2016年06月

タイムスリップな職場《ルネサンス様式・京都府庁舎に明治の息吹》


image


image


image


image


image


image


image


京都をウロウロしていますと

“なにここ?どんな所なの!凄い!” 
と驚きを感じさせてくれる所があります。

京都府庁はまさにそれでありまして、
馬車や洋装された貴婦人が飛び出して来てしまいそうな、そんな佇まいの所でございます。


入り口の豪華な門を警備員室横目に抜けますと


国会議事堂のように聳え立つのが
京都府庁の旧本館(写真①②③)


しかし旧本館にはまるで見えない現役ばりばりの存在感は、“まだまだ若いもんには負けないよぉ”的においをだしています。


それもそのはず明治37年に施工された、ルネサンス様式の建築。平成16年に国の重要文化財に指定されたそうです。


庁舎は、今現在も府の職員の方と共に現役で働いています。


うかがったのは、地域力推進課のお部屋。
活気あるみなさんに驚かされました。


他業種から転職されてこられた方も沢山おられます。


よその行政ではみたこともない、社会人経験ありの技術集団。
受け身ではない能動的な対応に感謝でした。


文化庁が移転してくる京都、そのなかで、この、まちづくりを推進される方々は頼もしい日本の財産のように見えました。


建物の中は、とにかく太い柱
アーチ型の通り道抜け道
西洋のお城にいるようです。


いっけん迷いそうですが、豪華な中庭を中心とした、回廊式な廊下と部屋。


外は暑くても中がひんやりしているのは、中庭に緑が沢山あるからと、分厚いつくりだからだと思います。


それぞれの部屋にある大きな窓には太陽の光が、柔らかく差し込んでいました。


こんな由緒ある建物が、日々働く職場だなんて!かなり、わたし的には羨ましく思いました。


部屋の高い天井と、飾り窓、廊下、階段、手すりなど、もうほとんど全てがそのまま!

映画に撮れそうです。


さて、府庁の話はここまでですが、京都の町を歩くと他にも同じように明治や大正、昭和初期のPRIDEある息吹を感じとれる、建築物を見ることができます。


河原町から本能寺まで移動した所にある、京都市役所(写真④)は、昭和2年~6年に建築された建物。


かなり重厚です。


イノダコーヒーなどおしゃれなカフェが密集する河原町近くの三条通りには、明治39年建築の京都府文化博物館(写真⑤⑥⑦)があります。


ここは映画の上映や展示会、演劇などもできる多用途に対応できる部屋があります。


旧日銀京都支店から現在の用途にうつったそうですが、やはり重要文化財に指定されています。


中野広之監督脚本
榎木孝明さんメインゲストの時代劇映画

“鬼神剣サキ”は、

イギリスの英国美術館でプレミア上映される前は、なんとこちらで試写会が催されたそうでございます。


時代の所々で大きく日本の文化が変容していった時代。


その時建築された建物を大切に保存し、今も京の町に息吹を放たたせている姿は、われわれに日々歴史の重みと文化のすばらしさを伝え、日本人としての“誇り”を感じさせてくれます。

豪商 角倉了以の功績⭐『高瀬川』は京都の物流をになう運河だった。

image

image

image

image

鴨川に沿って流れる《高瀬川》


写真は、その出発点一条の 
「みそそぎ川」付近です。


江戸時代初期、角倉了以・素庵父子によって、京都の中心部と伏見を結び、物流の為に開かれた高瀬川は、大正9年までの約300年間、庶民の為に 働いた運河でした。


現在は、京都側と伏見側に別れて、それぞれ上流側を高瀬川、下流側を東高瀬川、新高瀬川と呼ぶのだそうです。


この豪商、角倉了以という人物。 
恥ずかしながら勉強不足で知らなかったのですが、


先だって、保津川下りの船頭さん豊田知八さんにお会いすることが出来まして、その中で聞いたお話しでは、


江戸時代において、京都の水運を開いた、大変な功労者だったそうです。


桂川上流の丹波と大阪をつなぎ、良質の木材を運んだだけではなく、米、麦、炭も運べるようにした人でもあります。


物流は、地域の発展にとって最重要な事でありますから、内陸にある京都を事実上発展させたのは、角倉了以の手腕のお陰だったと思われます。


昼下がりの、高瀬川はそんな深い歴史を隠して静かに流れていました。


柳の枝が揺れる下で、お母さんと小さな男の子が川にいる生き物を探していました。


木陰に座り、ひと休みしているお年寄り。


側には、遊歩道が四条の先まで続いていて、サイクリングする人や走っている人がいました。


今、私たちは京都から全国に、世界に発信する映画を作ろうとしています。


児童文学「なまくら」の中に高瀬川を舞台にした《チョボイチ》というお話しがあります。


舟を引き、働いた少年達。
賭け事に手を染めて暮らしていた少年達が、人を信じることを諦めないで、額に汗して働く道に戻っていく物語。


京都にある数々の素晴らしいロケーションと歴史を改めて調べ、地域の方々の協力で「なまくら」を撮りたいと思います。


ひとりひとりが、人間としての心を取り戻すこと、平和はそこにあると教えてくれる物語です。


古の日本人の心そのもの。


京都の自然、町並みに今だ息づく『こころ』を大人や子供達に伝えていきたいと思います。

『さくら水産』四条大宮店でお得に食べて呑みましょう!


