2023年05月

『源義経について強く感じたこと』

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       《義経堂》


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義経は戦の天才だから人気者だったわけではなく愛を求め父を求め兄に必要とされたがっていた。

しかしあまりにも沢山の命を戦で奪ってきた。

その人生の終わりかたは

兄の命により追討


戦の貢献で重職に付いたのではなく自害


そんな人を鞍馬山は、平和の使者として、蘇らせ 祀っている。


矛盾も、カオスも全て受け入れる事ができるのも


また、人間


平和は、

誰か争い好きな者があらわれると、壊されていく

追随するものも現れるが

反対するものも現れる。


しかし


どちらかのパワーが勝るほうが

主流になる。


戦争したい風潮が主流になった時


鞍馬山は、そのエネルギーを

立ち止まらせ  引き返させる

宇宙があるのではないか


そういう仕掛けをダレカが

敷いたのではないか


と、思いました。


勿論  私も、戦争反対派


改めて、ウクライナやロシア


アフリカでの紛争に対して


何が出来るのか


考えさせられました。



『鞍馬山⭐️源義経ゆかりの地は世界平和を願う祈りの山⑤鞍馬山は人間の良心が集まるところ』

鞍馬寺の本殿から奥之院へ、そして

貴船川までの山道は、義経と天狗の伝説が生まれた場所、そして鞍馬山の自然を

存分に楽しめるルートです。


この辺りは「極相林」と呼ばれ、大昔からの原生林が人の手を加えず、何百年とかけて変化を繰り返し、地形にあった生態系を作ってきました。


背の高い樹木が、山を影でおおいつつも、枝葉の間からさす太陽の光が地面にとどき、風がよく通り抜けます。


山道を登っていくと珍しい風景が

目に飛び込んで来ました。


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木の根が飛び出して

地面をはっています!


硬い地質の為、根が土の中に入れず

地表にはっている珍しい光景。

『木の根道』と呼ばれています。


山奥に進むにつれ、神秘さが増し


義経と天狗の伝説が生まれた地とあって、今でも、高い木の間でふたりが武芸の修行をしているかの様な雰囲気が漂っている。


『木の根道』のそばに

義経が鞍馬山での修行の後

奥州平泉に下る前に名残を惜しみ

背を比べたという

『義経公背比べ石』がありました。


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父の仇討ちを果たそうと、修行の山を降りた義経の心境に思いを巡らせ

さらに山道を進むと


杉の大木が並ぶ『大杉権現社』にでました。その傍らに、『義経堂』がひっそりとあります。


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奥州衣川の合戦で自害した義経の魂は

鞍馬山に戻されここに祀られている。


歴史と共に、壮絶な人生を生きた

義経が、幼い頃に過ごした鞍馬山に

帰れたと思うと、何故かホッとした気持ちになりました。


さて、鞍馬山トレッキングの

執着地点は

『奥の院魔王殿』です


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護法魔王尊が650年前に金星から

舞い降りた!とされるところ


魔王、、、金星!


妄想が激しいわたしは

天狗は宇宙からの使いだったのだろうか

等と想像を広げて、楽しんでおりました。


仁王門から約1時間半の道のりは

義経伝説を追いかけ、平和への想いをつのらせた心の旅になりました。


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山を下ると

そこには清流貴船川


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川沿いに咲く花が綺麗です。

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そして


貴船口から


叡山電鉄に乗って再び出町柳駅へ


ごとごとと揺れる電車の振動は

平和のありがたさを感じさせるものでした。

『鞍馬山⭐️源義経ゆかりの地は世界平和を願う祈りの山④  何故だろう、いつしか優しい気持ちになれるのは。 本当の愛のメッセージに溢れるから鞍馬寺は凄い』

森林の中をゆっくり散策していると眼にする史跡や社から歴史の鼓動を感じます。

“川上地蔵堂”
牛若丸(義経)が修行の時に参拝したと言われるお堂です。

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高い木々に囲まれた社
幼い牛若丸が修行した日々を
想像すると、いじらしく感じるのは私だけだろうか。

