和歌山の県民文化ホールで行われた
日韓交流朗読劇「沙也可の見た空」の
公演に☆いってきました。
わたしの目当ては当初、岡村康司さん
ロックミュージシャンであり、
東映の中野広之監督と交流の深い岡村康司さんが“歌”で出演されると聞き、
(実はわたくしもいつも舞台を一緒にやらせて頂いている)縁で
往復四時間かけて
応援に行って参りました。
今回の
テーマ
「沙也可」
和歌山のヒーロー
雑賀孫市の息子
孫一郎
の伝説の話を
今回朗読劇でみせるという公演でした。
近年
和歌山と韓国の村が
交流をはじめた
正義のサムライ
SAYAKA
研究者が多々おられ
諸説あるのですが、
あの豊臣秀吉が、朝鮮侵攻の際に
秀吉軍団の軍門にくだった
雑賀衆と頭領が
>秀吉に決死の謀反を起こして
>朝鮮の民を守り
日本に一生帰らなかった
という
歴史上のお話でございます
戦国時代に実在した紀州鉄砲隊《雑賀孫市》の子孫《雑賀孫一郎》が沙也可ではないかという説があり、
それを元に創作された物語が
今回の舞台でした。
3時間に及ぶ公演は
1部の岡村さんの歌に始まり
韓国舞踊も披露され
2部のメイン、朗読劇へと
盛り上がっていきました
会場には在日韓国の方もおられ、席は満席
正に、日韓交流の場になっていました。
朗読劇は、東京に拠点をもち、活躍されている脚本家と四人の役者さんによるものでした。
脚本と演出は、和歌山県出身の
平松豊司氏。
毎年再演されているこの作品をひっさげて、今年は東京から数ヵ所のツアーを組み
今日がなんと千秋楽だったそうです。
物語は、雑賀孫一郎がストーリーテラーとなり、他の三人の役者さんが縦横無尽に登場人物を何役も演じていきます。
朗読劇ですから、動きではなく
台詞と声、息で世界観を作り上げていくのですが、さすがに舞台俳優さん
目の動き、手の動き
立ち上がって走り出さんばかりの
勢いがありました
朗読劇に必要な効果音は、役者さんの後ろで脚本家自らが、様々な道具で音を演出されておられ
手作り感満載の舞台は温かく
舞台の最後に「故郷」をみんなで
合唱して終わりました
写真は、岡村康司さんと
岡村さんの長年のファンであり
「沙也可」の研究者でもある和歌山大学教育学部教授、海津一郎先生です。
日本と韓国、それぞれの
祖国への想いと
平和を願っての物語は
これからも、色々な場所で
発表されていくのでしょう
岡村さん
お誘いいただき
感動です
ありがとうございました!