2015年07月

「古代、民を守るために敢然と立ち向かった女王がいた!☆名草とべ」和歌山県海南市 秋の舞台公演は今年も熱い

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おはようございます

ここ何週間か
長い文章に取り組んでいました

「名草とべ」という舞台が
秋に和歌山市海南というところで
公演されます。

地元で劇団を主催する
東 道さんの発案による舞台です

和歌山を代表する、優れた語り部でもある東さんが、ご自分の足で歩き、人に会い得た情報をもとに、原案をたちあげた素晴らしい作品です。


今回、その貴重な情報をもとに
脚本構成をやらせていただきました。

原案には彼女の和歌山を愛する想い、和歌山の歴史を語り継ぎたい気持ちが
溢れんばかりにつまっており

正直、圧倒されてしまいました

この想いを最高のかたちで
歴史に詳しくないお客様にもわかる
舞台にするにはどうしたらいいのか
何日も悩みました

史実は外せない
史実だけでは物語にならない

せめぎ合いあいました

悩んだすえ、あらぬことかわたしは
史実を削ぎおとし、物語を重視した脚本を原案者である東さんにおくりました。

逆鱗に触れた
ことはいうまでもありません

全然ちがう!
原作者に対して失礼だ

当たり前ですよね
こんなに失礼なことはない

しかし、ここからが
本当の作品づくりでした

ふつうなら決別してしまいそうな
真逆の感性を、私達は向かい合わせ
お互いの良いところを合わせていくことにしました

というより

わたしが、東さんの懐に包まれた
感じなのですが

とにかく、

相手から逃げないで
向き合うことにしました

そんなやり取りがあって
出来た今回の脚本

「名草とべ」です。

戦のない国づくり
平和へのおもい

幸せの基準はどこにあるのだろう

信じること
勇気、行動すること

出演者
制作側が同じおもいで
一丸となり、走り出しています。

舞台の監督、演出、脚本監修は
東映太秦映像の中野広之監督です

ぶつかり合いながら
生まれる創造の世界

それが、総合芸術

映画であり、舞台であり
ドラマである

中野監督の演劇哲学のもと

和歌山の地元の方々と
熱い舞台をお届けします

2015年11月1日(日)
海南市民交流センターふれあいホール
にて、14時30分から開演です。

チケット予約は
海南市民劇団KCM
代表 東 道さんまで
kiga@silk.plala.or.jp

http://ariskiga.exblog.jp/
東さんのblog
「東 道のきのくに花街道」

『祇園祭・山鉾巡行を支える男』長刀鉾の廣瀬隆棟梁 67歳

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この方が凄腕の廣瀬棟梁です
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長刀鉾に集まるみなさん
鉾の内部装飾を丁寧にふいています。
雨がすごかったので大変でした
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こちらは『月鉾』の縄がらみの様子です

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京都では『祇園祭』がはじまっています。

宵山につづき
先日17日は『山鉾巡行』の日でした。

山鉾という伝統的な山車が
「建方」という大工さん達により
組み上げられます。

そこに

お囃子を奏でる稚子たちがのり
町の通りをゴロゴロと大移動していくのが、
『山鉾巡行』です。

今回
私は町ルポ取材のテーマに
「山鉾は何故釘を使わずに出来上がるのか」
をおきました。

法隆寺もそうだけど昔の木造建築や木造物は、木と木が組合わさり隙間なく柔軟な構造になっています

とくに
今回の取材は、職人さん目当てでしたー
お年寄りでも矍鑠とした棟梁は、かっこいいし、昔のお父さんみたいで
大変魅力的です。

まして普段滅多にお会いする機会はないし
棟梁や職人さんたちを
実際に会い
仕事を拝見させていただく!

それを
たくさんの方々に伝えたい!というのが
わたしのテーマとなりました。

先ずは自力で探ろうと
河原町を東西にいったりきたり
して写真を取りながら走り回っておりましたが、当然素人には???