image

image

image

限定お造りは、900円代で食べられます。
image

image


阪急『大宮』駅から烏丸方面へ徒歩3分

ダイソーの先に

《さくら水産》四条大宮店があります。

こちらのお店はいつも、仕事の打ちあげ方々お世話になるお店でして

美味しい日本酒もあり
産直の新鮮な魚が安く食べられる

ありがたいお店です。

この日に注文したのは、
山盛りキャベツのサラダ
サーモンの中落ち
ご飯セット(生卵・味のり・お味噌汁つき)
生グレープフルーツサワーで、

ひとり930円

なんとご飯セットは、破格の値段190円です!

期間限定で、お得なお造りメニューが登場する時もあります。(写真4枚目)


日本酒は、樽酒がお薦め。
目の前で店員さんが、小さなお皿に乗せたグラスに、溢れる程お酒をついでくれます。樽の香りを味わいながら

小皿ごと口に運び

おっと、と、と

親父のみが、またオツ。


生グレープフルーツサワーを注文したら、半分にカットされたグレープフルーツが、ドカンとテーブルに運ばれてくるので、ゴシゴシと自分で絞り、作りましょう。



焼き魚も、生魚も適度に油がのっていて
美味しく頂けます。


食材は《水産》というだけあって、優れた仕入れルートの賜物ですよね。


企業努力。


財布の中身ををあまり気にせず美味しいお刺身を注文できるのが、《さくら水産》の売りだと思います。


海外からの旅行者にも人気があるお店ですよ。


従業員の方も元気でハキハキしていて、
お店の雰囲気もグッドです。


リピーターが多いのにはそれなりの
理由があるのだと思います。


食材
メニュー
お客様とのコミュニケーション

客単価


色々ありますが、ひとつひとつバランスが良いことが継続の秘訣ではないかな、と思います。


ピースサインを送る店長さんは、兄貴の様な方で、いつも、明るく向かえてくださいます。



皆さまも是非お立ち寄りください!

《さくら水産》四条大宮店
ランチタイム:11:00~14:00
居酒屋タイム:16:00~23:30(L.O 22:45)
TEL075-801-3455













『大阪・新世界 国際交流は、おじちゃんの肩にかかっている』

image

image



通天閣の下にある串カツ屋さんで


笑顔でビールを片手に、陽気にふるまう快男児

カウンターにすわった海外からのカップルに


「オリンピックは大丈夫か?」


と、何故か気合いを入れて問いかけるおじさんがいました。


ふっと、散歩にでもいきそうな、ラフな服装でカウンターに座る金髪カップル
関西は暑いですからね!
日本語で書かれたメニューを、お店の方に説明を聞きながら

一生懸命注文していたカップルは、

急に話しかけてきたおじさんに驚いて一瞬目を丸くしておりました!

どこの国でも酔っぱらった先輩はいるものです

彼らはにっこり笑って「オーケーオーケー」と言ってます。

その笑顔が可愛かったので、おじさんは自信を持ち
立て続けに大阪弁で話しかけます

これがまた言葉は通じなくても気持ちが通じるもので、

微妙な均衡を保ちながら
なごんでいる様子です。


“おじさんの真面目な酔っぱらった目”

これぞ世界共通の
“おやじ”なのではないでしょうか

おじさんはカウンターの店主に
「キリン一本持ってきてー」と叫びます
おじさんは、まあまあと外国人カップルのグラスに並々とビールを注ぎました。

カップルは、あまりにもファニーなおじちゃんに大喜び。


わたくしは、写真を撮ってくれないかと
頼まれ、3人をカメラに納めました。


新世界的国際交流術


瓶ビールがつなぐ世界の輪。


そんな光景をテーブル席で、レモンサワーをのみながら私の息子が見ていました
串カツをパクつきながらにんまりと。


息子は
「この雰囲気が酒と串カツを上手くさせるんだよね、、まじに上手いよ」
と笑いました。
若者にもわかるんですね。大切な空気感

所詮一期一会
されど一生記憶に残る一期一会

この心優しき旅人カップルの一番のご馳走は、

もしかしたら
いまなのかも

この触れ合いなのかもしれません。


もう二度と会わない人と酌み交わすお酒だから、
目を見るし

思いきり笑える


グラスにそそぐビール瓶を持つ手にも心がこもる。


おじさんは、テーブルで呑んでいたわたくし達にも

ビールをつぎにきてくれました。


やっぱり新世界

この街は好きだなあ

お会計をすませ、まだ空が明るい通りに出ると、
頑丈そうな通天閣がすっくと立っていました。

間近から見る通天閣はお城のよう



YouTubeチャンネル
ギャラリー
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 息を呑む静寂⭐︎ 祇園祭『宵宮祭』 
  • 『出来立ての“くづきり”はお店でしか食べられない味🌟老舗和菓子店「鍵善良房」』
最新記事
アーカイブ
  • ライブドアブログ