2014年09月

北野天満宮ずいき祭り10月1日~5日 【闇に浮かびあがる天狗と蝋燭に魅せられて】

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京都 京福電鉄
通称【嵐電】には

四条大宮駅発→嵐山駅

四条大宮駅→北野白梅町駅

ふたつの経路があります

太秦のつぎの駅
帷子の辻駅【かたびらのつじ】駅を
中継地点として

嵐山と北野白梅町に

それぞれ終着駅があるのです

わたしは

まだ、知らない京都発掘のため
北野白梅町まで行ってみることに
しました


まだ少しあつい京都の午後
いつものように
リュックサックを、せおい

分岐点、帷子ヶ辻駅より
昭和の雰囲気ただよう
茶色のかわいらしいちんちん電車に
乗り込みます

ゴトゴト ゴトゴト

線路の凹凸と
体にくる振動

お年寄りや
通学中の学生さん
お母さんと子供

そんな方々を毎日運ぶ
町に溶け込んだ庶民のための電車です

時がゆっくりと動きます

台湾や韓国の旅行者が
カップルで
ゆったりと
乗り込まれ

楽しそうに景色をみています


いつもながら

日本に、いつまでもあって欲しい
風景をみるたび
しみじみしてしまいます


派手さはないのに

木漏れ日の光のように

優しく輝いている

そんな
野花のような

美しさが

京都にはあちらこちらに点在します

旅人は

それを

見つけるたびに

幸せな気分になる


さて
まもなく
北野白梅町に到着しました

ひなびた古い駅

しかし外にでて
広い交差点にでてみますと


意外にも若い方が
道を沢山行き交っています

聞くところによると
この界隈は、住みやすい家賃価格で
学生さんに人気のエリアだそうです


駅前商店街
『大将軍八幡神社』のある
妖怪ストリート(妖怪の置物がたくさん
あるのです)を通り抜けて


学問の神様
菅原道真公を祀る

『北野天満宮』

着いた頃には
日が暮れておりました

もう、神社は
閉まっているだろうか

半ば諦めながら

歩いて行くと
(夜七時半)

入り口の門が
大きくあいておりました

今日は特別な催しなのかな

そう思いながら

そっと
門をくぐると

そこには


見たこともない
幻想的な風景がありました


暗い夜空に
浮かび上がる
灯籠のほのかな灯り

まさに

神社が建てられた
947年、平安時代中期
そのものです


わたくしは
タイムスリップしたように
しばし呆然と
立ちつくしてしまいました


境内にも
たくさんの灯りが蝋燭を交えてともされ

本堂や
ほかの建物に、施された
金色や、赤や、緑が
えも知れぬ
光を放っています

中で作業を
していらっしゃる
神社の方の白装束さえ
光ってみえます


なんでも
毎月25日は縁日なので

夜9時まで
あいているそうです
1ヶ月に1日しかない
25日に


偶然にも
こられたこと


運に頼らないでいようと
思うわたしも


さすがに
運がよかったと
思いたくなりました


奥では
もうすぐ催される

秋の『ずいき祭』の準備
をしていました

毎年10月1日~4日
北野天満宮の神を
西ノ京の御所へお迎えし
本年の収穫を感謝する


という、農耕の神のお祭りだそうです


歴史がいまだ
息づく町を壊さず
残してゆく


街を残すことは
文化としての日常生活を
残すこと

価値をわかり
それを、生きる

その伝承のなかで
必ず
文化を大切にする次世代が
現れる

京都は

文化を守る方々の横のつながりも素晴らしいです

ずいき祭り

奉納の舞

お茶のわびさびの伝承

野菜だけでつくる
神輿


必ずいきたいです。

京都特別リポート 『人ありき☆川勝総本家 千枚漬け老舗の力』

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島原遊郭から
阪急大宮駅にもどる途中


大きな提灯に書いた
大きな文字が目に止まりました

『川勝総本家』

ここは

創業98年になる
千枚漬けの老舗本店の前です

店内は
太い梁のある
重厚な店構え

白地の
粋な暖簾を写真に納めておりましたら

中から

笑顔が素敵な
恰幅のよい男性が、出てこられて

「中に入って、撮ったら?」

と、言ってくださいました

意外なお誘いに
???

