2014年12月

京都サムライプロジェクト 「鬼神剣サキ」 脚本・監督・中野広之 明智光秀役・榎木孝明


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本日、KBS京都テレビで
お昼の12時から放映されました

わたくしも
見させていただきました

バリバリの赤影世代の
わたくしとしては
いろいろと、幼いころの感覚が
呼び覚まされ

とても、楽しく
見させていただきました

カッパや狐、天狗

どれも、子供のころは
恐かったですよね


妖怪といっても

本当は
自然を守る
妖精みたいなものですから


悪者ではないわけですが
みてくれが悪いんですよねぇ


自然を壊そうとする
人間を、こらしめる為に
わざと、あのような姿なんでしょう


民話の世界ですね


愛宕山や
伏見
など、京都ならではの
ロケーションも
楽しめました


サキが
紀州からおじいさんを
助ける為にくるあたり


日頃
和歌山→大阪→京都と
取材活動を
している、わたしにとりまして
とっても親しみのわく
ストーリーであり


サキみたいに
可愛くはないんですが


『争いをやめ
平和な世の中にしよう!!』

という
志は同じな訳なので
個人的にも、なにか
スゴく、励みになりました

中野広之監督は
チャンバラを愛しつつ

しっかり自分のポリシーを反映させています

監督は
無益な戦争や斬り合いは嫌いなんですね

だから
中野組では
刀より強さより

素手で
『弱い者をかばう』

愛の力が
いつも全面にでています
これは演出家としての
癖なのでしょうか




それは

和歌山の舞台を
やらせていただいて
わかったことでした。


その脚本に
映像は
CGも駆使されており

時代劇も
現代の子供たちに、馴染みやすいように、つくられていました。


ひとつの方法だなあと思いました


そして、やはり

昔も今も変わらないこと

勇気や
諦めない心
思いやり
信頼


このテーマは永遠ですよね


信じて道を歩き続ける


サキと治五郎おじいさんの
歩いてゆく道を
まだまだ、追いかけてみたいと
思ったのは、わたしだけではないはず


監督、脚本、演出をされた
中野広之監督

和田監督

出演された
榎木孝明さん
リー村山さん
まりえさん

そして
可愛いKAZUさん


製作スタッフの方々

プロデュースされた
二ノ湯さま


ありがとうございました
榎木孝明さんは
そんな
みなさんを
守り
カバーし

溶け込み

役者が未経験だった
カズちゃん=サキを

導びき

素晴らしい役者だなあと

あらためておもいました。



さて、年明けから

紀州

孫市祭り
野外劇の準備に入ります

中野広之監督が

あらたな和歌山のあつい仲間と役者と地元パワーを駆使し
雑賀衆の歴史に迫ります!
必ずや映画化もされることでしょう



京都 嵐電「蚕の社」☆鎮守の森

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社、 やしろ

関西には
実にたくさんの社が、あります


歩いていると
突如現れる、鳥居

京都内で登録されている
数は2000件だそうです

本当に多いです

一番多いのは
奈良なのだとか

これだけ、日常の風景に
溶け込んでいたら
子供も、大人も
自然に、信仰心があつくなりますよね


環境って
教育の一部なんだと
あらためて思います



嵐電、太秦広隆寺
のひとつ手前の駅に

「蚕の社」

という、駅があります

三条通りからは
ドカンと建っている鳥居しか
見えないので

?????

と、思っていましたが


ある日
いったい、どういうこと
なのだろうと


鳥居を潜り抜け
歩いて行ってみることにしました

すると
200㍍ばかり行った
その、正面に神社を発見!

木嶋神社(このしまじんじゃ)です

シ~ン、とした、空気の綺麗な
鎮守の森です


この神社内に
有名な三本鳥居の
がありました

それが、蚕の社

高札を読んでみますと
秦氏という
大陸から、渡ってきた
渡来人とされている方々が

織物や染織技術を伝えたという
資料があるそうです

三本鳥居は
キリスト教と関係があるのでは
と、研究者には
わりと、有名な話だそうですよ


へぇ~
神社とキリスト教、、、
意味深です


ともかく


神社までの参道入り口が
あの、鳥居だったのだと
わかり

鳥居がある→参道がある→神社がある

古都の歩き方が
またひとつわかり

勉強になりました


日本全国にある
城下町


町の発展と
衰退


歴史とともに
繰り返すことも
あろうかと思います


表面だけみて
派手になるのが
発展なのか


失ってしまった
文化を掘り起こし
伝えていくのが、発展なのか


選ぶのは
私たち、大人なんですよね


これは、重用だあ

京都 烏丸御池 「 新風館」☆クリスマス野外ライヴ

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街はクリスマスですねぇ

もう何年も

クリスマスの
雰囲気から遠ざかっていたのですが

夜となく昼となく
ラジオからクリスマスソングが
流れてくるもので

ちょっと意識してみることに
しました

音楽は記憶とともに甦る、

お決まりの
キャッチフレーズみたいですが

1970年代の懐かしい曲を
あらためて聞いてみると

その頃にみていた風景や
においがしてきたりします

時には
その時にどんなことばを
交わしていたかさえ
思い出す


そんなことって
ありませんか?



