JR 嵯峨嵐山駅から徒歩15分
落柿舎~らくししゃ~は、
元禄時代の俳人、向井去来(むかいきょらい)の庵です。
松尾芭蕉の高弟だった去来、芭蕉は3度落柿舎を訪れ、あの「嵯峨日記」をこちらの庵で書いたといいますから
歴史的に大変貴重な場所です。
敷地内は、木々と小さな草花があり
落ち着いた佇まい。
その中に、
茅葺き屋根の家が2棟ありました。
《縁側から見える奥の間》
《次庵》
《次庵》
入り口近くの家に入り
土間からおくどさん(炊事場)を見ると
薄明かり中に、竃や、井戸跡がありました。酒徳利や、木の柄杓、蝋燭たて
想像がかきたてられ
昔の暮らしの匂いがしてきます。
庭先には、いくつもの歌碑があり
訪れる人を俳句の世界に誘ってくれます
《芝蘭子の句》
"落柿舎"
その名前は、庭にある柿の木40本から、一夜にして柿が殆ど落ちた
という逸話が、由来です。
時代劇の撮影地としても有名で
歴史観光スポットとしても貴重な
何回もたずねたくなる場所でした。
本物は違います。
柱一本
部屋ひとつ
味わいがあり
何時間でもそこにいたくなります。
ここで
映画をとりたいです!