2016年05月

銀幕スター交遊録🌟俳優・工藤堅太郎氏著作『役者ひとすじ』『続・役者ひとすじ』


image


私が幼い頃
テレビを見ていて、たいへん好きだった役者さんがいます。

ケンちゃんシリーズや

“あばれはっちゃく”のお父さん役の

工藤堅太郎(くどうけんたろう)さんです。

江戸っ子で
すこしべらんめぇ調の
一本木なお父さん。

こまった人には誰にたいしても面倒見がよく
我が子が悪いことをしたら拳骨でたたく

それでいて、おせっかいな涙もろい

昔ながらのお父さん。

目に焼き付いています。

その大好きな俳優さんをある方から紹介していただきました!


京都、新丸太町通りを嵐山方面へ進み、メガネ屋さんを左に入った住宅地の中にたたずむ

Bar《ラウンジモア》

そこに、俳優・工藤堅太郎さんと奥さまの留巳さんが営むお店があります。

工藤さんは私にとり、ヒーローの様な役者さんでして、こうしてお話できるなんて夢のようです。

なんという光栄!
 
お店は、落ち着いた照明と、お香の香りがほのかに漂うカウンターがおしゃれなお店。

お酒をいただきながら、ご自身の人生の歴史と、映画のすばらしさを聞かせていただきました。

むちゃくちゃな上で感動があり、酒飲み、酔っぱらいの上で人格者で器が大きいのが昭和の名優だと思います。


大胆で繊細

豪放磊落


工藤さんは、俳優座からテレビの世界へ入られた経緯を話される中で

大陸的な考え方、世界をつくる主人公の話をされました。

馬にのって大平原を走りながら鉄砲をうつ

混沌とした政治

醜い戦争

のなかで

ひとりの人間として
日本を愛し

良い国をつくるにはどうしたら良いのか

ということを

真剣に考えてきた役者さんの深みを感じました。
 
また、ご自身との女優さんやタニマチとの熱い話を面白おかしく説明してくださいました。


堅太郎さんが著作された『役者ひとすじ』
風詠社発行 星雲社発売
には、そんな歴史が刻まれています。

お店ではサインをしていただき一冊プレゼントして頂きました。


読むと感じますが

なまなましい人間くささがページをめくるごとに漂ってきます。


わたしは、引っ込み思案でなんにでも遠慮しがちに生きてしまうほうなのですが


やはり、いきいきとやりたいことに挑戦していく生き方はお手本になるし


人間をもっとみたくなるし


愛したくなるものです。


人間の才能や欲望の一線を超えた

芸能界という特別な世界で生き続けている
工藤さん。


人情の深さが、身に染みました。


目力


存在感


俳優さんといるといつも巨大なパワーを感じます


そのかたのいる場所が
すでにパワースポット


さて写真でもおわかりの通り、70歳を超えてもなお艶々なお肌でおられるの工藤さん


男の色気を失わないからじゃないかと、そう思わずにはいられません。


工藤堅太郎氏著作の『役者ひとすじ』
第2段『続・役者ひとすじ』も5月末に発刊されます。


みなさま、是非ご一読くださいませ。
Amazonで購入できます。


なお、《ラウンジモア》は
京都市右京区嵯峨広沢南下馬野町10-3
075-864-1507

営業時間は午後8時~午前1時


でございます。


お店の扉を開けると素敵なお二人が
にっこり向かえてくださいます。


『大衆酒場に登場した100円ハイボールはお客様の味方🌟🌟🌟』


image


最近、酒場で頼むようになったお酒

《ハイボール》

みなさまご存じの通り、ウィスキーをソーダで割ったものなんですが、

100円で出しているお店がちらほら
出てきましたね。


節約して飲みたい時には誠に嬉しいメニューでして、


レモンをキュッと絞ってもらうと、100円とは思えない美味しい、イッパシのカクテルになります。


どんな“おつまみ”にでもあうあっさりとした
味がまたいいのですよ。


ところで、


打ち合わせ方々数人で集まり、どこのお店にしようかと吟味する時にチェックするのは、ひとり頭の予算がいくらかかるのかということなんですが、


都会なら特に


それはもう、細かく入り口の看板を
チェックします。


お摘みの価格帯
ビールの単価
飲み放題にするといくらなのか
お通しはあるのか、とか


“おつまみ”は多少高くても、お酒を安く出しているお店もあれば。


安いおつまみ(300円台)で冷え冷えの美味しいビールをそれなりの値段(500円くらい)で出しているお店もあります。


それから、


飲み放題にすると、2時間でどれだけ飲めるかという話になるのですが


これが考えもの


若ければ良いものの、大人になったら急いで量を飲むのは体に良くない、、、


そういう意味で、時間に追われず飲める100円ハイボールの登場は、画期的だと思いました。


なにしろ100円というのは、酔っぱらっていても計算しやすいですからねぇ(笑)



