2014年06月

夢・子供達が集える助産院

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本日は

10年越しの夢を果たすことに成功した、
凛と輝く女性にお会いしました。


助産婦をなりわいとする中で
《自宅でする出産》

10年以上サポートしてこられた方でもあります。
また、中高校生に、その助産婦としての経験や立場から
《性教育》を教えて歩かれている方と聞いております

普通とはちょっと違った考えの持ち主でもあります

あってみると
これが
すんなり
わたしに吸収されていく。

そうなんだ

そうなのか

だから

すばらしいのか!

沢山いろんな

納得をいただきました。

彼女の生まれは紀州です。

なまえは

中西理予
(なかにしまさよ)先生、


彼女が長年暖めてきた夢

《子供達も集える助産院》が
今年8月に開業します

さて、いったいどんな助産院なのでしょう

我が家のような場所なのですよ

出産は生活の一部で
家族で祝い、感じ、集うもの!

和歌山県御坊市湯川町
熊野古道沿いに
ひろい農家の敷地があります

そこの
母屋と別に建てられた

クリーム色の壁の平屋の建物

が、その夢の場所です

ここに
若いお母さん達が

《昔のスタイルで出産したい》
という目的で
集まります。

回りは田んぼだらけ


のんびりとスローライフな雰囲気

建物の中は
ゆっくりと
お話ができる待合室があり

出産するところは
《和室六畳のたたみ部屋》
になっています。

ここには

出産場でありながら分娩台は必要ないのだそうです

力のいれかた

りきみかた

体のつかいかた
そこここに
彼女の出産に対する
大事にしたい教えがあります。
だから
あえて彼女は
分娩台という機械をつかいません

ひとと

ひとが

助け合い

ささえあって産む


そこに重点をおいています

助産婦になりたてのころ
一月に200人生まれるという
大きな病院で

赤ちゃんを
沢山取り上げていたそうです。

次から次へ流れ作業

いつからか
なんの感動もなくなってしまっていた

おかしい

わたしはおかしくなっている

そう人間として危機を感じたそうです


いまのやりかたは
本当にこのままで幸せなのか

わたしは何をやっているのか

彼女は
毎日疑問をもちつつ
自分の感覚に自信を失っていった

しかし
神様はいるものです


4年の月日が流れたころ


病院にたまたま講師にやってきた助産婦さんに

声をかけられました。
《あなた、一度、うちの助産院に見学にきませんか!》と

その助産院を訪ねると

はじめて

そこで

今までとは違う出産に立ち会ったんだそうです

これだ!

これなんだ!


そして
その

あまりの感動に

目からホロホロと涙がこぼれた
そうです

今までやってきた道が
《正しかったのか否か》

何度も振り返った日々
わたしは
話を聞きながら
この方の気概は
常に純粋で
若い頃のままから、ずっと変わる事ないんだな

そうかんじました


《夢を思い続ける力》

そんなことを改めて考えさせられました

時をこえて、とりもどしにいくもの



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懐かしい街の匂いを
追いかけながら
いつもいきつくのは

子供の頃にみた
風景だったりしますね

それは
写真みたいに>切り取られた絵
時をとめた
《あたたかい絵》

いつだって思いでは映像ではなく
《絵》です。


今年76歳になる母は、最近よく昔の話をします
子供の頃の話なんですが

私が聞いていて、非常にリアルに

説明してくれます

《情景》が浮かんできてしまう話


《匂い》まで
漂ってくるような感じ。


近所の天神さんで夕方まで
どろんこになりながら
遊んだ話し

そこでは時々お芝居をやっていて
(野外劇なのでしょう)

