度 Twist Prince・白井健三「シライ3」 後方伸身2回宙返り3回ひねり
●体操の白井健三(しらいけんぞう)選手(19)=日体大=が昨年12月の豊田(とよた)国際体操競技大会の床運動(ゆかうんどう)で決めた「後方伸身(こうほうしんしん)2回宙返り3回ひねり」の大技が、男子で最高のH難度と国際体操連盟に認定され、「シライ3」と名付けられた。「後方抱(かか)え込(こ)み2回宙返り3回ひねり」のG難度技「リ・ジョンソン」を、体を伸(の)ばしたままで成功させたのだ。シライの名の付く大技は四つ目。つり輪、鉄棒などの「ヤマワキ」で過去最多だった1984年ロサンゼルス五輪代表、山脇恭二(やまわききょうじ)選手(現・岐阜大学(ぎふだいがく)教授)に並んだ。
●ずば抜けた「空間識」
 空中での横回転が得意で「ひねり王子」、外国では「Twist Prince」のニックネームがある白井選手。どこが優(すぐ)れているのか?
 空中での自分の位置・方向・姿勢などを正確に認識できる「空間識(くうかんしき)」の能力がずば抜けているらしい。
空間識では自信のある日本のエース内村航平選手(27)=コナミ=も驚くほどだ。
 白井選手は「これに満足せず、新たな可能性を追求(ついきゅう)したい。床は、世界を引っ張ってゆくつもりでやれば、新技は褒美(ほうび)として付いてくる」と話す。
(抜粋)
 









(2016.3.2追記)
野村忠宏さん
がプレゼンターを務める“五輪を目指すアスリートに迫る大型ドキュメンタリー番組”の初回放送に白井健三選手登場だそうです(*^^*)
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「アキレアの橋~2020遥かなる東京へ~」白井健三選手
《サンケイスポーツ 3月1日(火)16時52分配信》
野村忠宏さん、アスリートに迫る「東京五輪が終わっても続けられる番組に」
BSフジ 4月29日スタート
「アキレアの橋~2020遥かなる東京へ~」(毎月1回、金曜夜10:00-11:25)
五輪を目指すアスリートに迫る大型ドキュメンタリー番組
プレゼンター:野村忠宏さん
初回:体操の白井健三選手(19) 人間としての成長を描く。

番組テーマソング:平原綾香さんの「鼓動」

《ザテレビジョン 2016年3月1日 21時28分 配信》
野村忠宏が東京五輪を目指す選手に迫る番組がスタート

●野村忠宏さん「今まで自分が見てきたアスリートというのは、“自分を許す時間”をしっかり持って、その上で自分がやるべきことをやる、オン・オフをしっかり管理できる選手の方が実績がある。逆に全てにおいてストイックな人の方が本番でもろかったりするのかなと思います。40歳まで現役を続けてきて、弱かった学生時代、プロになってオリンピック3連覇した最強の時代というのも経験し、競技を2年間離れて、そこからもう一度這い上がった経験もあります。アスリートしての光と影を経験して、視聴者の皆さんには光の部分は見やすいけれど、アスリートが抱える影の部分も伝えていきたい」











(2016.3.8追記)
「シライ3」のスゴさを徹底解剖された記事。航平くんのエピソードも(*^^*)
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「夢のまた夢」 大技「シライ3」を徹底解剖
《スポニチアネックス 3月8日(火)8時9分配信》
シライ3の圧倒的難度、決まれば金メダルほぼ手中に 白井の凄さ徹底解剖

