2014年08月

『日本一のモーニング』早起きは三文の徳』


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突然ですが、わたくしは
どちらかというと朝型人間です。

夜中まで仕事していても

朝日を浴びて、運動だけはかかしません。

早起きは三文の徳
と申しますが

わたしは中でも

方々でモーニングセット
というものをいただき、楽しんでいます。

常連さん

おなじみさん



喫茶店に入ってこられて
店主と、目だけの合図で、モーニングセットが運ばれてきます。

せかせか入ってくるサラリーマンのかた

駆け込んでくる主婦

みなさん
ぱくぱくとトーストを食べ

茹で玉子の殻をむき
味わいながら珈琲を飲まれています。


いちにち24時間

いそがしくて余裕がないからこそ

喫茶店に入り

大切な「余裕」を作られます

余裕て
あき時間とか暇な時間じゃなくて

作り出すものなんだと

お客さんたちをみていて思います

どんなにあわてていたお客さんも

コーヒーを飲み終わる頃には


落ち着きを持たれ
心をリセットされてから

店をでていかれます。

店主は
すべて
わかっておられて

少ない時間でも

最上な時を

おいしい珈琲で、創作されています。

モーニングコース


トーストや野菜や
卵料理のサービスですが

これは

店主の愛だと感じます。

愛がわかるから
最上なときを
作ろうと、店主が必死にアイデアをしぼるから

そこに

「常連さん」が誕生し

阿吽の呼吸の仲になるのだと思います。

駅ちかマック

7時から8時は
出勤前の会社員の方と
早起きの年配者→主に男性
で大変こみあっています

気遣いの意味がわかってらっしゃる店員さんがいたら

そのお店は
たいへんな財産を得て
人気店になります。

大切な
時間

余裕をつくるためにきたサラリーマン


いちにちのはじまり

生きていくことは

時に苦しく

つらいこと

働いているひとは

自分が働いているからこそ

それがわかり

怒鳴りん棒のお客さんも

一生懸命自分に店員さんが働いてくれたら

はじめて心を開きます。



マクドナルドでは

パソコンをひらいたり
新聞に目を通し

携帯電話に電気を注入したり

中には
英会話の勉強をしている、定年ま間近、と思われる方がいます


マクドナルドは、200円で
コーヒーとマフィンが食べられますから
世のお父さんや
学生さんたちの味方だと思います


ドトールコーヒーでモーニング390円


微妙にやりくりしながら

みなさん毎日、
朝の自分ひとりの時間を

有効に使っておられます

会社や学校

1日中
人とのやり取り、交流に終始するわけですから、

朝のこの時間は
気持ちをクリアにするために
貴重な時間なのかもしれません


わたしはよく喫茶店で
書き物をするのですが

「すみません、長居してしまっ」て


というと

「いいのよ~ゆっくりしていって」


といってくださいます


お言葉に甘えず
追加注文いたしますが


本当に受け入れてくださっているのが
わかります


「わたしの店で再生して、元気になっていけばいいのよ」

そう言われているかのようです


ひとりの時間


走りつづけたいからこそ
時に歩き

静かにまわりを見渡すことも
だいじですね


社会がどんなに
システマチックになろうと


自分が人間であることを
人は忘れていないから


考えたり
悩んだりするけれど
本当はそこにこそ


希望があると思います



>
>

大阪名物 『 キャベツ焼き』 ☆壹銭洋食の復活か!!

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先月
祇園を歩いたとき

《壹銭洋食》

という看板をみつけました

珍しいので
通りのかたに聞くと
戦後
一銭の値段で売られたからそういうのだと聞きました。

《小麦粉を水で溶いて焼いたものに

ネギ、こんにゃく、キャベツなどを乗せて売られた

味はソース味であれば

当時なんでも洋食といった!とか
いわないとか》

いま
それは
わたしには
わかりませんが

この

一銭洋食というのは
【登録商標】
でもあるので

関西に

【キャベツ焼き】の店が
平成になって出来た理由や
名前の由来は

そのあたりにあるのかもしれない!!と思いました。


《キャベツ焼きの店》

人にきくと

「バブルの崩壊あとからできたのではないか?」
といわれました。

別のおじちゃんは

「いや見かけるようになったんは
15年ぐらい前じゃないか」


教えて頂きました。

名前の由来も
含め

考えぬかれた名前が

なぜ《キャベツ焼き》という名前なのでしょうか


戦後から
時はたち

壹銭洋食は

十円洋食

と名を変へて

キャベツ焼き

と呼ばれた経緯があるみたいです。


そして

お好み焼き

になり

たこやき、も栄え

一時途絶えたのが
キャベツ焼きだったみたいです


祇園では

壹銭洋食として残り続け

平成になり
今日にいたります
暖簾を守り続けてきた事に
敬意を表します

さて
《きゃべつ焼き》として
復活して

現在不況の世の中に爆発的に受け入れられたのは

やはり
よのなか

実質主義だからではないでしょうか


安いけど

めちゃくちゃおいしい!