ここはひとつ作っている方に聞くのが王道と、「建方」の皆さんがつめている場所に飛び込んでいきました。

「すみません、山鉾の事をうかがえる方はいらっしゃったらお話を聞かせていただきたいのですが」

100円の雨ガッパを着て、リュックを背負い、足元が雨でびちゃびちゃの私でしたから、かなり、怪しまれましたが

まずは聞かれました
「どこのどなたですか?」
と。
ガ~ン初っぱなからだめかな

と思いましたが

名刺をお渡しし、
なんとか取り次いで頂ける事になりました。


ならばと早速案内されました。

小さな椅子にこしかけていた、
「長刀鉾」の棟梁のお話を聞くことができるようになったのです。

あぁなにか手土産でも持ってくるべきだった、、、

棟梁の名前は、

廣瀬 隆さん
67才

15才で大工の道に入り
一心に腕をみがかれ、52年にもなるのだそうです。


はなしは山鉾つくり、その組み立て方について
一番お聞きしたいことを、お伺いできました。
とにかく元気でリズムよく話される京都弁がすばらしく
目の力が、まっすぐでキラキラしている。
あっというまの時間でした。

まず、はじめに

4本の太い柱をたてます
この柱のことを『たて』というそうです。

これに対して、横に渡す棒を『ぬき』といい、『ほぞ』という穴をつかって
『ぬき』を通していくそうです。

聞いていますと、ほぞ穴というのが
重要みたいです。
その上に『縄がらみ』という特別な技が施され、

やっと山鉾の土台ができるのだそうです。

柱の組み方は、家を建てるのと同じなので、町家もそうですし、どこにでもある作業なのだそうですが、『縄がらみ』こそ、誰でもができない、特殊技術なのだそうです。

写真の最初を見て下さい。

縄をからませていくと、どこをどうしたらいいか
どんどんやりながらその感触で先が見えてくるのだと、廣瀬棟梁はおっしゃっていました。

わたしは

『気なのかな?

棟梁たちの縄を巻きながらの感触や勘で
どう力を集めていくか
見えてくるのかな?』
と思いました。

そしてお話をうかがっていくうちに

自らの『仕事観』の話にもなりました。
うわぁ、なんて私は幸せなんでしょう。
一番大切な魂の部分を
こんな飛び込みの
見ず知らずの私に

教えようとしてくださっている!

感謝でした!

棟梁は
『仕事は楽しまなきゃあかん』

といわれました。

感激でした。


そんな言葉がご本人の目をみていると
本当に信念にされていて、若者にも伝えてきたのだな!と思いました。
>
長刀鉾の組み立ても解体も、20人くらいの人手でやるそうです。

毎年毎年、このために集まってくる職人さんがいるのだそうです。

みなさん一緒懸命されてました


目的をもち
生き甲斐にして
集まれる仕事

誇りとか凄さより

みなさんの一心不乱な態度とひたむきさに胸をうたれました。

山鉾巡行は

わたしは平和の象徴だとおもいます

いままで

応仁の乱や

信長の本能寺の変

蛤御門の変

など

戦がないかぎり

雨の日も嵐の日も続けられてきたお祭り。

歴史の深さも

さすが京都という感じですが

この巡行は

けして止めてはいけない

とくに戦争では絶対とめてはいけない

そう強く思いました。

代々受け継がれる一族の教えには愛がある 京都上京区 『千本えんま堂』

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本堂の横に狂言の舞台がつくられます
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風鈴が風にゆれてチリチリと鳴っていました
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「風祭り」聞香の企画もあるそうです
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幼い頃

わたしはヒジョ~に、おばあちゃん子でした!

家が商売をしていたので

赤ちゃんの頃から物心つくまでの毎日、

隣り町のおばあちゃんの所に預けられていたそうです。


とても優しいおばあちゃんでした。

しかし

ご飯を残す事に関しては

人が変わったかのように非常に厳しく躾けられた覚えがあります。

『ご飯粒を残すと目が潰れるよ』
と、よく言われたことを覚えています。

これを言われると
もう幼い私には言い返す言葉などなく
「目を潰すまい!」

必死に食べました。

ご飯を残す=目が潰れる


私の一族は
そうやって親から子に順々に

この恐ろしいストーリーを、引き継いで来たのかもしれません

《自分の嗜好だけで生きたら駄目
広く世の中を見なさい。

苦労してお米を作る
お百姓さんの気持ちを理解できる子になりなさい

米粒ひとつぶでも大切にしなさい》

そんな一族の
代々の言い伝え、、、


あまりに怖い呪いじみた言葉

そのお陰で

本当に
ご飯を残さない子になりました
嘘とか本当か

とか

そんな二元論ではなく

こういう考えややりかたは

ある種正しいのでしょう。


呪い

たたり

ばちがあたる


京都市上京区千本通りに
引接寺(いんしょうじ)というお寺があります。
またの名を
『千本えんま堂』といいまして
このお寺のご本尊は、こわ~いお顔をした
閻魔大王様です。

本堂に入りますと、

奥に高さ2.4mにもなる閻魔大王の姿がみえます。
大きな目がギロリとこちらを向いていてかなり、迫力があります

閻魔さまといえば

『嘘をついたら、閻魔さまに舌を抜かれますよ』

これも、子供への戒めのことばで聞いたことがあります。

血の池地獄、火の地獄、水の地獄
餓鬼道、畜生道の話

臨場感あふれる恐怖の世界

裏を返せば
『正直に生きなさい』という意味なのですよね

しかし、今の世の中
大人の方が戒められるべきですね~

嘘を取り繕ってみんなドツボに嵌まっていく

嘘をつく感覚が麻痺していて

気づいたら手遅れ

大の大人が

~これぐらいなら許されるだろう~みたいな甘い考えをしている

失敗とか恥を若いうちにかき

追い詰められた経験が
あるとないとじゃ大違い!