う~んいつもの悪い癖で

余程しつこく
お店の中を

私は
のぞいていたのでしょう

『すみません
あっいや
しかし

いいんですか?!』


『どうぞ、どうぞ』

と笑顔でいわれるその男性は

よく聞くと
なんと

創業から
三代目の社長さんでございました


『なんて
恐ろしく気さくなんだ!』

物腰の低いご主人というのは
凄くかっこいい


社長は
ぱぱぱっ~と次のお仕事にいかれ

私は、店内で
お茶とお漬け物をいただくことになりました
色々な種類の
色々な色のものが、でてまいりました。


ほんのり加減の
甘さと、しょっぱさが
あとを引くお味で


あまり買い物をしない私も

これだけは帰りに
大根一本購入です
食べさせたい旅館のおかみさんがいたのです。

『これなら必ず喜んでいただける。味も、歯ざわりも香りもすばらしい!』


建物は
元々はカイコを育てるための
屋敷だったそうです

天井が高く
大きな柱と梁が

いくつも張り巡らされていました

土間だったと思われる箇所を

奥にどんどん進んでいくと

樽や漬け物石が
いくつもおいてあります

女性の従業員のかたが
額に入れて飾ってある
古い写真をみながら


当時の様子をわかりやすく

話してくださいました


わたくしは
説明を聞きながら


むしろ、愛情のこもった話し方をする
従業員の方が気になり

このお店が大好きなのですねぇ


こちらにお勤めになられて
何年ですか?

と、余計なことを

聞いてしまいました

その方は

そんなことを
お客様に言われたことは
はじめてです

と、ちょっと驚いて


そうなんです
私はこの会社が大好きです
勤めて、18年になります


と、おっしゃいました


長く勤めると
馴染みのお客様が
たくさんいて、そのやり取りが
とても楽しいそうです

会社の財産とは


やはり
こんな

人(ひと)ですよね


自分の働く店に惚れ込める事は

なんてすばらしい幸せなんでしょうか

商品に誇りをもてるからこそだと思います

人それぞれに
やりたいことは違いますが


『本物を見分ける鑑識眼をもち

惚れ込めるものを
常に持っている自分でありたい!』

と思いました


お店の壁に
「愛と汗」
と書いた

立派な木の看板がありました

『小さな店にも老舗の香り 五条大宮☆ みやこ食堂』


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歩いてる途中で
立ち寄ったお蕎麦やさん

いい感じに
色あせた暖簾にひかれ
入ってみました

わたしはお蕎麦屋さんの娘なので

どうしても気になる店構えのところは

入りたくなってしまいます。

おまけに
お蕎麦は手頃ですから
財布も気分も少し気楽(笑)


こちらの
店構えは、
昔からの
あまり手直ししていない感じが
詫び錆びがきいていて
嬉しいです

お蕎麦やうどん
種類ががたくさんありました

お団子やおはぎ、白餅も
ショーケースに並んでいて

お馴染みさんが
毎日でもやってきそうなお店


わたくしは
何度もいってしまいますが

蕎麦屋一族に

育ったせいで

どうしても、この雰囲気を
追いかけてしまう人生かも!!


心から
ほっとするんです


皆さんも思いませんか?

どんな立場の方でも

お醤油と出汁の香りは
だれでも
ほっこりしてしまう

その日、
ハラが立つことがあっても


まいっか

って思わせてくれるのは

雰囲気だったり
においだったり

あたたかさだったりしますよね

だからわたしは

夏でも

あつあつのお蕎麦を注文して

湯気にうっとりしてしまう

出汁をすすって

おなかに染み渡るしあわせを感じてしまう

今日は
『昆布うどん』380円を
いただくことにしました

関東のよりは細目のうどん

白醤油を使った関西風の汁で
京都らしい、上品な一杯でした


老舗が多い京都では
小さなお店にも、
味の伝統があるように
思います


手を抜かない

毎日同じことを
丁寧に
大切にやる

そういったことを
積み重ねてこそ


毎日来ても、お客様の
舌を裏切らない
ものが出せるのでしょうね


帰りがけの
若旦那の一声


「おおきに!」


店をでて
見上げる空が、
いっそう蒼くみえました


京都を歩く☆五条大宮 《島原遊郭》


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本日は四条大宮駅から
歩くこと

20分

《島原遊郭》にきています

五条大宮の交差点を少しすぎて
右に入り、真っ直ぐに
歩いてゆくと

立派な柳の木があります


風に
ゆらゆらとゆれているさま

当時は沢山の柳の木があったことでしょうが

街の風情が過去から伝わってくるようです


入り口にある
島原伝統保存会の立て看板を読むと
こう記してありました

抜粋して記します

「島原は、江戸時代以来、花街(歌舞音曲を伴う遊宴の街)として発展してきました。単に遊宴をするにとどまらず、和歌は俳壇が形成されるほどの活況を呈した。
>しかし、明治以降の島原は、次第にさびれてゆき、現在では揚屋(今でいう料亭)「角屋」、置屋(太夫や芸子を派遣する店)の「輪違屋」、それに島原入り口の大門、これら3ヶ所がわずかに、名残をとどめている」