という事で、庶民に受け入れられている
あたりまえの理由が
じつはものすごく
商売上
大変なことだと思います

大阪 難波駅の目の前にある

「キャベツ焼き」
@140円


ほんと
最初みたときは

東京もんには初耳なメニュー

という感じでした。

たこ焼きだって
一個50円ぐらいはします。

140円で
何が入っているのか
と考えると

俄然興味が湧いて仕方ありません。


わたしは
確認したいのと

おなかすいたのとで

とりあえず

ソースの臭いが気になり

早く食べたくて仕方なくなりました。

うんちくはどうでもいい

胃袋をみたしたい


そして!

確認出来たのは!!!!


キャベツ

天カス
紅しょうが
と、
シンプル
な具


しかし

豪華!

天カスは
歯触りがシャキシャキしていいですよね。

そして
生地がもちもちしていたので

片栗粉か山芋が入っているのかと
思いました。

午前中でしたので
まだ、お客様はまばらでしたが

それでも

大きな鉄板に
15枚位一気にならべ
夏の暑い時間帯に、
汗だくでガンガン焼いておられました


素早く!
丁寧に!
正確に!

回転よくするためのテクニックです。

かなりの重労働ですが

職人さんは
身体がリズムを刻み
楽しそうにさえみえる手捌きです

店先や通りに
ふわんふわん

油の香ばしい匂いと
ソースの香りを
立ち込めさせるのも

お客様に

風にのって贈るのも

胃袋をくすぐる大切なマジック!

わたしは
まんまとやられていたのでした


お店の前には
椅子がいくつかあり

直ぐに食べられるように
なっています

大阪のおもしろいのは

こんなとき

社長さんも
おじいちゃんも幼児も
OLのお姉さんも

同じ椅子で

きちんと足をそろえて座るところ

空腹をみたすために
仲良く座り

無言で

遠くをみて

口だけ

もぐもぐしているところ。

わたしは
そんな
気取らない

大阪のひとが
大好き。
まざりたい

だからまざる

わたしは
買ったら
早速椅子に座り
甘めのソースがからまった
アツアツの
焼きたてを

はふはふ
言いながら食べました

あつっ、、う~ん、、、、
胃に悪いかもしれないけど

よく噛まずに食べると

おい、おい

美味しいー!!