『嘘も方便』
人を幸せにする嘘ならいいかもしれませんが

みな
自分のことばかり守ろうとするから
失敗するのじゃないかしら




嵯峨野に続く『千代の古道』 石碑にきざまれた和歌を読む

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京都太秦の夕方6時半、

遠くにみえる愛宕山に夕日が沈みます



日中に比べて気温も涼しくなりましたので
太秦広隆寺近くの自宅から
嵐山方面に向かってマラソンを試みました。


一日中、物語を書くための資料調べをしていたおかげで気づいたらもう夕方

この時期の青々とした景色を見ないのは
大変もったいないので
日が沈んでから夜になるまでの一時間


小さな探検をすることにしました。


交通量が多い三条通りをさけて横道に
そうやって住宅地の中をはしっていくと

大きなご神木のある公園や学校があり、その隙間をぬうように、小さな田んぼがいくつもありました

青々と伸びてきた稲をみて、
嬉しくなりながら走っていくと


道端に『千代の古道』と書かれた
石碑を見つけました


石碑といいましてもロータリークラブと書いてありましたから、けして古いものではありません
記念碑のような感じです


裏面には和歌が彫られていました。
表面の示す古道はどこかと
その先をたどっていきますと


川縁に土道がはしっていて
かなり遠くまで続いています


その道が古道でした


この『千代の古道』は
広沢の池、大沢の池、大覚寺、清涼寺、嵐山にいたる道と言われていますが、諸説あるそうです


平安時代、都の人たちが、この道を通ってお月見に出かけたという風情ある景色は、いまも面影を残しているように見えます


石碑にあった百人一首の一句に
清少納言がありました。

『夜をこめて 鳥の空音は謀るとも よに逢坂の関は許さじ』


それから、皆さんもご存知の古今集の和歌

『君が代は 千代に八千代にさざれ石の巌となりて 苔のむすまで』がありました。

この歌にある『さざれ石』は、
かつて、千代の古道周辺の山から産出された石だといわれています。


石灰石を含む『さざれ石』は、年をへるごとに成長する長寿の石として、朝廷にもてはやされたそうです


日本の国歌にでてくる、さざれ石の発祥の地が
京都嵯峨野周辺だったなんて…
ますます、奥深い宮廷の歴史を感じます


「千代の古道」の石碑は全部で11ヵ所

和歌を読みながらひとづつ訪ね歩く
小さな旅もいいですね


帰り道には
すっかり夜のとばりが落ちていました。


およそ一時間のマラソンが
思いがけず歴史散策の時間となりました。

職人技をつなぐ☆京都の気概とプライド

創業90年の看板やさん
看板のもんくは先代が考えたのだそうです
『看板は声をなくして客をよぶ』
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遠くまでまっすぐ延びてる土間
西陣織りの会社です
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天井のはりが立派でした

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丸太町通りから
千本通りに入り北に上がっていくと、昔ながらの商店街が大通りに面して続いています

大阪の商店街はというと
食材や食べ物やさんが多いのですが

京都では、小さな専門店
職人さんの店が多くみられます

畳家さん、履き物やさんバイクや自転車の修理やさん、お風呂やさん
電気やさん、豆腐やさん、パン屋さん


郊外では個人商店がショッピングモールに
どんどん吸収されてしまう昨今

ここ京都では職人さんのお店が
50年60年70年と営業し続けています


写真は看板やさんなのですが
店主さんに訪ねると

『うちは、90年やってるよ』
と、サラリとおっしゃいました


思うに、それは一重に
高度な職人技と
その技がわかる人が町にいることですよね


機械化してしまったら
失ってしまう風合いや、肌触り
手づくりの旨味があります



写真を撮らせていただいた
明治10年創業の西陣織りの会社では
未だに昭和30年代の織り機をつかって
いるそうです。

メンテナンスすることを考えたら
大変なことだとおもいます


伝統の技をつなげていく裏に
並々ならぬ努力があるのだなあと
思いました








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