2015年10月

『紀州なれずし・生活に根差した秘伝の味は 癖になる旨さ』

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あせの葉っぱ 
笹みたいな香りがします
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和歌山ラーメンを食べに行くと
必ずどこにでもおいてあるお寿司
それが
なれずし

お腹がすいているとき

これほど頼もしいものはない

また
なんにでもあう
飲み食いしたあとの
最後の〆としても


不思議と

胃袋にすんなりとおさまる

それは

発酵した
身体によい食物としての
技かもしれない

先人たちの智恵を深く感じるこの逸品

和歌山名物『なれずし』




週末ですが

舞台の稽古が終わり

地元の方に
何気なくいただいたお土産

自宅に帰り
開いてびっくり!

かなり大きな

いままで
みたこともない
かくかくした
偉大な
なれずしでした。

くれたおばさまは

あまりにも
あたりまえに

そのへんの紙にぐるぐる巻きにしてわたしに
ぽいっと
渡してくれた


こちらも適当にお礼をいって

すすす、と
帰路についてしまったのですが

しっかり
相手の目をみてお礼をしたら良かった

紙をくるくる
開いた中身は

青、青とした

《あせ》の葉っぱにくるまれた
鯖の

なれずしでした。


その葉っぱをパタンパタンと
ひらくと


きれいな鯖

その上に生の生姜がピタリと張り付いています

《美しい形!》

ご飯は
酢飯ではなく

塩ご飯でした


本を開き
作り方を読んでみると


かなり、手間のかかる製法でございました。

おいしく
皆に喜ばれるからこその

手間



手間がかかるからこそ
信頼のある
うまさとなり何年も語り継がれていく


保存が効くように

1ヶ月間、塩漬けにした鯖を

一昼夜かけて

塩抜きし
塩飯の上にのせる、


それを
あせの葉っぱにくるみ

上から、おし


1週間から10日自然に発酵させる、、


全工程、40日間

本当に手間暇かけてつくられています


和歌山から

京都についたのは

8時すぎでした


お向かいのお店で

お豆腐を買い

土鍋にお湯を沸かして

ワカメを入れてお醤油に鰹節をパラパラ

日本酒を
湯飲みにトクトクとそそぎ

しばし

凝視


たちのぼる湯気

ぐうっとなる胃袋


これぞ
幸せな優雅な時間


食べて
飲み

胃袋が満たされていく頃には

1日の疲労が
消えていき


逆に

むくむくと

仕事に!

生きることに!
力が湧いてきました。


ひとは
強いし

うまいものは
ひとに
生命を吹き込んでくれる




『美容院で、写真みたいにしてくださいと言ってみた☆』

久し振りに

美容院にいってきました

もう、どれくらい行ってなかっただろう

東京に戻るときは

行きつけの

すっごい

美容師さんに

お願いするんですけど


今日は

大宮駅近くにある

1500円で切ってくれる

美容院にいってきました~





最近、少しのばして

髪型を変えてみたいなと

思っていて

いろいろ

人の意見もきいてみてます


髪の量も多いし

どんな風に切ろうかと

考えてるんですけど

ほら、あの人みたいな髪型が
あうんじゃないかって

いわれて


誰かとおもったら


ダイアナ妃でした


なるほど、
今の髪型にちかかったので


写真を持参して

美容院へ


ここのお店にこさせて
いただくのは、3回目です


お店に入ると

なにしろ

号令のように

いらっしゃいませ~
いらっしゃいませ~

って、みんなが

こだまのように

叫びます。


往年の

技術をもった

オバチャン美容師が


腰に7つ道具をつけて


さっそうとしていています



シャンプーはどうなさいますか~

シャンプーはいいです


今日は、どんな感じで?


といわれ、


用意していた


ダイアナ妃の写真をみせて


これにしてください


といいました~


正直


ダイアナ妃ですよ


少しは躊躇しました


アホやと思われるかもしれません


しかし


オバチャン美容師はひとこと


ああ、これね~ 





全く動じていませんでした


驚かなかった


きっと、もっとスゴいひとが


来るんじゃないかな


まげをゆってくれ


とか、、

ないか、、


とにかく


モコモコに伸びた髪を


チョキチョキ切ってもらい


ブロロロっ~と


ドライヤーでセットしてもらい



うん、いい感じに


仕上げていただきましたよ


今度はどんな写真を持っていくか


もう、決めてますよ~




















































『果樹王国☆和歌山に行こう。自然の恵みに感謝する』

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和歌山に来ると  

いつもお世話になっている

お家の前に


みかん畑があります


つい、1ヶ月前まで

青々としていた

実が

秋になり

急に

とうとう、

黄色く、色好きはじめました。


待っていたんです


みかんの季節の始まりですよー


これから、半年あまり

和歌山では

様々な種類のみかんが

味わえます。


去年の舞台の時期も

たくさん

食べさせてもらったなあ

みかん



ぶどう

美味しくて、安いんです


産直ですから

生産者直売のみかんですからね


一袋(15個くらい入ってる)