四条河原町につづく烏丸交差点を
左に折れて、六角通りを歩きました

生け花発祥の地で有名な
六角堂を通り抜けると


新風館という
商業エリアがあります

面白いつくりになっていて

中心
中庭に音響がしっかりした

ステージがあります


今日は、
午後から、数人のミュージシャンによる、ライヴがあるようで


丁度、音あわせに
遭遇いたしました


ここは
オープンスペースですから
無料で見聞きすることができます


良いですよね


わたしは
こういう環境って、盛んに
利用されるべきだと
おもいます


当たり前にある


音楽

映像

演劇


有名、無名
ごっちゃになって

みんなで
文化、芸能を育てて
いけたら
よいとおもいます

そもそも
本物は有名だとか
考えていませんしねぇ

なにか、使命を背負っていると
いうか

きっと

国際的文化都市


京都の
重要な役割をになっているのでしょう


わたしも、
傍観者ではなく



やらなくちゃと

思いました

粉雪舞い降りる京都 ☆河原町を歩く

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さ、む、い

ですね

雪もふりましたね

京都の冬が、こんなにも
寒いと
思っていませんでした


窓ガラスから
入ってくる
冷気に

数年前に行った
禅寺の座禅会を思い出しました

まだ寒い3月
窓を開け放ち
一日の大半を座り続けた
3日間

鎌倉の円覚寺でした

あの頃は
なにゆえか、修業好きで
今もそうですが
突き詰めていくのが

わたしの



なんでしょうね


我ながら
やっかいな性分だなあと
思います


先日

嵐電に乗り
四条大宮から歩いて
烏丸→四条河原町→京阪三条駅近くまで、いってきました


しんと冷える空気をまといながら
背筋を伸ばしてあるく


結構いい気分です


河原町は
若者が大勢歩いておりました
この界隈は
大学もたくさんありますからね


もうすぐクリスマスですし
1年が終わろうとしていて


商店街は
クリスマスの電飾で
綺麗になっていますから
なおさら、ちょっと、かなり


うかれ


気分のようです

若者は、道の
そこ、ここで集まり
道で言葉を掛け合い


楽しそうに
居酒屋に入っていきます


三条に続く
木屋町通りのお店も
活気があり


これから、年末に向け


〆のひと稼ぎと
気合いが入っているようでした


通りから
路地をのぞくと
小さな灯りが、奥まで続いています


先斗町
寺町
河原町通り


行きつけのお店で
静かに
たのしく

大人のみ

なんてのも
してみたいものですよね


錦町市場で
あてを買い込み


家のみも
よいかも


あら、
お酒のみ発言ですねえ
大丈夫かしら、わたし


昔はこの錦町市場まで
天秤棒をかついで
海から、山を走り越えて

ハモやカマス

魚を売りにきていたそうです

人力車
石畳

京都
おもてなしの歴史は

都をとりまく
人々の暮らしの歴史
と一緒なんですね


大阪ももちろんですが
お城を中心に
発展した、暮らしの文化


突き詰めるしつこい
性分の、わたしには
まことに向いている


探検素材です


これからも
街の今、昔


あちこちで


掘り起こしていこうと
思います


しっかり
記録していこうと
おもいます

追悼 高倉健さま 菅原文太さま

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今日は
あまり出歩かず

DVDで
映画をみることにしました


菅原文太さん
「トラック野郎 男一匹桃次郎」
もう1本は
高倉健さん
「ホタル」です


トラック野郎 男一匹桃
桃次郎は

人を疑わず
損ばかりして

惚れっぽくて
一途で

人が困っていたら
火の中でも飛び込んじゃう

お人好しで、あつい人

桃次郎のこと
今では皆無になりそうな
男性像というより、父親像として
いつのまにか、見ていました。


昭和一桁生まれには
こういう大人が沢山いたように
思います。


ものづくり日本でしたから


職人のような
お父さんが、多かったのでしょうね

親の背中をみて育つといいますが

やっぱり、まずは
生きてる姿で
みせることなんだろうなと
思います

自分の生きる道に
誇りをもつ
自分を嫌いにならない

学歴とか
役職を、語る前に

だいじなことですよね

わたしの父も
職人でした

無口でしたが
お酒が、好きで
どこかオチャメだった父

蕎麦屋の前掛けをして
並びの魚屋さんに

今晩のお酒のあてにする
お刺身を、買いにいく
後ろ姿が、好きでした

カッコよくないけど

カッコ悪くて好きでした




もう1本
高倉健さんの
「ホタル」です

戦争
民族
家族

難しいテーマを扱った
作品でした

みな、何かを背負いながら
一生懸命に
嘘なく、生きようとする姿

高倉健さんのふとした言葉の中に
大きな優しさがありました

無条件に
ハラハラと涙がでてしまいます


大雪の中で

鶴のまねを
大きな声ではしゃぐシーン

無口な高倉健さんの、イメージからは
意外なシーンでした

背負ったものを

解き放つ

自己を解き放つ

わたしには
そんな、場面にみえました



映画
演劇


人はみな、自分の経験値を
背景に
重ねながら
観ていきます


その中で
感動を引き出す為に
出来ることは


なんだろう


2本の映画をみて
こうして
文章を、書かせていただき


自分が
どう生きているのか
道を確めた

今日でした


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