いや
よく噛んでもおいしい

キャベツ大好き人間の
わたしにとっては

この金額でこの美味しさ

だいまんぞくでした

いま

東京の家に帰ったのですが

雨で野菜が高騰しているのを心配しています

キャベツ焼きの
この安さ

心配です。


だって
とても満足感100%で、幸せを感じれたから。

幸せは
お金じゃない

一生懸命作る仕事人がいて

あたたかい接客
そんでもって
おいしい《味》だということ



余談


そういえば
誰かが

いか焼きもあるでー
と言ってました

そしたら他の誰かが
「それほんまなん、なんでぇ!はよいわんのや」
っていってました。

必死にいう
この感覚

しびれます


これはお持ち帰りではなく

店で食べるべし

「NHK 君が僕の息子について教えてくれたこと」


題名

「NHK
君が僕の息子について教えてくれたこと」



再放送で
27日よなか13時30分《つまり28日》に

やっとみることができた番組でした

放映時


評判になっていました
NHKのドキュメンタリー番組です


ドキュメンタリ~は

いま
世界をとびまわっている

一冊の本から始まります

「The Reason I Junp」
~自閉症の僕が跳びはねるわけ~

自閉症である東田直樹さんが

7年前の14才の時にかいた本がこれです。


彼は
自分のこと

たとえば

世間からみたら突如不可解な行動をする理由



うまく説明できませんでした

日頃
なかなか他人には
説明しずらく

言葉にできないこと

それらが
直樹さんが

苦しかったことです


だから
この本は

ある意味

《革命》をおこした本だともいえます


パソコンのキーボードを使うことにより

直樹さんは
日頃話すとき
消えてしまう気持ち

飛び交う気持ちが

思い出せるようになりました

キーボードを目でおうなかで

日頃なら

頭から消えていってしまう言語を

思いだし
整理できる

生き生きと
命の躍動と

とてつもない
奥深い表現力を内包している
直樹さん


アイルランドの作家
《デイビット ミッチェルさん》

この本が目にとまった時から

直樹さんと

世界の
自閉症の子を抱える親たちに

光が走ります



ミッチェルさんは


深く深く直樹さんに
感銘をうけました

自分の息子さんの気持ちが

わかったからです


わたしが救われたのだから

世界を救わねば!
と出版を世界規模で考えます。

この本は
どんどん翻訳を重ね

たくさんの言語になり

世界中を駆け巡りました。


実は

ミッチェルさんのお子さんは
自閉症です。

ミッチェルさんは

「我が子がどんなことを考え
何を感じているのかが
いままでよくわからずに、生きてきました。

苦しんできました」

しかし
「直樹さんの

本を読むことにより

光が見えたのです」


自分の息子が

何を苦しみ

何を愛して

何を一番恐れているか
わかったのです。


息子は
人と目を合わせられない

自分の行動の制御ができない

自由にならない


自閉症の方は

日常
自分の行動パターンを

少しでも崩されてしまうと

たちまち不安に陥ってしまいます

やがて
パニックに襲われてしまう。


自閉症の子をもつ親が

本を読み思ったこと


子供の心が
みえてくる

我が子との

寄り添いかたがみえてくる

いままで子供をどれだけ苦しめてきたか

もう
悲しませたくない

あやまろう

なおそう


これは
魂の前進する本でもあるのです


人との
コミュニケーションが
大変に難しいとされる

《自閉症》

そんな中
直樹さんのお母様は

直樹さんを見ていて

素晴らしい考えをひらめきました。

普段

目をみて他人と話をすることが難しい直樹さん


お母さんは

パソコンのキーボードを紙に書いて

カードにしました


もう
《魔法の紙キーボード》です

これを使えば
直樹さんは
相手と話せるようになるのです
これは

日々

寄り添うからこそ
みえてくる
アイデア

お母さんの発明です。


パソコンのキーボードを
使って

おしながら

直樹さんは
声もでて

すらすら話せるようになりました


奇跡です。

しかし奇跡は
努力と愛によって
おこりうる

そういうものなのですよね


教えられました

伝えたくても
どうしても伝えられなかったことが
できて

たくさんのひとびとが
直樹さんを

自分を

みてくれる

そして
文章に

感動してくれるなんて


なんてすばらしいことでしょう


核心は


自閉症をもつ我が子が
何故、その行動をとるのか

なぜ

突然

跳ねたり

席をたったり

ひきこもったりするのか

逆に

私たち親が、強制したり

しかったり

がっかりしたりすることは

我が子の為になっているのか


どうしていいか
わからなく

苦しんでいた


世界のお父さん、お母さんたちは
だからこそ
彼の本に一筋の光明を
見いだしたのだと思います。

最後に

直樹さんの言葉で
ぐっとくるものがありました。


「自分は
自分の失敗や悲しみ、苦しみは我慢できます。
しかし
ぼくのことで
お父さんやお母さんが
悲しんだり
落胆したりするのは

つらい

ぼくのことで

辛い思いをさせていると思うと苦しい」

というところです。

そして

そのメッセージが

世界中を

かけめぐった
のです


親たちは

それをきいて

どれだけ

胸が

張り裂ける思いがしたことでしょう。



とりかえしが
つかない


それはもういわない

いまからでも
やりなおせる!
おそくない

やりなおすには
勇気がいるけれど

直樹さんの本は
自閉症の子供をもつ
世界中の親たちに
届き

みんなの背中を後押しした!!

天使がおこした奇跡のように!

『百万本のバラ☆加藤登紀子さん・三角公園再び!31年の時を重ねて、2014年釜が崎夏祭りを飾る!!』 其の②

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現代のお伽噺
奇跡は何度でも起きる!