母は
とても、楽しみにしていたそうです

家の向かいにある
自転車屋さんのおじさんに
なぜだか
よくからかわれた話し

よく遊んだ幼い女の子の

お友だちの名前→ニックネームなのですが

どんな子だったのか
私にも
わかる話し方で説明します


まるで
少女の母と友人が目の前にいるようで

とても楽しそう

私まで楽しくなります

私が知らない
母の人生のストーリーがあり>
お互いにこの歳になり

母は懐かしく話せるようになり

私も聞けるようになりました


母は10人兄弟

10人…

おばあちゃんは凄かった
としか
言いようがありません

戦後食べることが大変だった時代

しかし不思議にも、食べることでは苦労したことはなかったそうです

おばあちゃんの知恵を駆使して
10人の子供達を育てたのでしょうね

八王子は空襲にあいましたから
苦労が忍ばれます

母の兄は母をよく可愛がり
音楽好きで

その当時
自宅の座敷に自分のバンドを呼び

縁側の外の小さな庭に
椅子を並べて
コンサートをやったそうです

なんとも《のどか》

便利じゃなくても
何もなくても
楽しみかたをしっている

そんな尊い時代がありましたね

時計は逆回りは
しないのかも知れないけれど

新しい価値を
またそこにいって取り戻してきても
いいんじゃないかな

と思うことがしばしばあります

子供の頃の遊びには
意外な自分の原点

たとえば
好きなこと
好きな人



そんなことがあるようにおもいます

和歌山勉強会いよいよ開催

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昨日

和歌山ロックンローラー、岡村康司様から
「東京にヒョウが降ったらしいですが大丈夫ですか」

と連絡をいただきました

「そうですか!ここ日野には降りませんでしたが、調べてみます」

東京にいるのに知らないとは
我ながら
なんて呑気なんでしょう

遠方からの
気遣いに感謝しながら

あわてて調べてみました

三鷹や調布で数十センチのひょうが
降ったそうです
写真をみましたが、
もうすぐ夏とは思えない
光景でした

上空と地表の寒暖の差が
原因のひとつだったとか

東京はこのところ
スコールのような雨が降ります
短時間にたくさんの雨量です

自然の循環は
崩れた時にバランスを取り戻そうとする働きがあるそうですね
今週末
「子供と大人が育ち会う」勉強会
が、紀州 和歌山で開催されます

古武術家
格闘家
その指導者
子供達
映画監督 演出家
役者
女優
ミュージシャン街づくり
森林の再生に関わる方
世界の情報をよく知る方

多分野の才能が結集し
勉強会をします

よい意味で刺激しあい

対話して

これから何を子供達に伝えていくべきなのか

なにに
大人たちは
体をはってでも戦わなければならないのか

紀州雑賀崎の海をみながら
みんなで語り合います

飲んで
食べて
笑って
祭りをします

お金や
人の思惑で動くのではなく

本当の意味での
心の
バランスを取り戻し

古の時代に心をはせながら
先人の想いに
触れながら

考え
かたちにしてゆくことの始まりとしたい


いろいろな視点から
情報をだしあい

心の交流をします

いわき湯本温泉野口雨情記念館「童謡館」

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湯本駅前の商店街を通り抜け
「湯本温泉街」にいく途中に

野口雨情記念館
「童謡館」があります

入り口の横にある最高の目印が、壊れた赤いポスト。

中に手紙を入れないように口のところが覆われているのがミソ!

東京に戻る途中
最後にたちよったところが
童謡館でした


そして

この出会いが

ものすごくラッキーでした。


この場所は
元々銀行として使っていた所で
高い天井が
広々とした解放感のある

気持のよい雰囲気を醸し出しいます。

中に入ると

優しい空気に包まれ、
あらあらいい気持ちに、、

それもそのはず
ここは
「童謡のまちづくり市民会議」が運営しており
それが
ボランティアの方々で
やっているものだから

堅苦しくない

自由な運営が

できるからですね

《かなり家庭的》


また
ここは
様々なカルチャー教室を、自由に開講でき

町の
《集いの場》になっています。
さびしいひと

ひとりぐらしのひと

元気を伝えたいひと

みんなが
これます

みんなの
《居場所》です。



たくさんの
作り物、手習いの小物が
溢れています。
ここの主役は

ボランティアでお店番をやる方がた!

