


今日はいいお天気でしたね
あまりにも空が綺麗だったので
早起きして
朝8時頃、嵐山の川の辺りで
のんびりサンドイッチ食べていました。
すると、歩いてきた
ひとりのおじいちゃんが
「何処に住んでるの?」
と、話しかけてきました。
毎朝、梅津から嵐山まで散歩に来て
帰りはバスに乗って帰るそうです。
隣りのベンチに腰掛けたので
話相手を探してるのかな?
可愛らしいおじいちゃんだなと思って
話しを聞いていると
自分は京丹後の生まれで
家は機織りをやっていたと
20歳で京都の街中に丁稚奉公に出て
やがて着物の小売で一番番頭を任される様になり、その仕事で
東京に10年住んだと言ってました。
京丹後の織物と言えば
“丹後ちりめん”ですよね
東京では、軽井沢に着物を届けたり、
とにかくお金持ちの上客が多かったそうです。
当時の美智子妃殿下に着物をかけたこともあると、嬉しそうに話していました。
2人の娘さんは東京で生まれ
3女は京都で生まれ
其々結婚して、子どもが生まれ
孫が9人ひ孫もいると
五山の送り火の日は
家族全員が集まるそうです。
人の柔らかな人生を見る様で
いい話でした。心が和みました。
そのおじいちゃん
双眼鏡を持っていて
よく見えますか?
って言ったら
覗かせてくれました
桂川にいる鳥がよく見えました。