加藤登紀子さんと、


どしゃ降りの雨の中、

ひとつになったお盆

あの日は

本当に暑かったです

蝉もジージー鳴き、日差しが強烈に黄色かった


いま
あらためて

熱い気持ちを思い起こしています。

「見せかけの
まちづくりは、いらない!」
って貼り紙
ショックでした
「政治家や行政が、国民に信じてもらうってなんだろう」
って考えました。

やれないことは言わないこと

悪いことを
強行に実行しないことです。


みんなを幸せにするということは

誰か

弱い立場の人が
我慢したり

切り捨てられていくことではない

それなのに

私たちは
日常
加担させられている


だからせめて
平然とやらずに
流されずに

むかいあおう

じつは

そういっているわたしも

人間の見方を間違えてしまうときがある

みんなが
我慢して
やってるんだからと

なんであなたは出来ないんだと

強制しているときもある

おじいちゃん

おばあちゃん

がゆっくりレジに並び

一円十円数えながら
ゆっくり

お金をだしていると

早くしてくれ~と

おもってしまう自分がある


仲間や後輩に

パソコン

あなたも覚えなさい


と思っていたりします


ようは

どんな形であれひとはひとを
追い詰めてはいけない

学生に

いまどき

あなたの理想とする
夢みたいな仕事なんかないよ

というやつがいる

あなたは社会に適応できる武器がないから

どこも雇わないよ

そう説明する商社の偉いひとがいる


野菜を作ったり

お米をつくったり

焼き物をやいたり

文字をかいたり

絵をかいたり


ひとの気持ちを聞いたり

なぐさめたり

うん
素敵な仕事は

まだまだ

本当は

たくさん必要なんですよね

たりないのですよね

社会のながれ、、、いまの時代

我々が肌でかんじるのは

もっと

手作業の仕事や
単純作業

心の作業

寄り添う作業があって
創造的作業があっていいはず
とおもっています


仕事にしてお金にしなくても

芸術を生活の中にとりいれ

スローライフをおこなえば

人は幸せになれるし

頑張れるやる気がもりあがります


8月15日

西成にあつまった労働者のおじちゃんたち

あの日

三角公園

雷雨がおしよせ

どしゃ降りの雨が
どんどん
地面をぬらし、

それが

足元から
はねあがり

さらに

盆踊りの櫓も、日除けのあみも
この
恵みの雨を受けていました


加藤登紀子さんは

にっこり

人懐っこい笑顔で

みんなに呼び掛けました


「ゴザに座っているひと~
立った方がいいかもしれない

下がね
雨ですごいから

さあ、たってぇ~
真ん中に集まって!」


みんなが
ステージ近くにあつまってきました

ものすごい人数です


やんややんや
わいわい

ゾワゾワ、ガヤガヤと


ほとんどが
おっちゃんでした


なにか、素敵に異様です

普通ではないけど

健康的!


それは

その顔!

みんな
少年みたいな顔になっています


加藤登紀子さん通称
おときさん

いつもと誓う会場の興奮を

もろ肌で感じ

懐かしい感覚を
全身で感じておられました

みんな

感無量です

一曲おわるごとに泣いている

大雨に負けないで

誰かが
渡したワンカップのお酒

これには
思わずにっこりの、おときさん


「ありがとう
わたしこれ大好き」

ぐいっ
と飲み干したら
またまた歓声があがります。


美しい声は

気品があり

どこで聴いても西成で聴いても

「気高い魂」

が感じられます

百万本のバラ

知床旅情

ずぶ濡れになっても

じっと聞いている人たちの瞳を
おときさんは
逃がさないで

しっかりと見つめ返して


泣いていました。

「みんな素敵です
ありがとう
わたしは、来年も絶対ここにきます、また会いにきます。わたしはここで歌いたい、

みんないい顔してるから。

自分の身体を一生懸命つかって働く人がいるから、

わたしはそんな労働者がすきだからみんなが好き
。」



わたしは
おときさんの歌声を
聞いている

おっちゃんたちを

みていたら


日本人は
やっぱ
このぐらいの
空間で


宴をやったり

身を寄せあって楽しむ

のが一番幸せなんだと

わかりました


みせかけより

本音が好き


戦後の貧しさや
貧富の格差は

かわらないまんまだからこそ

助け合い
優しくしあうのがすきなんだよ

仕事は機械化され

人手はへるばかり

それでも

どんなにきつい現場でも

働きにいく労働者がいる


なんにも
終わっていない
戦争体験
学生運動
ヒッピー

その頃を生きた人の中で
うまく化けれたものは

資本主義のシステムに
シフトし
企業戦士をつかい
資本家になっていった


うまいこと
特需にのり
日本は経済大国に上がっていきました

まさしく
ゼロから、はいあがった努力は
みなにあったとおもいます

やるときは

みなが

目標を掲げていた

いい国にしよう
子供たちを幸せにしょう!