 これが“ひねり王子”の金技だ。リオデジャネイロ五輪開幕まで150日。体操男子の白井健三(19=日体大)には、得意の床運動で金メダルの期待が懸かる。13年に名前が付いた「シライ/ニュエン(後方伸身宙返り4回ひねり)」、「シライ2(前方伸身宙返り3回ひねり)」に加え、15年12月の豊田国際では「後方伸身2回宙返り3回ひねり」に成功。2月に「シライ3」と命名され、体操界のキング・内村航平(27=コナミスポーツ)が「夢のまた夢」と言う大技を徹底解剖する。
≪足を刺すイメージ≫
 15年12月12日、白井が体操界に強烈なインパクトを残した。男子では最高H難度の「後方伸身2回宙返り3回ひねり」に成功。同大会は欠場したものの、会場で大技を目撃した内村の言葉が、衝撃の大きさを物語る。
 「あれは、夢のまた夢の技ですね」
 抱え込みで宙返りするG難度「リ・ジョンソン」を伸身で実施する「シライ3」。高校時代に「リ・ジョンソン」をマスターしていた内村は、伸身でも練習を重ねた。だが、一度も成功することはなかった。
 「僕も伸身でやりたかったけど全然、無理だった。伸身にすると回転スピードが遅くなるし、伸身で回す技術とひねりをミックスするのは、凄く難しい。回せてもひねれないし、ひねれても回せない」
 伸身での2回宙返りを可能にするのは、跳び上がる前に足を着く位置。鶴見ジュニア体操クラブ代表で白井の父・勝晃さん(56)は、「やや遠めに足を着いて下っ腹、腰を前に出すことによって、体を送り込む動作を作っている。バネのように体を使わないと、回転していかない。これは他の選手にはまねできない」と指摘する。
≪失敗は即 大ケガに≫
 フロアのマットの下にはスプリングが敷き詰められており、白井は足の位置に繊細なこだわりを持つ。「あいつ(白井)は足を“着く”のではなく、“刺す”と表現する」と勝晃さん。突き刺さるくらいのイメージで床に力を加えるが、白井は鶴見ジュニアでの練習中にちょうどスプリングのないところに足を着き、フロアを突き破ったことがあるという。今は本番前の練習で他の種目よりも時間をかけ、最も弾むポイントを探り当てる。
 両親が指導者で物心つく前から体操場で跳びはねて身に付けた、ひねりの技術が加わることで「シライ3」は可能になる。日本男子前監督の立花泰則氏(52)は、「ひねりのタイミングを少しでも間違えると失敗する。ひねり不足のまま着地してしまうと大ケガをする可能性があり、正確性が求められる」と説明。「シライ3を入れることで演技としての格が上がり、より独創的なものになった」と続けた。
 進化を後押しするのは、天性のセンスと飽くなき向上心だ。10年、中学2年だった白井は、テレビで特集された内村の「リ・ジョンソン」を食い入るように見つめた「家で体操のテレビは見ないやつが、真剣に見ていた」と勝晃さんは振り返る。
≪練習10分“完コピ”≫
 翌日、体育館の反発力を抑えたトランポリンの上で挑戦すると、わずか10分で成功。当時は筋力不足で演技構成には入れられなかったが、14年終盤から「リ・ジョンソン」を構成に組み込んだ。「シライ/ニュエン」、「シライ2」とひねり系の技だけでなく、縦回転系の大技も習得し、15年世界選手権の金メダルにつなげた。
 15年はリオ五輪イヤーを見据え、並行して「シライ3」のトレーニングも始めていた。同年1月に公開練習で披露した際に、白井は「技自体はできることが多いけど、それをやることで感覚がズレる。まだ試合では使えない」と話していた。それから1年もたたない豊田国際で「シライ3」を決めた。
 技の難度を示すDスコア(演技価値点)は、15年世界選手権の時点で7・6点。Dスコアが2番目に高い選手ですら6・8点と、ライバルを圧倒していた。「シライ3」を組み込むことで、Dスコアは7・7点に上がる。「あんまり7・6点を続けても、おもしろくない。これまでDスコアで勝ってきているタイプなんで、歩みは止めたくない」。前人未到の領域こそが、白井の主戦場だ。
 16年2月、リオ五輪イヤー初戦のAGF杯(アゼルバイジャン)の予選で、「シライ3」にアタック。着地で前のめりになり、両膝を着く失敗に終わった。演技直後は「つらいです」と肩を落としていたが、「伸身の難しさを確認できて、凄くいい試合になった」と今は前向きに捉えている。「シライ3」を完全に習得し、“ひねり王子”が黄金の未来へ突き進む。









(2016.3.20追記)
現在発売中の『プレジデントFamily 2016春号』白井選手のお家が紹介されているそうですが、そのプレジデントオンライン記事にて、白井選手の体操だけではない勉強においての非凡な才能も明らかに!★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
《プレジデント 3月19日(土)13時15分配信》
「オール5!」体操・白井健三のH難度級ノート術&記憶術

■「ほぼオール5」の秘密はノートにあり
「学校から帰ると、毎日、体操の練習を6時間やります。その疲れた体を休めて回復させるために、6時間は寝るようにと言っていましたから、勉強できる時間は、帰宅後の夜10時半~1時までの2時間半くらい。その短い時間で成果を上げるために、健三は勉強法を工夫していました」
「先生の話を聞きながら、テストではどういう問題が出されるか想像して、Q&A方式でノートをまとめていました。さらに、答えは赤い下敷きをかぶせると消えて見えなくなるよう、赤いペンで書いていました。あとから、暗記しやすいようにするためです」
■眺めて10分。見るだけ暗記法
「健三が見るだけで暗記できるのは、体操で培った観察力があるのかもしれません。小さい頃から先輩が披露する複雑な体操の技を観察することでその動きを頭に入れ、体で再現することもできる。実は、私も50歳を過ぎて、日本体育協会公認のコーチ資格の取得試験を受けた時、健三の真似をしてノートをとったら、非常にスムーズに暗記できたんです。ノートを取るときに、ある程度で頭に入っているから、覚えやすくなっているのだと思います」
■健三選手の苦手科目は「体育」
「体操はできますが、それ以外はあまりできません。球技は苦手。何より苦手なのが水泳。体脂肪率が低すぎて、プールで沈んでしまうのです」

白井選手のお父さん・勝晃さんのお話を抜粋(*^^*)

プレジデントファミリー 2016年春号
091604
才能が花開いた理由はリビングにあり
あの有名人を育てた家、間取り拝見
白井健三
プレジデント

航平くんのご実家の間取りが紹介された
『プレジデントファミリー 2010年7月号』のご紹介記事はこちら(*^^*)


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