だれもが

童謡を愛し
町を愛している

町をみずからいい環境にかえて
子供たちを
受け止めようとされているかのようでした。

《手作り》
それは大切な文化です

町の空気を
駅前のブロンズ像から

繋げ、

ここまでの道のりを

優しい通り道にしている

童謡館に入ると
ふたりの
ボランティアの方がいらっしゃいました


これまたお肌がつるつるで
ほがらかでいらっしゃる

わたしは
しげしげと
お顔をみてしまいました

うらやましい


童謡館には

蓄音機や
民芸品
童話絵本や
紙芝居

野口雨情さんに関する
いろいろな資料があります

七つの子

雨降りおつきさん

しゃぼん玉とんだ

等々

情景が素晴らしい作品ばかりです

声にだして
歌ってみると

その風景が
街と重なります

夕やけの色や
雨の匂いがあり
心のクスリに
なるのが
湯本です


コロコロとよく笑う
おふたりは

普段からとても仲良しで
旅行に行ったり
悩みを相談しあったり

お互いにかけがえのない
お友だちだそうです

息子さんのはなしや
おしゅうとさんがいて
嫁だった頃のはなし

旦那さんは
手がかかるけど
面倒見てあげないと
かわいそうだからね~

ほんとは
あきた

とか冗談をいいながら

あっけらかんと話されていて


そこには

たくさんのことを乗り越えてきた
優しい強さを感じました


このかた達が
守護神なら

町は不滅でしょうね

それから

いつも野草や
野の草花を生けにやってくる
可愛らしいお花の先生も
混ざり

いつの間にか皆さんが
囲むテーブルになりました。


コーヒーをご馳走になり

竹の子堀の話や
馬の温泉のはなし
健康によいお水のことなど

スローライフな
話を聞かせてくださいました

電車の時間に近づく頃には

手作りのおにぎりや
お菓子
うちわまで持たせてくださり

電車の時間まで調べてくれて

わたしは

実家から東京に帰る
娘のような心境になってしまいました

おばさん
わたし、うちわを忘れてきましたから
また行きますね

この街の底力は
あきらめない
人々の心にあります。

心に

温泉神社の神様が住み着いているのかもしれませんね

『福島県いわき市 《湯本》温泉饅頭本舗』


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街には

様々な顔があります

その
顔が
個人なら見えやすいのですが、

行政だったり

企業だったり

地方なのに東京資本が買い込んでいたりして

よくわからなくなる場合があります。


誰のものなのか

街とは?


駅前は玄関です。
湯本駅前

『温泉饅頭本舗』

思い切り縦長の看板の奥から
クルリとした目をこちらに向けて
みている方がいます

ショートカットがかっこよく
可愛らしいマナザシ

思わず
話しかけたくなる方でした

そのおばさんは
少し忙しそうにしていた手を止めて

我がロケ隊の隊長
浦野さんを
見付けて、にこにこしながら
出てきてくれました

「久しぶりね~」

とおばちゃん

「どうも、ご無沙汰していま~す」

と浦野さん
どうやら、ふたりはかなり長いおつきあいだとわかりました

「お饅頭食べて~」󾬚
と、早速おばちゃんは、まあるい仕事人の手で、茶饅頭を、私達にくださいました


美味しい!

早速5つ、種類別に購入

後でみんなで食べよっと


元気な赤い文字が書かれた 看板は
丁度湯本の商店街の入り口にあります

観光客の目線だと
ここが
湯本駅の顔。


おばちゃんからは
駅から出てくる人の顔が全部見える位置
まさにまちの守護神

はじめてうかがったにも関わらず

街づくりのお話も
聞かせていただき
ました

おばちゃんは
『童謡のまちづくり市民会議』
の会長さんでもあるそうです

中野広之監督は
行政と市民との間でまちづくりを始めて12年

ですからよく話が見えて楽しそう

おばちゃんと
俳優の浦野 RENさんとは
何十年来のお付き合い

浦野さんがいわき市に車椅子を
寄付されたこともご存知でした

わたしはおふたりの会話を聞きながら
浦野 RENさんは
体に障害をおった妹さんを幼い頃から助けて生きてきたことがわかりました

何十年にわたって
街に寄付をしたり
常に車椅子をプレゼントしてきた背景には

身体のどこかが
たとえ不自由だったとしても

社会は誰かが
助け
もちつもたれつが当たり前じゃなければならないんだ!

という
考えがある


浦野さんの気骨を感じました。


2時間前にお会いしたばかりなのに
浦野さんが持っている
不思議な雰囲気に
興味津々なわたし


中野監督は
いわきに来た理由をこう言われていました。

「浦野さんは

町、とよく溶け込める特殊才能があります。

見た目では

放浪のアクター
浦野REN


しかし彼のよいのは
放浪しながらも
その後何十年も関わって生きていること

どんな街にも
扉をみつけ
ひょうひょうと
開けて
道を築いていきます

《道?》

いや
《道しるべ》かな。

彼のやっていることは

ひとつなぎ

まちつなぎです。

今回われわれは

彼の独自な道しるべを頼りに

いわき市にはいりました。

旅館

おみやげやさん

おぼうさん

仮設のボランティア

ロケ案内でDJの
Hさん

もと警察署長


彼を好きになるひとびとは

彼の放浪せいをよく理解し

愛してくれます

浦野さんは
何十年もつきあいのある
いわきの町を

わたしに
紹介してくれました。

だから
わたしも
お金ではなく

このまちを

みて

話して


なにかができるのではないかと

《道しるべから先の、一里塚を作るために協力者を探します》


京都
大阪
兵庫
和歌山

と同じ

まちづくりが
地元の若者を中心にできそうな予感

いまの大学生
映像や舞台で生きようとするひとびと

経営やマルクスを理解して、資本主義のなかでの、生き方を
若者に伝えたい」

きっとこれから
お饅頭屋さんのおばちゃんと
なん十回も会って

女将さんや
ボランティアの方たちと

そこに来る
若い方々と

信頼をつむぎ
作品をつくってゆくのだろうと
思いました
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