100円のものもあります。


見てくれが悪くても


味は間違いないのです。



『果樹王国』と呼ばれる和歌山

他にどんな果物が育つのでしょう

調べてみました。

以下




旬:スモモ 6月~8月中旬
  ブドウ 7月中旬~9月
  メロン 7月~8月
  キウイフルーツ 
      12月~4月上旬
  ビワ  5月中旬~6月
  ブルーベリー 
      6月中旬~7月中旬

和歌山県は、温暖な気候のもと、うめ、もも、かき、みかん等をはじめ様々な種類のフルーツが栽培されており、全国でトップクラスです。



梅といえば、紀州南紅梅です

柿は、皇室に献上されるものもあると
聞いています



自然の恵みをいただけば

加工する智恵が生まれる


くしくも


今回の舞台のテーマでもある


縄文のくらしが


時間を超えても


いま、ここにあるのが


和歌山です。


本当の豊かさとは何か

私たちは

真剣に考えなければ

いけないところに

来ていると

思う

こんにちであります














































































和歌山県 海南市☆舞台公演『なくさとべ』

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11月1日に和歌山海南で公演される

舞台「なくさとべ」

の稽古が

演出家のもと

あつく、あつく

続いています。


みな、必死です


総出演者、8名のなかには

ロックミュージシャン

もと、幼稚園の園長先生

福祉職員

郵便局員

役者さん


通常ならば

同じ舞台を踏むことのない

人たちが

同じ目標に向かい、走っています


自分の内側にある

自我をそぎおとし

向き合わなければ

お客様に、感動を届けることは

できません

苦しんで

苦しんで


生まれる


爆発力と、表現力。


みな、叫びながら


声をからせながら


体いっぱい

気持ちいっぱいやってます


その姿は、眩しいくらいに


「生きてる」


ことそのものだと思う


叱咤し

叱咤され

苦しみ

生み出していくものが


本当の力になる。





高みの見物人にだけはなりたくない。

いつも創造する

人でありたいと思う




二部「なくさとべ」

和歌山県海南市 下津交流センター
ふれあいホール

会場14:00 開演14:30

一部には、「なくさとべ」
ゆかりの地を歩く
万葉ウォークがあります。






























































11月1日に和歌山海南で公演される

舞台「なくさとべ」

の稽古が

演出家のもと

あつく、あつく

続いています。


みな、必死です


総出演者、8名のなかには

ロックミュージシャン

もと、幼稚園の園長先生

福祉職員

郵便局員

役者さん


通常ならば

同じ舞台を踏むことのない

人たちが

同じ目標に向かい、走っています


自分の内側にある

自我をそぎおとし

向き合わなければ

お客様に、感動を届けることは

できません

苦しんで

苦しんで


生まれる


爆発力と、表現力。


みな、叫びながら


声をからせながら


体いっぱい

気持ちいっぱいやってます


その姿は、眩しいくらいに


「生きてる」


ことそのものだと思う


叱咤し

叱咤され

苦しみ

生み出していくものが


本当の力になる


高みの見物人にだけはなりたくない。

いつも創造する

人でありたいと思う






















































































「創業93年☆『天狗堂海野製パン所』」

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西大路三条駅ちかく

三条御前に

『天狗堂海野製パン所 』

という

名前のぱん屋さんがあります

天狗堂、、という名前が

大変、気になり

たちよってみました。


創業93年になる

お店の店主は

三代目なのだそうです。

なぜ、天狗堂なのですか?

の質問に

店主さまは、

「僕は三代目だからしらないんですよ」

と、答えてくださいました

巷では、ここのお店は大変有名で、ネットで調べたら情報がたくさん出てきます

しかし

このお店は

あたりまえのように

この場所にたち
地域にねざし

当たり前のようにお客が入って
ニコニコしながらでてくる店でした。


たぶんこの懐かしい存在感と
店主の優しい空気が

流行や巨大マーケットに真似できない

気品を漂わさせているからだと思いました。


「うちはね、93年変わらないレシピを使ってるんです」

そう
楽しそうに話される顔は

大好きな仕事をしながら
お客様に愛されているという

気負いのない態度


もちろん
都心や車の便のよい所には
有名巨大店もあり

また

路地にいたる隅々まで

ベーカリーは存在するから

自ずと勝負することにはなる


しかし

この店の味と歴史には

ちょっとやそっとでは

覆せない貫禄があるのが
頼もしい


流石京都!

こうでなくっちゃ


毎日
買いに来てくれる

お客様の顔を覚えていく先に
日々の積み重ねがあり

その味の信用こそが

未来への唯一の希望かもしれない

そんな

大切な

店のありかたを
教えていただいた
感じでございました。


ショウウィンドウの中にある

こんがりきつね色に

焼き上がったパン。

チョコのコロネ
やきそばパン

アンパン


わたくしはクリームパンを
かいました!

口にいれて無性にかじりつきたくなる色と艶だったから(笑)


レモンを使った白いカスタードクリームは

食べたことのない味で感動でした!

また、食べたくなる味。


あと百年たっても

このクリームパンを

このお店で買いたい

そう思うと
わくわくします。



わたしは150才をすぎている、、、、

伝承されていく技術と

あたたかい気持ち

ひとは

ひとにされたこと

感動したことをを

引き継いでいく


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