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▼【2016リオ五輪大会情報】2016リオ オリンピック 大会全記録/リオ五輪関係 全記事リンク集

▼2016.8.8「男子団体決勝」競技をテレビ放送レポで振り返る①/オープニング、1ローテあん馬、2ローテつり輪


特に更新しなきゃない情報もなく…、
今のうちにレポを進めておこうと思います(*^^*)

リオオリンピック男子団体決勝レポ②は
第3ローテ・跳馬第4ローテ・平行棒です(*^^*)

▼第3ローテ:跳馬

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実況:
3種目、中国はつり輪、そして日本は跳馬、共に高い得点が望まれる種目がこれから始まります。2種目終わった時点でロシアがトップ。ドイツ、イギリス、ブラジル、日本が5位、6位に中国。2種目終了時点では日本と中国との差は0.475ありました。
実況:日本は、この3種目目は後半で跳馬を戦います。加藤凌平から始まって内村、そして白井。予選では全体のトップ45.932という得点がありました。いよいよ、この3種目目で日本はゆかと跳馬のスペシャリスト白井健三が登場します。加藤がDスコア6.0のロペス。内村がDスコア6.2のリ・シャオペン。そして白井が、Dスコア6.0の自らの名前が付いた技シライ/キム・ヒフン。この跳躍を準備しています。
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実況:同じローテーションで回っているロシアが、ある意味、物凄い得点をマークして前半を終えているわけですが、この辺り日本としては共に回っているなかで、今どういう意識でロシアを見ているでしょうか。
齋藤さん:そうですね。一緒にローテーションしている国の選手の演技は、ほぼ見ている選手もいれば見ていない選手もいますし、それほど影響はないと思いますね。
実況:そうですか。まだ3種目目ではありますが、どう相手の得点を意識しながら演技を進めていくかという事にもなってきます。
実況:ロシアが3種目目跳馬を終えた時点で、日本に48.232。かなり大きな差をつけています。

①加藤凌平選手

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齋藤さん:
加藤凌平選手の着地ですね。着地のまとめ方、その辺りかなり重要です。
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齋藤さん:大きな一歩は出たんですけれども、予選のような膝のゆるみ、着地の姿勢も高かったですしひねり切りもしっかり変えていました。余裕のあるロペスになりましたね。やはり本番に合わせてくる力はありますね。
実況:予選は14.933。それよりも高い得点を期待できるかもしれませんね。
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実況:15.000。Eスコア9.0。予選よりも高い得点をまずは加藤がマークしました。


②内村航平選手

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実況:
2人目内村。今日はあん馬で15.100スタート。つり輪も14.800。予選よりも得点を伸ばしてきています。
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齋藤さん:ロンダートをして2分の1ひねってから跳馬に手を着きます。その後、前方に2回半ひねり。
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実況:内村のリ・シャオペン!
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実況:よし!決まりました!
齋藤さん:非常に良かったです。
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実況:余裕のある着地。よし!というガッツポーズ。
齋藤さん:予選よりも良かったと思いますね。予選は少し着地は余裕がありすぎて、後ろに大きな一歩だったんですが、小さな一歩でまとめましたね。
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実況:これは高得点が期待できます。Dスコアが6.2。非常に難しい技、この実施で決めてきました。
齋藤さん:9点の前半から半ばにかけてEスコアが評価してもらえると思うんですが。
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齋藤さん:内村、15.566。E得点9.366。ほとんど減点のない実施で内村が得点を伸ばしてきました。


③白井健三選手

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実況:
さあそして、初めてのオリンピック、初めての団体決勝。白井、自らの名前の付いたシライ/キム・ヒフン、ユルチェンコ3回ひねり。
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実況:決めました!
齋藤さん:これはすごいですね!この1本で、しかも今日1種目目ですよね。
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実況:今日最初の演技で一番若い自分がチームに勢いを与えたい、そう話をしていました白井です。
齋藤さん:この演技はチームに勢いをつけますよ。出番が少ない中で、一瞬のこの演技で力を出してくる強さですよね
実況:内村以上にまた減点の少ない得点になりそうです、白井健三。
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実況:出ました、15.633。E得点9.633!素晴らしい得点が出てる日本。3人が15点台をそろえてきた3種目目跳馬です。
齋藤さん:この1本は大きいですね。
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実況:トータル134.731。ロシアとは3種目目終わって2点ほどの差がありますが、ただその差を詰めて、これから後半へ向かってまいります。現在トップがロシア、2位が日本。その差2.033。3種目目が終わって日本はライバル中国に対して1.441の差をつけてこれから後半に入っていきます。
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齋藤さん:日本の平行棒・鉄棒・ゆか。3種目とも点数が取れる種目ですので、日本にとってはいい流れで試合を運べると思いますね。
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●第3ローテーション(日本:跳馬)
加藤選手
 ロペス。後ろに一歩だが、高さは予選よりもかなりよかった。15.000
内村選手 リシャオペン。後ろに両足一歩。余裕のある実施。15.566
白井選手 シライ/キムヒフンの着地を見事に止めた。15.633
チーム得点46.199(ロシアよりも上回る!)