みんなのためになることもしょう

その優しさ
切実さは


敗戦や
原爆を落とされた
悲しさ
いきどおり

それらは
全国民の
トラウマとなり
そのために
ショックがおき

なにかが

動きだした、
計り知れないものが多分にあったからでしょう

しかしいま

戦後70年


戦いは
知識や権力、策略
情報にかたちをかえ

無機質なシステムは
人を孤独に追いやり

心をむしばんでゆく



西成愛隣地区
この、ゼロスポットが
存在する意味は
深いです


右でも左でもない


全部をひとつに
包み込む
愛より強力な
磁場が
ここにはあります

美化はしない


でも


大事な一点を
胸に持っていたら


必ず
人は再生してゆけると
思いたい


その一点とは
苦しみの中にある
創造の源


自らつくる人生

利用されない
自分だけの才能

いきるみなもと


子供たちに
伝えてゆくべきものは


歩くこと

知恵と勇気
で自ら
発明し


歩きだすこと

『百万本のバラ☆加藤登紀子さん・三角公園再び!31年の時を重ねて、2014年釜が崎夏祭りを飾る!!』 其の①

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釜ヶ崎夏祭り!
そのクライマックスに

加藤登紀子さんが来場されました。

31年ぶりの事ということで
ございましたが

登場してから

一瞬で!!

みんなの心を鷲掴みにされました。


三角公園村は

ザワザワとゆれました。

そして同時に雨が降ってきました。

一曲歌い終わると
どんどん!
空から降ってきました。

《恵みの雨!》
加藤登紀子さんが言われたように

それは

まさしく有り余るほどの愛情の
恵み

豊穣の雨でした。

傘をさすひとより

さしてない人が多く

三角公園村の

村人たちは、

全身に雨を受けていました。


目にはいる雨なんてものともせず

髪をかきあげかきあげ
一生懸命加藤登紀子さんを見つめ
追っていました

声をあげ

喜びを口々に叫びました。


私は偶然東京からきて

この素晴らしい瞬間に、立ち合わせて頂くことが出来て

本当に
心の底から
感謝感激、、雨あられでございました!

身体からは感激が沸騰して

沸き上がる興奮と

ドキドキ感が

湯気のように巻い上がるのを

感じていました。

震えるぐらいの感動です

この感覚は何年ぶりだろうか

これだけは強く思ったのですが

年輪と歌でしか伝えられない感動がある!

もう
わたしは

嬉しくて

嬉しくて

「あぁ歴史的瞬間にたちあえるなんて、わたしは東京一の果報者だぁ!」

て叫んでいました。


シンガー 加藤登紀子さんは

公園の仲間たちに

「おときさん」と呼ばれ
連呼されていました。


若いとき
活動家だった
藤本敏夫さんと獄中結婚された話はあまりにも有名です

この雨を
おときさんは

旦那が嫉妬している?

な~んてことはないよ!

と笑いながら話していました。

宮崎駿監督の
『紅の豚』でのキャスティングは、おときさんの、深い深い人生観を彷彿とさせました。


百万本のばらを
歌われたら

会場は

どよめき
ゆれました。

人生において

危機や問題を恐れず

まっすぐ
向かっていく尊さを

教えてくださいます

だめなら倒れたらいいじゃん

しかし
前向きで倒れること

両手をついていれば

何度でも起き上がれるんだからと!

そう
ネバーギブアップ

《けしてあきらめない心》
だけは
一生捨てないで
突き進んでいこう

加藤登紀子さんの
生き方は

わたしに心にぐさりと刺さりました


夢ではなく
実行する
気持ち

魂が
大切です


会場は
ますます
雨がふります

気がついたら

若い女の子も
おっちゃんも
おばちゃんも
子供たちも
みんな
にこにこして

おときさんを囲み

歌い

踊り

跳ねあがっていました。



気概をもって

31年ぶりに
釜が崎に
戻ってきた
加藤さん。


わたしは前日

西成の商店街の釜ヶ崎芸術大学の前で

一枚の張り紙をみて
この素敵なコンサートの概要を知ることが出来ました。



一枚の張り紙

写真一枚目です。


朝からステージでは、

沢山のバンドの若者が
あつい思いを歌詞にのせて
歌っておりました



沖縄民謡の
方々が舞台にあがり

《花》を
歌い始めました


しばらくすると
それに
かぶさるように
誰かのこえがします


加藤登紀子さんでした


おじちゃんたちは
おときさ-んと口々に声をあげ
一気にテンションは爆発しました


とたんに
雨が


凄い勢いで
ふり注いできました


「恵みの雨だよ
頑張っていこうぜ」


このひとことで
会場をやる気まんまんさで包み込み

そこにいた全員をヒートさせ
ひとつした、おときさんは
女神さまのようでした。


その2につづく




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