道の反対側に目を移すと
昭和15年に建てられた
源義経供養塔が目に入ります。

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奥州で亡くなった義経の魂が、時を超えて修行した鞍馬山で弔われる

義経の伝説は、京都の人に愛されているんですね。

そして

澄んだ空気の中を進んで行くと、鞍馬寺の本尊“尊天”を表すオブジェがありました。

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全てを潤す大海原と、大地の力、曇りなき真智を表現したその姿に、背筋が凛と伸びるよう


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中門を通る頃には
わたしの息と、山の空気が
馴染んできて

足取りが軽くなってきました。

山歩きの楽しさを感じる瞬間です。

さて、いよいよ

鞍馬寺本殿金堂につきました!

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770年に創建されたといわれる鞍馬寺。
先ず目に入るのは、比叡山を見渡せるその景観

空が近い!

本殿の前にある金剛床では
訪れた人たちが、空に向かって
祈っていました。

そこは、宇宙と一体になれるといわれる有名なパワースポット

わたしは、静かに祈らせて頂きました。

本殿の中は、灯りを抑え
厳かな雰囲気です。

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手にした紙に書かれていた

『あなたも私も、花も鳥も、みな生かされているこの世界』

という一文が心に染みました。

みな平等な命だから互いに助け合って
生きていこう

人間が本来持っている
良心を目覚めさせるのが
平和への道なのかもしれません

本堂から、貴船川に降りる山道には珍しい地形がありましたよ

つづく

『春の恵み⭐️ノビルのソーメン』


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本日は、30度を超える気温になると

朝のニュース番組から聞こえてきます。


春から一気に夏!

ではないですが

寒暖の差が激しいですね。

この春
北嵯峨を散策して収穫した“ノビル”を
そうめんにしました!

おそらく、誰も味わったことがない
スペシャルメニューです。

鼻に抜ける辛さがクセになる“ノビル”

葉の一部は、茹でてアクを取ります。
柔らかい部分を刻んでどっさり盛る。

生卵を割り入れたら、クリーミーになって完璧!

来年もまた食べたいです🌱


見たことのない風景!! 威容の大巨木群 鞍馬山義経伝説パート③  

鞍馬口駅まで戻り
いよいよ鞍馬寺へ

青い空まで続く
石段の先に仁王門が見えてきました

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  《毘沙門天の使い 神獣 虎》

鞍馬寺の本尊は“尊天”
“尊天”は、毘沙門天、千手観音菩薩、護法魔王尊が三位一体となった姿なのだそうです。

多くの人が鞍馬寺で世界平和を祈るのは

人も、花も、鳥も、全ての生命が
宇宙生命(尊天)であり、遠い昔から
受け継がれてきた大切な命である

という、宗派を超えた教えがあるからです。

壮大な教えに、身も心も
洗われるよう。

今では、国を超えて人々が訪れる鞍馬寺、祈りよ世界へ届け!

そう思わずにはいられません

山門をくぐり
入り口で愛山費500円をおさめ
石段を登っていくと

思わず笑顔になるような
可愛らしいお地蔵様がいました。

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森林に包まれた参道は清々しい空気に
包まれています。

本殿まで1時間あまり、九十九折(つづらおり)参道と呼ばれる山道を一歩一歩進む

参道は、ロープウェイで登ることもできるのでお年寄りの方にも安心です。

わたしは、入り口で
木製の棒を貸して頂きましたー

5分程登ると

神社の鳥居ごしに
巨大な杉の木が!

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それは“由岐神社”の御神木でした。

あまりの大きさに圧倒され
ポカンと口が開いてしまった
わたしの顔

樹齢800年の大杉は御神木で
53mもの高さがあります。

高札を読ませて頂くと
“由岐神社”はもともと京都御所にあったと記されていました。乱世の世の平安を願いこの地に移されたと。

一歩一歩山道をあるく毎に

大きな優しさに包まれていくかのような
安心感。初めての感覚でした。

大杉のてっぺんは青い空
太陽が輝いています。

つづく
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