▼第4ローテ 平行棒

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実況:
第4ローテーション平行棒は、日本はロシアよりも前、前半で演技を行うことになります。水鳥監督が言っていたのは、大事になるのはこの後半の平行棒なんだと。この平行棒で、後半どれだけいいスタートを切れるかどうかが日本のメダルの色を決めると話をしてます。集中力を高めて演技をするのが非常に難しい種目。ミスの出やすい種目。いかに後半に向けていい流れを作るかという意味で、日本チームはこの平行棒を非常に重視しています。
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実況:田中、加藤、内村という順番で演技を行っていきます。予選ではややミスが出てしまった種目でもあります。
齋藤さん:(マクーツなど)単棒で収める技は一発勝負の中では非常に気を遣う技なのでそこをしっかりとクリアする。で田中佑典選手と内村航平選手、この2名にそういうマクーツ、単棒系の技が入っていますので、そこをしっかりクリアすれば、あとは着地ですね。得意種目ですので自信を持って演技をして欲しいです。
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齋藤さん:現在ロシアがトップです、136.764。2.033の差で日本が現在2位。さらに、3位にイギリスがいます。日本との差0.7。日本と6位中国の差1.441。
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齋藤さん:やはり、3人演技のベストスリーで1点という差は、正直言って無いと思っていた方がいいですね。ただ、今やることは自分の演技をすること。リードしていても負けていても自分の演技をすることだと思います。
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実況:今日の内村、スタートのあん馬から素晴らしい演技を見せていますね。
齋藤さん:非常に集中できていると思います。身体の反応もいいですし、心と体がうまく合っている状態だと思います。
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①田中佑典選手

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齋藤さん:
さあ、田中佑典です。田中の演技、ものすごく大事になりますね。棒下マクーツという技、2つ目に出てきます。その技に注目しましょう。
実況:基礎から積み上げた倒立、自分の倒立に自信を持って演技一つ一つやってほしいです。
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実況:きました!田中佑典、悔しい思いをした予選。その思いを晴らして、そしてこのガッツポーズ。
齋藤さん:田中佑典選手の良いところがすべてでましたね。
実況:姿勢の美しさ、技一つ一つのさばき。
齋藤さん:スローで見てもつま先まで神経が行き届いていますね。
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実況:田中の得点15.900。Eスコアが9.1。予選よりも大きく得点を伸ばして、まず後半のスタートダッシュです。
齋藤さん:やはりトップバッターの重要性を今大会、非常に感じますね。


②加藤凌平選手

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実況:
加藤は単棒の難しい技は入っていませんが、逆に言うと美しさをアピールしていくという。
齋藤さん:そうですね、ポイントは棒下ひねり倒立をしっかり倒立に収めることです。
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齋藤さん:素晴らしいですね!
実況:これで田中、加藤と平行棒で素晴らしい演技が続いています。
齋藤さん:やはり最初のあん馬・つり輪で我慢した流れが一気に跳馬から平行棒にかけて、いい流れが来ていますね。
実況:お父さんの加藤裕之さんが日本チームのコーチに入っています。お父さんもこの平行棒が得意でした。お父さんはオリンピックに手が届かなかったんですが、そのお父さんの思いも共に背負ってこのリオデジャネイロオリンピックを戦っています。
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実況:15.500、高得点が続きます。


③内村航平選手

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実況:
そして3人目、エース内村航平です。
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実況:予選15.466。内村はまず最初にマクーツがきます。
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齋藤さん:成功ですね。
実況:見事です。
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実況:着地、止めた!
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齋藤さん:はい、まずまずですね。棒下ひねりの角度ですね、倒立にはめなければいけないところが少し倒立から外れている状態で次の技に行きました。その辺りと最後の小さな着地の一歩。それ以外は非常に良かったと思います。内村選手も、どの局面をとってもつま先まで神経が行き届いていますね。
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齋藤さん:やはり日本の体操が今の体操の流れを作っている気がしますね。難しさを追求する体操から、やはり美しさはしっかり見るべきだと内村航平選手が言い続けて、冨田洋之さんもそういう美しい体操を競技の中で深めていかなければいけないというところを内村選手も引き継いでいますね。
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実況:15.366。15点台を3人そろえた日本です。日本、181.497で残りは鉄棒、そしてゆかです。
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実況:現在日本と中国、第4ローテーションの前半が終わった時点で48.207の差。この後、中国が平行棒で得点を伸ばしてくるという事は予想されるわけですが、それでも中国に対して日本はアドバンテージをとっています。問題になる相手はロシアということになっていきます。ロシアとの差、このローテーションの前半が終わった時点で44.733の差。ロシアもこの平行棒は予選では46点台をマークしています。
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実況:現在のところ日本の最大のライバルはロシアです。そういう流れの意味でも次の鉄棒の演技が非常に大事になってきます。次の鉄棒は日本は、加藤加藤からスタートして2番目に内村を置いて3番目に田中です。ラスト、鉄棒とゆかが日本の場合は近接しますので、なるべく内村航平選手のオーダーを離すために…
齋藤さん:そうですね、ゆかに出場する加藤・内村を前半に持っていって、ゆかまでの時間を間を空けたいということでこのオーダーになっています。
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実況:ロシアと日本の差、現在1.300まで差が詰まっています。
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●第4ローテーション(日本:平行棒)
田中選手 ヤマムロも成功し、マクーツも慎重に行って、最後の屈身2回宙も着地まで止めた。15.900
加藤選手 非常に丁寧に各要素を捌き、最後の屈身2回宙も着地を見事に止めた。いい流れを作っている!15.500
内村選手 棒下ひねりで倒立位から外れてしまったが、慌てずその後はしっかり立て直した。最後は屈身2回宙で着地が前に両足で一歩。15.366
チーム得点46.766


リオオリンピック男子団体決勝レポ③へ続く。