北野天満宮から石畳が続く花街上七軒
室町時代、北野天満宮再建の時に残った木材を使って、七軒のお茶屋を建てたのが名前の由来です。
赤い丸が5つある提灯のデザインは
秀吉が開いた大茶会に献上された団子が
大変評判だった事から発しています。
夕方になると、町屋の軒先の
提灯に、柔らかい灯りがともります。
最近は、お茶屋さんがリノベーションされて割烹のお店になったり、小さな飲み屋さんになっているんですよ
私は社会人の息子に、この情緒を味あわせたくて
小料理屋さんにミニミニ招待しました。
歌舞練場近くには 美味しい新鮮なお魚が食べれる定食屋さんもあり
あまり財布の中身を気にせず楽しめるお店があるのが
上七軒のいいところです。
メインストリートから
少しだけ離れた場所に
天井の高い町家風長屋
(昔は西陣織物の工場だったのでしょうか?)
の“ポーヨネン”さんはありました。
フィンランドのコーヒーと食べ物やケーキを頂けるお店
偶然、通りかかったこの日
謎な雰囲気醸し出して
入るの怖かったのですが
思い切って、訪ねてみました。
(町屋は、中の様子がわかりづらく、入る時ドキドキしてしまいます)
畳半分ぐらいの、小さな引き戸を開けると
中は 奥に長く
天井は異常に高く、、
お店の方が、『いらっしゃいませ〜』と
気さくに声をかけてくれるまで
呆然としてしまいました。
「なんか、ホッとできそうー」
私は嬉しくなってしまいました。
店は土間を改造したカウンターがスラリとあり
2人がけのテーブルが3つほど
少し奥の暖かい席に腰掛け
かわいいメニューを開きます。
全部フィンランドの食べ物なんだー
嬉しい
フィンランドのコーヒー300円と書いてある!
確かフィンランドでは、アメリカなみに
コーヒーの消費量が多くて
国民に愛されている
お値段は300円
店内にある フィンランドにある様々なカップを選んで注文
美味しい
めちゃめちゃ美味しい
良心的な価格に感動して、
ケーキも頂こうと
お手製のケーキを注文しました。
フィンランドといえば
ムーミン
サウナ
最近、よくフィンランドのドキュメンタリーみるなー
行きたかった国だけに
この出会いは とてもワクワクする出会いでした!
町屋造りの店内は、天上が高く、よく見ると天窓
また高い所に滑車がありました。
《魚、、レプリカですが》
西陣織の仕事場だったのかもしれません、と店長
入り口にフィンランド製の服
カウンターにはフィンランドの雑貨やお菓子
お店の方曰く
全て、フィンランドの友人か
送ってもらっているそうです。
ケーキの上のジャム
美味しい果物を調理した味は
甘酸っぱく私の大好きな味
アンズジャムによくにていて
感動しました!
『どのコーヒーカップにされますか?』
カフェで、コーヒーカップを選ぶのも
フィンランド式!らしいです
楽しくなるし、次、また来たくなりますよねー
程なく運ばれてきたのは
『ユフラ・モッカ』というブランドのコーヒーです。
苦味が殆どなく、サッパリした飲みやすい味でした。
フィンランドの国民は、1日に何杯もコーヒーを飲まれるそうで、
こうした浅煎りの豆が人気なのですね。
お店の方が、帰りがけに教えてくれたのが
世界一まずいお菓子と言われている
“サルミアッキチョコ”
科学の実験室で作られたというウワサ
フィンランド人は、少し酸っぱくて、ゾクッとするのがたまらないとか
お土産だけでなく
店内でも食べられるとの事なので
次回は、是非試してみたいですねー
まずは、息子に食べてもらおう
上七軒にあるカフェ
“ポーヨネン”
住所は、
京都府京都市上京区真盛町726−24
出ございます。