和歌

そこには
遊郭の女性の
凛とした気高さが

男性には

憧れの色気に見えたのでしょう


石畳に上品に立ちならぶ
建物をみていると


当時の、京の
おもてなしの美学は


いかようであったのかと
偲ばれます


きっとここで
まつりごとに関する
約定や相談がなされたのでしょう

いつの時代も


お酒や料理
それを飲む場所が

政治には用意されますが

そこには男性だけでなく
女性もいたわけですし

とくに幕末や維新を偲ぶとき

それに関わる物語は

不思議なパワーや熱いものを

わたしたちに
想像させてくれます

血の通った人間が

法をつくり
悩み

戦をするとき

やはりいつも
人間をもとめ

ぬくもりや

いやしをもとめる

男女をこえた

友情や

意地が

貫かれる物語は

いつの時代も
変わらないのでしょうね

『大阪☆ 国立民族博物館「みんぱく」 で開眼!!』

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阪急電車
京都四条大宮と大阪梅田の
まん中あたり

南茨木駅から
モノレールにのり
万博記念公園内にある

『国立民族博物館』

にやって参りました

関西の方々は
みな、口を揃えて

日本の宝だ!

とおっしゃる場所に

きております


歴史を遡りますと
日本万国博覧会、といえば

芸術家 岡本太郎氏の
太陽の塔に象徴される

1970年に開催されて76ヵ国が参加した
国際的な博覧会でした

183日間で6400万人を超える入場者は

1日平均35万人といいますから

どれだけ
国内国外での関心が高かったのか
わかります

わたしは
当時は来ることは叶いませんでしたが
今日こうして、来訪させて頂き

博覧会の素晴らしさを
想像させていただきました。



当時のテーマは
「人類の進歩と調和」でした

1970年代というと
日本の経済成長が
目まぐるしく成長し
成果をあげた時代でしたが

その反面

様々な問題を
いまに繋げてもいます。

このまま経済一極で突き進んでよいのかと、立ち止まり
考える時期であったのかもしれません


進歩と調和


自然と文明

バランスを崩さないようにという

大事なメッセージが

この博覧会や

太陽の塔からは

あったのではないかと思います

ここには

いま

小鳥がさえずり

森があり

その上を

空中庭園として

歩く

空中道路があります。

細い歩道橋のような小さな目立たぬ色の鉄橋が

やさしく

森の上に

道をつくり

なんとなく

天空の城ラピュタを

歩いているような錯覚におちいります。

さて

35年たったいま
時は流れ


テーマは
「多民族日本」となりました


海外から日本に移り住む人

または
働きにこられる方が増え


日本で家庭をもたれ
二世、三世になる
子供達が生まれ、育っています


思っている以上に
多民族、多国籍になった日本


いえ、むしろ日本は
昔から
単一民族ではない歴史説も
持っておりますから


本当は世界の中でも
寛容性の高い民族
なのかもしれませんよね




この敷地内にある

『博物館』は

民族を多用にあつかっております


入り口☆アプローチは


未来の遺跡と称した
パティオになっておりました


ギリシャ遺跡を思わせる
石段の上を


流れおちる水

古い坪が


雰囲気を盛り上げています

つくりものではない
本物感がビシビシと
肌に響きました


そして
展示会場に入るやいなや


ゾゾゾと


鳥肌


入り口に入り
一秒で脱帽でした


凄い!
全部本物です


聞くところによりますと
これらの物品は


スタッフや研究者の方々が
実際に現地に住み
現地の人との信頼のもとに
譲り受けたものが多いそうです


まさに
お金では買えないものばかり


熱意と想いが
集結されていました


展示の方法や
シンプルな説明も


実際に住んで
体験していないと
伝わらない言葉ばかり


展示場ところどころに
映像がながれ


無機質になりがちな
博物館の
空気をゆらしています


ここが
日本の宝といわれる
由縁がわかります


何度も来たい場所でした


わたしは
物書きとしての


大事な視点に
今日、また
気づきました


伝えるということ


何をどう伝えるのか


それによって
何が変わるのか


先をみすえ


日々やることを
大切に
したいと思います

こんな博物館をつくりたいな

これは使命です

こんな仕事が私はしたかったんだ

伝える仕事

伝える愛

わたしは

本日の思いで
記憶を

大切に

本当に伝えたいものを書き

残していきたいです。

いや残していきます!!

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