あちこち飲み歩き


最近は、ひとり3000円を超えないで楽しくのめ、仕事の話が出来るようになりました。


《大衆酒場》
おやじ達が、職場の仲間と語らい
学生さんが未来を議論し>海外から日本にきた若者が集い一日の疲れを語らいで癒す

時にコワモテの兄貴たちもいたり
くだをまきに来るひともいるけど

最近喧嘩がすくなくなったように思う

むかしは
トイレでぶつかったとか
睨んだ睨まれたというイザコザがあったけど

ゆずりあいや
軽い会釈が増えてきている

だって酒飲みは友達だもんね
無いお金出し合って
心を癒し合う場所なんだ
そしてお互い職種を越してみんなわかりあおうとしている

一生懸命働いている我々は争わない

争いは
いずれ階級闘争という形であらわれるまで

いましばらく眠っておいで。



居酒屋

そこには、いつも活気があり
明日へ向かう活力があると思う。


個人的には
いろんな苦しみがあっても


支え合い


共に生きようとする文化が庶民にはある。

七海薫子🌟最新プロモーションビデオ 『WONDER FACE 2016☆七海薫子~薫風艶姿 女人的智慧~』


七海薫子さんが、最新版のプロモーションビデオ(予告)を公開されました。

タイトルは

『WONDER FACE 2016☆七海薫子
~薫風艶姿 女人的智慧~』


20代の頃よりアイドルビデオで、高いアクセス数(23万回!)を記録した彼女の最新ビデオクリップです。

撮影は、新緑の5月。
京都の落合、保津峡渓谷にて行われました。


新緑の山と、マイナスイオンあふるる川の流れ

それは
エメラルドグリーンと黄緑の
二色の水が交錯し混ざり合う姿を見せてくれる場所


太陽はすでに遠退いた
夕方4時10十分ているのに
岩場や川からくる光の反射が
彼女を美しく綺麗に浮かび上がらせます


高貴な、まなざしや佇まいは

長年の間、積み重ね
染み付いてきた
独特の風情があります


しなやかな身体
ミニグラマー

動画はこちらから。

http://www.youtube.com/watch?v=ZxVrPjqqhHM&sns=em





七海薫子、DVD『バレンタンH(Honey)くびれて候』

そして

2010年の『クリスマスホワイトビキニ』

も検索あれ!

京都木屋町 立誠シネマ🌟ドキュメンタリー映画「ニッポンの嘘~報道写真家福島菊次郎90才」

image

image

image

image

image


四条河原町駅より木屋町通りに入り
100m程三条方向に歩いていくと

昭和初期に建てられた
古めかしいセピア色の小学校が建っています。


この学校は、1993年に閉校になりましたが
元々日本映画生誕の地として由緒ある場所でございました。
現在では様々なジャンルの映画を上映しております。

また
地元主催のイベント(演劇、音楽、展覧会、フリーマーケット等)を活発に開催している場所でありまして
わたしはこの繁華街の、ど真ん中にある文化施設が大好きでした。

