みなさんは、『ずぼんぼ』なる
江戸時代の玩具をご存知でしょうか
わたしは、先日
時代劇の小道具として
その存在を知りました。
和紙でできた四角いボディー
可愛い虎の顔
四つ足の先端には、なんと
シジミ
の貝殻が付いています!
わたしは、愛嬌のあるその姿に
一目惚れしてしまいました。
『ずぼんぼ』とは
獅子舞を踊らせる時の掛け声だったそうです。
江戸時代、獅子舞が紙の玩具になって
『ずぼんぼ』と、名付けられたのが
始まり。浅草が発祥の地です。
遊び方が、また楽しいのです。
『すぼんぼ』を部屋の隅に立たせて
ひたすら団扇で仰ぎます。
すると、お腹の部分に空気が入って
虎が空中に舞い上がるんですね
まるで、踊っている様に
どんなに高く舞い上がっても
足にシジミという錘がついているから
必ず足から着地する。
実に上手く考えられています。
折り紙、コマ回し
塗り絵や、カルタ
素朴な玩具は
いつの時代も子供達に人気ですし
思い出に刻まれるものです。
『ずぼんぼ』
形はとってもシンプルなので
子供達と、是非作ってみたいです。
なんと、型紙は市販されています!