英国つれづれ日記

天気悪いわね〜、の北西部からこんばんは。

さて。

週末は当然ながら、「EU離脱」に関するニュース一色でした。
今日の午後は夫の仕事関連でコンサートに招待され、マンチェスター市内のBridgewater Hallまで出かけたのですが、後ろに座っていたお客さんも合間の話題はEU離脱。

とりあえず、これまでのところの気になる動きは以下です。


  • 国民投票のやり直しを求めるオンライン請願に現在すでに350万人近くが署名
  • スコットランド国民党党首 ニコラ・スタージョン、スコットランド全域がEU残留支持だったことを受け、再度の独立の是非を問う国民投票の可能性を示唆
  • これまでEUから多額の補助金を受けていた地方自治体(EU離脱支持)が、「いやEUは抜けるけど、補助金はそのままでお願いしますよ」と政府に泣きつく
  • 離脱派、保守党イアン・ダンカンスミス、離脱派が終始キャンペーンに利用していた
    「EUに払っている£350ミリオン(3.5億ポンド)/週をNHSへ」
    という公約を「私はそんな約束はしていないし、全部NHSへというのは無理な話」とニュース番組で発言。
  • 離脱派、UKIPリーダー ナイジェル・ファラージ、「あの£350ミリオンのキャンペーンは間違ってたと思う。でも私が取り仕切ってたキャンペーンじゃないんで」と朝の民放番組で発言。
  • そもそも、この£350ミリオンという数字自体が眉唾というのはキャンペーン中から言われていた話。
    (検証はあちこちでされていましたが、そのひとつ、The Guardianの記事は→こちら)
  • 残留派、労働党リーダー ジェレミー・コービンの党首としての資質への不信から影の内閣から大臣続々と辞任。(現在11人目)
  • Twitter上で、現在の体制への抗議票として離脱に投票したけども、事の大きさに気が付いて後悔、という「Brexit」に代わる新語「Regrexit」が現れる。


そして何よりも心を塞ぐのが、ツイッターでもシェアしましたが、離脱決定を受けて、外国人への嫌がらせがすでにレポートされ始めているということです。(くわしい記事は→こちら)
パンドラの箱を開けちゃったよ。

160626

大混乱のイギリスから、以上です。


人気ブログランキングへ← 大丈夫か。

うすぼんやりでも気温は高めの北西部からこんばんは。

さて。

EU離脱の是非を問う国民投票。
イギリス国民は過半数ちょっとの52%で離脱を選択しました。

夜中にブーさん(ネコ)に起こされて、ベッドサイドテーブルにおいていた携帯で途中経過のニュースを見たのが3時半ごろ。
思いがけず、離脱派がリードしており、嫌な予感がする…と思いながら二度寝。

5時半に起きたときには離脱確定のニュースが流れたばかりでした。
離脱派も残留派も結果にびっくりした、という印象を受けます。

わたしは3時半に半分心構えができていたので、そうきたか…と淡々と受け止めたつもりでしたが、裏にごみを出しに行き、近所に巣を作っているスズメに餌をまいて、ふと振り返ったら、後ろにブーさんがしれっと立っており、いつもは必ず気をつける勝手口のドアを閉め忘れていたことから、ああ結構ショックだったのかも、と思いました。
ブーさんは2秒で捕獲。

最初のショックが過ぎると、なんだか物悲しい気持ちに。
イギリス人がみな寛容でおとなだ、なんていうのは都市伝説に過ぎないことは身をもってわかっていますが、それでもわたしは幸い比較的寛容でリベラルな人たちに囲まれ、受け入れられてこの国で長年生活してきたわけです。

離脱派の争点はEUの官僚主義だの経済問題だのいろいろありましたが、いの一番はポピュリズムに走った移民問題であったわけで、事実を必ずしも(あるいはまったく)反映しない扇動を受け(トルコがEU加盟した暁には全国民がイギリスになだれ込む、というような妄言ポスターなど)、過半数がそれをあっさり支持したという衝撃。

そして、UKIP(イギリス独立党)リーダー、ナイジェル・ファラージのような人種差別主義者(すみませんがここは断言します)が政治のメイン舞台に躍り出ることで、世間が「ああ、あんなこと言っていいんだ」という空気に徐々になってきている、という恐ろしさ。

しかも、キャメロン首相は辞任し、後任は「10月の党大会までに」ともんやり煙に巻き、離脱派も「まあ、すぐにどうこうってわけじゃなく、ゆっくり交渉方法を熟考して…」なんて言っていたら、あっさりEUから、三行半を突き付けてきたのはそっちなんだからさっさと出て行って、と言われる始末。
そりゃそうだ。

Glass Half Full, Half Empty理論で、いやいや、それでも48%の人々に希望はあると思うべきなのか。
この騒動が落ち着く先には何が待っているのか、わたしの周りは戦々恐々といったところです。

160624

とりあえず、ブーさんをなでて落ち着こう。


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今日は青空&気温もそこそこコンボだった北西部からこんばんは。
でも夜は暖房。

さあ。
さあ、さあ。

英国、明日はいよいよ国民投票の日です。

160622

EU離脱か残留か。

今日の郵便で届いた両派のリーフレット。
左が離脱、右が残留。

僅差といわれていますが、スコットランド独立を問う投票の時も、去年の総選挙も、フタを開けたらあら?となりましたので、この僅差僅差もどこまで本当なのか。

とりあえず、街の賭博屋さんは、離脱: 8/1、残留: 3/1 と残留優位。

最終結果は金曜日に明らかになるようです。
なぜかマンチェスターで発表になるとか。


人気ブログランキングへ←我が家はもちろん残留派 。

夜になってから青空がのぞいた北西部からこんばんは。
緯度が高いイギリスは8時を過ぎてもまだまだ日が暮れず。

先週末、実家のノッティンガムへ行っていた夫からのおみやげ。

160621

虫コースター。


なんで、よりによってナメクジを…と思ったら、「下のキャプションを読んで、読んで」と。

this is William he is a slug


ウィ、ウィリアムか〜。
名前がついた途端、愛着がわく不思議。


人気ブログランキングへ← イギリスのナメクジは軽く親指大です。

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