先日3階にある映画館『立誠シネマ』で
強烈なドキュメンタリー映画を観させて頂きました。

『ニッポンの嘘~報道写真家 福島菊次郎90歳』

ポスターには、眼光鋭い菊次郎氏の顔が大きく掲載されており
《90歳》という文字と共に、皺のいっぽんいっぽんから
彼の生き様がびんびんと伝わってきました。

なぜか、

《この顔はすごい!この映画を観なければならない!》

と思いました。



“広島の原爆投下”
この許されざる
残虐で非人道的なアメリカ国家の殺戮行為により

被爆してしまった
お父さんと家族の
のたうちまわる10年間を記録した
菊次郎さんの写真

このとき
悲しみと悔恨を背負い

報道写真界に
デビューした菊次郎さん


その後


三里塚闘争
東大安田講堂闘争
60年、70年安保闘争
原発問題

日本財閥企業の
軍事産業への傾倒事件、

この嘘だらけの国家ぐるみの犯罪のなかに
カメラを向け

攻撃するかのように
撮り続けた菊次郎さん


映画のなかで
カメラを持って取材現場に立つ姿が

わたしには仁王か閻魔大王のように見えました。

嘘をゆるさない
自分の信念を曲げない


デモ隊がのしのしくるなかで

まるで踏み潰されんがために
まんまえにのけぞりカメラを向ける

コンクリートの道路に身を投げ出しシャッターをきる。


よろけながらまた起き上がり
撮る!

警官を威嚇するように、顔の前で撮る!
シャッターをきり続け
たてに横にもちかえて撮る


カシャカシャ、カシャカシャ、、


「これは、僕の仕事だからね。撮らせてもらいますよ」


若い写真家のかたにも
なにかつたえんと


報道カメラマンとして

また

“人”として“正義を貫く現役”で居続けることに感動しました。


こんな毅然とした強さがあったら
写真で、
ペンで、

人を守ることができるかもしれない

もしかしたら
導くこともできるのかもしれない。

そのひとが持つ正義感は
エゴではなく
人の為にあるもの


菊次郎さんの
“技術”や“芸術”は

人の見えないところで光る、刀のようなものだと思った。



『5月5日子供の日🌟俳優榎木孝明氏の朗読/「なまくら」は子供だけじゃなく 大人の心にきく児童文学』

image

image

image


5月5日子供の日。


西新宿にあります《芸能花伝舎》で、毎年行われる子供たちの為の芸能芸術体験がイベントがあります。


榎木孝明さんの朗読会もそのひとつ。


当日は

お天気も良く

青い空に

鯉のぼりが揺れる

気持ちの良い日になりました。

元小学校の校庭には、


お父さんお母さんのみならず
おじいちゃんおばあちゃんと子供たちが沢山来て、連休の一日を楽しんでおられました。


午後2時半、会場になる体育館に到着し、ビデオカメラを設置。


兼ねてから京都でも「なまくら」の朗読会をしようと進めておりまして、今回は記録になる映像をと中野広之監督が撮ってくださることになりました。


さて刻限に

舞台上


榎木孝明さん

そして、二胡奏者の里地帰さん。


小さな子供たちが体育館の入り口で、こっちこっちーとはしゃいでお母さんを呼んでいます。


会場が暗くなり、二胡の音色と共に
まず、宮沢賢治『注文の多い料理店』そして次に吉橋通夫先生の『なまくら』が始まりました。


「八吉は歯をくいしばって足を踏み出した、、」


榎木さんの低い声が会場に響きます。


「なまくら」は


京都を舞台に書かれ、6編の短編で組み立てられた児童文学です。


中野広之監督が10年前にこの本に出会われ、映画化しようと暖めてきました。


一年半前に企画書をつくり、時代劇再生運動を提唱されている榎木さんがいの一番に賛同してくださいました。


だから中野広之監督の
作品つくりがなによりも大事で

みなは
協力者なんです

中野広之監督が
やめたら崩壊してしまうはなし



さて
原作者の吉橋通夫先生と中野監督がお友だちとなり、本を通して榎木さんへと縁がつながる今回のながれ



そんな、一冊は


子供たちを見守り導こうという、大人の為の物語でもあると思います。


体育館の会場では


朗読の後、大人と子供たちから
大きな拍手が起こりました。


榎木さんの朗読が心に染みました。
二胡の音色が、その世界観を広げていました。


イベント関係者のみなさま
本当にお疲れさまでした!!

いい時間となり

みなが感動できたのは

おとなの思いです

いいものを
後世に残したい

いいものとは
なにか


罪悪感をもつということ
わるいことを
小さなうちに
わかるということ

それが

中野広之監督の狙いであり
原作者の気持ちです


YouTubeチャンネル
ギャラリー
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 『出来立ての“くづきり”はお店でしか食べられない味🌟老舗和菓子店「鍵善良房」』
最新記事
アーカイブ
  • ライブドアブログ