矢吉役の上田和貴くん(右)トメ役の井上優吏くん(左)
黒谷和紙組合の林理事長さん(右)と、専務理事の山城さん(左)です。
『なまくら』撮影最終日のロケ地は
①落合渓谷と
②嵐山『亀山公園』です
朝6時集合で集まった衣装、小道具係
7時までに持ち物の再確認をして積み込み開始
7時半には第一班、落合に出発
砥石山の発掘現場のシーンを撮影
その間、第二班は会社にて子役二人を待ち
着付けやメイクアップ開始
落合撮影の第一班が撮影終了後、
亀山公園への移動に合わせ、
第二班は、子役をタクシーに乗せて出発
9時半に亀山公園合流しました。
亀山公園での最初の撮影は、
物語のラスト
右京区水尾の砥石山から
綾部の黒谷に1日かけて帰ってきた子役二人のシーンです
主人公の矢吉が、
もう一人の主人公トメと別れるシーンです。
矢吉は、仕事に対して中途半端な自分を
いつも肯定化してきました。
なんやかや辞める理由をつけて
いつも最後には逃げ出してきてしまったのです。
自分より幼いトメは足を怪我して
こうして恥を忍んで故郷の黒谷におんぶして
返される
辞めてしまおうと思っていた厳しい砥石山の仕事に
なぜか、矢吉はトメに
戻っていくことを宣言します。
トメは恥ずかしくて自分の家に入れません
かつてトメの父も砥石山で大怪我をして黒谷に引きずり戻され
傷が元で死にました。
親子二代に渡って怪我をして返された姿を村人に見せたくなかった10才のトメ
矢吉がトメに言います
「お前は、紙漉きをやれ。2度と砥石山に戻ろうと思うなよ。その細い体で頑張ってきたんだ、胸を張って帰れ!」
「俺のお袋に言うといてくれ。矢吉は、左官屋は逃げ出したけど、砥石山で、一人前になるために修行してるってな」
集中力を切らさずに、汗が流れようと
崖道をおんぶしてえんえんよじ登り続けてくれた矢吉役の上田くん
泥だらけになろうと
頑張ってくれたトメ役の井上くん
ありがとう!
砥石山の頭役
東映の役者
細川純一さん
人足役の郷田さん
中村さん
トメのお母さん、妹役
中村さんと娘さん
担ぎこまれて死んでしまうトメのお父さん役
林理事長
矢吉の素敵なお母さん役山城専務理事
ありがとうございました
和田監督
中野監督
杉原カメラマン
しほさん
鷹羽さん
お疲れ様でした!
子役さんの事務所ピカロエンタープライズの富平さん、上田お母さん、井上お母さん暑いなか、そばで見守ってくださり、沢山お手伝いしてくださり、ありがとうございました!
撮影期間中、応援に来てくださった
照明部の川戸さん、川戸さんのお弟子さん、撮影部川崎さん、加藤さんありがとうございました。
水尾「石原砥石工業所」の
おばあちゃんには、大切な砥石掘削の道具を貸して頂きました。
黒谷町の自治会長さん奥様
自治会の皆様、温かく撮影隊を受け入れて頂き、ありがとうございました。
黒谷和紙組合の林理事長山城専務理事には
出演ばかりか
紙漉きの工程を沢山再現して下さいました
今回も、沢山の人の協力と支援により
「なまくら」の撮影が出来ました。
スタッフ一同、心から感謝いたします。
先ずは、事故無く無事に撮影が終えられたことに感謝いたします!